2015年11月28日土曜日

CB1100のエンジンカバー類のサビ

先ほどCB1100のワックスがけをしていたのですが、エンジンのカバー部分にかなりのサビを発見しました。

Rクランクケースカバー

シリンダーヘッドカバー左端

Lクランクケースカバー
シリンダーヘッドカバーは特にショックが大きかったです。
少なくともこの部分のサビは最後に洗車するまでなかったと記憶しておりますが、今年はそれほど洗車をしなかったので発見が遅れた可能性もあります。
どの部分もアルミで、自分は残念ながらアルミのサビ取りを所有していないので購入しなければいけません。
しかしヘッドカバー…新しい物を購入するか一度外して結晶塗装でもしてやりたい気分です。

やはり洗車はマメに行わないとダメだという事が、今回の件でよーくわかりました。

2015年11月26日木曜日

2015年、シーズンを振り返って

道北スーパー林道の記事はもう少し時間がかかりそうです…
記憶が残っている間に仕上げてしまいたいのですけどねー。

さてさて、北海道はとうとう都市部でも雪となり札幌は62年ぶりの大雪となっているようです。
気温の低下も著しく、25日から26日にかけて相当冷えこみました。
自分のところでも氷点下7℃近くまで低下したらしくロードヒーティングが凍結する始末。
1月にはよく見る光景なのですが11月でこれはないと思いました。

バイクの方は洗車をしてバッテリーを外して冬眠状態になっております。
カブだけはこの先スパイクタイヤに交換して冬場に乗ることがあるかもしれませんが、今年は灯油が安かったので大量備蓄を行い真冬の夜中にカブで買いに行くことはないかもしれません。
原油価格が40ドルを切るなど予想もしていなかったのですが、灯油価格はそこまで下落しませんでしたね。
需要期でなければさらに下がったのかもしれませんが、ともかく1リットル100円を超えていた時期から考えると非常に安くてヒャッハーな状態であることにかわりはありません。
部屋の中で着膨れた豚のような格好をしなくてもいいのは素晴らしいと思います。
無駄使いはしてませんけどね。


今シーズンを振り返ってみて…
今年はとてもよく走ったようです!

なんと総走行距離が12001キロもありました。
内訳はCB1100が6837キロ、TW225が5164キロとなっております。
この数字は北海道在住のライダーからするとかなり走っている数字で、どうやったらそんな数字が出せるのかと訊かれるくらいだったりします。
休日と空いた時間と気分が良い時は全てバイクを走らせるとこのような数字になると解説しますが、1万2千キロ走っても全然足りないですね、まったく足りない。
毎年の事ですが満足するには2万キロを超えるような感じじゃないとダメなんじゃないかと思っています。
また、基本的に林道走行をすると時間に対して距離が伸びないので、もしもシーズン中全てオンロード走行をすると走行距離はさらに伸びるでしょう。

ともかくまだ走り足りないということです。

距離がここまで伸びた要因は、泊ツーの成功と仕事終了後の赤井川ツーリングの数が多かったためです。
6月のえりも岬ツー、帰りの走行はそれは熱いものでした(読み返すまで忘れてた)。
8月の終わり、道北スーパー林道…まだ書いてない(笑)

振り返ると思い出せるのはいつだって暑い夏だけで、記憶も暑かっただけになってしまいます。
そして思い出せる風景は赤井川だけ、と。
赤井川にいけない季節には銭函のセブンに行くようになりましたが、やはり赤井川が一番ですね。
仕事が終わって急いで帰宅して準備をして、農道を走って高速道路の工事の進捗具合を見て冷水峠へ。

でもその冷水峠が復旧したのは今年だったこと

初めてユーザー車検を受けたこと

友人がGSX-R750をIYH買いしたこと

赤井川でシマウマに追われたこと

いくつかの林道を発見したこと

因縁のある道を走破したこと

えりも岬はいつも晴れていたこと

TWのタイヤがワンシーズンで終わったこと

ようやくCB1100のリアサスのセッティングが終わったこと

などなど、思い出していけるネタが多い一方忘れ去っている話もたくさんあるでしょう。

そういう細かい話もブログに書ければよいのかもしれませんが、ツイッターの便利さはやはり魅力的。
しかし後で見返す時にツイッターはまるで向いていないということもわかり、なんとも難しいと思いました。

2015年11月14日土曜日

2015年シーズンラストランその3

11月12日と13日は連休でした。
天気予報では両日ともに晴れの予定だったのですが、12日は夜に降っていた雨の影響が起床した9時ころまで残っており路面はウェット。
また左肩が尋常じゃないくらい痛く、疲労の溜まりきった身体はともかく睡眠を欲し何度も寝ては起きるという怠惰そのものな1日を過ごす事になりました。

しかし今は本来であればシーズンオフ。
シーズン中は雨でも降らないかぎり休日の予定は全てツーリングで埋め尽くされており、何年か前には5月から9月まですべての休日に雨が降らず、ひたすらにバイクに乗り続けたところとうとう身体の方が悲鳴を上げて強制休養を取ったことがあったほどでした。
なのでかように怠惰な休日を過ごそうともまったく問題ではない、はずなのです。

そう、ツーリングの予定を立てていなければ…

だがその怠惰な1日で体調は完全に元通り。
翌11月13日の金曜日、絶好の晴れ。
前日に雨はなかったが最低気温は0℃を記録したとのことで、路面凍結の心配から出発は10時ころ。
予定は真狩温泉に入浴するという単純なもの。
ルートは当初の予定ではひたすらR5を走りニセコでr66に入り温泉に到着。
帰りは元来たルートをそのまま帰るという選択でしたが、最終的に羊蹄山麓を1周して倶知安からR393を走り赤井川経由で帰ってくる周遊ルートと化しました(全ルートはツイッターで公開)。

出発前に心配だった仁木町大江から始まる稲穂峠の路面凍結はなく、気温もどんどん上昇して10℃を超えるような走りやすい状況でした。
しかしもう11月のしかも平日、この間のツーリングでもそうでしたが走っているバイクは自分くらい。
見かけることもないだろうと思っていましたが倶知安峠でフルカウルのツアラーモデルと思われるバイクとすれ違いました。
普段はまったく挨拶をする事などないのですが、この時はお互い絶妙のタイミングで挨拶を交わしました。

まったくこのクソ寒い中よく走るな(笑)

多分お互いそう思って挨拶を交わしたと思います。
相手はミラーシールドのフルフェイス、自分はクリアシールドですがサングラス着用のフルフェイス。
表情はわかりませんが仕草がそういう感じでした。
嬉しい気持ちもありますが呆れてる感じもある、
馬鹿なことを一緒にやって楽しんでいる、まあそんな感じの気分だった、、、ような気がします。
悪い意味は一つもありません。

そうそう、それともう一つ。
倶知安までの途中、前を走るセダンの車に道を譲られました。
普段であれば追い抜いて引き剥がすという選択でどちらも問題なく済むのですが、追い抜いても速く走る気がない場合に道を譲られた場合はどうすればいいのかと思案しました。
今回は路面凍結とR5のネズミ捕りの都合から追い抜きを拒否したのですが、もっとうまい方法はなかったものかと思った次第です。

そんな事を考えながらセイコマで昼食をとり再び走り出しました。
やはりそれなりに寒いのでトイレ休憩が多いです。
羊蹄山を左に見ながら走っている最中よい撮影ポイントがあったので一枚。

R5、羊蹄山北西側
すでに薄っすらと雪化粧の羊蹄山。
この間のツーリングではまだ山頂のみの冠雪だったのですが、昨日の雨は羊蹄山では雪だったのかもしれません。
今日は空気が澄んでいて山麓のどこでも羊蹄山をよく見ることができました。

ニセコビュープラザの交差点を右折してr66に入り、温泉のほぼ真北にある村道を走り到着しました。
周辺で工事をしておりr230経由で訪れると少し回り道をしなければならなかったのでこれはラッキーでした。

真狩温泉。
驚かされたのはその景色。
駐車場から景色がじつに、じつによかった。

真狩温泉駐車場より
北側と違い南側は雪化粧がありません。
北側の倶知安はいつも風が強いですが、南側の真狩はじつに穏やかです。
温泉もこの景色が楽しめます。
内湯はガラスが曇っているのでまあそこそこなのですが、露天はこの写真のままの羊蹄山を見ながら湯に浸かっていられるという極楽仕様。
刻々と雲が形を変えて流れていく様を眺めながら時間を忘れて湯に浸かる。
浴場も洗い場もいつもいく浜益温泉よりやや狭いですが、この絶景を見られるのであればまるで問題ありません。
客数は平日の昼過ぎであれば割りと入っている方でしょうが、最大で自分を含めて4人で皆様長湯せずに出ていきました。
自分は湯に浸かりながら羊蹄山を見過ぎた挙句、サウナを堪能しすぎて血圧が上昇。
心臓がバクバクしてきたため脱衣場のベンチでひっくり返ってみました。
いやー、ここの露天の景色は危険すぎますね(笑)
サウナも4畳ほどのスペースで狭く、恐らくほとんどの人は特筆に値しないと言うのでしょうが、むき出しのパイプがなんとも言えない味を出していて自分はすごく好きでした。
ただ温度がややぬるい。
90℃よりも低く上段でも汗が出始めるまで時間がかかりました。
泉質は普通…効能もよくあるもので塩化物泉だったような気がします。
その他の設備も市町村で運営(もしくは委託)している他の施設と変わりはない、自分好みの温泉でした。
ちなみにここは源泉100%ですが湯温が33℃ほどなので加熱していたと思います。
ともかく景色!それが全て!見とれてのぼせるレベルの極上の景色!
もうワンチャンスあれば今度はカブで行きたい、それほどの温泉でございました。


して…
長湯の結果温泉を後にしたのが思いの外遅くなりましたが、稲穂峠で凍結がないのであればR393で帰っても問題無いだろうと判断。
それにどちらにしろこの時間であれば日が落ちる時間帯に峠を越える事になり、そうであれば周遊してしまえとなったわけです。
この結果前回のツーリングで走らなかった羊蹄山麓東側のr97を走り、京極から北側のr478を走って倶知安からR393赤井川経由で戻ってきました。

