2015年11月28日土曜日

CB1100のエンジンカバー類のサビ

先ほどCB1100のワックスがけをしていたのですが、エンジンのカバー部分にかなりのサビを発見しました。

Rクランクケースカバー

シリンダーヘッドカバー左端

Lクランクケースカバー
シリンダーヘッドカバーは特にショックが大きかったです。
少なくともこの部分のサビは最後に洗車するまでなかったと記憶しておりますが、今年はそれほど洗車をしなかったので発見が遅れた可能性もあります。
どの部分もアルミで、自分は残念ながらアルミのサビ取りを所有していないので購入しなければいけません。
しかしヘッドカバー…新しい物を購入するか一度外して結晶塗装でもしてやりたい気分です。

やはり洗車はマメに行わないとダメだという事が、今回の件でよーくわかりました。

2015年11月26日木曜日

2015年、シーズンを振り返って

道北スーパー林道の記事はもう少し時間がかかりそうです…
記憶が残っている間に仕上げてしまいたいのですけどねー。

さてさて、北海道はとうとう都市部でも雪となり札幌は62年ぶりの大雪となっているようです。
気温の低下も著しく、25日から26日にかけて相当冷えこみました。
自分のところでも氷点下7℃近くまで低下したらしくロードヒーティングが凍結する始末。
1月にはよく見る光景なのですが11月でこれはないと思いました。

バイクの方は洗車をしてバッテリーを外して冬眠状態になっております。
カブだけはこの先スパイクタイヤに交換して冬場に乗ることがあるかもしれませんが、今年は灯油が安かったので大量備蓄を行い真冬の夜中にカブで買いに行くことはないかもしれません。
原油価格が40ドルを切るなど予想もしていなかったのですが、灯油価格はそこまで下落しませんでしたね。
需要期でなければさらに下がったのかもしれませんが、ともかく1リットル100円を超えていた時期から考えると非常に安くてヒャッハーな状態であることにかわりはありません。
部屋の中で着膨れた豚のような格好をしなくてもいいのは素晴らしいと思います。
無駄使いはしてませんけどね。


今シーズンを振り返ってみて…
今年はとてもよく走ったようです!

なんと総走行距離が12001キロもありました。
内訳はCB1100が6837キロ、TW225が5164キロとなっております。
この数字は北海道在住のライダーからするとかなり走っている数字で、どうやったらそんな数字が出せるのかと訊かれるくらいだったりします。
休日と空いた時間と気分が良い時は全てバイクを走らせるとこのような数字になると解説しますが、1万2千キロ走っても全然足りないですね、まったく足りない。
毎年の事ですが満足するには2万キロを超えるような感じじゃないとダメなんじゃないかと思っています。
また、基本的に林道走行をすると時間に対して距離が伸びないので、もしもシーズン中全てオンロード走行をすると走行距離はさらに伸びるでしょう。

ともかくまだ走り足りないということです。

距離がここまで伸びた要因は、泊ツーの成功と仕事終了後の赤井川ツーリングの数が多かったためです。
6月のえりも岬ツー、帰りの走行はそれは熱いものでした(読み返すまで忘れてた)。
8月の終わり、道北スーパー林道…まだ書いてない(笑)

振り返ると思い出せるのはいつだって暑い夏だけで、記憶も暑かっただけになってしまいます。
そして思い出せる風景は赤井川だけ、と。
赤井川にいけない季節には銭函のセブンに行くようになりましたが、やはり赤井川が一番ですね。
仕事が終わって急いで帰宅して準備をして、農道を走って高速道路の工事の進捗具合を見て冷水峠へ。

でもその冷水峠が復旧したのは今年だったこと

初めてユーザー車検を受けたこと

友人がGSX-R750をIYH買いしたこと

赤井川でシマウマに追われたこと

いくつかの林道を発見したこと

因縁のある道を走破したこと

えりも岬はいつも晴れていたこと

TWのタイヤがワンシーズンで終わったこと

ようやくCB1100のリアサスのセッティングが終わったこと

などなど、思い出していけるネタが多い一方忘れ去っている話もたくさんあるでしょう。

そういう細かい話もブログに書ければよいのかもしれませんが、ツイッターの便利さはやはり魅力的。
しかし後で見返す時にツイッターはまるで向いていないということもわかり、なんとも難しいと思いました。

2015年11月14日土曜日

2015年シーズンラストランその3

11月12日と13日は連休でした。
天気予報では両日ともに晴れの予定だったのですが、12日は夜に降っていた雨の影響が起床した9時ころまで残っており路面はウェット。
また左肩が尋常じゃないくらい痛く、疲労の溜まりきった身体はともかく睡眠を欲し何度も寝ては起きるという怠惰そのものな1日を過ごす事になりました。

