天気予報は晴れのち曇、ところにより雨が降るかもしれない…というものでした。
玄関を出る時に少しだけ涼しいと感じたのでメッシュジャケットではなくライディングジャケットを着て出発。
すっかりお馴染みとなったダンプとトラック、傷んだ道路をやりすごして赤井川へと通じる道道を走り冷水峠に到着。
赤井川・冷水峠より |
時はすでに11時16分。
今月は休みの間隔が長く連勤の疲労、前日B勤により起床、出発ともに遅くなった。
夏は日が長いので助かる。
8月に入ると短くなるので少し走りたい時は早めに走りださないといけない。
進行方向の羊蹄山に雲が多く、南側は曇っているらしい。
だがここは素晴らしい青空が広がるばかり。
いつもは時間的にも距離的にも倶知安のセコマで昼休憩を取ることになるが、今日は出発が遅かったので赤井川のセコマで昼食を取った。
赤井川村内は何度も書いたが警察による狩場と化しているので通過する際は注意が必要だ。
道の駅の駐車場にて待機しているとの噂もあるので、目の前の信号が黄色ならば無理せず止まり、駐車場にそれらしき車両がいないか確認したほうが無難そうだ。
R393・夏のメープル街道をややゆっくりと駆け抜ける。
村内にいなかった場合こちらで取り締まっている可能性が大きいからというのもあるが、強い走りを求めていなかったというのが最大の理由。
シマウマの待機ポイントを確認しつつ速い後続車が来たら左によって早々に追い越していただいた。
今日はどの車も見事に追い抜いていく、誰もがハッピーだ。
倶知安から先、r604まではR5を走っていくことになる。
あまり知られてはいないが倶知安峠という、その先の稲穂峠の一部と扱われることが多い。
運が悪い時はこの倶知安峠で鈍速車により酷い目に遭わされることになるが、どうやら今日はそういう日らしい。
鈍速車! 工事による片側交互通行! その先頭車両は路線バス!
詰んだ
思わず口から出たセリフがコレでした。
r604の入口まで鈍速走行を強いられ、みるみる上昇する油温と体温とストレスゲージ。
それまでの穏やかな模範とも言える走りは、誰もがヤツは狂っていると叫ばずにはいられないような走りへと変更させて頂きました。
途中でさすがにこれは不味いと感じて一時停止。
深呼吸と共に写真を一枚撮ってもダメだったのでまた加速させて頂きました。
r604より・岩内町方面 |
さらにおまけとしてr604の出口の駐車場でナンシーライダーに絡まれ、ろくに休憩も取れずにニセコパノラマラインへと突入する事になりました。
ニセコパノラマラインでは自分は強い走りをする事はありません。
最初に走った時からこの道を、いつもじっくりと楽しむような走り方をします。
きっと走り終えるのが惜しいのだと思います。
もちろん強い走りを否定するわけではありません。
が、基本的にパノラマラインは自転車と四輪が予測を超えた行動をしているので、ジェダイにでもならないと安全かつ強い走りは出来ないでしょう。
自分もフォースを使いたい…
途中の神仙沼のところで一息入れまして
神仙沼休養所 |
その先の駐車スペースから撮影
ニセコパノラマラインより |
この日パノラマラインは珍しく暑く、走行していないと自分のボウズヘッドでは耐えられないほどでした。
ここで暑いと下の蘭越で途方も無い暑さに見舞われるのですが、想像通りとても暑かったです。
ニセコは避暑地として有名ですが、蘭越の暑さはあまり有名になりませんね。
昆布からr32に入り少し走ると湧き水を発見しました。
r32・湧き水 |
場所はこのへん。
コップもあり恐らく飲用可能なんだろうと思われます。
自分は飲んでみましたがかなり冷えていてうまかったです。
多分地下水だろうと思いますが、色々不安を覚える人は遠慮したほうが無難そうです。
それよりも、何年もこの道を走っているのに今まで気づかなかった事が驚きでした。
まだまだ気づかずに通りすぎている何かがありそうです。
r32からr914へと入り、今日は新富コーナーの入口をじっくりと走ってみました。
新富コーナー入口その1 |
同その2 |
雑な草刈りだなあと思っていたらやや先で草刈り車が今まさに刈っているところでした。
さて、新富コーナーを制限速度いっぱいで走ってみたのですがまったく普通のコーナーになってしまいました。
難しい事は何もなく、身構えていたのに拍子抜けしてしまうほどでした。
逆に考えると普段どれだけの勢いで走行しているのかが伺えてしまうのですが…
楽しむにはある程度のスピードも必要だと感じた次第です。
この後の上泉コーナー群とr702を存分に堪能して豊浦のセコマに到着したのは15時。
豊浦のセコマより |
冷水峠で見た雲はほとんどが山に引っかかり太平洋側は晴れていました。
15時で豊浦というと夕日のイメージしかないのですが日が長いのはいいですね、まだまだ走れます。
r97からr285、そして農道を少し走り牧場のところからR230に入り洞爺湖へと降り立ちます。
あのR230の長い下り坂を走っている時の気分はここでしか味わうことが出来ません。
坂を降りきって周遊のためr578に入り、中島の西側の退避スペースから撮影。
洞爺湖西岸より |
洞爺湖も羊蹄山と同じく見とれているといつの間にか時間が経過しているので、一息入れて出発します。
洞爺湖ではもう一枚撮影のため停車。
洞爺湖・浮見堂より |
浮見堂は秋よりも夏のほうが映えると思いました。
もう一つお気に入りの撮影ポイントが発電所の先にあるのですが、そこは紅葉の時が一番かなと思います。
さて、今日はキャンプ場の視察も兼ねてのツーリングで一番の視察ポイントは仲洞爺キャンプ場
ここは温泉が併設されてますが物資調達の店が付近にないので、平日であれば貸切も可能ではないかと思っていたのですが、とんでもなかったです。
洞爺湖が好きなのは自分だけにあらず。
平日の遅い午後、すでにいくつものテントが設営され呑んだくれている方々がいらっしゃいました。
ここは洞爺湖のほぼ真東に位置しているので、グーグルマップの紹介写真のようなグレートな夕日を拝むことが可能です。
騒がしいのは好きではないのですが、その夕日を見るためであれば自分もテントを設営してみようと思った次第です。
その4に続きます。
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