R393の頂上のトンネル、赤井川側の出口の路肩には小さな雪の塊がありました。
路面も終日晴れていたにも関わらず濡れている箇所があり、いよいよバイクで走行する事は困難な季節になったようです。
どうしても走れる状況にあると乗ってしまうわけで、危険もあるので10月ですっぱりと任意保険は切るべきだろうと思った次第です。

無事に帰宅はしましたが、温泉で上がったすべての体温をすっかり奪われての帰宅となりました。
しかし良い走り、よい温泉だったラストラン?
もしかしたらまだ続くのかもしれません。

2015年11月11日水曜日

ライダーに100の質問

樹生さんのところで読んでみて面白そうでしたので自分も回答してみました。
確か似たような質問をどこかで回答していたのですが、さすがに思い出せるはずもなく…
ツイッターメインでやっていますのでブログの読者の方々には自己紹介も兼ねることになるかと。



Q1 あなたのお名前とお住まいを教えてください。
   緒崎松蔵(おざきまつくら)と申します。しょうぞうではございません。
   誰も気づきませんが“おさきまっくら”をもじったものです。
   冬は試されるよりも試練というほうが妥当な北海道西部在住です。

Q2 誕生日とか教えてくれます?
   そいつはできない相談ですね

Q3 できれば身長も教えてくれるとうれしいです。
   170センチ、あまり身長で不自由したことはありませんね

Q4 ご職業は?
   社畜です
   どうしてだろう…涙が止まらない…

Q5 所有している免許は?
   原付、中免、大型、自動車は普通車です

Q6 バイク歴はどのくらいですか?
   18年(2015年11月時点)

Q7 バイクに乗ったきっかけとかあったら教えてください。
   中学生の時にすでにバイクに乗る決意をしていたが理由は未だに不明

Q8 免許取得する時に苦労とかエピソードとかありました?
   大型免許を所得する前日に親と大げんかしたことですかね。
   免許のこととは全く関係のない理由でしたが。

Q9 初めてのバイクはどんなバイクでした?
   ホンダのドリーム50です。売ったことを今でも後悔しています。

Q10 現在乗ってらっしゃるバイクは?(メーカーとバイク名)。
   ホンダのCB1100とヤマハのTW225、それとホンダのリトルカブ

Q11 もしカスタムとかしていたら教えてください。
   どれもこれもリアキャリアに箱が付いているという共通のカスタムをしてますよ!
   基本的にツーリング向きのカスタムが多いですね

Q12 今乗っているバイクのここが好き!
   CB1100に関しては一目惚れでした
   TW225は未舗装路からロングツーリングまでこなせるところでしょうか

Q13 逆にここが嫌い~というところは?
   現行車は改善されているし自分のCB1100もカスタムパーツを付けましたが
   まったく合っていないシルバーのサイドカバーです。

Q14 あなたは新車派?中古派
   新車です。中古車はひどい目にあってますので。

Q15 過去に何台乗っていました?できれば車種も。
   ドリーム50
   ドラッグスター400
   TW200
   RZ250R
   ZZR1100
   TW225
   CB1100

Q16 ちょっと気になるバイクとかあります?
   ニューモデルは全て試し乗りしたいと思うほどですが、WR250Xですかね。

Q17 愛用のヘルメットメーカーは?
   SHOEI。
   アライのヘルメットはシールドをベースに付けれずにベースを3つほど破壊したので諦めました。

Q18 ヘルメットのシールドはクリア?スモーク?それともミラー?
   クリアでサングラス。メガネは必ずサングラスと普通のを所持しています。

Q19 グローブはどちらのものをお使いでしょうか?
   JRP。自分の用途ではこちらの製品がクシタニよりも合ってました。

Q20 お気に入りのウェアメーカー教えて頂けないでしょうか?
   ラフ&ロード製品を多く使ってますがお勧めというわけではないです

Q21 お勧めのブーツ(シューズ)ってあります?
   寅壱の安全長マジック。これのお陰で怪我をせずに済みました。

Q22 どこのカッパを使っています?
   ラフ&ロードのコンパクトレインスーツ。
   まあまあです。

Q23 毎月読んでいる雑誌とか教えてください。
   隔月発行なので毎月じゃないですがモトメンテナンスを読んでます

Q24 愛用の工具メーカーは?
   特にないのですがホムセンの工具セットでひどい目にあってからそれなりの工具を使うようになりました

Q25 自分で整備していて失敗したこととかあります?
   あります。ボルトが中折したときは絶望しました。

Q26 メンテナンスはお店任せ?それとも自分でやる?
   相当面倒なものは店に任せますが基本的に自分でやります。目の前でいきなりバイクを壊すような店には任せられるはずがありませんから。

Q27 洗車はどのくらいの割合でします?
   走行に支障の出る部分は乗り終わった後すぐにでも。そうでない部分は時間のある時に。

Q28 もしカスタムするとしたらまずどこから?
   乗っていて困ったことがあった部分から。CB1100だとケツが痛すぎたのでシートからだったかな。

Q29 愛用のオイルメーカーとかあります?
   ありません。ただ自分は激安鉱物油で3万キロ近く問題が出ていないのでそれを使ってます

Q30 お勧めのブレーキパッドは?
   あまり激安なのは問題があるというのを確認してます。最低でも2000円くらいのを使いましょう

Q31 タイヤは何が好きですか?
   CBもTWもサイズが特殊であまり種類がありません。CB1100のフロントに履かせたミシュランのパイロットロード3はじつに素晴らしい性能でした。

Q32 いつもいくバイク用品店は?
   あまりいきませんね。今年できた2りんかんには結構行ったかな?

Q33 お気に入りのスタンドってあります?
   スタンドの回りに溝があるじゃないですか、その溝に蓋があるのがバイクに優しいスタンド
   その溝にタイヤがズッポリはまってひどいめにあったことが一度ありましたので。

Q34 用品店で思わず衝動買いして後で後悔したこととかあります?
   ないですね

Q35 カギを無くして大慌てしたエピソードとかありますか?
   2度。車でインキーした事と、無くしたと思って部屋のジャケットのポケットに入れていた事

Q36 どのくらいの割合で乗っていますか?
   休日晴れていれば確実に。あとは勤務終了後に気が向けば。

Q37 ホームコースは?
   赤井川へ至る道

Q38 初めてのツーリングでどこへ行きましたか?
   忘れてしまいましたが学生の頃TWで北海道は1周しました。

Q39 そのときのエピソードとかあったらどーぞ。
   世の中には頭のおかしい人がいっぱいいるものだと思いました

Q40 今までで一番遠くへいったのはどこですか?
   自宅からだと多分道東の根室にるはず

Q41 ツーリングとかの集合時、あなたは時間より早くくるタイプ?それとも遅刻するタイプ?
   基本的に一人でしか走りませんね

Q42 「あ~、ツーリング行きたい!」と思う瞬間は?
   常時

Q43 あまりにもいい天気なのでおもわず会社や学校を休んじゃったことあります?
   あります

Q44 お勧めのスポットはどこですか?
   道道604号、明治常盤林道

Q45 逆にどうも好きになれない場所とかあります?
   混雑している道の駅

Q46 ツーリングへ行くと必ず食べてしまうものとかあります?
   時間がない時はバターロール、時間がある時はバターロール+、金がある時はカツ丼

Q47 ここの食べ物は美味しい!!!というものを教えてください。
   セイコーマート!!!

Q48 一番思い出に残っているツーリングは?
   10月に帯広にツーリングに行って帰りに猛烈な雨に降られたこと。さらに高速から降りて現在位置をロスト。地図を見ようにも国道が冠水するほどの雨で地図はべっしゃべしゃ。コンビニの前で途方に暮れていると非番の自衛隊員(場所と服装から判断)が親切に道を説明してくれて無事に帰宅出来た。

Q49 逆に一番辛かったツーリングは?
   上記と2008年旭川からの帰宅。これも雨で全身ずぶ濡れになって帰ってきた。

Q50 ツーリングするならこの季節が好き!!
   夏しかありません。夏しかないんです。

Q51 逆に嫌いな季節は?
   冬。自分雪を増悪していますので。

Q52 カッパをきて走り出した瞬間に雨が止んで悔しい思いをしたことがありますか?
   多々あります

Q53 逆に「まだ大丈夫だろう」と思っていたら大雨になったことは?
   多々あります

Q54 ツーリングはしっかり計画してから行くタイプ?それとも目的地のみきめてあとは行き当たりばったり?
   しっかり計画を立てても自分の方向音痴が台無しにするのである程度にしてます。行き当たりばったりももちろんあり。

Q55 ツーリングに行くときに欠かせないものといえば?
   給油の都合から現金、キャッシュカード、クレジットカード、とりあえずどれかあればOK。
   まとめて忘れた時は悲惨でした。

Q56 お気に入りの地図は?
   迷わない地図というのがあれば是非入手したいですね。

Q57 もし道に迷ったらどうしますか?地図を開く?人に聞く?それとも?
   全部、自分の場合ツーリングとは方角との戦いとも言えますので。

Q58 写真はカメラ(一眼レフとか)派?それともデジカメ派?
   フィルムは死んだんだ!!!