しかし今は本来であればシーズンオフ。
シーズン中は雨でも降らないかぎり休日の予定は全てツーリングで埋め尽くされており、何年か前には5月から9月まですべての休日に雨が降らず、ひたすらにバイクに乗り続けたところとうとう身体の方が悲鳴を上げて強制休養を取ったことがあったほどでした。
なのでかように怠惰な休日を過ごそうともまったく問題ではない、はずなのです。

そう、ツーリングの予定を立てていなければ…

だがその怠惰な1日で体調は完全に元通り。
翌11月13日の金曜日、絶好の晴れ。
前日に雨はなかったが最低気温は0℃を記録したとのことで、路面凍結の心配から出発は10時ころ。
予定は真狩温泉に入浴するという単純なもの。
ルートは当初の予定ではひたすらR5を走りニセコでr66に入り温泉に到着。
帰りは元来たルートをそのまま帰るという選択でしたが、最終的に羊蹄山麓を1周して倶知安からR393を走り赤井川経由で帰ってくる周遊ルートと化しました(全ルートはツイッターで公開)。

出発前に心配だった仁木町大江から始まる稲穂峠の路面凍結はなく、気温もどんどん上昇して10℃を超えるような走りやすい状況でした。
しかしもう11月のしかも平日、この間のツーリングでもそうでしたが走っているバイクは自分くらい。
見かけることもないだろうと思っていましたが倶知安峠でフルカウルのツアラーモデルと思われるバイクとすれ違いました。
普段はまったく挨拶をする事などないのですが、この時はお互い絶妙のタイミングで挨拶を交わしました。

まったくこのクソ寒い中よく走るな(笑)

多分お互いそう思って挨拶を交わしたと思います。
相手はミラーシールドのフルフェイス、自分はクリアシールドですがサングラス着用のフルフェイス。
表情はわかりませんが仕草がそういう感じでした。
嬉しい気持ちもありますが呆れてる感じもある、
馬鹿なことを一緒にやって楽しんでいる、まあそんな感じの気分だった、、、ような気がします。
悪い意味は一つもありません。

そうそう、それともう一つ。
倶知安までの途中、前を走るセダンの車に道を譲られました。
普段であれば追い抜いて引き剥がすという選択でどちらも問題なく済むのですが、追い抜いても速く走る気がない場合に道を譲られた場合はどうすればいいのかと思案しました。
今回は路面凍結とR5のネズミ捕りの都合から追い抜きを拒否したのですが、もっとうまい方法はなかったものかと思った次第です。

そんな事を考えながらセイコマで昼食をとり再び走り出しました。
やはりそれなりに寒いのでトイレ休憩が多いです。
羊蹄山を左に見ながら走っている最中よい撮影ポイントがあったので一枚。

R5、羊蹄山北西側
すでに薄っすらと雪化粧の羊蹄山。
この間のツーリングではまだ山頂のみの冠雪だったのですが、昨日の雨は羊蹄山では雪だったのかもしれません。
今日は空気が澄んでいて山麓のどこでも羊蹄山をよく見ることができました。

ニセコビュープラザの交差点を右折してr66に入り、温泉のほぼ真北にある村道を走り到着しました。
周辺で工事をしておりr230経由で訪れると少し回り道をしなければならなかったのでこれはラッキーでした。

真狩温泉。
驚かされたのはその景色。
駐車場から景色がじつに、じつによかった。

真狩温泉駐車場より
北側と違い南側は雪化粧がありません。
北側の倶知安はいつも風が強いですが、南側の真狩はじつに穏やかです。
温泉もこの景色が楽しめます。
内湯はガラスが曇っているのでまあそこそこなのですが、露天はこの写真のままの羊蹄山を見ながら湯に浸かっていられるという極楽仕様。
刻々と雲が形を変えて流れていく様を眺めながら時間を忘れて湯に浸かる。
浴場も洗い場もいつもいく浜益温泉よりやや狭いですが、この絶景を見られるのであればまるで問題ありません。
客数は平日の昼過ぎであれば割りと入っている方でしょうが、最大で自分を含めて4人で皆様長湯せずに出ていきました。
自分は湯に浸かりながら羊蹄山を見過ぎた挙句、サウナを堪能しすぎて血圧が上昇。
心臓がバクバクしてきたため脱衣場のベンチでひっくり返ってみました。
いやー、ここの露天の景色は危険すぎますね(笑)
サウナも4畳ほどのスペースで狭く、恐らくほとんどの人は特筆に値しないと言うのでしょうが、むき出しのパイプがなんとも言えない味を出していて自分はすごく好きでした。
ただ温度がややぬるい。
90℃よりも低く上段でも汗が出始めるまで時間がかかりました。
泉質は普通…効能もよくあるもので塩化物泉だったような気がします。
その他の設備も市町村で運営(もしくは委託)している他の施設と変わりはない、自分好みの温泉でした。
ちなみにここは源泉100%ですが湯温が33℃ほどなので加熱していたと思います。
ともかく景色!それが全て!見とれてのぼせるレベルの極上の景色!
もうワンチャンスあれば今度はカブで行きたい、それほどの温泉でございました。


