2016年8月27日土曜日

自分のライディングについて その3 『ハンドルグリップ強握』

強く握る=強握(きょうあく)としてみました。

いつの頃からか左のグリップを強握してしまう癖がついてしまい、車体をバンクさせることが出来なくなってしまったのです。
※右のグリップはアクセル操作のために強握する事はありません

グリップを強く握る事のない人には全く理解できないと思いますので、安全に十分に配慮して、車体が安定する速度で見通しの良いコーナーで試して頂きたいと思います。
恐らくほとんど車体を傾けることが出来ず、曲がれなくて驚くと思います。

似たような事が起こる現象として
・タンデムの場合うしろの人が前の人に腕を回してしがみつく
・ステアリングダンパーの効きを最大にしてみる
などがあります。


教習所で教官からうるさいくらいニーグリップと言われるのは、上半身から力を抜くことが目的(の内の一つ)であり、ニーグリップさえすれば上半身から力が抜けて普通はハンドルグリップを強握する事は無いのです。


そう、自分のような例外を除けば…


バンクさせられない、曲がれない場合は車体に対する力の入力がおかしいからだ
アクセルワークや減速を疑う前に、どこが力んでいるのかチェックしろ


上記の言葉は中免の教習中に教官から賜ったお言葉です。
すっかり忘れていたダメ生徒ですが、思い出したのでチェックを実行すると、すぐに左のグリップを強く握っていることに気が付きました。
気が付いてしまえば後は意識してそれを止めてしまえば問題は解決…のはずでした。

しかし

左手に意識を集中すると、リズムが崩れてさらに乗りづらくなりました。
また、上記のようにニーグリップを強くしても意識しなければ強握してしまっており、どうやっても曲がれない状況から脱出できないという次第でした。

強握してニーグリップも強くしてしまうと、バイクにしがみついていることになるのでそりゃあ曲がれません。
試しに左手を完全に離して片手で運転してみたところ、驚くほど曲がれました。
しかしコーナーリングの度に片手運転するわけにもいかず、何か対策はないものかと考えている時に思いついたのがプロ野球でした。

ランナーがグローブを握っているのは、ヘッドスライディングする際に指を伸ばすのを防止するためだ。 というのが頭の中に浮かび上がってきたのです。
手の中に物があれば本能的に握る、というのを利用しているものです。
自分の場合は本能的に握らないようにしてしまえばよい、という風に考えてすぐに思いつきました。


クラッチレバーの上に指を置けば問題は解決だ



レバーに指をかけておくのではなく、乗せておく。ただ置いているだけ。
軽くでも指を曲げるとそこには力の入力が生じてしまい、セルフステアを阻害してしまうのです。
これは自分に合っていて即座に実行、新しい癖となりました。

今では強握に悩むことはなくなり、ニーグリップをすると上半身から力が抜けていき、タイヤのアマリングを消せるほど車体をバンクさせられるようになりました。

また、この過程でやった左手を完全に離して片手運転でコーナーを曲がるというのは、自分の奥の手のようなものとなりました。
教習所の教官が片手でスラロームをやって自分よりタイムが良かった理由が、十数年経ってから理解できました。


次回は片手運転を含めた自分の使っているライディングスキル(といっても2つだけですが)の紹介になります。

2016年8月26日金曜日

自分のライディングについて その2 『続ケツポジ』

ケツポジが(シートの前方に座るようになってしまった)おかしくなった原因は何か。
今回は思い出せる限りの情報をまとめて原因を探し出してみました。



CB1100に乗るまではこのような問題が発生した事はなかったので、大元の原因はCB1100にあるとしました。

CB1100で着座に関する変更はシートとリアショック。
リアショックは、ほんの少しだけ自由長が短い程度なので影響はなしと判断。
ですのでシート変更が原因として追求していきます。


シートは2回変更しており、1回目は純正OPのKスタイルシート(合皮タイプ・すでに廃盤・売却済み)。
そして2回目は現在も使用しているK&HのHI ダブルシートBとなっています。


さて、記憶を掘り起こしてみると純正シート(初期装着)では座面が少なく、クッションがよくない事からケツが痛かったという記憶はありますが、乗りづらさを感じるような事はなかったと思います。