Q59 荷物はウェストポーチ派?タンクバック派?それとも?
   それともなパニアケース派、さらにタンクバッグも併用したり。

Q60 結構忘れ物するタイプでしょうか?
   前日から用意しなければ忘れますね。当日の準備は最低限にしてます。

Q61 料金所等ですばやく通過できる技とかあったら教えてください。
   クレジットカードの使用。以外に知らない人がいますが高速道路の料金はクレジットカード払いが可能です。

Q62 あなたは雨男(雨女)でしょうか?
   自分は1ヶ月6回の休みが全て雨の直撃を受け、1年でもっとも降水量の少ない7月に3連休を取得したら、その3日だけ雨という途方も無い記録を打ち立てた伝説の雨男です。
   この他泊ツーの計画を立てると雨により中止が連続8回などがあります。
   雨が続いていてというのならわかるのですが、なぜか自分の休みにピンポイントで降るというのが続くと相当いらっとするものがあります。
   あまりにも頭にきたのでメットに「雨男」のステッカーを貼りました。なんて不吉な野郎だと罵って下さい。

Q63 メットの中で思わず歌っちゃうことってあります?
   恥ずかしながらあります

Q64 走行中に落としてしまったものがあったら教えてください。
   コンテナボックスの蓋。気がついて探しに戻ったら見るも無残なほど粉々になってました

Q65 冷や汗もののトラブルを経験したことあります?
   逆走車です。隣の車線で助かりました。

Q66 走行中、ドキッとした瞬間は?
   止まれの旗を突き出された瞬間ですかね

Q67 思わず緊張する瞬間とは?
   コーナーの途中でヘビがいたとき、滑るんですよヘビ

Q68 走行中、むかついたことがあったら教えてください。
   これは煙草のポイ捨て、物理的方法で解決することもあります

Q69 走行中に思わず寝てしまった経験ってあります?
   あります、危ないのでやばいと思ったら停まるようにしてます

Q70 白バイによく似たバイクを白バイだと勘違いしてドキドキしたことがある。
   ないですね

Q71 初めての転倒はいつでしたか?
   最初の原付で前を横切ったネコが急に戻ってきた時急ブレーキをかけて。
   
Q72 転倒した瞬間、頭によぎったものは?
   何もよぎりませんでした

Q73 怪我とかはしませんでしたか?
   多少擦りむいた程度でバイク屋さんで治療してくれました。ついでにミラーが折れたので注文しました

Q74 転倒してから何か気をつけることとかあります?
   以降前を横切ったネコが急に戻ってもブレーキをかけないようにしてます

Q75 バイクを乗る上でこだわっているものありますか?
   車でもですが自分の後ろに渋滞を作らないよう心がけてます

Q76 バイクに乗る上で必需品なものは?
   健康な体。肩と首と腰に爆弾抱えているので切実に思います。

Q77 思わずふらっと立ち寄る場所とかありますか?
   セイコーマート!!!

Q78 思い出いっぱいのバイクはあります?
   どのバイクも思い出いっぱいですね

Q79 バイクに乗っていてよかったと思うこと。
   乗っていることそのものがよかった。乗っていない時期と比較してそう思いました。

Q80 逆にバイクに乗っていて嫌なこと。
   まあ虫との衝突は避けられないことですかね(笑)

Q81 タンデムってしたことあります?
   あります。病院へ搬送するために…

Q82 もしなにかエピソードとかあったら教えてください。
   時速140キロで地面に投げ出されて…あまり思い出したくないですね

Q83 タンデムするバイクをみていいなーと思ったことがある。
   ないです。荷物は少ないほどいいと思うので。

Q84 バイク乗りの彼女や彼氏が欲しい(または既にいる)と思いますか?
   いてもいいとは思いますが一緒に走るかといえばそうではないですね

Q85 結婚するならバイク乗り?
   バイクに乗り続けられるのであればどちらでも

Q86 バイクに乗っているときに異性に間違われたこととかあります?
   ありません

Q87 自分と同じバイクが視界に入ったら思わず見ちゃうタイプですか?
   見る時もあれば見ない時も

Q88 信号とかで他のバイクと並ぶと必然とシグナルGPをやってしまう自分がいる。
   そういう時間帯であれば

Q89 同じ排気量や自分より下の排気量に抜かれると思わず追っかけてしまうタイプ?
   追いかけることはまずないですね、タバコでもポイ捨てしない限り

Q90 好きなライダーいますか?
   ダニ・ペドロサ

Q91 こんなバイクがあったら絶対に買う!
   まさにCB1100がそれでした

Q92 ぜひ復活して欲しいバイクは?
   オフロード250cc2ストバイク

Q93 絶対にいつかバイクで行きたい場所とかあります?
   北海道中のおもしろ道道

Q94 バイクに乗っている事を周りにいうとなにか言われます?
   言われるので言わなくなりました

Q95 バイクをやめようと考えたことありますか?
   ありました。ですがもう一度バイクに乗って今は幸せです

Q96 あなたがバイクを選ぶ基準とかあったら教えてください。
   こ・れ・だ! という直感。その直感に間違いはないです。

Q97 何歳までバイクに乗っていたいですか?
   いつまでも乗っていたいですね

Q98 あなたのなかのベスト・オブ・バイクは?
   今際の際に決めたいと思います

Q99 ありきたりの質問ですがあなたにとってバイクとは?
   感動

Q100 お疲れ様でした。最後に一言。
   早く冬が終わりますように


Paddock Pass!!様より

2015年11月8日日曜日

2015年シーズンラストランその2

農道からr97へ入りそのまま南下するルートを選ぶ。
洞爺湖に行く場合このルートを選択する人間は少数派だろう。
多くの人はR230に入り留寿都経由で洞爺湖北岸へと到達するだろう。
洞爺湖温泉街に行くのが目的であるならそれでもいい、だが自分のように洞爺湖を周遊するのが目的の場合だと北岸へ入るルートではダメなのである。
洞爺湖を完全に1周するならいいのだが、温泉街を走らずに壮瞥方面へと抜ける、しかしなるべく湖岸を周遊するというわがままな人間は洞爺湖西岸のr578が始まる部分から走り出すのだ。

洞爺湖畔へと降り立ったCB1100
西岸のR230は外輪山を駆け下りるという表現がぴったりだと思う。
スピードを出すわけではない。
むしろじっくりと味わうような速度で走るのが好きだ。
だが遅すぎてもよろしくない。

2時を少しすぎれば斜陽となってしまう。
できればそうなる前に湖畔にたどり着きたく休憩は控えめにしたが、思惑通り1時過ぎに湖畔に降り立つ。
そう、高いところから降りてきたのだ。
その感覚が残っている。

ここからゆっくりと北上して北岸を目指す。
道は狭く大型車はお断り、避難所もあるような道路なので写真撮影に適した箇所は少ない。
そして自分は写真の撮影よりも風景を記憶に残すことのほうを好む。
写真の撮影は単純に記録する以上の意味を持たない。
それらは趣味や仕事で写真を撮っている方々が納得のいくまで行うべきだと思っている。
何年経っても色褪せない記憶がある。
それらは大抵ひどく苦労させられたものであり困難を伴ったものだ。
今であれば笑い話にできるような記憶、充実感、達成感を得られたものはそういった困難を伴ったものだった。
だからというわけではないのだが、誰もが走るような国道ではなく道道を走り、あえて遠回りをして目的地を目指し、この先砂利道の標記があればそのまま突入してしまうのである。

そんなとりとめのない事を考えながら走るのもまた楽しい。
見通しの悪いコーナーでダンプがこないことを祈りつつ良い写真が撮れそうな場所を確認する。
おいおい言ってることとやっていることが違うだろうと思われるが、1枚くらいは記録のために撮影する。
そして撮影するならよいほうがいいというだけだ。
そうして見つかったのが定番の浮見堂となった。

洞爺湖西岸より
浮見堂の奥に見えるのは中島だ。
この時もバイクと浮見堂のことしか見えておらず、写真をアップロードするまで中島があることに気が付かなかった。
こういう理由から自分は写真撮影に向いていないのが伺える。

胆振の空は晴れていて風はほぼ無風。
驚くほど湖面が凪いでいた。

東岸の発電所の近く、紅葉のシーズンであれば落ち葉を舞い上げて走る場所もすっかり葉が落ちてしまっていた。
この場所はお気に入りで本来であればこちらで撮影しようと思っていたが、この状態では撮らないほうがいいだろうと判断。
走り抜けて壮瞥のセイコマへと入る。

あまり入らない壮瞥のセイコマだが、ここにはセイコマ・郵便局・GSが短い距離で集中しており補給を行うには最適だということに今更ながら気がついた。
豊浦を経由しないルートだと壮瞥で休憩も悪くないと思った。

r922を走り昭和新山を見ながら北湯沢方面へと抜ける。
R453の工事はかなり進んでいて来年には蟠渓から北湯沢は長流川の反対側を走ることになりそうな気がした。
大型車がまともに交差できない狭隘な橋部分などの難所が改善されるのはありがたいが、また一つ酷道が消えゆくのは何とも寂しいものだと思う。

さて、ここまできた時点で支笏湖を経由して帰れるだけの時間はなく、中山峠を越えるルートも凍結の危険性から却下された。
となるとR276で倶知安まで戻るというルートになる。
できれば日が落ちる迄に戻りたかった。
何しろ寒い。
胆振はまだ暖かいが後志は寒い。
なのに…それなのに…
便意の強襲により大滝の道の駅のとなりのきのこ王国へ…
数日調子のよろしくなかった腹が限界に達しました。
ややしばらくトイレにて戦ってみると、傾いた陽が見えるでござる。
とりあえずコーヒーを飲みながら途方に暮れてみる。
そしてそのまま走りだす。

R276を喜茂別川に向かって走ってすぐに鈍足車に捕まる。
急いでいる時はいつもこうだ。
そうなればやはりいくしかないのだろう、r695へ。
まるで何かを忘れ去られたような場所、伊達市大滝区清原町。
もう少し前であれば路面いっぱいにバッタがいて、バイクが飛び散ったバッタまみれになりエンジンとラジエーター(オイルクーラー)付近ではバッタ焼きが大量に出来上がるのだがさすがにこの寒さでは死滅したようだ。
薄く霞んだ空気の中を走り抜ける。
ここはそもそも入口を見落としやすく地元の人間か用がある人間以外立ち入らないような場所だ。
当然対向車というか交通量そのものが少ない。
加えて見通しもよく動物の類が飛び出してくるような箇所も少ない。
追禁区間は存在せず路面状況も悪くない。
つまり流して楽しい道路でありR276を走るよりずっと楽しい道路なのである。
入口さえ見逃さなければ…
自分でさえたまに見逃すことがあるほどで、最初から走る気まんまんでなければ入るのはじつに難しい。
それほどの価値のある道路なのかと問われると微妙だが、今日はまあ良いものが見れました。

r695より尻別岳
ここよりもう少し進むと尻別岳と羊蹄山を同時に見ることができるポイントがある。
その風景は今日も見ることができたが撮影はしていない。
その風景を見ながら走るのが楽しいからだ、寒かったが…

行きは羊蹄山の東側を道道で走ったので帰りは国道を走る。
倶知安まではまだ晴れているがこの先は曇っていそうだ。
気温はどんどん低下してジャケットの隙間から冷気が忍び込んでくる。
すっかり暗くなってきた。
R393を通り赤井川に着く頃にはもう真っ暗になっているだろう。
だがそれでもよかった。
今日を走ることが出来てよかった。
最後に走ることが出来ずにシーズンを終えてしまった年の、あのなんともやりきれない思いだけは味わうことはない。
最後を思い残すことなく走ることができるのは、とても幸せなことだと理解した。