して…
長湯の結果温泉を後にしたのが思いの外遅くなりましたが、稲穂峠で凍結がないのであればR393で帰っても問題無いだろうと判断。
それにどちらにしろこの時間であれば日が落ちる時間帯に峠を越える事になり、そうであれば周遊してしまえとなったわけです。
この結果前回のツーリングで走らなかった羊蹄山麓東側のr97を走り、京極から北側のr478を走って倶知安からR393赤井川経由で戻ってきました。

R393の頂上のトンネル、赤井川側の出口の路肩には小さな雪の塊がありました。
路面も終日晴れていたにも関わらず濡れている箇所があり、いよいよバイクで走行する事は困難な季節になったようです。
どうしても走れる状況にあると乗ってしまうわけで、危険もあるので10月ですっぱりと任意保険は切るべきだろうと思った次第です。

無事に帰宅はしましたが、温泉で上がったすべての体温をすっかり奪われての帰宅となりました。
しかし良い走り、よい温泉だったラストラン?
もしかしたらまだ続くのかもしれません。

2015年11月11日水曜日

ライダーに100の質問

樹生さんのところで読んでみて面白そうでしたので自分も回答してみました。
確か似たような質問をどこかで回答していたのですが、さすがに思い出せるはずもなく…
ツイッターメインでやっていますのでブログの読者の方々には自己紹介も兼ねることになるかと。



Q1 あなたのお名前とお住まいを教えてください。
   緒崎松蔵(おざきまつくら)と申します。しょうぞうではございません。
   誰も気づきませんが“おさきまっくら”をもじったものです。
   冬は試されるよりも試練というほうが妥当な北海道西部在住です。

Q2 誕生日とか教えてくれます?
   そいつはできない相談ですね

Q3 できれば身長も教えてくれるとうれしいです。
   170センチ、あまり身長で不自由したことはありませんね

Q4 ご職業は?
   社畜です
   どうしてだろう…涙が止まらない…

Q5 所有している免許は?
   原付、中免、大型、自動車は普通車です

Q6 バイク歴はどのくらいですか?
   18年(2015年11月時点)

Q7 バイクに乗ったきっかけとかあったら教えてください。
   中学生の時にすでにバイクに乗る決意をしていたが理由は未だに不明

Q8 免許取得する時に苦労とかエピソードとかありました?
   大型免許を所得する前日に親と大げんかしたことですかね。
   免許のこととは全く関係のない理由でしたが。

Q9 初めてのバイクはどんなバイクでした?
   ホンダのドリーム50です。売ったことを今でも後悔しています。

Q10 現在乗ってらっしゃるバイクは?(メーカーとバイク名)。
   ホンダのCB1100とヤマハのTW225、それとホンダのリトルカブ

Q11 もしカスタムとかしていたら教えてください。
   どれもこれもリアキャリアに箱が付いているという共通のカスタムをしてますよ!
   基本的にツーリング向きのカスタムが多いですね

Q12 今乗っているバイクのここが好き!
   CB1100に関しては一目惚れでした
   TW225は未舗装路からロングツーリングまでこなせるところでしょうか

Q13 逆にここが嫌い~というところは?
   現行車は改善されているし自分のCB1100もカスタムパーツを付けましたが
   まったく合っていないシルバーのサイドカバーです。

Q14 あなたは新車派?中古派
   新車です。中古車はひどい目にあってますので。

Q15 過去に何台乗っていました?できれば車種も。
   ドリーム50
   ドラッグスター400
   TW200
   RZ250R
   ZZR1100
   TW225
   CB1100

