2017年1月28日土曜日

TW225の修理計画 その8

その2でバッテリーを取り付けるためのボルト・ナットを紹介しました。

例のボルト・ナット

ナットは問題がなかったのですが、ボルトはやや頭の高さに問題が出ました。
ワッシャーが2枚も入っているためなのは言うまでもありません。

好んでこのボルトを付けた訳ではなく、ネジ経の合うものがこれしか売っていなかったので仕方なくという訳でしたので、ニープロテクターを購入するついでにモノタロウで購入したのがこちら

(+ー)六角フランジ付き小ねじ

ネジの呼びがM5(5ミリ)、長さは20ミリと25ミリのものを買いました。
2種類購入したのはバッテリーが手元にないので使っているボルトの長さがわからなかったからです…なんとも情けない。

しかし、こういうボルトまでも通販に頼らなければならないというのはとても残念な事だと思います。
以前はちょっと大きなホムセンのバラ売りコーナーであれば取扱があったはずなのですが、最近はどんどん売り場が縮小してしまい容易に手に入れることが難しくなりました。

今度札幌まで行く用事があれば、使いそうなボルトナットを購入しておこうかと思います。
専門店が近くにあればいいのですがね…

2017年1月27日金曜日

TW225の修理計画 その7

本日は雨のち猛吹雪。
2週間の投薬治療をおこなって病院へ行く日でありました。
症状はまるで改善しておらず、どうにも困ったという感じだったのですが、先生の話では大丈夫でしょうとのこと。
即座に改善するようなものではないらしく、根治には時間が必要とのことでした。
どうしてもというのであれば精密検査をするというお話もあったのですが、どうにも先生が嫌そうな感じでしたので、ここまでだなという見切りをつけて退散しました。
3月まで症状が続くようであれば精密検査を希望したいと思います。


さて、21日に引き取られたTWですが、本日修理が完了したとの一報が入りました。
作業内容としては前回伝えられた通りのものをおこなったとのこと。
修理費用は3520円とのこと。
聞き間違いではありませんでした。0が一つ足りていないという話でもありません。
前回の時に費用は3000円ほどと伝えられていたのですが、それは部品代だけの話であり、工賃はぶっ飛んだ価格になると決めつけていたので驚きを隠せませんでした。
実際予算として請求された金額の10倍ほど計上しておりましたので、我が家の財政がこの先少しばかり楽になりました。
余った大半は4月に購入予定に自転車に回されることになるわけですが…

そして今回の修理で予想していなかった出来事が一つ。
修理の過程でマフラーを外したところ、ガスケットが2枚入っていたということでした。
これによってネジ山の奥の方が無事で、今回のようにリコイルも溶接もせずに修理が可能だったというお話でした。

ちなみに自分のTWは一度社外マフラーに交換してノーマルマフラーに戻しております。
どうやらその時にガスケットを外さずに追加した…と思うのですが記憶はありません。
結果的に良い方向に物事が進んだのですが、整備としてはまるでダメです。

今年の整備全般は確認を重点目標として行いたいと思いました。

RSタイチ ステルス CE ニーガード〔ハードタイプ〕

ブツが届きましたので早速装着してみました。

購入したのはコチラ
サイズはLサイズを選択しました。
サイトの表記では

M(34~40cm/26cm)
L(36~42cm/26cm)
※膝廻り/プロテクター長
となっているのですが、膝廻りのサイズの計測方法がわからなかったのでLサイズにした次第です。
ウエストサイズだとヘソの位置を基準にして計測するという決まりがありますが、膝…どうなのでしょうか?
一応膝の皿のてっぺんを基準に測定してみると、自分は36センチという結果となりました。
ああ、調べたら測り方がありました。

ひざ周りの測定

どうやら自分のやり方であっていたようです。

36センチであればMサイズでもよかったのでしょうが、小さいと装着出来ない場合があり、大きければ工夫すればどうにかなるというのが衣類の基本。
よってLサイズを注文しておいたのですが、どうやら正解だったようです。