Kスタイルシートに変更してからはケツは痛くならなかったものの、形状と表皮の材質のせいなのか非常に滑りやすく、ブレーキをかける度に前方に移動してしまうという問題があったというのを思い出すことが出来ました。

Kスタイルシートは前方でも座面がそこそこあるので、前に座っていてもケツがあまり痛くなりませんでした。
しかしライディングフォームは崩れてしまい、乗りづらさを感じていたとは思います。


そしてK&Hのシートでも、この滑りやすく前方に移動してしまうという問題は継続しました。
そしてこのシートでは前側の座面が少なく、前側に座っているとケツが痛くなるという問題も発生。
単純にシートの後ろに座れば問題が解決するのは前記事の写真からも明白なのですが、後ろに座るのは間違っているという認識があったため実行しないでいたのです。


ステップの上に立ち自然に座った位置


そこが正しい着座位置だと言われています。
自分はそれをやると正しくない位置に着座してしまいます…

やりかたが間違っているのか自分が特殊なのかわかりませんが、ともかくこの方法ではやや前側に座ってしまい、シートの滑りも手伝ってタンク間近の部分に座り続けてしまうという状態になっていました。
そしてその状態が長く続き、癖になってしまったというわけです。


改善方法は前回の記事で述べたように、違う癖で上書きするというものですが、その他に滑り止めシートワックスの塗布なんかもやってみました。
シートレザーをノンスリップタイプに張り替えたいと思って入るのですが、標準ノンスリップのTWでも前側に着座してしまうので、根本的な解決はないか時間がかかりそうだと思います。


次回はもう一つの癖だった、左グリップを強く握るについて書こうと思います。

2016年8月21日日曜日

自分のライディングについて その1 『ケツポジ』

ライディングスキル、ライディングポジション、その他ライディング中にやっている事などをアレコレと書いていこうと思います。
なお、参考にはならないと思いますのでどうかご容赦を。



数年前にバイクを思うように運転することが出来なくなったのがきっかけで、それまで意識することも考えることもなかったバイクの運転を見直すようになりました。

思うように運転することが出来ない。
これは普通に直線道路を走っていても乗りづらく、まったく何でもないコーナーでも曲がれないというものでした。

教習所ではニーグリップをしっかりして、前を見ていればバイクは真っ直ぐ走るし勝手に曲がってくれる、、、と教えられました。
※かなり端折っています

しかしこれらを意識して実行してもまるで改善することはなく、そのうちバイクに乗るのがちょっと苦痛になることがありました。
今まで思うがままに道路を走れた素晴らしい乗り物が、そうではなくなってしまったのです。
あまり執着しない事であればそのままやめてしまえばいいかもしれませんが、バイクに関することであればそういうわけにはいきません。

何がダメなのか、原因は何なのか、車体に問題があるのか、乗り手がダメなのか、いつからこうなったのか、変えたり追加したり減らしたりしたものはないか…
そのうちに決定的な物証が出ました。

團長日誌2014年5月29日より

今見てもひどいので見なかったことにして闇に葬りたい次第…。

不調の原因はケツポジでした。
ライディングフォームやライディングポジションと言うとちょっと違ってくるので、ここではケツの位置、ケツポジとさせて頂きます。

記事中の写真をよく見ると、シートの前の方に座ってしまい首は前に突き出て背骨は一直線になってしまっています
こうなると膝の位置もニーグリップに使う部分に当たらず、結果として教本に出る悪い例そのものになってしまったというわけです。

影響は運転だけにとどまらず、シート前方の座面が少ない部分に座っているので少ない走行距離でもケツが痛くなり、背骨が真っ直ぐなのでショックを吸収できず持病を抱えている肩と首に容赦ない痛みが出ることになります。


これらはケツの位置をただ後方に移動するだけで全て解決しました。


それまでの乗りづらさは何だったのかと思うほどの劇的な変化。
バイクは軽く(感じられ)、こちらの入力に対してリニアに反応し、ケツも肩も首も痛くならない。

今日はずいぶん乗れてる(ノれてる)と思う日がライダーならばあるかと思いますが、この事に気が付いてからは毎日が乗れてるという次第となりました。


しかしこのシート前方に座ってしまうというのは癖になってしまい、現在でも改善されないままとなっています。
ですので自分はライディング中、頻繁にケツをシート後方に移動させるようにしました。