2015年11月7日土曜日

2015年シーズンラストランその1

自分のバイクシーズンは毎年4月1日から10月31日までとなっている。
理由は簡単で任意保険をこの期間しかかけないためというのが一つ。
もう一つはシーズン終了後の整備作業があるためだ。

この7年間例外なく10月31日でシーズンを終えていたのだが、今年のシーズンは10月最後の2回の休みがともに雨や強風などによりダメになってしまったのでシーズンを1ヶ月延長することにした。
なお、TWはすでにフロントタイヤが限界に達していてので洗車してバッテリーを外し任意保険も解約した。



11月6日。
10月末の悪天候からようやく開放された北海道。
11月の始まりは高気圧とフェーン現象により5日などは10月中旬なみの陽気となり絶好のバイク日和となったほどだ。
が、しかし
1ヶ月中に雨が3日しか降らないのに、その3日全てが休日だったというほどの雨男が自分だ。
当然休日の6日は前日までの気温は影も形もなく、空は全体的にどんよりとして雨でも降りそうな感じであった。
それでも路面は乾いており雨の予報はない。
例年であればすでに走ることを終わらせている時期であればこれで十分だ。

気温8℃、時刻は10時を少し回ったところで出発した。
ルートは決めていない。洞爺湖を周遊するということ以外は…
だがそれだけで十分だった。
すくなくとも最初の交差点を左に曲がることが確定されて、そのあと数十キロは何も考える必要はないのだから。

新幹線だったか高速道路だったかの工事が目白押しの広域農道フルーツ街道を久々に走り抜けて冷水峠へと駆け上る。
峠道を広く感じると思ったら道の脇のイタドリが全て枯れ果てているからだと気がついた。
あれは確かに邪魔だったがそれさえも懐かしく感じる、あと寒い。

霞んでいる赤井川
雲間から日が差し込んでいるのだが、今日は空気が澄んでいないらしく霞んでしまっている。
夏は湿度が高く霞むことも多いのだが寒いときに霞むのはあまり見た記憶が無い。
木の葉は枯れ落ちて背の高い草も枯れているので見通しが良い。
春に開いていた冷水峠のゲートが開いていた。
整備用の重機の跡があったので伐採作業用の林道か新たに整備している林道なのかもしれない。
できれば来年の春にゲートが開いている時に来たいものだと思い峠をあとにする。

急いでいるわけではないが時間があるわけでもないのが冬のツーリングだろう。
ともかく日が短く落ちると寒い。
今日は落ちてなくとも寒いわけだがこれでも背中に貼るカイロ、胸にはハクキンカイロを忍ばせている。
それでも寒いのは中にキルティングのスーツを着用しなかったためだ。
そこまで寒いわけではないが風とともに冷気が入り込む。
下はレインパンツを履いているので風が入り込む余地が無いのだが、上も邪魔臭がらずに着てくればよかったと後悔した。
前日までの暖かさが判断力を奪ったとか格好のいい屁理屈でも考えてみたが鼻水が止まるわけでもない。

そんな寒いR393を走り抜けて風の強い倶知安のセイコマまでたどり着く。
クソ寒いときこそラーツーという理由は理解できるが自分はカップラーメンが好きではない。
また、ツーリング先で汁物を取るとこぼす、ひっくり返す等の大惨事が発生しかねないので今日も止めておいた。
そして珍しくおにぎりを2つほど食べる。
パンは冷たくコメは暖かかったから、その程度の理由によるものだ。

食べている間に冷めてしまったコーヒーを飲み干してすぐに走り出す。
ニセコパノラマラインはすでに冬期通行止となっているのでルートは羊蹄山東回りしか考えられなくなった。
さらにそうなると走りたい道が1本浮かんでくる。
それはr97とR276に挟まれた町道、走り続けると南羊蹄広域農道へとつながる道だ。
この道を表現できる言葉が見当たらない。
地図上ではなんでもないただの線としか表されておらず、ツーリングマップルにも特別な表記はない。
だがこの道が好きだ。
この道から見る風景が好きだ。
走っていると倶知安からでは雲に隠れて山頂が見えなかった羊蹄山がよく見えるようになった。
雲も強風のためか倶知安から北の方へと流れてゆく。

羊蹄山東側より
今写真を見て気がついたが、電線があまりにも邪魔だ…
素人のスマホ撮影、しかもバイク上で急いでいるとなれば仕方ない。
南側は晴れている、寒いが陽射しは強く少しだけ暖かくなってきた。
冬の訪れが後志よりも遅い胆振は暖かいかもしれない。
若干の期待を込めて低く南中する太陽に向かって再び走りだした。



つづく

2015年10月18日日曜日

10月18日、道道70号を走破

2桁の道道は主要地方道という位置付けで、地域と地域を結ぶわりと整備された道という扱いになる。
都市部においては郊外から都心へとアクセスする道になることもあり、国道よりも交通量が少ない事から地元の人間が好んで走るような事も多い。
もう一度書くが2桁の道道は主要地方道という位置付けで、地域と地域を結ぶわりと整備された道という扱いになる。
だが自分が知る2つの道道は上記の文をあざ笑うが如き、林道と称しても問題がないような酷道である。
ひとつは道道32号、新富から南の道央自動車道と交差するあたりまでの部分。
そしてもうひとつが芦別と美瑛を繋ぐ道道70号の油谷⇔二股間である。
今日は因縁のある道道70号をTWで走破した事と、その因縁について書いていきたいと思います。


まずは因縁についてのお話。
これにつきましてはまず樹生さんに謝らなくてはなりません。
コメントを記入した時は気が付かなかったのですが自分はこの道を知っておりました。
すっかり忘れ去っていたのですが、道道70号の場所を確認している間に思い出しました。
CB1100を購入した初年度、2010年の8月30日。
まだスマートフォンもツーリングマップルすらも持たず、大きなスーパーマップルだけで北海道をツーリングし始めたばかりの頃。
ツーリングマップルと違いスーパーマップルにはダートの情報が記載されておりません
このため富良野方面へ向かおうとしていた自分は国道38号で素直に南下するよりも、道道70号で東進して上富良野から富良野入りしようと目論んだものと思われます。
結果、半泣きになりながら何とか二股ゲートまで走り切った記憶とゲートの写真が残っている次第です。
当時はまだ林道走行の経験もほとんどなく、果てしなく続くダートと砂利道のコーナーに絶望的な恐怖を覚えました。
何しろ買って4ヶ月目の新車、絶対に倒せないというプレッシャーもありました。
暑かった(2010年~2013年は30℃超えしまくりだった)し、怖かったし、若かった。
いったいどこの道を走っていたのかもよく記憶しないままだったのですが、最後に二股ゲートの写真を撮影してい自分を今はいいねしてやりたいと思います。

思い出してからはまるで敵討ちの気分。
峠道が砂利道のとんでもないところだったという記憶。
今の自分とTWなら確実に走りきれるという自信。
あまりにも早い日暮れ。
雨の多い10月の北海道。
そして日曜日の休日が多いシフト。
すぐれない体調。

ネガティブな要素が多かったのですが、道道70号は何年もやり残していたはっきりしないものだったのでわかったのならすぐにでも何とかしたい。
その気持ちが勝ったので晴れのち雨の天気予報、日曜日で混雑する道路、前日B勤であまり休めなかったにも関わらず出発しました。


出発時刻が10時17分。
夏場であればr28からR451で滝川まで向かうのですが、17時にはもう真っ暗という日の短さでは悠長に走るわけにもいかず札幌ICから高速道路に乗って滝川ICまで移動しました。
それにしても日曜のR5や札幌新道の混雑具合は少しうんざりするものがありました。
自分のように普段は平日が休みで交通量の少ない道路を快適に走るライダーからすると、日曜の混雑した道路を走らざるを得ないライダーに同情を禁じ得ないと思ったほどです。
出動しているパンダとシマウマもまた多く、シマウマに関しては雪虫まみれになるから出るのはやめろと言いたいほどでした。

それはともかくとして…
道央道では走行車線から一度も出ることなく80キロ~90キロの速度でひたすら距離を稼ぎました。
道央道は制限が100キロで2車線が延々続くので何の問題もなく走り続けられます。
これが道東道とかだと1車線で後ろで渋滞が始まると居心地が悪くなりますからね。
野幌のPAで休憩したのですがPAにセイコマがあって驚きました。
反対側のPAにもあってセイコマの進出ぶりには驚かされるばかりです。

野幌PAのセイコーマート

こちらは二輪用駐車場に自分のあとに入ってきたバイク。
残念ながら自分にはドゥカティということ以外わかりませんでしたが、非常に綺麗に磨かれているのはわかりました。
ステンのマフラーのサイレンサー部分がピカピカでした。
現行のモデルではないどころか形状からかなり古いのではないか?と感じました。
特にエンジンをよく見るとベベルギアがあり驚きました。
オーナーは付近にいなかったので盗撮してあとにしました。
※後ほど調べたところドゥカティ900SSだと思われます

恐らく900SS
札幌IC~滝川ICを約1時間半ほどで走り抜けR38のローソン赤平幌岡で昼食にしました。
ここのローソン、非常によい位置にあるのか何度も来た記憶があります。
セルフのガソリンスタンドも併設されておりライダーには嬉しい仕様というのも入りやすい原因の一つなのかもしれません。

当然給油もしてR38からr224に入ろうと思ったのですが車の流れが速くこのままでもかまわないと思いそのまま走行。
芦別からr978へと入りました。

道道978号より
樹生さんの事前情報により途中から1車線化、道もやや悪くなるとのことでしたがTWであれば問題なし。
写真の場所は対向車がきた場合にかわす避難所なんですが、落ち葉の下は砂で停車して足をついた時に軽く滑って肝を冷やしました。

道道には2種類あってひとつは景観を楽しめる道道、もうひとつは走りを楽しめる道道があると自分は勝手に決めつけているのですが、r978は前者の道でした。

r978の出口がそのままr70となり過去の記憶の確認をしながら舗装路を走り出しました。

道道70号
過去の記憶ではしばらくは舗装路が続いていて、唐突に砂利道が現れたというふうに記憶していました。
しかしいざ走行してみるとこの先砂利道の看板が少なくとも3箇所ほどあったかと思われます。
砂利道が始まるまでの舗装路は結構走りやすい道路なのでCBでぶっ飛ばしていたであろう過去の自分はきっと気が付かなかったのではないでしょうか。
今であれば大失態の大恥ですが、2010年の自分は最終的に自衛隊に救助されるような無謀なこともしでかしておりましたのでそれに比べればまぁといったところで…