赤マッキーでL・Rを記入

左右共通ではありませんでした。
装着してみるとプロテクターが以外に厚く、どこがステルスなのかと突っ込みたくなるほどでした。
厚さを気にする方は違うものを購入したほうがよろしいでしょう。
また、ひざ周りのサイズが36センチの場合Lサイズで装着感に疑問を感じませんでした。
あとは実際に乗ってみてどうなのかといった次第で、ニーグリップに問題がないか、乗っている最中にズレてしまわないか、ダメだったらプロテクターだけ外してズボンに縫い付けてやろうかなど対応策が必要になってくるかもしれません。

この辺はシーズンが始まってからお伝えしたいと思います。

2017年1月25日水曜日

今シーズンに必要な物 ニープロテクター

病気の件で先延ばしにしていた物品購入。
もう少し延ばしたいと思っていたのですが、セール情報が入り他にも購入する物があったので買ってしまいました。

RSタイチのTRV045STEALTH CE KNEE GUARD 〔HARD〕

自分がバイクに乗る際に履いているジーパンはバイク用の物で、ニーパッド内蔵用のポケットもあるのですが乗車姿勢時にパッドが変な位置に来て非常に乗りづらくなってしまい装着を断念しておりました。
パンツの外側に付ける物も持っているのですが、これは主に林道走行での使用となっています。
理由はプロテクターがタンクに当たって傷がついてしまうから…
一応対策はしているのですが、ニーグリップをするのにもちょっと邪魔くさい感じです。

そういった事情によりインナーサポータータイプの物をいくつか比較検討してラフアンドロードの物にしようと決めていたのですが、セールをしている通販サイトでは取扱が無かったのでRSタイチの物になった次第です。


プロテクターの重要性は実際にその効果を体感する、つまり転倒してみないとなかなか分かるものではありません。
転倒は別に大きいものではなくともよく、例えば停止状態からの立ちゴケで地面を転がっても理解できるかと思います。
大きな転倒も小さな転倒も経験してみて、自分はその事に気が付きました。

膝に関しては大きな転倒のあと、歩き方がスター・ウォーズのC-3POみたいな事になってから必要を感じるようになりました。

プロテクター未装着の諸兄は、財政事情が健全であれば導入を考えて頂きたいと思います。
寒さ対策にも使えますので。

2017年1月23日月曜日

TW225の修理計画 その6

半覚醒状態からようやく起きあがり、熱いコーヒーを淹れて覚悟を決める。
そうしなければいつも酷い仕打ちをしてくる現実というものに耐えられないからであります。
バイク屋に電話をするだけなのにどれだけの覚悟が必要なんだというお話でした。


さて、メカニックさんの話でありますが、これがまったくの朗報でした。
ネジ山は完全に死んではおらず、奥の方は無事である事。
であるので、持ち込んだスタッドボルトではなく別に長めのスタッドボルトを用意し、それ用のナットも手配して修理したいとの事。
費用は3000円くらいではないか…よろしければ作業開始するというもので、部品の手配はもうばっちりですよ、との事でした。

これも想定していた修理方法の一つではありましたが、入庫の前にユルユルになっていた純正ボルトを引き抜いた際に瀕死どころかあと数回息をしただけで死ぬなと判断。
このためネジ山を修正かリコイルだと思っていましたが、半身は吹っ飛んでいても大丈夫みたいな状態だったようです。
映画エイリアン2のランス・ビショップを思い出しました。