癖になって、しかも直らないのであれば違う癖で上書きだ! という作戦です。
この作戦は今のところ非常にうまくいっており、別の癖に対しても非常に有効でした。



ケツの位置の重要性も然ることながら、時には自分の走行を客観的に確認する事が大事な事だと思った次第です。
なお、ライディングフォームの確認だけなら、センタースタンド等で車体を水平にし、カメラ(スマホ)でタイマー撮影や動画撮影で確認可能です。


次回は…ケツポジがおかしくなった原因について、になると思います。

2016年8月19日金曜日

疲れているからこそバイクに乗る

走っているバイクの上がもっとも心穏やかに過ごせる場所であるから。

山よりも高い位置に雲が広がり続けたバイクの日。
繁忙期の暑い中、7連勤を終えた休日に休息のために走りだした。

赤井川村・冷水峠より

走っているバイクの上こそが、もっとも心落ち着く場所であるから。

こういう時はただゆっくりと走り続ける。
そういう走り方をする時はCB1100はじつに頼もしいのだが、今日は修理後のテストをしなければならなかったのでTWで走った。

体は思うように動かないし頭はぼんやりしたままだ。
曇っていて強い日差しもない。蒸しているが走っていればメッシュジャケットなので少し涼しすぎるくらいだ。

何もかもが緩やかに流れていくようで、ずっとこのまま走り続けられたらいいのにと思うような感じだった。

そんなとろっとした走り方をするバイクが前にいたら迷惑だ。
後ろに車が付いたら早々に左によって停車して先に行って頂いた。

一つ息を吐いて走り出す。

まっかり温泉駐車場より

赤井川村から銀山を経由して倶知安へと入り、そのままR5を走って羊蹄山麓を周遊するルートを取る。

羊蹄山は山頂よりも高い位置に広がる雲と、中腹に引っかっかっている雲が見える。

今日はあまり山を見ない。
ただバイクを走らせる。それだけでいい。

だけどもう一つ。今日は温泉に浸かる予定がある。
まっかり温泉は混んでいるようだったので、さらに走り京極温泉へと向かう。

こちらはさらに混んでいた。どうしてだろう…

これ以上は気力が続きそうもなかったので入ったが、思った以上に疲れていた。
サウナに入る気力もなく、長く半身浴をする事もできず、自分にしては相当に早く浴場を後にした。

休憩場でアイスを頬張り炭酸水を飲んで横になると、もう起き上がることなど考えられずという次第。

京極温泉は泉質があまり合わない。
プールの水を温めた感じがしてどうにも苦手だ。

しばらく休んで走り出す。

いつもは強い走りをする帰りのR393も、今日は弱々しい。
だからといって楽しくないわけではない。とても落ち着くのだ。

こういう事もたまにある。
楽しむのではなく落ち着いた気分を味わうため、ゆっくりと休みたいためにバイクに乗ることもある。

帰りにまた冷水峠を訪れる。

赤井川村・冷水峠より

今日は一日中どこを走っても変わらない、ぼんやりとした一日だった。
そんな日もじつに悪く無いと思った休日でした。

2016年8月13日土曜日

TW225 チェーンカバー取り付け部分の修理等

今年の夏は暑い。
素晴らしい暑さを堪能している毎日ですが、お盆と海水浴の影響で道路は破滅的に渋滞しているので仕事終わりにどこも行っておりません。
蒸し暑いガレージの中で作業しておりました。
以下、その作業をまとめてみました。





林道アタックで傷付いたTWの修理を行いました。
メインはチェーンカバーの取り付け部分なのですが、この他に転倒した際に歪んだフロントフォークの修正と、トップケースを取り付けるキャリアベースもずれたので直しました。


フロントフォークの歪みは転倒による衝撃のためで、これはアンダーブラケットのクランプ部分を緩めると簡単に修正できます。
工具がない場合はバイクの前に立ち、足でフロントタイヤを挟んで固定。その状態でハンドルをこじると直せます。
立ちごけ程度の軽い転倒でも簡単に歪みますので、転倒した後は必ず確認したほうがよろしいでしょう。