さて、舗装路を今回も軽快に飛ばして未舗装路の開始部分で止まってみました。

オチメンペ川、多分3つ目の橋
野花南側からr70に入ってオチメンペ川の3つ目の橋からダート開始なんじゃないかと思われます。
唐突に始まる印象でしたが実際は反対車線に白い跡が結構残っていたのでこの先にダートがあるということは何となくわかります。
といっても今の自分にはということで、当時の自分にはきっとわからなかったでしょう。

そして当時の自分とCBではもうやだ!Uターンして帰る!という道でも今の自分とTWでは何か叫びながらアクセルを開けまくれる道だということです。

こんな砂利とか

OK砂利道!
あまり見かけなかった道道標識とか

傾いてるぜ!
最初は深砂利ですが車が通るので轍が出来ており平気でアクセルを開けられます。
地図上でもコーナーがきつい部分があるのですがその部分は綺麗に舗装されてました。
これは走りながら思い出したことで2010年当時もコーナーだけは舗装されていたと思います。
禁猟区と可猟区の看板が出てる林道の入口が結構あったのと、これも昔走った時もそうでしたが車通がそれなりにあります。
もっと言いますと砂利道のコーナーで4輪の対向車が突っ込んできます。
上記にありますがツーリングマップルでは砂利道表記になってますがスーパーマップルでは狭い道道という表記にしかなっておりません。
また、スマートフォンで使用できる無料のナビ(グーグルとかヤフー)でも砂利道表記はありません。
上富良野方面から芦別方面へ抜ける道というのはr759からR38へと抜けれる市道みたいな裏道以外だとこのr70しかなく、普通の人間はまさか走ってびっくりとんでもない砂利道だとは思いもしません。
なので走る車も普通のコンパクトカーであり軽でありセダンだったりします。
そしてそういう方々はこういった狭く砂利で見通しの悪い道路の走り方を知りません。

今日自分は見通しの悪いコーナーに突入する前にクラクションを使用しました。
そのうち3つは何事も無く通過しましたが1つは対向車がわりとコーナーを膨らんで走ってきました。
こちらはある程度覚悟があり危険予測もして走っているので対応可能、運転手の顔さえも確認できたほどです。
自分よりもやや年配の男性がかなり焦りながらハンドルを握ってました。
あー、クラクション鳴らしておいてよかったな…と思った次第です。

樹生さん情報にあったウォッシュボードを堪能。
TWのぶっとい後輪のバルーンタイヤが跳ねまくって前に進まないという状況が面白い。
唐突に地面に大穴があいている部分もあり、左側の路肩が一部崩れているところもあったりして2010年当時よりも道が酷くなっているような気がしてならない。

気がつけばそんな楽しい10キロはあっという間に終わってしまった。

二股ゲート
r70とr581を分ける手前の二股ゲート。
このゲートの写真を5年前に撮ってからようやく場所を特定して再び走ることが出来た。

5年前のゲート写真

走り終えた達成感、そんなものよりもこれからどうやって帰るかのほうが重要だった。
予報通り雨は降る。
雨具は上以外装着して出てきた。
富良野から下道オンリーで後志まで。
二股ゲート14時21分、r135で雨となりR337石狩あたりまで降り続ける。
そこから先は乾いており18時を少し回ったあたりで無事に帰宅となった。
晴れている間は20℃を超えるような陽気で、とても雨など降りそうもない感じだった。
よい一日だった、そう言えるツーリングだった。

あと今月2回の休日を同じように言って終わりたい。

2015年10月8日木曜日

10月6日、後志・胆振地方ツーリング

予報通りの好天。
10月の北海道は雨が多い。
こんな晴れた日があと何回あるだろうか?

赤井川・冷水峠より
今年最も多く訪れて停車したであろう冷水峠。
遠く羊蹄山が見える。
夏は湿度が高く霞んで見える事が多い。
秋はその逆ではっきりと見える。

峠を下り赤井川を抜けR393をゆっくりと流す。
好天の時はよくいる白い奴らは今日はいなかった。
倶知安のセイコマで軽く昼食。
いつもは裏パノから入るr604。
今日は道道の入口から入る。

道道604号より
やはりr604は最初から走るほうがよい。
自分にはその方が合っている。
奥に見えるのは岩内の町並みだ。
この景色も夏は霞む。

r604を走り抜け、r66ニセコパノラマラインへと入る。
恐らくニセコパノラマラインは今回で走り納めになるだろう。
高度が上がるごとに低下する気温を感じながらそう思う。
停車中には暑く感じた冬用のインナーを装着したジャケットが頼もしい。

神仙沼の駐車場には平日だというのに多数の車と観光バスが停車していた。
バイクは少ない。自分と途中で追い抜いたカブ110、それとアメリカンタイプが1台だけだ。
休憩を取るつもりでいたが止めた。
トイレだけ済ませてすぐに出発する。
そして注意する事を忘れない。
こういう場所でこういう気分の時はトラブルに見舞われるから。
案の定下りのブラインドコーナーの途中、道路の真ん中でハザードを出して停車している車に出くわす。
故障か? いや、フロントガラスの向こうに人影が見える。
轢いたのだろうかと思ったがそうではない、写真を撮影している。
左に寄せて停車するならまだ理解はできる、かろうじて。
コーナー途中のど真ん中に停車するのはまったく理解できない。
怒鳴りつけたいのをなぜか我慢する。クラクションも。
だが、中指をおっ立てて通り過ぎるのだけは我慢できなかった。
心の中で頑丈なフロントバンパーの車に追突されてしまえ、と念じておくのも忘れない。
そういう事情でパノラマラインの写真はない。
ただ、紅葉はまだ始まっていなかった。

r66を南下してr207へ入り蘭越町昆布、R5を数十メートルだけ走りさらに南下するためr32へ入る。
入ってすぐにある車屋の自販でコーヒーを購入してやや進んで橋の手前の二股の部分で休憩する。

道道32号より
自分はツーリング先でバイクの側を離れるのを好まない。
なので写真を撮る時はいつもバイクに乗ったままなのでバイクが写っているものは少ない。
今日は意図してバイクが写るように撮っている。
写真は難しい。撮るだけなら簡単だ。だが撮りたいと思うものを撮るのは非常に難しい。
そして面白い。
上の写真もそうだ。あとから見てみるとニセコ連峰が写っている。
撮っている時はバイクと道の奥の部分しか見ていなかった。
あの山々の間を走り抜けてきたのかと思うと不思議な気分になる。

r32からr914に入り新富コーナー(左手でサムズ・アップしたような形のコーナー)を堪能。
その先の上泉コーナー群も楽しんでr702へと抜ける。

道道914より

道道702号より 貫気別川
胆振地方は後志地方よりも気候が温暖だ。
春の訪れは速く秋の訪れは遅い。
だが陽が当たらない部分はそうとも言えずr702沿いでは早い紅葉が見られた。

豊浦のセイコーマートにて休憩と、この先のルートをどうするかでしばし悩む。

豊浦町セイコーマート
いつも通りであればここから洞爺湖方面へと向けて走りだしそのまま沿岸を周遊する。
時間がない時は周遊せずに洞爺湖南岸の道道2号を抜けて壮瞥町方面へショートカット。
そしてさらに時間がない時はr97を走って一気に北上、羊蹄山麓の東側を回り倶知安に戻るというルートだ。
北湯沢方面からr695に入りバッタ地獄を堪能したいという思いがあったが、どうしてもというほどではない。
日が傾くと途端に冷え込むこともわかっていたので、ここは最短ルートで帰宅するコースを選択した。

r97の途中、右側に通行止の道路が存在する。
去年の11月、洞爺湖町の伏見橋が半分近く崩落する事故があった。
幸い死者やけが人などはなく、ただ橋が崩れただけの事故だ。
派手に崩落した写真がいくつか掲載されたが自分の目では確認していない。
いつか見るかと思っていたがその願いは叶わない願いとなった。

伏見橋へとつづく道
どうやら解体撤去の方向で工事が進んでいるらしい。
不謹慎であるが一度見ておきたかった。

r97を進んでややしばらく進むと未塗装の朽ちかけた鳥居を発見。
何度も通っている道路にこのようなものがあったかと訝しむ。

道道97号より 鳥居前
恐らく夏場は鬱蒼とした草木によって見落としていたのだろう。
ルートを短くしたので少々時間があるため境内に入ってみることにした。
ああ、どうやらここの社は忘れ去られた社のようだ。
訪れる人はなく御神体もあるのかどうかすらわからない状態。
神社内にはのぼりがありかろうじてここが不動明王を祭っていたらしいことだけはわかった。
それ以上のことは今は特に知る必要もなく、年に1度位は使われることもあるのだろうかと思い後にした。

目の前に羊蹄山を見ながら走り続け、真狩村で右折して今度は左側に見ながら走る。
最初に羊蹄山を見た冷水峠から変わらない、今日は山頂のちょっと下に雲が引っかかっている。
方角で言うと西側だ。
だから東側から見るとその雲が見えない。見えるのは山麓に沈んでいく西日だけだ。

道道97号 羊蹄山麓東側
写真ではとても陽が強いように思えるが、低い西日で暖かさはあまり感じられない。
今日は珍しく山麓でも風が強くなかったがこの時すでにジャケットの隙間から冷気が忍びこむようになっていた。
ついこの間まであんなに長かった陽がもう落ちるというのか?まだ15時を少し回った程度だというのに。
なんという季節の移り変わりの早いことだろうか。夏だと思っていたらすでに秋。まだまだ走り足りないというのにシーズンは終わろうとしている。
そしてどんなに嘆き祈ろうともそれが変わることはない。地殻変動で九州あたりと場所が変わらないでもない限り…

尿意により有名な京極町のふきだし公園に寄る。
最早説明も必要ないほどだろう。混雑していた。
となれば即座に退散だ。
r478を走り倶知安方向へ右折。
左手側に見え続けた羊蹄山へ別れを告げる。