上記の修理方法で断る理由は一つもないのでこれを快諾。
ダメだった場合はリコイルするという事になりました。


何だか久々に良い話を聞いた気がして心が軽くなりました。
このまま順調に修理が終わる事を願いたいです。

2017年1月22日日曜日

TW225の修理計画 その5

TWがドナドナされていったおよそ4時間後にショップから電話がありました。
しかし自分はまさに仕事中にあり受ける事はできず。

着信に気が付いたのは仕事終了後。
心中不安でいっぱいでありました。

連絡が来たという事はいくつかの事態が想定されます。
思い浮かんだのは悪い事ばかり、というかそうでなければ連絡が来るはずがないからです。

最悪なのは修理そのものが受けれないという事ですが、入庫して数時間経過してから連絡がくるのはちょっとおかしいかと。

次に酷いのはやはりシリンダーヘッドを交換しなければダメだという事態。
我が家の財政はここ数ヶ月逼迫しておりまして、補正予算を組みますと今年の半ばあたりまで超苦しい生活を送る事になりそうです。

この他に思い付いたのは、スタッドボルト化についての問題、追加部品等についての問題、最終的な見積もりについての問題…何か本人に確認しなくてはならないような事態、くらいでしょうか。

自分は経験から悲観的な考えしか出来ないのですが、楽観的な考え方はストレスの軽減、ひいては健康的な生活の維持・向上も出来るとの科学的な裏付けもあるので、ここは一つこう考えたいと思います。

もう修理は終わりましたので、引取日時を指定して欲しいとの連絡である

果報は寝て待ちたいと思います。

2017年1月21日土曜日

TW225の修理計画 その4

約束の時間だった13時前にガレージに到着。
昨日の除雪から雪はほぼ降っておらず、ガレージからTWを出すのに何の問題もなし。

約束の時間になるがバイク屋の姿は見えず。

また、忘れ去られてしまったか…

そう思いながらスマホを操作しているとガラケーから音が!

auからのお知らせです

2年縛りの解約月が来月なので、もうちょっとでおさらばできそうです。


バイク屋からはこの数分後、ガレージから諦めて部屋に戻ったくらいで電話があり、その後すぐに到着しました。
メカニックさんに症状を直接話したのはそういえばこの時が初めてで、とりあえずシリンダーヘッドの交換は無しでどうにかなりそうとの事。
費用はそれなりになるので覚悟しろとの通告もありました。
この辺は覚悟も決まっており補正予算も組んでいるので差し当たって大丈夫です。
今月の生活費の支払いなど、消費税がアップしてから過去最低の金額を記録するほど節約に努めましたからね!※実際はガンかもしれないと思ってほとんど何もしなかったのが原因

修理と共にスタッドボルト化の話もし、情報元のサイトの話も出した所で大丈夫ですとの返答。
そういう情報はいっぱいあるので安心して下さいとの事でした。
このメカニックさんはそういう人だったかと思い出しました。
人によって言った方がよいか悪いかが変わってしまう話は難しいですね。
自分だったらこの手の情報話は好きなので聞いてしまうのですが、彼らは仕事であり、そうであれば難しいものがあると思いました。


死ぬかもしれないとなった時、残念だと思ったのはもう道路探索ができないという事だけでした。
どうやら自分は今のところその他には何もないようなので、そうであるなら今年は探索の限りを尽くすべく、必要であるバイクに諸々の資源を惜しみなく投入したい所存であります。

CB1100も乗れるに越したことはありませんけどね…

2017年1月20日金曜日

TW225の修理計画 その3

本日大寒。
先の最強寒波で建物自体が芯まで冷えこみ、寒波前はストーブを最小燃焼でも17度まで上がっていた室温が15度までしか上がらなくなる始末。

さらに、スマホのシステムアップデートがあり今回は無事に成功。
前回のアップデートではSDカードを入れたまま行うと、SDカードが書込み不能になるという不具合があってツーリングにも影響が出ました。


TW225の入庫を前日に控え、そういえば修理の際にマフラーを外す事になるので手持ちのガスケットを持参しようと思い立ち、パーツを漁っていると…
違う袋に入った同じガスケットが出てきました。

部品番号4BE-14613-00

2個注文した覚えはないので、忘れてて別の時期に注文したのだと思われます。
袋に直接印刷かシールラベルの違いなのですが、多分シールラベルの方が経費がかから無さそうかと推測されます。