キャリアベースは固定のナットが1つぶっ飛んで行方不明になっていました。
トップケースは3000円位で購入した安物なのですが、転んでも壊れない、壊れても惜しくないという魅力に溢れてます。
ボルト・ナットだけの固定では不安になったのでタイラップでも固定しておきました。
ただ、あまりがっちり固定するとずれるのではなく割れる可能性があるのが困ったところ。
定期的な増し締めもしたほうがいいと思いました。


そしてメインのチェーンカバー取り付け部分ですが、場所はこんな感じ。

画面中央の白い突起奥側が対象物

タイヤを外して後ろから

やや斜めから、チェーンカバーを取り付けて撮影

タイヤと取り付け部分の間に枝が挟まって曲がってしまったのが原因。
当初の予定ではバーナーで炙ってペンチで曲げようかと思っていたのですが、ロッキングプライヤーで挟んで曲げてみたらあっさりと曲がって直ってしまいました。

ロッキングプライヤー

スイングアーム側に曲がっているだけかと思ったら、タイヤの回転方向にもやや曲がっていました。
どうも強度的にあまり強くないらしく、曲げるのは簡単なのですがそのうち折れそうで怖いです。
折れちゃうとスイングアームの交換か、業者に溶接を依頼する事になりそうです。

ああ、あとはサドルバッグを外してみたらサイレンサーのガードの塗装が剥げていてマッキーで塗ったとかもありました。
うちでは黒い部分の塗装が剥がれると高確率でマッキーで塗られます。

とりあえずマッキー、そうすれば錆びない

サドルバッグを取り付ける際はもうひと工夫必要なようです。

2016年8月12日金曜日

林道アクシデント

本日の凶器・枝

切った枝は回収するか道路脇に寄せましょう。
タイヤは半ロック状態になり停止。
チェーンカバーの固定部分に見事に挟まって曲がってしまいました。

タイヤを外して固定部分をバーナーで炙ってペンチで曲げれば直るかな?

中山峠を行けば その5

今回は赤井川特集です。
まずは航空写真を御覧下さい。

赤井川村航空写真

赤井川村は見事なまでのカルデラで、南北を道道36号線が貫いています。

赤井川村…と言うと地元の人間とそれに近い人達は大きなマルの方を指します。
下の小さなマルの方は都(みやこ)と言って差別化しているというのを、20年位前に赤井川村に住んでいた人から聞いたことがあります。

遠方から赤井川村に訪れる人はかなりの確率で国道393号線を走ってくるので、赤井川村=都というイメージのほうが強い…らしいです。
現在はR393の終わりに道の駅も出来て、より一層このイメージは強くなっていると思われます。

セコマ常用の自分は赤井川村=大きいマルのイメージです。



少し航空写真を大きくすると村内の大部分の道がわかりやすく表示されます。

赤井川村航空写真

さらに詳しい表示は諸兄のPCにて確認をお願いするとして、背景色が濃くなると見えていなかった道も容易に発見することが可能となります。
具体的に言いますと、林道もしくはそれに近い農道を発見できるというわけです。

話は少し戻りまして、赤井川村はカルデラです。周囲は山ですが地図には道があります
ダムの先とかうっすらと白い線があるんじゃないか、と気付いた人はそれ以上何も言わずに水と食料と方位磁石を持ってFIND OUT!して下さい。
そこは上級者向けです。熊とか出て当たり前ですのでご注意を。

で、熊は出ないけどシマウマと覆面が出るr36を迂回して、都⇔セコマ方面に抜ける道の調査を今回してきました。
もう一つ調査したのがセコマの裏手から冷水峠展望台に抜ける(仮称)山梨冷水林道(山梨線)です。

r36迂回路


入口部分の画像をストリートビューで拾ってこようとしたら雪で埋まっている画像だったので断念しました。
勾配のきつい上り坂の入口になり、石山という山の回りをぐるっと走る道になります。

道路状況を説明しますと交通量はほぼ皆無。舗装状態は良好。これは除雪が入らないためでしょう。路面状況は清掃が入っていないのでやや悪く、熊の糞が落ちているので遭遇には注意が必要。車幅は狭く車の対面通行はちょっと厳しいかもしれません。

あまり曲がりくねっていないように見えますが、細かいコーナーとアップダウンがあり、走りごたえがあります。
自分はまだ走っていませんが、最初の分岐を右に曲がると都の方に抜けられるようです。