行きに走った時とは比べ物にならないほどの勢いでR393を走り抜ける。
そうだ、ここでいつもスイッチが入る。
トンネルまでを駆け上がり、そしてトンネルを出て駆け下りる。
そうとしか表現できない。どんなに疲れていてもここをいつもそうやって走ってきた。
3日間のツーリングを終えて雨に打たれてヘロヘロの状態で帰ってきた時も、だ。
反対車線のクラウンが急停止してえげつないUターンで追いかけてきた時は急ブレーキを掛けてやったが、それもいい思い出だ。

約17時ころ。
赤井川のセイコマに到着。

赤井川のセイコマより
一見明るそうに見えるがこれは西日が直撃しているからだ。
東側の空は赤い。

赤井川のセイコマより 東側の空
気温は12℃しかなかった。
雪虫も飛んでいる。じつに忌々しい。
ツーリングライダーとして虫に悩まされない季節は4月くらいなものだろう。
それ以外の全てにおいて虫の直撃を免れることなどなく、我が愛機はその灼熱の空冷エンジンにて香ばしく焼き上げる事となる。


日が落ちるまでに帰れそうだな…
そう呟いてみたものの、帰りたい気持ちなど欠片も含まれていない事は気付かないようにして、そっとエンジンを掛けて走りだしたのだった。

2015年10月4日日曜日

道北スーパー林道を目指して(2)

時遊区間永山店に到着したのは深夜1時4分。
そこからチェックインして翌日までの記憶がありません。
ソファータイプであまりよく眠れなかったということだけは覚えていますが…


9月1日
起床時間は覚えておりませんが出発したのは8時20分頃。
朝食はセイコーマートで食べる予定で、旭川で国道を走るのであればすぐに見つかるだろうと何も調べずにR(国道)40号を走りだしたのですが、まさか比布までセイコマがないとは思いませんでした。
距離にして11.3キロ、信号が多くて30分ほどかかって到着して朝食を取りました。
珍しくコメ食
自分はコメがあまり好きではないと言うより、パンが好きなので選択できる場合は基本的にパンを選びます。
この時はあまりにもパンがなかったためコメになったと記憶しております。


さて、じつはここから少しだけ大変な思いをしました。
それは地図上での距離感のなさの罠とでも申しましょうか。それとも土地勘のない場所を走る必然とでも申しましょうか。
旭川から先というのは日帰りツーリングでは基本的に行かない土地ということで勘がまったくありません。
土地勘というより距離感がです。
そのため地名だけ知っていてもそこへどのくらいの時間で到着するのかというのが地図を見ても理解できないのです。
こういう時のためにグーグルマップにはルート検索で距離・時間が出るわけなのですが、旅先だとそういった情報をあえてシャットダウンしてしまうのです。
それも無意識に。
きっと根底に困難に遭遇しないと達成感が得られないからという理由があると思うのですが、そこは理解しないほうが幸せそうなので考察は控えたいと思います。

さて、前置きが長くなりましたが要は距離の問題です。
旭川からというより比布のセイコマから名寄のセイコマまでの距離は約62キロ。
時間にして1時間少々といった感じでしょうか。
たいした距離でも時間でもないと思うでしょう。自分もそう思います。
しかし実際に走ってみるとものすごく長いのです。
走っている最中になぜ自分が3日間の連休を取得して初日に名寄で宿を取ろうとしたのかが理解できました。
ともかく旭川から遠い!
比布から名寄まで一気に走るつもりでしたが途中の風連のセイコマで休憩、ついでに給油をしております。
ここで何かツイッターに書き込んでいてもおかしくないのですが何もありません。
一応記憶はあるのですが結構急いでいたというものしかなく、休憩に何を飲み食べたとかは覚えておりません。

そしてこれから大規模林道に突入するというのに水と食料の補給を行わないまま美深の道道680号から先、美深歌登大規模林道へと突入するのでした。
美深歌登大規模林道r680側入口
時は11時25分。
この時の自分はこの先の空腹と喉の渇きに悩まされることを知らない…

2015年9月24日木曜日

道北スーパー林道を目指して(1)

相当時間が経過してしまいましたが、8月31日から9月2日にかけて2泊2日で道北スーパー林道に行ってきました。
道北スーパー林道、正式名称は美深歌登大規模林道でそこから派生する函岳頂上(標高1129)までの町道加須美峠函岳線を含めて道北スーパー林道と呼称されてます。


スーパー林道と呼ばれる長い林道を走るというのは、オフ車に乗りオフロード走行をする者であれば一度は走ってみたいと思うもの。
自分も今年は特に強くそう思っており7月に3連休を取得して走行する予定でしたが会社の都合により断念。
9月も実は相当にまずかったのですが自分の都合優先により31日の勤務終了後に出発、2泊して帰ってくるというA勤泊ツーの強化版のような泊ツーになりました。

天気予報は予定日に近づくほどに降水確率が上昇。
後志、石狩、空知、上川の4地方、特に重要なのは上川だったのですが直前の予報で林道走行予定の1日は雨の予報はなかったので一安心。
しかしその他は雨の予報が消えなかったため雨具の搭載を余儀なくされました。

ライダー諸兄であれば説明は不要なのですが、雨具というのは存在自体が面倒であり脱着から使用後の処理まで全てが面倒というできれば永久に見たくも使いたくもないという代物です。
高い金を出すのであれば全身を信頼できるメーカーのゴアテックス装備で固めてしまえばよろしいのですが、貧乏社畜の自分にはとうてい不可能となっております。
なお、後述しますがゴアテックス以外の防水透湿素材を使用しているものは基本的に信用できません。

それでは記憶と記録を頼りに書き出してみようと思います。


8月31日
勤務終了後に食事と支度をして出発したのは予定よりも1時間ほど遅い20時となりました。
ツーリングの出発というよりも単純な移動なのでテンションはまったく上がりません。
ともかく今日は旭川の自遊空間永山店まで移動してしまえばよいだけです。
ルートはR(国道)337から当別でR275に入り砂川あたりでR12に入るという札幌圏から下道オンリーで旭川まで行くのであれば定番のルートを使用しました。

特筆すべきことは何もなし!あっと言う間に走って旭川まで到着しました!

単なる移動だけでしたのでそうであればじつに良かったという自分の願望でした。
ともかく雨に悩まされました。
当別の手前あたりから小雨が降り出しそろそろ雨具を着用するべきかと迷っている内に強く降り出してきたのです。
すんでのところで路肩に停車して急いで雨具を装着しました。

※雨具
自分は全てラフアンドロード製品で上下レインスーツはRR5232コンパクトレインスーツ、シューズカバーにRR5826コンパクトブーツカバーロング、グローブは新作のRR8910ラフレイングローブを使用しており、本格的な雨天での使用はグローブを除いて経験済みでした。


その後しばらく走ると雨が止んだので現在の降雨状況を確認して唖然としました。

なぜ…局所的豪雨の直撃を受けねばならないのか…
画像だとずれてますがしっかりと直撃を喰らいました。
それも突然降ったり止んだりの繰り返しで当別を過ぎてしばらくはそんな状態が続きました。
こうなると休憩の問題が発生します。
濡れている状態でメットやグローブを脱着すると中が濡れるので好ましくなく、そもそも脱いだメットをどこに置くのかという問題もあります。
なので自分は雨だと休憩は取らずひたすらに走り続けるというスタイルをとります。
この時も当別で休憩を取ろうと考えてましたが当然スルー。
晴れたらどこかのセイコマで休憩しようと思いつつ走り続けること…約50キロ。
セイコマの砂川東1条店でようやく休憩となりました。
幸い途中から雨は完全に止んで走行風で乾燥モードに入りました。
この時点で乾いていたので雨具は脱ぎました。

それにしても驚いたのはR275のコンビニの少なさです。
途中コンビニがあれば寄ろうと思っていたのですが当別から砂川までとりあえずセイコマはなかったと思います。
他のコンビニは1件あったような気もしたのですが、自分は基本的にセイコマで休憩と決めており、またセイコマはどこにでもあるのでという考えがあったのでスルーしてしまったと思います。
そういえばあまりR275を走っている最中に休憩をとった記憶がありません。
これは一つ勉強になったと思いながらホットコーヒーを飲んでおりました。

この後はR12で飲酒暴走運転で死傷者を出しているにもかかわらず未だにキチガイみたいな走りをしている車を目撃したり、神居古潭のあたりの交差点で大破して事故処理受けている車を眺めたりしながら無事に、自遊空間永山店に到着しました。
旭川に自遊空間は2件ありますが永山店のほうが明日の目的地に近いという理由で選びました。
しかしこちらには読みたかった本がなく少し残念なことになり、挙句間違ってソファスペースを選んでしまい寝るのに苦労しました。
ダーツスペースが近くうるさかったというのもあり、これはやはりまともなビジホにすればよかったかと思いました。
深夜までチェックイン可能なライダーハウスとかあればいいんですがねぇ…


つづく

2015年8月30日日曜日

日曜日のツーリングについて

自分は基本的に平日に休日があり日曜日が休日になることがまずない。
しかし今年は諸事情により日曜日の休日があり、本日はその2回めの休日であり、2回とも雨ではなかったのでツーリングに出たという次第である。

前回の日曜休日は7月12日。
この時は自分のツーリングルートがどれほど混雑しているかを確認しに走った。
結果、道道(rで表記)は平日とそうかわらず国道(R表記)はそこそこ混雑しているという程度。
道路工事等で片側交互通行などの箇所は日曜日で工事が休みなので逆に空いているという感じ。
そして道の駅等の施設は混んでいるというものだった。
なお、走りだしているバイクの台数が平日の20倍はいるんじゃないかと思った。

本日はそれを踏まえて国道メインでのツーリングとしてみた。
なお、前日寝る直前までルートが決まらなかったがフォロワーのケーゴオヂサンのツイートで走り出せたことに感謝いたします。

主な走行ルート
r1朝里峠~定山渓
R230中山峠~喜茂別~留寿都
r285~r97~豊浦
R37~r266~r265黒松内
R5~蘭越~倶知安~仁木~フルーツ街道
※GPSログのスクショはツイッターで公開してます

基本的に道道はやはり空いていて国道は平日よりは混んでいるが渋滞に巻き込まれることはなかった。
いくつかの幸運や経験により回避した渋滞は中山峠と倶知安⇔仁木の稲穂峠。
中山峠は追禁手前で5台ほどの車のグループを抜き去ったが先頭がレンタカーの鈍足車だった。
稲穂峠は頂上付近のトンネル内で反対車線で事故があった。
警察の交通誘導がトンネル内で行われており、事故発生からまだあまり時間が経過していなかったらしく渋滞とまではいかないが本格的な片側交互通行になれば大渋滞していたであろうと予想される。