Q16 ちょっと気になるバイクとかあります?
   ニューモデルは全て試し乗りしたいと思うほどですが、WR250Xですかね。

Q17 愛用のヘルメットメーカーは?
   SHOEI。
   アライのヘルメットはシールドをベースに付けれずにベースを3つほど破壊したので諦めました。

Q18 ヘルメットのシールドはクリア?スモーク?それともミラー?
   クリアでサングラス。メガネは必ずサングラスと普通のを所持しています。

Q19 グローブはどちらのものをお使いでしょうか?
   JRP。自分の用途ではこちらの製品がクシタニよりも合ってました。

Q20 お気に入りのウェアメーカー教えて頂けないでしょうか?
   ラフ&ロード製品を多く使ってますがお勧めというわけではないです

Q21 お勧めのブーツ(シューズ)ってあります?
   寅壱の安全長マジック。これのお陰で怪我をせずに済みました。

Q22 どこのカッパを使っています?
   ラフ&ロードのコンパクトレインスーツ。
   まあまあです。

Q23 毎月読んでいる雑誌とか教えてください。
   隔月発行なので毎月じゃないですがモトメンテナンスを読んでます

Q24 愛用の工具メーカーは?
   特にないのですがホムセンの工具セットでひどい目にあってからそれなりの工具を使うようになりました

Q25 自分で整備していて失敗したこととかあります?
   あります。ボルトが中折したときは絶望しました。

Q26 メンテナンスはお店任せ?それとも自分でやる?
   相当面倒なものは店に任せますが基本的に自分でやります。目の前でいきなりバイクを壊すような店には任せられるはずがありませんから。

Q27 洗車はどのくらいの割合でします?
   走行に支障の出る部分は乗り終わった後すぐにでも。そうでない部分は時間のある時に。

Q28 もしカスタムするとしたらまずどこから?
   乗っていて困ったことがあった部分から。CB1100だとケツが痛すぎたのでシートからだったかな。

Q29 愛用のオイルメーカーとかあります?
   ありません。ただ自分は激安鉱物油で3万キロ近く問題が出ていないのでそれを使ってます

Q30 お勧めのブレーキパッドは?
   あまり激安なのは問題があるというのを確認してます。最低でも2000円くらいのを使いましょう

Q31 タイヤは何が好きですか?
   CBもTWもサイズが特殊であまり種類がありません。CB1100のフロントに履かせたミシュランのパイロットロード3はじつに素晴らしい性能でした。

Q32 いつもいくバイク用品店は?
   あまりいきませんね。今年できた2りんかんには結構行ったかな?

Q33 お気に入りのスタンドってあります?
   スタンドの回りに溝があるじゃないですか、その溝に蓋があるのがバイクに優しいスタンド
   その溝にタイヤがズッポリはまってひどいめにあったことが一度ありましたので。

Q34 用品店で思わず衝動買いして後で後悔したこととかあります?
   ないですね

Q35 カギを無くして大慌てしたエピソードとかありますか?
   2度。車でインキーした事と、無くしたと思って部屋のジャケットのポケットに入れていた事

Q36 どのくらいの割合で乗っていますか?
   休日晴れていれば確実に。あとは勤務終了後に気が向けば。

Q37 ホームコースは?
   赤井川へ至る道

Q38 初めてのツーリングでどこへ行きましたか?
   忘れてしまいましたが学生の頃TWで北海道は1周しました。

Q39 そのときのエピソードとかあったらどーぞ。
   世の中には頭のおかしい人がいっぱいいるものだと思いました

Q40 今までで一番遠くへいったのはどこですか?
   自宅からだと多分道東の根室にるはず

Q41 ツーリングとかの集合時、あなたは時間より早くくるタイプ?それとも遅刻するタイプ?
   基本的に一人でしか走りませんね

Q42 「あ~、ツーリング行きたい!」と思う瞬間は?
   常時

Q43 あまりにもいい天気なのでおもわず会社や学校を休んじゃったことあります?
   あります

Q44 お勧めのスポットはどこですか?
   道道604号、明治常盤林道

Q45 逆にどうも好きになれない場所とかあります?
   混雑している道の駅

Q46 ツーリングへ行くと必ず食べてしまうものとかあります?
   時間がない時はバターロール、時間がある時はバターロール+、金がある時はカツ丼

Q47 ここの食べ物は美味しい!!!というものを教えてください。
   セイコーマート!!!