この他にエキパイとサイレンサー部分のガスケットも発掘。

マフラーとエキパイ用ガスケット

こちらは箱に入っている仕様。

到着したホンダ純正スタッドボルトと、念のためヤマハ純正の取り付けボルトも用意しました。

ホンダ純正スタッドボルト

ヤマハTW225用エキパイ固定用ボルト

スタッドボルトは予想よりもかなり小さかったです。
これなら通常の袋ナットでも締めれるかと思われました。
そういえばその1で書いた頭部寸法20ミリ必要みたいな部分ですが、エキパイ固定にはエキパイフランジを挟むのでその分の長さが必要なくなります。
なので別に特別長いナットが必要なわけではないというお話になりました。
何を当然という程度の事なのですが、シリンダーヘッド部分のパーツリストだけ見ていたら、こういうトンチンカンな考えになる事もあるのです。自分だけかもしれませんが…


持っていく物は用意したので、次はバッテリーを装着します。
そういえばバッテリーを付けてシートを付けた記憶は無かった、と一瞬不安になりましたが問題はなさそう。

タフスター102型

ボルトはもう少し頭頂部分が平べったくて短い物の方が良さそうかと思いました。
バッテリー固定バンドを締めるとバッテリーのテストボタンを押してしまうかと思いましたが、この高さなら大丈夫という事も判明。
スポンジは多少潰れるのでインジケーターが点きっぱなしになる事はまずないでしょう。

この後ガレージ前の雪を撤去して終了となりました。
明日、バイクを引き取りに来てもらって自分もバイク屋に行くか、それとも連絡待ちとなるかはまだ不明。

簡単で安く直ってくれる事を祈ります。

2017年1月19日木曜日

新型CB1100発表

発表は1月19日、発売は1月20日からだそうです。

定番の大型ロードスポーツモデル「CB1100」「CB1100 EX」の熟成を図るとともにスポーティーな走りの「CB1100 RS」を新たに追加し発売

コチラのサイトでよくまとめられております。

派生車種だったEX=エクストラがとうとうメイン車種になり、ノーマルのCB1100は残っている部品を集めて作った感がいっぱいとなってしまいました。
EXがフルモデルチェンジしたのに対し、ノーマルはマイナーチェンジ。
細かい部分の変更は実車を見ないと何とも言えませんが、発表されている情報からピックアップしてみたいと思います。

・マフラーが左右二本出しに変更
直列4気筒らしい吹け上がり感と重厚なサウンドを際立たせた新設計のシンメトリーな左右二本出し小型軽量マフラー※公式サイトより抜粋

単純にこの方が好評だったので広く採用したと思われます。
もちろんコストの削減も兼ねているわけですが、小型軽量の意味はちょっと理解できません。もしかしたらマフラーは新設計されたのかもしれませんね。


・クラッチはアシストスリッパーを採用
クラッチレバーの操作荷重を従来比約16%低減し、扱いやすさと快適でスムーズな乗り味を提供するアシストスリッパークラッチ※公式サイトより抜粋

握力増強でもさせたいのかと思われるほど重かったクラッチとも、これでおさらばできるみたいです。
自分はレバーの変更で大幅に操作荷重を軽減させることができましたが、これでノーマルのレバーでも大丈夫になるんじゃないでしょうか?
実車を見る時には是非ともクラッチレバーを握ってみたいと思います。


・ABSが標準装備
将来的にはABSの装着が義務化されるのでこれは当然の仕様でしょう。
自分で整備する場合かなりめんどうなので、できれば無い方が自分は良いと思ってますが…


・サイドスタンドの変更
駐車状態からの引き起こし荷重を軽減するための傾斜角を採用したサイドスタンド※公式サイトより抜粋
これ、チェンジの度にサイドスタンドを変更していると思ったのは自分だけでしょうか?
前回のマイナーチェンジの時にサイドスタンドも旧EXと同様の物が装着されました。
この時はアナウンスがなかったです。
今回わざわざ発表したということは、かなりの形状変更を施したと思われるのですが、写真を見る限りそんな風には見えません。
初代のサイドスタンドは出しづらく、先端が小さかったのでよくアスファルトにめり込みました。
そのため(恐らく)変更されたのだと思っていますが、今回はどうでしょうかね。気になります。