そして写真はない…と。
走るのに夢中の時は写真を撮るために停止することはあまりありません。


そして、前回は雪で断念した山梨線。
今日は晴れ続きで地面も乾いており、とてもよいコンディションでした。

仮称・山梨冷水林道

写真は実走GPSデータをのスクショなのでグーグルマップみたいに動きません。
というのも展望所からの道が表示されなかったのでこうするしかなかったのです。
航空写真だとうっすらと道が見えます。

余市側から冷水峠に入ると展望所の手前、左側に林道の入口があります。
赤井川村側の入口はセコマの横の道路をかなり進み、左手側に橋が見えたらそこが入口になります。
正式な名称が不明で、橋の名前が山梨橋、冷水峠まで続いているので山梨冷水林道と勝手に名付けています。山梨線は長いので短縮した名称になります。
途中の分岐から赤井川林道になるので、この道も もしかしたら赤井川林道の一部なのかもしれません。

セコマからだと距離が9キロ程度あるので、仕事終わりに林道1本行きますかにはちょうどよい感じです。
路面は走ってみたらやや荒れてきた感じがありまして、途中でかい岩が浮いていたり


岩トラップ

埋まっていた物が出てきたようです。こういう危ないものはしっかりと道路脇に処理させて頂きました。

一部崩落等もあったらしく、工事された跡も確認できました。


法面崩落があったらしい

ちなみにこの林道は、赤井川村のTVアンテナの基地局に通じている道なので結構重要みたいです。
社有林の入口も兼ねていてたまに車が通りますので走行の際はご注意願います。


こうして今回のツーリングは終了しました。
ここまで充実したツーリングは今年初だったのではないかと思うような充実ぶりでした。

2016年8月9日火曜日

中山峠を行けば その4

壮瞥のセコマから洞爺湖周遊のためr132に入り、少し気になっていたテント設営に適していそうな場所の確認と、湖畔のキャンプサイトの確認をしてみる。

テント設営に適していそうな場所は特に禁止の看板等は見られなかったが、土地の所有が誰のものか不明。
いくつかのキャンプサイトについては、どこも満員御礼状態であった。
あそこまで混雑している中でキャンプをして何が楽しいのかは、自分の理解の及ぶところではありませんでした…

洞爺湖は風がやや涼しいものの、停まれば暑いのは変わらず。
なので交通量は少なかったが撮った写真は2枚だけ。


洞爺湖より

上の写真は秋は素晴らしい紅葉を見られるのですが、夏は鬱蒼としているだけの場所。
下は定番の浮見堂。晴れているのと絵になりますね。



洞爺湖を周遊した後はニセコパノラマラインを通って帰る予定でしたが、すでに時刻は午後3時を回っていたので予定変更。
r97を走って一気に北上して帰る事にしました。



ここでr97まで出るルートに関して問題が発生。
現在地はここで


普段ならr285を一度南下してからr97に入ります。


しかしスマホで地図を見ていると、農道を走ってr97に出れそうな道を発見。

 

CBだと躊躇しますがTWならば余程のことが無い限り走れない道はない。
そう判断して突入。しばらくはよい景色と道が広がります。

遠くに羊蹄山

なぜかGoogleフォトで撮影した写真の位置情報が失われるという事態になり、場所が不明になってしまいました。

走りながらこれはいい道だなと思っていたのも束の間、この先通行止の看板が見えました。
通行止は実際に確認しなければならない…と最近思うようになったのですが、ここはある予感がありました。

確か崩落した橋がこのへんだったんじゃないかと。
r97側の入口は知っていたのですが、逆側の入口は確認していなかったのです。

そして案の定崩落した伏見橋へと繋がる道でした

派手に崩落して原因の調査も行われたようですが、復旧するかはちょっとわかりませんでした。
わかったのは走ってきた道が町道成香15号線ということくらいでしょうか。


当然走れないので迂回路を探しますが見当たりません
なるほど、農家が困っているという話を聞いていたがこれは確かに相当困るだろうと痛感しました。
やや北の方にも道があるのですが、結構な距離があり、実際に走行可能な道路なのかは未確認。
どうしたものかと地図を縮小させると…あれ? 道がつながった。

下の丸部分注目

行ける!