Q48 一番思い出に残っているツーリングは?
   10月に帯広にツーリングに行って帰りに猛烈な雨に降られたこと。さらに高速から降りて現在位置をロスト。地図を見ようにも国道が冠水するほどの雨で地図はべっしゃべしゃ。コンビニの前で途方に暮れていると非番の自衛隊員(場所と服装から判断)が親切に道を説明してくれて無事に帰宅出来た。

Q49 逆に一番辛かったツーリングは?
   上記と2008年旭川からの帰宅。これも雨で全身ずぶ濡れになって帰ってきた。

Q50 ツーリングするならこの季節が好き!!
   夏しかありません。夏しかないんです。

Q51 逆に嫌いな季節は?
   冬。自分雪を増悪していますので。

Q52 カッパをきて走り出した瞬間に雨が止んで悔しい思いをしたことがありますか?
   多々あります

Q53 逆に「まだ大丈夫だろう」と思っていたら大雨になったことは?
   多々あります

Q54 ツーリングはしっかり計画してから行くタイプ?それとも目的地のみきめてあとは行き当たりばったり?
   しっかり計画を立てても自分の方向音痴が台無しにするのである程度にしてます。行き当たりばったりももちろんあり。

Q55 ツーリングに行くときに欠かせないものといえば?
   給油の都合から現金、キャッシュカード、クレジットカード、とりあえずどれかあればOK。
   まとめて忘れた時は悲惨でした。

Q56 お気に入りの地図は?
   迷わない地図というのがあれば是非入手したいですね。

Q57 もし道に迷ったらどうしますか?地図を開く?人に聞く?それとも?
   全部、自分の場合ツーリングとは方角との戦いとも言えますので。

Q58 写真はカメラ(一眼レフとか)派?それともデジカメ派?
   フィルムは死んだんだ!!!

Q59 荷物はウェストポーチ派?タンクバック派?それとも?
   それともなパニアケース派、さらにタンクバッグも併用したり。

Q60 結構忘れ物するタイプでしょうか?
   前日から用意しなければ忘れますね。当日の準備は最低限にしてます。

Q61 料金所等ですばやく通過できる技とかあったら教えてください。
   クレジットカードの使用。以外に知らない人がいますが高速道路の料金はクレジットカード払いが可能です。

Q62 あなたは雨男(雨女)でしょうか?
   自分は1ヶ月6回の休みが全て雨の直撃を受け、1年でもっとも降水量の少ない7月に3連休を取得したら、その3日だけ雨という途方も無い記録を打ち立てた伝説の雨男です。
   この他泊ツーの計画を立てると雨により中止が連続8回などがあります。
   雨が続いていてというのならわかるのですが、なぜか自分の休みにピンポイントで降るというのが続くと相当いらっとするものがあります。
   あまりにも頭にきたのでメットに「雨男」のステッカーを貼りました。なんて不吉な野郎だと罵って下さい。

Q63 メットの中で思わず歌っちゃうことってあります?
   恥ずかしながらあります

Q64 走行中に落としてしまったものがあったら教えてください。
   コンテナボックスの蓋。気がついて探しに戻ったら見るも無残なほど粉々になってました

Q65 冷や汗もののトラブルを経験したことあります?
   逆走車です。隣の車線で助かりました。

Q66 走行中、ドキッとした瞬間は?
   止まれの旗を突き出された瞬間ですかね

Q67 思わず緊張する瞬間とは?
   コーナーの途中でヘビがいたとき、滑るんですよヘビ

Q68 走行中、むかついたことがあったら教えてください。
   これは煙草のポイ捨て、物理的方法で解決することもあります

Q69 走行中に思わず寝てしまった経験ってあります?
   あります、危ないのでやばいと思ったら停まるようにしてます

Q70 白バイによく似たバイクを白バイだと勘違いしてドキドキしたことがある。
   ないですね

Q71 初めての転倒はいつでしたか?
   最初の原付で前を横切ったネコが急に戻ってきた時急ブレーキをかけて。
   
Q72 転倒した瞬間、頭によぎったものは?
   何もよぎりませんでした

Q73 怪我とかはしませんでしたか?
   多少擦りむいた程度でバイク屋さんで治療してくれました。ついでにミラーが折れたので注文しました

Q74 転倒してから何か気をつけることとかあります?
   以降前を横切ったネコが急に戻ってもブレーキをかけないようにしてます

Q75 バイクを乗る上でこだわっているものありますか?
   車でもですが自分の後ろに渋滞を作らないよう心がけてます

Q76 バイクに乗る上で必需品なものは?
   健康な体。肩と首と腰に爆弾抱えているので切実に思います。

Q77 思わずふらっと立ち寄る場所とかありますか?
   セイコーマート!!!