・色がホワイト一色の指定、タンク形状はは旧来のまま
これが余っている部品を集めて作ったと言った最大の理由になります。
EXやRSとは共通ではない部品が多くなり、数年の後にカタログ落ち。現有している部品は供給用として保管するも、保管料を上乗せでの販売。
ホンダお得意の販売方法ですね。現行車種のサービスマニュアルが2年でコピーしか出なくなるとか、ちょっとは他社を見習ってほしいと思います。
カワサキはわかりませんが、スズキやヤマハは古いバイクでも純正部品が結構出ます。
ホンダはほぼ確実に出ない。消耗品の類すら出ないという始末。
なので長く乗るバイクを購入する予定の場合は、ホンダのバイクはあまりお勧めできません。

・この他
サイドカバーが黒いまま残ったのと、シリンダーヘッドがシリンダーと同色の初代エンジンと同じ塗装なのが救いかと思われます。

EXのシリンダーヘッド、どうしてそうなった?

そこをツートンカラーにする意味がまったく理解できません。
チェンジ前のオールシルバーのほうが安っぽいけどまだ救いようがあると思うのですが…

TWの修理がうまいこと進んだら、札幌まで実車を確認しに行きたいと思います。

2017年1月18日水曜日

TW225の修理計画 その2

以前に書いたのですが、TW225のバッテリーは使用不可能な状態であり、シリンダーヘッドの修理の際にどうしたってエンジンを始動させねばならず、そうであるからにはバッテリーを先に購入しておかねばならないという事になりました。

シリンダーヘッドが直らなかったらどうするんだ!? という考えもあったのですが、もう購入してしまっているのでどうしようもありません。
買ったのはDRCのタフスターリチウムバッテリー102型

DRC タフスター リチウムバッテリー 102型

しっかりと互換バッテリー品番にYB7C-A(純正バッテリー型番:GSユアサ)が記載されており、主な適合車種にTW225は無いもののセローの記載はあります。

では問題なく装着できるだろう!
そう簡単に事が運んだらきっと素晴らしかったのでしょう。
先に書きますがこのバッテリーをTW225にポン付けすることは不可能です

理由は2つ。
一つは純正バッテリーと比較して縦・横・高さの全てが小さいため。
しかしこれは付属のスポンジをほぼ使い切る形でどうにかなります。



付属スポンジ装着図

付属のスポンジは所謂防水タイプの隙間テープと同じ材質です。
失敗した場合は近くにダイソーがあればいくらでも補充が効きます。
バッテリーボックスとバッテリーコードに対して適切な位置になるよう付けるわけですが、それまで付けていたバッテリーを元にスポンジを付けていけばいいわけです。
最後に車体に付けて確認し、自分の場合はやや隙間があったのでスポンジを追加して無事にバッテリーボックス内に収まりました。


もう一つの理由がかなりの問題で、バッテリーターミナルの形状が大きく異なるというもの。

純正形状ターミナル

リチウムイオンバッテリーターミナル

計測してみると純正タイプの物は、ターミナル下部から上端までの長さが約22ミリ
リチウムイオンバッテリーは約12ミリで、10ミリほど高さが足りません。
高さが足りないとバッテリーコードの端子が付けられないので、コードの端子を変更するか下駄を履かせてかさ増しさせるかという具合になります。

明らかに下駄を履かせるほうが作業が楽だと思ったのですが、理想的な形状の物がなかなか見つからず、やや遠いホムセンに2日ほど通って選び抜かれたボルトとナットがこちら。

かさ増し用ボルト・ナット

ボルトはバラ売りしているのですが、四角い板ナットはパックしか無かったので痛い出費となりました。
ネジ径が5ミリというあまり使われないサイズで、ボルトの種類が少なくて苦労しました。