つまり、相当に速く走るつもりがなければ国道でもそれなりに楽しめるだろうということらしい。
TWではちょっと厳しいがCB1100は60キロ台で走行することがまったく苦にならないバイクだったのも楽しめた理由になるだろう。
TWは5速60キロだとストールしそうになるのであまり楽しめない。

逆に楽しめなかったのは各種商業施設の利用になる。
どこの道の駅も当然のように混雑しておりどこのコンビニも安全な駐車場所を確保するのが難しかった。
混んでいると腹の立つことにも多く遭遇することになる。
立ち寄った道の駅全てでペットを連れ回し糞尿をさせているのは如何なものかと思ったし、子供から目を離す親のあまりの多さに愕然とした。
このほかにもマナーが著しく欠如した行動を多く目のあたりにすることがあった。
正直な話として中国人のマナーの悪さを批判できないレベルであると感じたほどだ
駐車場の片隅から眺めていると本当によく見えるもので、他人を批判できるような存在ではないのでこれ以上書かないが自分に対するよい戒めにはなった。
そういう事情でやはりセイコマの利用が多くなり、結局はセイコマが一番だという結論に達した。
つまり便器の材質は陶器が最適というあれである。

ツーリングを楽しむということには成功したが平日よりも楽しめなかったのは確か。
平日ではない土曜日よりも楽しまないのは確実、という感じだろうか。
温泉施設は書くに及ばすであれば、日曜日専用のツーリングルートというものを作るべきかと思われる。

2015年7月22日水曜日

6月11日~12日 えりも岬ツーリング その7

西は大雨、東は猛暑、では北はどうだったのかと申しますと、じつに蒸し暑くやってられないという具合でございました。
ここ数日北海道らしくないジメッとした暑さが続いておりまして、自分の職場は上司がエアコン嫌いでして暑ければ入れるが除湿のためにはいれないという始末。
暑いのはとことん楽しめるのですが湿度が高いのは大変苦手な自分にはまさに地獄と申しますか…熱中症の初期症状が出るまでに至りました(嘔吐感と頭痛)。
長くなりましたがえりも岬ツーリングレポートはこれで最後になります。



カレーを食べ終えて店を出たのは多分15時を過ぎていたはず。
夏至が近いとはいえ後志に帰る頃には日が暮れている時間になるだろうと予測した。
帰りのルートは…おみやげを渡す相手は夕張の快速旅団さん。
となればr135からR452のハイスピードツーリングルートの走行以外考えられない。

R452(国道452号線)
通称夕張国道と言われる民家・GS・国家権力皆無の交通量激小のハイスピードツーリングルート。
南北に長く、山・川・湖を備える全長約38キロもある道央圏最強の無敵のツーリングルートと言っても過言ではない道路である(国道のくせに)。
いくらカレーを食べて休息したとはいえ、ここまでですでに300キロ近い走行距離、寝不足、便意の強襲などで身体は疲れきっている。

そ れ な の に !

まるで燃え尽きて灰になってもかまわないというほどの走行で一気に駆け抜ける。
自分でも不思議だった。
何をそうまでして全開で走らなければならないのか。
これほどまでに疲れきっているのに何故にさらに疲労しようというのか。

し ら ん が な ω

さすがに途中でへばって2回ほど休憩というかへたりこんだりしました。
林道の入口らしきものを見つけて「時間さえあれば!時間さえ!!」と涙も飲みました。
それでも目の前に走れば楽しい道路があれば楽しむしかなく、いかなる苦痛も楽しむための要素でしかなくなってしまうわけなんです。
まーツーリングライダーなんてこんなもんでしょう(笑)

写真も何もありません。
山も川も湖もぶっ飛ばして走り続け、虫だらけになりながら快速旅団さんに到着。
えりも岬みやげの超微妙な一品をお渡しし、ツイッターのフォローの件でお詫び申し上げてお店をあとにしました。
ちょっと長居できるほどの時間もなく、自分は頑張らないと話すのが苦痛な質の人間ですので。
コミュ障というのではなく会話するのがめんどくさいという…はい、すいません。

そして定番の夕張のセイコマにて休憩。
16時45分 夕張のセイコマ
南方向を撮影しているので太陽はセイコマの陰というか山向こうにあります。
ぼーっとしながらいったいどうやって万字を攻め立ててやろうかと思いを巡らせていたのですが、もうこの時点でそういう考えしかできないほどに疲れきっていたようです。
南下して高速道路で一気に帰るとか、r3で由仁経由、R234から高速道路に乗るとか色々と楽な帰り道があったのですが、下道オンリーでしかも急コーナー連発の道路を走ることしか頭にない、と。

R452を攻めたてた勢いのままに万字も攻め立てる!

岩見沢に到着しr81に入り新篠津村のセイコマで休憩に入るころにはもう完全にグロッキー。
ここでMyTrucksがおかしくなってログを取れない状態になり泣く泣くスマホを再起動。
アプリを終了する前に一応保存ボタンを押したのですが…保存には成功しておりました!
いつもは保存失敗でログをまるまるロストすることが多いのですが、まさに僥倖。

気を取り直して走りだしR337のいくつもの橋を渡りR5へ…


19時42分。
総走行距離781キロで自宅へと戻りました。
じつに、じつによい走りができたツーリングで、自分はこの後の2週間ほど走ることに満足した状態で過ごすことができました。

今はまた走ることに飢えている日々を送っております。

7月ももう終わってしまう。
この夏はいつまでも暑くならず、暑くなったと思えば雨で蒸し、思い描いたツーリングはなかなか難しいものとなっています。
CB1100を購入したのが2010年。
この年から2013年まで北海道ではらしくないほど気温が上がった夏が続き、そのあまりにも暑かった夏は今でも理想として記憶に残り続けているため、どうしてもこの夏はという気分になってしまします。

それでも夏は夏。
残り少ない北海道の夏を心ゆくまで楽しみたいと思います。
願わくば自分の休日に雨が降らないことを祈りつつ。

おわり

2015年7月16日木曜日

6月11日~12日 えりも岬ツーリング その6

今日も涼しい1日になりそうな北海道。
最高気温の表示は18℃となっております…どうなっているでしょうか?


ツーリング2日目

慣れない環境であまり眠れず何度も起きたり寝たりを繰り返しながら朝になりました。
自分以外の宿泊者の皆さんはかなり早くチェックアウトしたようで残っているのは自分だけでした。
自分の他にバイクが1台停まっていたのですがカバーが掛けられており車種はわからず、また自分が出発するときにはもういなくなっておりました。

夜に到着しあたりは真っ暗だったのでわからなかったのですが、宿と温泉の目の前は本当に海が近かったです。
宿の入口付近

宿の入口から見た温泉側の景色

荷物の確認とルートの確認を済ませて9時ころに出発。
じつは今日の走行ルートは狩勝峠を走るということだけが決まっておりそれ以外は何もないというものでした。
しかし1つでも決まっていればそこまでのルートはすぐに作れるわけで、まずは帯広に向かいますかということに。

昨日晩成温泉まで来たルートを戻りR336に出たあとr55を経由して忠類付近から帯広・広尾自動車道(無料区間)に入りました。
この自動車道もずいぶん延伸しました。
手持ちの2011年度のツーリングマップルでは中札内ICまでしかなかったのですがICそこから2つ追加され道路はかなり伸びております。

交通量は少なく信号もないので1時間半程度で芽室帯広ICまであっさりと到着しました。
朝から何も食べずに走り続けていたのでかなりの空きっ腹。
走りながら考えた予定では帯広のソウルフードのインデアンカレーを食べる予定でしたが開店は11時から、現時刻は10時40分。
20分のロスは許せないと判断し付近のセイコマへと予定変更。

セイコマ帯広栄通店で朝食を取りほぼ隣接するGSでTWも燃料補給を済ませ出発。
ここからはR38を何も考えることなく走り続ければよいだけです。

毎度超絶に混んでいる日勝峠と違い交通量の多くない狩勝峠は快適でした。




天候にも恵まれて展望場でしばし景色を楽しみながらここからのルートをどうしようかと考えました。
基本的に狩勝峠を走るとして、この先ずっとR38を走るか、それとも途中からr455に入るか。
時刻を確認すると13時くらい。
ここに来る途中便意の強襲があり公衆便所にて迎え撃ったので少々時間があやしいものの、地図を見ると札幌までの距離が出発地から半分くらい担っていることを確認。

おい!直線距離なら確かにそうだけどここらへんは山しかねえんだぞ!!

などという言葉は今地図と走行したルートを見ている自分にしか言えない言葉であり、ツーリング真っ最中の自分には思いつかない言葉なのであります。
となれば道道を走行する以外にありえなくr455を走ったわけなのですがどうしたことか記憶も記録もありません…
かなやま湖で少し記憶が戻ってきましたが走って楽しい道路だった…はずです。
しかし写真などがまったくない。
止まることを拒否するほど走行を楽しんでいたのか、鈍足車をぶち抜いたので止まることが不可能だったか、急いでいたということはこのツーリング中ではなかったので他に理由があるはずですが思い出すことはできませんでした。
また、地図を見て発見したのですが道東道、JR石勝線と並走する形でr136という道路があるのを確認。
トマムリゾートへと入るための道路なのはわかるのですがこのへんは基本的に山なので走りごたえがありそうだと思われます。
次回の調査ツーの楽しみにしたいかと思われます。
(試しに道道136号でぐぐると林道がでてきたがこれいかに?)