Q78 思い出いっぱいのバイクはあります?
   どのバイクも思い出いっぱいですね

Q79 バイクに乗っていてよかったと思うこと。
   乗っていることそのものがよかった。乗っていない時期と比較してそう思いました。

Q80 逆にバイクに乗っていて嫌なこと。
   まあ虫との衝突は避けられないことですかね(笑)

Q81 タンデムってしたことあります?
   あります。病院へ搬送するために…

Q82 もしなにかエピソードとかあったら教えてください。
   時速140キロで地面に投げ出されて…あまり思い出したくないですね

Q83 タンデムするバイクをみていいなーと思ったことがある。
   ないです。荷物は少ないほどいいと思うので。

Q84 バイク乗りの彼女や彼氏が欲しい(または既にいる)と思いますか?
   いてもいいとは思いますが一緒に走るかといえばそうではないですね

Q85 結婚するならバイク乗り?
   バイクに乗り続けられるのであればどちらでも

Q86 バイクに乗っているときに異性に間違われたこととかあります?
   ありません

Q87 自分と同じバイクが視界に入ったら思わず見ちゃうタイプですか?
   見る時もあれば見ない時も

Q88 信号とかで他のバイクと並ぶと必然とシグナルGPをやってしまう自分がいる。
   そういう時間帯であれば

Q89 同じ排気量や自分より下の排気量に抜かれると思わず追っかけてしまうタイプ?
   追いかけることはまずないですね、タバコでもポイ捨てしない限り

Q90 好きなライダーいますか?
   ダニ・ペドロサ

Q91 こんなバイクがあったら絶対に買う!
   まさにCB1100がそれでした

Q92 ぜひ復活して欲しいバイクは?
   オフロード250cc2ストバイク

Q93 絶対にいつかバイクで行きたい場所とかあります?
   北海道中のおもしろ道道

Q94 バイクに乗っている事を周りにいうとなにか言われます?
   言われるので言わなくなりました

Q95 バイクをやめようと考えたことありますか?
   ありました。ですがもう一度バイクに乗って今は幸せです

Q96 あなたがバイクを選ぶ基準とかあったら教えてください。
   こ・れ・だ! という直感。その直感に間違いはないです。

Q97 何歳までバイクに乗っていたいですか?
   いつまでも乗っていたいですね

Q98 あなたのなかのベスト・オブ・バイクは?
   今際の際に決めたいと思います

Q99 ありきたりの質問ですがあなたにとってバイクとは?
   感動

Q100 お疲れ様でした。最後に一言。
   早く冬が終わりますように


Paddock Pass!!様より

2015年11月8日日曜日

2015年シーズンラストランその2

農道からr97へ入りそのまま南下するルートを選ぶ。
洞爺湖に行く場合このルートを選択する人間は少数派だろう。
多くの人はR230に入り留寿都経由で洞爺湖北岸へと到達するだろう。
洞爺湖温泉街に行くのが目的であるならそれでもいい、だが自分のように洞爺湖を周遊するのが目的の場合だと北岸へ入るルートではダメなのである。
洞爺湖を完全に1周するならいいのだが、温泉街を走らずに壮瞥方面へと抜ける、しかしなるべく湖岸を周遊するというわがままな人間は洞爺湖西岸のr578が始まる部分から走り出すのだ。

洞爺湖畔へと降り立ったCB1100
西岸のR230は外輪山を駆け下りるという表現がぴったりだと思う。
スピードを出すわけではない。
むしろじっくりと味わうような速度で走るのが好きだ。
だが遅すぎてもよろしくない。

2時を少しすぎれば斜陽となってしまう。
できればそうなる前に湖畔にたどり着きたく休憩は控えめにしたが、思惑通り1時過ぎに湖畔に降り立つ。
そう、高いところから降りてきたのだ。
その感覚が残っている。

ここからゆっくりと北上して北岸を目指す。
道は狭く大型車はお断り、避難所もあるような道路なので写真撮影に適した箇所は少ない。
そして自分は写真の撮影よりも風景を記憶に残すことのほうを好む。
写真の撮影は単純に記録する以上の意味を持たない。
それらは趣味や仕事で写真を撮っている方々が納得のいくまで行うべきだと思っている。
何年経っても色褪せない記憶がある。
それらは大抵ひどく苦労させられたものであり困難を伴ったものだ。
今であれば笑い話にできるような記憶、充実感、達成感を得られたものはそういった困難を伴ったものだった。
だからというわけではないのだが、誰もが走るような国道ではなく道道を走り、あえて遠回りをして目的地を目指し、この先砂利道の標記があればそのまま突入してしまうのである。