まずは写真中央の正方形の板ナット(外径約13ミリ)をバッテリー端子の上に2枚置きます。

合体

ビニールテープは車体装着時にめんどうが増えない措置なので、見た目にこだわりのある人は接着剤の使用をお勧めします。
この板ナットは2枚重ねると厚さが約8ミリで、純正端子よりも2ミリ足りない事になりますが、問題なくバッテリーコードの装着が可能でした。

次に端子の中身も板ナットを追加します。

板ナット追加

最初から付属している物だけでは車体取付時にうまくいかなかったので、プラス側だけ追加しました。
なぜかマイナス側は追加しなくてもコードが付くという…TWはセンスタがないので装着する時に傾きの影響があるので、それが原因かもしれません。

電蝕の恐れがあったので素材にも気を付けたかったのですが、そこまで出来るほどの状況には恵まれていないので断念しました。
可能であればワンオフで作れればよかったのですがね。

通電しているのを確認し、キーオン状態での電圧も良好。
エンジンの始動はシリンダーヘッドの都合上見送りましたが、多分問題はないでしょう。


リチウムイオンバッテリーについては、皆が口を揃えて言うように驚くほど軽量です。
自分は送られてきたダンボールの中に、商品が入っているなど冗談だと思ったほどです。

いくら軽いって言ってもこの中にバイク用のバッテリーが入っているとかまったく信じられんというほどの軽さでした。
数字にすると500グラムくらいの重さしかなく、キロ単位の軽量化が可能。
実走行がまだなので、軽量化の効果はまた今度にします。ちなみに自分は軽量化の効果に対しては懐疑的です。

それよりも液漏れしないのが嬉しいですね。
林道でひっくり返ってもこれで安心できます。

冷間時の動作についての問題ですが、この間の寒波の時にスマートフォンを屋外に出していたら、バッテリー低温注意の表示が出ました。
使いすぎて高温になって注意が出ることはしばしばでしたが、まさか低温でも出るとは知りませんでした。
説明書には一応マイナス10度でも使用可能とあります。
4月上旬に旭川まで夜間に走行した時でも2度くらいはあったので、真冬にでも走行しない限りは大丈夫かと思われます。

…となるとハイブリッドカーのリチウムイオンバッテリーはどうなのかという疑問がでましたが、それはまたどこか違う場所で。

2017年1月17日火曜日

TW225の修理計画 その1

昨年に予約を入れていたTW225の修理ですが、年明けになっても連絡は来なかったため16日にバイク屋を訪問。
話自体が最初から無かった状態になっていたので、こちらも話などしていなかったという状態で修理依頼。バイクの引き取りを依頼しました。
このショップは基本的にこういう感じなので、今更どうこう言うつもりはありません。
お金を払って、依頼した作業をしてくれればそれで良いのです。

どうも自分はショップ運がないらしく、バイクも車も信用できる店に当たったことが一度もありません…


さて、故障状況ですが、シリンダーに開いている雌ネジのネジ山がダメになっているという話だったのですが、正確には

マフラーの取付部の所のシリンダーヘッド側のネジ山が駄目になった、という状態です。

TW225 シリンダーヘッド

TW225 シリンダー

色々混同してました。
シリンダーについてはまた別の機会に書くとして、故障箇所は以下の写真の赤丸の部分になります。

シリンダーヘッド 故障箇所

多くのバイクはこの部分にスタッドボルトを使用していると思われるのですがどうでしょうか?
ともかく、上記の部分のネジ山がダメになり、ボルトがユルユルで最後まで締まらない状態となっております。
多少は締まるので、ネジ山は完全に死んではおりませんが、瀕死であるのは間違いなく、救うには自分の知識ではネジ山を切り直すか、ネジ山修正キットを使うかくらいしか思い浮かびませんでした。

他の方法として、確実なのはシリンダーヘッドの交換。
これなら確実に直るのですが、シリンダーヘッドはアッセンブリ供給しかされておらず、試しに見積もってみたらこのような感じになりました。