ちなみにこの部分ですが、公開しているルートラボのツーリングルートでも途切れており、拡大縮小の限界から繋がることはありませんでした。
それでも何故かルートの作成が出来る不思議…

そして何故表示されていなかったのか、その理由はすぐに判明しました。




林道・伏見線

FIND OUT!

ゲートなし、警告なしの走行可能林道と判明。
TWでも苦労せず走れる林道で一応管理されているようでした。
これは北側にある道も林道の可能性がありそうです。また調査しないと…


r97に出てからは道なりに走り、羊蹄山の東側を回ってr478を走りR393へ。
公開ルートでは赤井川のセコマに一直線ですが、その前に道路調査をしております。

次回はその事を書いてタイトルとかけ離れた内容になったツーリング記事は終了になります。

中山峠を行けば その3

蟠渓温泉から壮瞥町久保内には元々迂回路が存在していました。

R453の迂回路

通行止になって久しく、r922に立てかけられている「この先通行止、国道を迂回」の看板をいつも恨めしそうにながめていたのですが、現状どうなっているのか確認と復旧の見込みがあるのかの確認をしてみようと思った次第です。



国道から入ってすぐのところにまずは看板があります。

突っ込みどころ満載の看板

語るに落ちたとはまさにこのこと。

通行止区間の下に道が記載されているじゃないですか!

とりあえず通行止になっている部分まで進んでみます。
すると目の前に今時珍しい設置型の信号機が現れました。
どうやら通行止箇所の手前から工事をやっているみたいで、人件費削減のために誘導員ではなく信号で対応しているようです。

すぐに信号が変わってしまったので走りだしたのですが、通行止の開始地点がちょうど信号の終わりだったので撮影を開始。

赤信号長すぎぃ!

20秒で通過しないと対面から車が突撃してくる可能性があるデンジャラス信号です。
多分センサー式だと思います。赤と青の中間についている物体がそうでしょう。
昔は重量感知式でタイヤで踏んで作動するタイプが主だったと記憶しております。
この手の信号は公安委員会の許可が必要ないのですかね?

写真だと見えないのですが、信号機の左側に通行止になっている町道の入口があります。
現在工事中らしく突入することは不可能な状態になっているのを確認。

そして南側に抜ける町道が存在し、普通に走れそうなので突入開始。

本日の調査対象その2

またしてもFIND OUT!

まったく写真が無い上に記憶もないので走り応えのある道だったようです。
1日で快速路を何本も見つけるなんていうのはそうそうあることではなく、完全に浮かれていたようです。
この道は多分未舗装路はなかったはずです。しかし大型バイクで走れるかというとちょっと道幅が狭くタイトな部分があった…気がします。

町道を抜けてからr922→r519とこの辺はいつもの道を走り、いつものように壮瞥のホクレンセルフで給油。
ここで暑くてやってられなくなり壮瞥のセコマでアイス休憩を取りました。

とけるの早すぎ

なお、暑さのためセコマのアイスの在庫は限りなく少なく、果汁系のさっぱりしたのが食べたかったのに夕張メロンか牛乳の二択しかありませんでした。


次回は洞爺湖から先へ、もう少し続きます。

2016年8月7日日曜日

中山峠を行けば その2

中山峠は自分のツーリングルート足り得ないと結論づけた緒崎です。
望羊中山から喜茂別のセコマまでの道程も、じつに爽快ではありませんでした。
どうしてメインルートから中山峠を削除したのか、その理由を思い知った次第です。

このため今シーズンはもう朝里峠発の逆ルートは使わないかもしれません。
r141を走って苫小牧経由でr86を走るルートもありますが、R36を走るのがどうしても好きになれないので二の足を踏んでしまうのです。




さて、ツーリングは続きまして、喜茂別のセコマにて昼食を取り


豪華フライドチキン付き

忌々しいR230からR276へ入り、鈴川からr695へ入りました。

r695

いつもは大滝側から入るので、喜茂別側から入るのは非常に珍しいです。
走った感じもいつものr695とは違ってまるで初めて走る道のような感覚をおぼえました
走行時間帯の違いもあったと思います。