そんなとりとめのない事を考えながら走るのもまた楽しい。
見通しの悪いコーナーでダンプがこないことを祈りつつ良い写真が撮れそうな場所を確認する。
おいおい言ってることとやっていることが違うだろうと思われるが、1枚くらいは記録のために撮影する。
そして撮影するならよいほうがいいというだけだ。
そうして見つかったのが定番の浮見堂となった。

洞爺湖西岸より
浮見堂の奥に見えるのは中島だ。
この時もバイクと浮見堂のことしか見えておらず、写真をアップロードするまで中島があることに気が付かなかった。
こういう理由から自分は写真撮影に向いていないのが伺える。

胆振の空は晴れていて風はほぼ無風。
驚くほど湖面が凪いでいた。

東岸の発電所の近く、紅葉のシーズンであれば落ち葉を舞い上げて走る場所もすっかり葉が落ちてしまっていた。
この場所はお気に入りで本来であればこちらで撮影しようと思っていたが、この状態では撮らないほうがいいだろうと判断。
走り抜けて壮瞥のセイコマへと入る。

あまり入らない壮瞥のセイコマだが、ここにはセイコマ・郵便局・GSが短い距離で集中しており補給を行うには最適だということに今更ながら気がついた。
豊浦を経由しないルートだと壮瞥で休憩も悪くないと思った。

r922を走り昭和新山を見ながら北湯沢方面へと抜ける。
R453の工事はかなり進んでいて来年には蟠渓から北湯沢は長流川の反対側を走ることになりそうな気がした。
大型車がまともに交差できない狭隘な橋部分などの難所が改善されるのはありがたいが、また一つ酷道が消えゆくのは何とも寂しいものだと思う。

さて、ここまできた時点で支笏湖を経由して帰れるだけの時間はなく、中山峠を越えるルートも凍結の危険性から却下された。
となるとR276で倶知安まで戻るというルートになる。
できれば日が落ちる迄に戻りたかった。
何しろ寒い。
胆振はまだ暖かいが後志は寒い。
なのに…それなのに…
便意の強襲により大滝の道の駅のとなりのきのこ王国へ…
数日調子のよろしくなかった腹が限界に達しました。
ややしばらくトイレにて戦ってみると、傾いた陽が見えるでござる。
とりあえずコーヒーを飲みながら途方に暮れてみる。
そしてそのまま走りだす。

R276を喜茂別川に向かって走ってすぐに鈍足車に捕まる。
急いでいる時はいつもこうだ。
そうなればやはりいくしかないのだろう、r695へ。
まるで何かを忘れ去られたような場所、伊達市大滝区清原町。
もう少し前であれば路面いっぱいにバッタがいて、バイクが飛び散ったバッタまみれになりエンジンとラジエーター(オイルクーラー)付近ではバッタ焼きが大量に出来上がるのだがさすがにこの寒さでは死滅したようだ。
薄く霞んだ空気の中を走り抜ける。
ここはそもそも入口を見落としやすく地元の人間か用がある人間以外立ち入らないような場所だ。
当然対向車というか交通量そのものが少ない。
加えて見通しもよく動物の類が飛び出してくるような箇所も少ない。
追禁区間は存在せず路面状況も悪くない。
つまり流して楽しい道路でありR276を走るよりずっと楽しい道路なのである。
入口さえ見逃さなければ…
自分でさえたまに見逃すことがあるほどで、最初から走る気まんまんでなければ入るのはじつに難しい。
それほどの価値のある道路なのかと問われると微妙だが、今日はまあ良いものが見れました。

r695より尻別岳
ここよりもう少し進むと尻別岳と羊蹄山を同時に見ることができるポイントがある。
その風景は今日も見ることができたが撮影はしていない。
その風景を見ながら走るのが楽しいからだ、寒かったが…

行きは羊蹄山の東側を道道で走ったので帰りは国道を走る。
倶知安まではまだ晴れているがこの先は曇っていそうだ。
気温はどんどん低下してジャケットの隙間から冷気が忍び込んでくる。
すっかり暗くなってきた。
R393を通り赤井川に着く頃にはもう真っ暗になっているだろう。
だがそれでもよかった。
今日を走ることが出来てよかった。
最後に走ることが出来ずにシーズンを終えてしまった年の、あのなんともやりきれない思いだけは味わうことはない。
最後を思い残すことなく走ることができるのは、とても幸せなことだと理解した。