TW225 シリンダーヘッド見積もり

ちなみに交換となると、この他にガスケットが別途必要で、整備時間が3.8と指定されています。
オイル交換の整備時間が0.2の指定なので、単純計算で工賃がその19倍になる可能性があります。

書いていて絶望的な気分になってきました。
入庫が21日なのですが、費用次第では別の所に修理を依頼しようか検討したいと思われます。

また修理の一環として、このような惨劇が二度と起こらないように、この部分はスタッドボルト化したいという事も伝えておりましたが、ショップに入庫した後に部品を注文となるとさらにめんどうな事態になりかねなかったので、スタッドボルトは本日急いで注文しておきました。

スタッドボルトを注文

スタッドボルトの選定に関しましては、こちらのサイトを参考にさせていただきました。
いつもTWの情報発信、まことにありがとうございます。
部品番号がしっかりと入っている画像のお陰で、出先から純正部品の発注が可能でした。
ナットはサイズがわからなかったのですが、よく見ると丁寧にスケール付きの画像があるじゃないですか!
頭部寸法が20ミリくらいあるフランジナットでセレートなしの物…

探してみましたがありませんでしたorz

見た目はどうでもいいので、最悪の場合はワッシャと長ナットの組み合わせでどうにかなるかと思われます。
ロング袋ナットとか、モンキ- ロングEX.ナット&スタッドボルトセット M6X35とかがもしかしたら装着できるかもと期待。

軽トラの修理完了

数カ月先まで赤字予定の緒崎です。
あまりにも痛かった軽トラックの修理費用。合計で4万5千円となりました。
※オイルパン交換、オイル+フィルター交換、サーモスタット交換、クーラント交換、ガソリン代
予想通りの金額、正規交換した場合よりは安いのですが、手痛い出費であることには代わりありません。

問題のオイルパンのネジ山なのですが、、、



キャリイのオイルパン

ドレンボルトを外して再度入れてみると、普通の感触で締まりました。
これ、本当にダメのか? という感じ。
外したドレンボルトにワッシャがなかったのも気になりました。
とは言え、すでに交換してしまったので全ては後の祭り。
もし本当にダメだった場合は、確認した後に自走不能状態になって、さらにめんどうな事になっていた可能性もあったのでこれで良しとしましょう。

あとはこれ以上おかしくならない事を祈るばかりです。

2017年1月13日金曜日

2016年のシーズンを振り返ってみて

2016年のバイクシーズンはよろしくなかった、そう言わざるを得ないシーズンだったと思います。

良いか悪いか。
すぐに頭に浮かんだのが悪かったというイメージで、そこから思い返して比較してみると、確かによくなかったと思います。

比較したのが2015年で、この年は距離にして12000キロ近く走行し、勤務シフトと天気に恵まれ、さらに乗るという欲求により、ともかくバイクを走らせていました。

それに対して2016年は、夏場は気温の高さには恵まれたものの、シフトには恵まれずA勤が終わって走り出すという事が少なかったです。
また、私的な問題や体調の不良が特に作用し、総走行距離も2台合わせて8291キロと、近年まれに見る少なさとなりました。
※CB1100:4823キロ TW225:3468キロ

走行距離に関しては、林道走行が多くなるほど時間に対して走れる距離が減少するのですが、2016年は赤井川周辺の林道探索1回のみで、影響はほぼ無いと言えます。

リトルカブが自賠責の都合から乗らなくなり、自転車も故障により廃車。
入手した軽トラはトラブル頻発と、バイク以外でも色々と問題があったシーズン。

そういえばバイクも故障していて、CB1100はリアアクスルシャフトの差し込みが渋く、TWはシリンダー側のエキパイ固定のネジ山が舐めている…という問題もありました。
どちらも自分でやらかした事で、CBの方は一応新しいカラーとダストシールを購入。
これで直らなければベアリングの交換、それでもダメならアクスルシャフトの交換となり、TWの方はバイク屋からの連絡待ちなのですが、多分忘れられているのでそろそろこちらから出向いたほうがよさそうです。