この辺から暑さが本格的になり、走っていなければやってられないほどの気温になってきました。

リターンポイント2のT字路をR453に入り大滝に到着してここからが本日のツーリングの本番となります

今までは茶番です。

とりあえず全ルートを公開してこの先を書いていきましょう。


大滝のパークゴルフ場の横から未舗装路を通って

大滝の未舗装路

一瞬だけr86に合流し南側の農道へ入ります。
徳舜別山麓キャンプ場の方向、と言えば通じる人もいるかもしれません。
キャンプ場はたまたま発見して予定にはありませんでしたが視察しました。

徳舜別山麓キャンプ場

いくつかテントが設営されてましたが土曜日のこの天気にしてはかなり少ない感じでした。
たぶん平日はガラガラなんじゃないかと予想されます。
この付近のキャンプ場はコンビニが遠いのが難点。

そして本日発見第一号の道が、大滝区円山町という名の山の中を走る農道になります。

Oh、農

ご覧の通り山の中を駆け回る道で、舗装は良好、路面状況はやや不良。たまに枝とか砂がありました。

落ち葉もすごい

道幅はやや狭く1.8車線くらい。普通車の対面通行は頑張れば可能なレベル。
途中に牧場があってでかいタンクローリーがいたので大型の通行もあるようです。
この道のもう1本国道寄りの農道は走ったことがあったのですが、その横にこんな素敵な道があるなんて予想もしませんでした。

これだから道路探索はやめられない!

思わずfind out!と叫んでしまいました。
さらに驚いたことに自分の他にこの道を走るライダーが存在したということです。
景色のよろしいポイントで写真撮影を行っておりました。
車種はわかりませんがアドベンチャー系のバイクでした。
自分はやや離れたポイントから写真撮影。

大滝区・円山町の農道より

標高が500メートルくらいある地点からの撮影。
次回は先客の居た絶景ポイントから撮影してみたいですね。


後半部分は以前走ったことのある道と合流になり、最終地点は旧R453の大滝区昭園町への入口になるのですが、ここで工事が行われており結構な砂利道と化してました。
舗装のやり直しか砂利道を完全舗装にするか、そんな感じの工事でした。
ここは観察経過が必要だと思いました。

工事箇所

次回は蟠渓温泉から国道を走らずに壮瞥まで抜けるルートになります。

2016年8月6日土曜日

中山峠を行けば その1

8月6日土曜日。
この日は前日からこの夏一番の暑さになるだろうと言われていた。

前日B勤ながらも早めの就寝に成功し、8時台の起床にも成功。
連れは昼ごろに仕事が終わるということだったので、定刻通り9時半ころに出発。


走り出すと意外に涼しい。
朝里ダムのループ橋の手前、かんぽの宿あたりの特設サイン会場はなし。
朝里峠は舗装が張り替えられせっかく消えてきた縦溝が復活。
すり減ったブロックのバイアスタイヤなのでコーナーで曲がれない。

定山渓まで渋滞に巻き込まれることも、鈍速車に悩まされることも、シマウマに追われることもなかった。
スキー場手前の下り坂で一枚写真を撮る。

朝里峠・スキー場手前

ちょっと良いテーマが見つかったのでそれに沿って撮ってみることにした。
テーマはまだ内緒ということで。



峠を越えて最初の休憩を定山渓のローソンで取る。

南区・定山渓より

やや東側にセコマがあるのだが、さすがに遠回りしたり戻ったりしてまで寄ることはない。
夏休みの土曜日ということで定山渓は混んでいた。
いつもはR230を札幌市の中心部の方へ進むので定山渓に来たのは久々な気がした。

この時すでに目の前の道路の交通量は多く、この先に迂回路は存在しない。
つまりどの車も中山峠を走ることになる。
札幌側から向かう場合登坂車線は存在せず追禁(イエローライン)が基本だ。
美笛峠が使えないので逃げ道はない。
とても憂鬱になったが致し方ない。今日はその混雑具合をしかと確認してみたいと思った。



何もかも混みすぎだ

遠くに霞む羊蹄山の山麓に帰りたい…

2016年8月4日木曜日

中山峠を行けば(予定)