2015年11月7日土曜日

2015年シーズンラストランその1

自分のバイクシーズンは毎年4月1日から10月31日までとなっている。
理由は簡単で任意保険をこの期間しかかけないためというのが一つ。
もう一つはシーズン終了後の整備作業があるためだ。

この7年間例外なく10月31日でシーズンを終えていたのだが、今年のシーズンは10月最後の2回の休みがともに雨や強風などによりダメになってしまったのでシーズンを1ヶ月延長することにした。
なお、TWはすでにフロントタイヤが限界に達していてので洗車してバッテリーを外し任意保険も解約した。



11月6日。
10月末の悪天候からようやく開放された北海道。
11月の始まりは高気圧とフェーン現象により5日などは10月中旬なみの陽気となり絶好のバイク日和となったほどだ。
が、しかし
1ヶ月中に雨が3日しか降らないのに、その3日全てが休日だったというほどの雨男が自分だ。
当然休日の6日は前日までの気温は影も形もなく、空は全体的にどんよりとして雨でも降りそうな感じであった。
それでも路面は乾いており雨の予報はない。
例年であればすでに走ることを終わらせている時期であればこれで十分だ。

気温8℃、時刻は10時を少し回ったところで出発した。
ルートは決めていない。洞爺湖を周遊するということ以外は…
だがそれだけで十分だった。
すくなくとも最初の交差点を左に曲がることが確定されて、そのあと数十キロは何も考える必要はないのだから。

新幹線だったか高速道路だったかの工事が目白押しの広域農道フルーツ街道を久々に走り抜けて冷水峠へと駆け上る。
峠道を広く感じると思ったら道の脇のイタドリが全て枯れ果てているからだと気がついた。
あれは確かに邪魔だったがそれさえも懐かしく感じる、あと寒い。

霞んでいる赤井川
雲間から日が差し込んでいるのだが、今日は空気が澄んでいないらしく霞んでしまっている。
夏は湿度が高く霞むことも多いのだが寒いときに霞むのはあまり見た記憶が無い。
木の葉は枯れ落ちて背の高い草も枯れているので見通しが良い。
春に開いていた冷水峠のゲートが開いていた。
整備用の重機の跡があったので伐採作業用の林道か新たに整備している林道なのかもしれない。
できれば来年の春にゲートが開いている時に来たいものだと思い峠をあとにする。

急いでいるわけではないが時間があるわけでもないのが冬のツーリングだろう。
ともかく日が短く落ちると寒い。
今日は落ちてなくとも寒いわけだがこれでも背中に貼るカイロ、胸にはハクキンカイロを忍ばせている。
それでも寒いのは中にキルティングのスーツを着用しなかったためだ。
そこまで寒いわけではないが風とともに冷気が入り込む。
下はレインパンツを履いているので風が入り込む余地が無いのだが、上も邪魔臭がらずに着てくればよかったと後悔した。
前日までの暖かさが判断力を奪ったとか格好のいい屁理屈でも考えてみたが鼻水が止まるわけでもない。

そんな寒いR393を走り抜けて風の強い倶知安のセイコマまでたどり着く。
クソ寒いときこそラーツーという理由は理解できるが自分はカップラーメンが好きではない。
また、ツーリング先で汁物を取るとこぼす、ひっくり返す等の大惨事が発生しかねないので今日も止めておいた。
そして珍しくおにぎりを2つほど食べる。
パンは冷たくコメは暖かかったから、その程度の理由によるものだ。

食べている間に冷めてしまったコーヒーを飲み干してすぐに走り出す。
ニセコパノラマラインはすでに冬期通行止となっているのでルートは羊蹄山東回りしか考えられなくなった。
さらにそうなると走りたい道が1本浮かんでくる。
それはr97とR276に挟まれた町道、走り続けると南羊蹄広域農道へとつながる道だ。
この道を表現できる言葉が見当たらない。
地図上ではなんでもないただの線としか表されておらず、ツーリングマップルにも特別な表記はない。
だがこの道が好きだ。
この道から見る風景が好きだ。
走っていると倶知安からでは雲に隠れて山頂が見えなかった羊蹄山がよく見えるようになった。
雲も強風のためか倶知安から北の方へと流れてゆく。

羊蹄山東側より
今写真を見て気がついたが、電線があまりにも邪魔だ…
素人のスマホ撮影、しかもバイク上で急いでいるとなれば仕方ない。
南側は晴れている、寒いが陽射しは強く少しだけ暖かくなってきた。
冬の訪れが後志よりも遅い胆振は暖かいかもしれない。
若干の期待を込めて低く南中する太陽に向かって再び走りだした。



つづく