問題は明確で、対処方法はあるので今年はそれらを踏まえて良いシーズンにしたいと思います。

新年明けまして…

あけましておめでとうございます

この言葉が大変好みではありません。
可能な限り口にしたくないと思っておりまして、今年は会社に人間にすら言わずに済ませました。
慣用句であり挨拶であるというのは承知しているのですが、どうしても使いたくありません。
よってこの場では次のように言わせていただきます。

今年が自分と皆様にとって良い年でありますように



さて、昨シーズンを振り返ることもせずブログを放置しておりました理由。
今回はその話をしていきたいと思います。
自分の新年とは今日、1月13日金曜日にようやく始まったのであります。


昨年の12月の末。
定期購読している雑誌のとある漫画の内容から、自分の身体の異常を確認しました。
前々からやや疑わしいという程度の異常はあったのですが、その他にも症状が出た、とでも申しますか。
具体的に申しますと、ガンの疑いが出たのであります。
膝から崩れ落ちるとか、胃が鷲掴みにされるとか、手が震えるとか実際にあるものなんだなと思い知らされました。

ある部分で人生を諦めていた自分ですら、取り乱したりはしなかったものの、このような有様。
将来があり、洋々たる人生を送っている人であればどうなっているかと考えさせられました。

ともかくガンと疑われる症状がいくつか出ているので、早急に病院へ、それも大きな総合病院へ行って検査を受けなければと思いましたが、仕事は年末の繁忙期であり、病院もまた年末の休みへと入るため都合がつかず、行けるのは年明けの13日という次第となりました。

その間の日常は、停止したまま数字だけが経過するという日々でした。
基本的に私たちの思考は生きていることを前提にしていて、直近にという概念があると思考そのものが成り立たなくなるということを理解させられました。

結局死ぬのであれば、という感じで思考停止してしまうのです。

このため様々な事を先送りし、身の回りの必要最低限の事だけをしていました。
最終的には考えることすらも放棄する形となり、仕事以外は寝ているだけということも。


そんな中、職場から新年早々に健康診断があると言われ、指定された日が前日の12日であり、不安だらけだった自分は医師に色々と相談したのですが…

先生にあんたのとこの経営者嫌いなんだわとカミングアウトされる始末。
いや、冗談でも何でもなく、本当にそう言われてしまいました。
そういやここの先生は変人で名の通った人だったかと思い直し、なんとも言えない表情で健康診断は終わったのですが…
とりあえず健康診断では、懸念していた症状は出ていなかったとだけ。


そして、とうとう当日。
前日夜勤でしたのでやや起床に苦労するものの、外来検診は午前中のみなので行ってきました。
ツーリングと同じで前日に必要な物は用意。
病院の設備等もウェブでチェックしており、初めて訪れる病院でしたが特に問題なく進みました。
大繁盛の整形外科と内科、自分は泌尿器科だったのですが、こちらは閑散としておりました。
事前問診票にかなり詳しく書き、資料(健康診断の紙とお薬手帳)と共に提出して待ちましたが、待ち時間は相当短かったです。

先生は普通…の方という印象で、黙々と進めるタイプ。
問診のあとに男としてかなり屈辱的な検診をされましたが、こればかりは致し方ありません。

結果、ガンではないという診断結果となりました。

安堵の息を吐いたのは言うまでもありません。これを書けるのもこの結果のお陰であります。
しかし異常自体は認められたため、投薬による治療を行うこととなりました。
この治療で改善されなければ、さらに別の箇所の診断を行うというのが今後の方針ということになっております。


大変長くなりました。
今年もバイクシーズンを迎えられそうです。
滞っていた作業も、購入を考えていた物も、やろうとしていた事もできそうです。

今年がどうか、自分にとっても皆様にとっても良い年となりますように。
異常があったら人間は病院へ、バイクはショップへ行きましょう。