8月6日の土曜日、9時30分ころ出発の予定。

ルートは逆ルートから美笛峠を抜いて中山峠を追加したものを用意しました。

朝里のセコマ発~赤井川のセコマ着

もしかすると連れがいるかもしれませんが、いなかった場合いくつかの未舗装路と通行止箇所の確認も行う予定です。

入っていませんでした

今年の6月に中古の軽トラック(スズキ・キャリイ)を購入しました。
前オーナーは車両のメンテナンスに対して関心を払うような感じでは到底無かったようで、外装も内容もひどい有様でした。
外装は購入前にショップがそこそこに直してくれ、車検がほぼ満タンだったのでオイル交換だけやってくれていたのですが…その後少し問題が出ました。
このため消耗品に関していくつかは交換していこうと思い、今回はエアコンが臭かったのでフィルターの交換と、絶対に交換して無いだろうと予測したエアクリーナーエレメントを交換しました。

まずはエアクリーナーエレメントから交換。

スズキ・キャリイ・DA63T用

写真を撮り忘れましたがキャリイのエアクリーナーボックスは運転席側のシート下にあります。
かなり汚れているように見えますが実際はそこまでではありませんでした。
が、しかし
裏返してみるともうダメだという状態でした。

詰まってて完全にアウト

すき間に土とか枯れ葉とか他にもよくわからないものがいっぱい詰まってました。
これで少しは加速が向上するだろうしガス欠に似た症状の発生も起こらないだろうと思います。



次にエアコンフィルターの交換に取り掛かりました。
フィルターは助手席の足元にあり、こちらも写真を撮り忘れました。
というよりも、びっくりして爆笑してしまったからなんです。

だってエアコンフィルター入ってなかったんだもん

フィルターがカビているとか汚れてるとかいう話ではなく、存在していない
どういう理由でこうなったのか理解に苦しみました。
これじゃ他にも色々不具合がありそうだなと思いました。

交換したフィルターはこちらの商品。


エアコンフィルターはモノタロウの安いのがなかったので2000円位のを買いました。
エアクリエレメントは安いのがあって600円位でした。

程度の悪い中古車を買った諸兄はぜひ一度フィルターのチェックをしてみましょう。

2016年8月3日水曜日

サマータイム

8月1日のツーリングは途中から雨のツーリングだった



支笏湖・ポロピナイより

夏の雨雲、追い越しても追いつかれ、囲われて雨に降られる

札幌市南区・常盤のセコマより

追い越した雨雲、休憩してたら追いつかれ、また走り始める始末

出発時の赤井川は晴れていたというのに

赤井川村・冷水峠より

今年の8月は雨が多いらしい

どのライダーの上にも青空が広がりますように

TWに取り付けたサドルバッグについて

3週間くらい前に取り付けたサドルバッグですが、ようやくどんなものかテストすることができました。

デグナーのNB-1

容量は10リットル。
以前はCBで使っていました。
今回は持っていく荷物の中で最高に邪魔な存在、レインスーツをこの中に突っ込んでツーリングに出かけました。
なお、突っ込んだレインスーツはラフ&ロードのデュアルテックスコンパクトレインスーツなのですが、この商品は一度袋から出すと入っていた時と同じ畳み方をしないと二度とコンパクトに収納できないやっかいな商品となっております。

レインスーツを適当に畳んでビニール袋に詰めてサドルバッグに押し込んでみると、残念なことにそれだけでほぼいっぱいになってしまいました。
バッグ自体が伸縮しないものなので容量以上は入りません。
ブーツカバーも頑張れば入りそうですがこちらが望んでいるほどの容量は確保できそうもありません
今回は日帰りでブーツが浸水しようが帰って乾かせるので搭載は見送りました。

次に固定に問題がないかですが、こちらはほぼ問題がありませんでした。
若干横に動くので再利用可能タイプのタイラップで仮固定したところ動かなくなりました。
この状態で舗装路・未舗装路を走行し、予定のない雨の中の走行でも問題は発生しませんでした。

ただ、バッグを装着した分だけ横幅が増加する事になり狭い部分を通り抜けるのを諦める事態が発生しました。

狭い部分…

普段なら絶対に落石調査をしているのですが諦めました。

キャンプツーの時は雨具専用の荷室となり、確保したかった風呂道具のスペースは他の部分で補う事になりそうです。
TWの積載についてはリアシートにコンテナボックスを取り付けてみる案がまだなので、8月中にテストして9月にはキャンプをしてみたい所存です。