2016年7月15日金曜日

2016年夏至ツー(実施)

さて、今年の夏至ツーは初日は疲労と天候不順で寝て過ごし、翌日から動き出すという締まらないものになってしまいました。
内容の方も初のテント泊というものだったのですが、大失敗に終わる散々なものとなりました。

キャンプ予定地は上砂川町の上砂川奥沢キャンプ場です。



選んだ理由は横のパンケの湯に入るというものと、付近の道道を探索するという程度でキャンプ場自体に何か特別なものがあったわけではありません。
この日はまあまあの天気と気温で走るにはよろしい日でした。
そのためここに行くのにr28、そしてえぐれコーナーで有名なR451を走って砂川経由でキャンプ場まで向かいました。

r28
R451えぐれコーナー
R451より
上砂川町のセコマで昼休憩を取りキャンプ場へ。
奥沢キャンプ場はオートキャンプ場ではなく入口からサイトまで結構歩く必要がありました。
なぜか日本庭園がありその奥にキャンプサイトがあるという謎の仕様。





荷物運搬用のリアカーがあるのですが蜘蛛の巣だらけで使用は不可能。
管理人はいましたが自分の他に客はなし。
すぐそこのパンケの湯が素泊まりで3500円くらいなのでみんなそちらを利用するでしょう。

テントサイトはトイレあり、水道あり、焚き火のできる場所もありだったのですが利用客の少なさからかどれも蜘蛛の巣がひどい。
あと、サイトがカラスの縄張りになっているらしく自分が行くと鳴いてうるさかったです。

テントサイト

ともかくまずはテントの設営というわけで、初めてペグを地面にぶっ刺すことになりました。
出発の直前にペグを打ち込むためのハンマーを持っていかなければならないのを思い出し、工具箱から引っ張りだしたショックレスハンマーが役に立ちました。

アストロ製ショックレスハンマー
帰ってきてから気付きましたが別に足で踏んでもペグは打ち込めたんじゃないかと…
荷物は少ないほうが良いですし、最悪の場合バイクの車載工具でも何とかなるので次回は持たないと思いました。

事前に設営の練習はしていたものの、ペグを打っての設営は初だったのでちょっとわからない部分が出たものの、特に問題はなくテントを設営することに成功しました。

モンベル・ムーンライト1型
この時点でアレやコレがあれば便利という物がいくつかありました。
とりあえず荷物をテント内に入れて付近の道道の探索とセコマで食料の調達に出かけます。

歌志内の方や上砂川町の調査をしてましたが写真はあまりありません。
産炭地の町並みというのはどこも似たようなもので、基本的に谷であり、団地があって端の方は寂れているというもの。
上砂川町もその例に漏れず、特に東町は廃墟化された団地がじつに寂しげな雰囲気を醸しだしておりました。




東町
上砂川町のセコマで食料を調達して戻ってきてもまだ日は高く、テント内でゴロゴロしていましたが暗くなってくるとキャンプ本番といったところでしょうか。
そして様々な問題が発生してきました。

まずは暗い。
一応照明はいくつか持って行ったのですが、なぜランタンが照明として適しているのか理解できました。
適当なライトだと手元を照らすのにはいいのですがテント内を照らすのにまったく向いていないんですね。
暗いと動きが制限されて動く気になれない。

さらに狭い。
元々広くないムーンライト1型。
寝るだけの予定だったのでそこは問題がないのですが、荷物をテント内に入れてしまうと寝るのさえも一苦労。
帰宅してから考えて気付いたのですが、使わない荷物はテントの前室に置いてしまえばいいというわけなんですが、この時の自分はそのことがわからず前室をうまいこと利用できる装備の準備がありませんでした。
前室をうまく使うにはシート、そして防水仕様の入れ物がないとダメだと思います。
キツネが物を持っていくのであまり前室に細かい物を置いておくのもNG。
具体的には靴。
キツネは靴を出しておくと持って行ってしまうんです。
車ならなんとかなりますがバイクだと走行できないという事態になりますので注意が必要です。

あとはサンダル。
テントから出入りするのにいちいち靴を脱ぎ履きするのは非常に面倒だと理解できました。
荷物が増えてもいいのでサンダルは持って行ったほうが無難ですね。

そして最大の問題は寒さ。
結局寒くて日が出るまで寝ることが出来ないという事態になりました。
念のためフリースを持って行ってもこの始末。
ライジャケを羽織ってしまえばその部分は一応暖かいのですが、そうなると足元が寒くて寝られません。
快速旅団さんい訊いたところ、20℃を超えないかぎり寝袋は必要とのこと。
確かに部屋で寝ていても20℃以下だと寒くて起きることがあるなあと思いました。
この日は手持ちの温度計で16度くらいまで低下したのを確認していたので、快適になるのは相当難しかったでしょう。

そして朝早くから隣のパークゴルフ場で玉を打つ音や、縄張りのカラスがガーガー鳴く声などで起こされ、ヘロヘロになりながらR275で真っ直ぐ帰ってきました。
夜中も寒さの他のシカの集団が日本庭園で甲高い声で鳴いており、このキャンプ場はダメだと思った次第です。

こうして初キャンプは見事に失敗に終わりましたが、キャンプそのものを嫌いになったりはしなかったですね。
逆にまたキャンプに行きたいと思うほどで、失敗したものを克服してうまいことやってみたいと思うほどでした。

すでに幾つかの問題に対して解決策を用意しており、7月はもうキャンプに行けませんが8月は機会があれば改善策を持ってキャンプへ向かいたいと思います。

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