さて、かなやま湖を後にしてR38に戻ってきたわけですが、南下すると日勝峠へ、北上すると富良野方面へと向かえます。
日勝峠は論外であり一応ぼやっとした予定では青い池でもと考えてはいましたが、さすがに時間的に厳しいのでここらへんでルートを再構築していきました。
まずは昼食…
狩勝峠をこえてだんだん暑くなりはじめ、そろそろ腹も減ってきた具合でしたのでそれをなんとかするためのルートにしました。
具体的にはカレー、札幌にも支店のある『ふらのや』のカレーを食べようではないかと思ったわけです。

クソ暑いを連呼しながら到着。
14時15分到着
微妙な時間ながらも結構入っておりました。
さすが平日といえど観光地。
場所は市役所のすぐそばで神社の近くです。

注文はおすすめの(初めて入る店はおすすめ品を頼むことにしている)チキンカレー。
並盛り
並盛りでこれですか…という量でした。
見た目に完全にダマされるタイプの盛り方です。
小食な人はこれで全然十分、味はわりと辛めで辛いのが苦手な人は少し甘めにしてもいいかと。
チキンは簡単にほぐれるので食べるのに苦労はしないでしょう。
札幌にあるハルディのスパイシーチキンカレーと同じくらいの旨さでした。
残念だったのは横の席のスーツのおやじがやたら音をたてて食べる輩だったことですかねぇ…


つづく

2015年7月15日水曜日

6月11日~12日 えりも岬ツーリング その5

今日の北海道は最高気温が20℃?
は? 何の冗談だよと思ったら自分のところは18℃までしか上がらず寒いという状態になっております。
7月にこの気温はさすがに記憶にないですね。
道東の釧路の方が暑いなんてどうかしていると思われます。


晩成温泉と晩成の宿
時間がないので大急ぎで入浴となり大変残念ながら長湯を楽しむことができなかったのですが、全国的にも大変珍しいヨード泉(うがい薬のアレ)は堪能することができました。
自分は半身浴で長湯、サウナは楽しむが水風呂は苦手、上がり湯は盛大にがモットーにしておりますが、晩成温泉ではどれも楽しむことができました。
温泉は通常の浴槽の他に高温とジェットがあり露天はありません
露天風呂で虫と戦うのが嫌なので自分はあまり露天風呂に入らないのでアレなのですが、バルコニーがあるので景色を楽しむことは可能です。
ただし夜は真っ暗なので涼む他に使い道はありません。
ボデーソープやシャンプーなどは備え付けのものがあり自由に使うことが可能。
宿泊者の人にはバスタオルも貸してくれたと思います。
これが結構重要で赤井川温泉などはシャンプー類の備え付けがなく、タオルのたぐいはバイクの限られた積載では結構かさばりますし、乾燥させる場所がないと捨てざるを得ないという事態になるので助かります。


ヨード泉についてもう少し
このポスターは晩成の宿に貼ってありました
画像通りのお湯の色でにおいは薄くしたイソジンのにおいです。
自分は特に問題がありませんでしたが苦手の人であればお勧めはしないかと。
お湯自体はさらっとしていて湯冷めしにくいタイプ。
高温湯でなければわりと長時間入っていても大丈夫だと個人的には感じました。

サウナについて
広さは普通で設備も普通。
温度は90℃。
床と座る場所にタオルが引いてありますがマットがあってそれを使うらしい。
どうにも誰が使ったかわからないマットの使用は気が引ける自分にはちょっとアレなサウナでした。

晩成の宿について
部屋の写真

グーグルマップ上では『大樹町学童農業研修センター』として表示されているところです。
晩成温泉の真向かえにあって宿泊者は浴衣で歩いて行くことが可能です。
和室が8で洋室が1で自分は和室でした。
和室も確か部屋の大きいタイプと小さいタイプがあり、自分は小さいタイプでしたが一人で利用するには広すぎという感じでした。
料金は入浴料込で3000円、朝食は食パンとインスタントコーヒーが無料で食べれるはずですが自分は利用しませんでした。
夕食は晩成の湯の食堂を利用ですが、こちらも利用せず。
すいません、自分はただ泊まるだけの利用者だったのでこのへんは何とも…
ああ、インターネットの接続可能となってますがどうにもうまく繋がりませんでした。
これはちょっと残念、お陰で遅い回線速度でスマホを操作し続けることになりましたね。


入浴後に明日の準備などをしながらセイコマで購入した夜食と酒を平らげ床につきました。
が、潮騒がかなり大きくいつも硬い床に寝ている自分には布団は柔らかすぎて眠りに落ちたのはかなり先になりました。

つづく

2015年7月14日火曜日

6月11日~12日 えりも岬ツーリング その4

すっかり放置プレイを堪能してしまい申し訳ございません。
すでに7月となり北海道はようやく夏らしい気温と晴間が広がる絶好のツーリングシーズンとなっております。
自分も仕事終わりや休日に時間の許す限りバイクに乗り、ツーリングを楽しみ、メンテに明け暮れて気がつけばバイクの乗る以外何もかも後回しにしてしまいましたが、それでいいのでございます。
北海道ですからそれでいいのです!
バイクは雪が降ると乗れないのだから乗れるうちはひたすらに乗り、シーズンが終わってから山積みされた諸々を始末すればよいのです。
毎年そう思っておりますが今年は一層心がけて毎日を過ごしておりますよ。
さて、その結果雨でバイクに乗れない休二輪日がようやく訪れましたので一気に書いていきます。


えりもラーメンを食べ終えおみやげを購入しえりも岬の駐車場で沈みゆく夕日をぼーっと眺めるという贅沢な時間を過ごして心のなかを空にしてから今晩の宿である『晩成の宿』に向けて出発しました。
この時の時刻が17時31分。
目的地までの距離は84.5キロ。
自分のツーリング速度で走り続けるのであれば1時間少々で到着できる距離ですが、途中で夕飯というか夜食というかともかく食べ物を調達しなければならないので市街地(セイコーマート)を経由しなければならない予定がありました。
この時特に調べもせずに走りだしたのですが、えりも岬から東側の地域は基本的に何もありません
黄金道路とトンネルくらいしか存在せず庶野までは本当にそんな感じで、庶野から先は広尾までそんな感じです…
自分がえりも岬に最初に訪れた時は確か帯広から黄金道路を走ってきたのでどうしてもえりも岬まで渋滞はないというイメージがあるのですが走って納得しました、車など通らない。
時間帯的なものとかではなく多分年中こんながらっがらな状態なんだと思います。
理由は色々あるのですがここでは書かず話を先に進めます。

広尾町のセイコマに到着したのは18時50分頃で1時間20分ほどかかっていることになります。
黄金道路はかなり波が高く塩を含んだ飛沫が霧となっていてシールドに付着してかなり大変なことになりました。
バイクも着ているものも全て塩だらけになるという惨事を乗り越え、セイコマで食料と酒を調達してついでにトレイでシールドを洗って出発しました。
洗わなければ見えないってくらい白くなっていたのです。

広尾町でR336は黄金道路からナウマン国道へと名称がかわり、海岸線からやや内陸側を走るルートになります。
日が長い夏至間近の6月中旬ですが、すでに太陽は西の日高山脈の中に沈みなんとも言えない黄昏色の空。
街頭の一つも存在せずランドマークになるようなものは何もない道をやや不安な気持ちで走り続けました。
記録にないのですが多分豊似のGSでこの日最後の給油を行っているか、広尾ですでに給油していたと思います。
北海道の地方のGSは相当早く閉まりますので街が少ない地域では見かけたら給油が基本。

歴舟川の橋を渡ったあたりから本当にまわりに何もなくなり始め、無数の虫を衝突死させながら走り続けていたわけですが…夜のR336は本当にやばいと思いました。
車なら別段と思いますがバイクだと不安にかられて仕方なくなるような何もない感。
実際相当先まで何もないのですが、この焦燥感はひっくりかえせば旅をしているという感じでもありました。

そんな道を暗いTWのヘッドライト(これでもハイワッテージ化している)で走り続け、間違わずにr881に入り晩成の宿へとたどり着きます。
このr881もすごかったですね。
真っ暗な道路を海側に向かって走ることになり途中から大きな波の音がザザーンと聞こえるようになります。
何の音だと思うほどで、到着してもまっくらで海がまったく見えない中でこのザザーンという音はすごく遠くから聞こえる不思議な感じがしました。

到着時刻は20時。
晩成温泉の方で受付を済ませると入浴時間が20時半までと告げられ大慌てで着替えて入浴しました。

つづく

晩成温泉』 『晩成の宿

2015年6月20日土曜日

6月11日~12日 えりも岬ツーリング その3

国道235号、通称サラブレッド街道。
おそらく北海道の海岸線の道路で混雑具合が1、2を争う道路です。
少なくとも自分が走った海岸線でもっとも渋滞していた記憶があるのはこの235号と道南は函館方面の森⇔八雲です。
ともに追禁区間が長く鈍足車をパスできないという理由があり、235号のほうはこれに加えて信号が多いという理由でさらに混雑具合が増している感じがあります。
さらに現在JR日高線が災害で運休しており代行のバスが走っておりましてこれがさらなる渋滞の原因ともなっております。
つまり、えりも岬に西側から行くには渋滞を覚悟しなければならないというわけです。
迂回路はないのか?!
ついそう叫びたくなるほどの低速走行を強いられ発狂しそうになるのですが、迂回路はございません。
少し調べると東静内のあたりから道道に入って日高中央広域農道という道があるのですが、最終的に日高幌別の北約6キロほどの地点でまた国道に戻らなければならないのであまり意味はなさそうです。
広尾町に抜ける天馬街道国道236号に抜けるにはいいのですがえりも岬に行くにはちょっと使いにくそうな道路になるでしょう。

長々と書きましたがひたすら我慢を重ねて走り続けました。
休憩を取るとせっかくぶち抜いた鈍足車をまた処理しなければならなかったのでともかく走り続け…
16時30分頃、道道34号にて撮影しました。


写真でおわかりになると思いますが晴れております。
過去に何度かえりも岬に訪れたことがありますが全て晴れておりました。
よく濃霧が発生し何も見えないという状態になるらしいのですがどうやら自分はえりも限定晴れ男のようです。
そういえば以前に訪れた時もずっと雨の中を走り続けえりも岬だけ晴だったなんてこともありました。

写真の撮影場所から岬まではすぐそこで、到着してまずは定番の写真撮影を行いました。
えりも岬駐車場

レンズが汚いorz

この写真、いつも青空

看板も変わりなし

これ、風の館の階段を降りないとダメなんですね

青春☆こんぶ神社
ここまできたなら無敵食堂でえりもラーメンを食べずにはいられません。
じつは自分は何度か訪れておるにもかかわらず青春☆こんぶ神社を見たことがありませんでした。
今回はしっかり見て帰ろうと思っておりましたので無敵マスターに「スクール水着」と申し出て粗品まで頂戴して撮影してきた次第です。

つづく