2017年12月28日木曜日

2017年シーズンまとめ その8

道道604号・老古美小沢停車場線(r604)を超える快速路は今年も見つかりませんでした …という話。
r604は
交通量が少なく
路面状況が良く
中・高速コーナーとアップダウンがある、そんな道路。
距離もちょうどいい。
15.1キロという距離は今の自分には十分。過去の自分には物足りなかったけど、低下した今の体力ならちょうどいい。

前後の道もまたいい。
前は国道393号、後は道道66号。
昼食後に走る事が多いため、気力も体力も充実した状態で走行する事も高評価の理由になっている。


特に探し回っているわけではないけど、毎年シーズンを振り返って『r604以上はあったか?』とは考えている。
見つからなければそれはそれでかまわない。
見つかるまで探せばいい。
無かったとしても、それはr604が素晴らしい道だという事を再認識できるので、結局かまわない事になる。


とにかく今年も見つからなかった。
r28も、r86も、中山峠の登坂車線も、メープル街道も及ばなかった。

そんな中でもっとも記憶に残っている快速路は道道141号線(r141)。
樽前山の登山道入口のところから苫小牧方面へ下る区間。
下りでありながら常に後輪のトラクションを感じ続けることが出来る不思議な道路。
下りだけならここが一番楽しめる。そう思ったのはr141。


誰しも一つは持っているだろう、快速路。
来年は見つかるかもしれない。
こうして楽しみは増えていく。

2017年12月16日土曜日

CB1100の修理 リアブレーキキャリパー ニップル部分からのフルード漏れ

以前から発覚していた症状。
リアブレーキのニップル部分からのフルード漏れ。
漏れというより滲む程度の症状。
ニップル先端から漏れているのではなく、根本からキャリパーに滲んでいる感じで、中のパッキンがダメになったのかと思っていました。

2017年 12月15日

ニップル回りが黒くなっているのが確認できます。

まずはパーツリストで必要な部品を検索。

すると…どうもパッキンの類は入っていないらしい。
ゴムキャップがそのままパッキンになっているのか、ニップルの中が詰まっているのか。
とりあえずニップルは交換ということで部品を注文。

リアブレーキキャリパー ニップル

写真は取り外したものでサビが結構出てます。
上から水を入れたら下の穴から盛大に出てきたので詰まっているわけではなさそうです。
うーん…これでダメだったらゴムキャップも交換してみたいと思います。

それと
いままでやってませんでしたがニップルにも締付けトルクが存在ました。

ブリーダーバルブが正式名称

5.4N·m。
これからはしっかり守って締めたいと思います。

2017年12月12日火曜日

2017年シーズンまとめ その7

バイクに乗っていると声をかけられることがある。
走行中も停車中も。

走行中の声掛けは主に拡声器(スピーカー)で行われ、大抵は緊急車両なのであまり問題はない。
内容は命令や指示、それも法令に基づいたものであり、殆どの場合左に寄るとか停車するとかなので問題はない。
切符関係についてはもう諦めて欲しい。自分は次も青色免許の予定だ。


問題は停車中の声掛けだ。
食事中、電話中、撮影中…こちらが何をしていようが話し掛けられることがある。
すいませんや少しよろしいですか等の断りを入れる人は、20人に一人くらいの割合だろうか。

声を掛けてくる、話しかけてくる人の内容は以下の4つに分類される。
・このバイク何cc
・このバイクいくらするの
・どこからきたの
・暑くないの/寒くないの
もちろん例外はある。
シャケいるだろ!シャケ! みたいな例外も当然あるが、それはひとまず置いておこう。

上記の声掛けはオートバイに乗っている人であれば大多数が受けたことがあるのではなかろうか。
特に最初と二つ目の声掛けに関しては、ナンシーやイクラちゃんなどと呼称するほどポピュラーとなっている。
少なくとも北海道の…根室と知床と離島以外の場所では自分は声掛けを受けている。

オートバイに乗っている人間に気軽に声を掛けても問題がない。
そういう認識が世間に広まっている気がしてならない。
同じ事を車に乗っている人にするケースはまずないだろう。
車は声を掛けづらく、オートバイは声をかけやすい。
そうした判断理由があるのかもしれないし、オートバイに乗っている人に声をかけると皆喜ぶと思っている人もいるだろう。
話し好きで社交的で人当たりが良い人だけであればいいのだが、世の中には正反対の人もいる。
そういう人に声を掛けてしまうと、掛けた方も掛けられた方も嫌な思いをする事になる。
空気入れ片手に自転車に空気入らないので入れてくれと声を掛けてきた人に、自転車屋に行けと言う事態が起こることもない。


正直な話として、この話題は書いていて難しいと感じた。
ごく個人的な希望として、自分はこうした声掛けが消滅することを望んでいる。
声を掛けられるのが嫌ならばオートバイに乗らなければいいじゃないか という意見はもっともだが、ボア・ストロークが何かわからない人に排気量を答えるのもどうかと思うのだ。
故・佐藤大輔先生ならば音が聞こえる仕組みがわからなくても問題がないのでいいじゃないかと言いそうだが。


だから、朝の支笏湖へ。2を読んでとても驚いたのだ。
引用しよう。

ゆきかぜの元に戻り、
出発準備をしていたら、
声をかけられた。
上品な60代と思しき男性の方で、
「グッツィ、いいですね。よく走りますか?」
と。
「ええ。とてもよく走ります。」


これが自分にとって一種の憧憬であると理解した。
よく走りますか?
自分がそう問われたら、とても驚いてしまうだろう。
ええ。とてもよく走ります。
そんな答えをするのは難しいだろう。


自分は話すことが好きではないし、ツーリング中に他車の存在を必要としない。
一人でいる事にすでに価値を見出している。
きっとこの先も自分から誰かに声を掛けることはないだろうし、答える事にうんざりしてしまう質問をいくつも投げかけられるだろう。
でも少しだけ期待してみようと思う。
驚きの声掛けが訪れる瞬間を。
あと何年オートバイを走らせるのかはわからないが、その事を期待してみようと思ったのだった。

2017年12月7日木曜日

意外な効果

まだ12月の上旬だというのに連日の真冬日。
札幌では11月に5日も真冬日があり、これは105年ぶりの出来事だとか。

ともかく寒い。
この時期の平均気温を大幅に下回っている。
雪もすごい。
積雪が平年比の264%らしい。札幌は170%。

つまり季節は一月ほど先、1月上旬とほぼ同じくらいの酷さだということになる。
台所の足元は冷気が漂い、風呂場の水道はそろそろ逝きそう。

しかしあまりにも寒い。ちょっと寒すぎじゃないかと感じていたが、勘違いではなかった。
窓に設置していた断熱ボードを、こんな物に効果はないだろうし、もう古くて汚いので捨ててしまおう。そう思ってばらばらにして捨ててしまったのが間違いだった。



これ、あるとないとでは足元の温度がまるで違うということに気が付かされた。
圧倒的なほどの違いがある。
部屋の温度も1度ほどの違いを見せるので、確実に効果はあるらしい。
隙間風が多い窓ほど効果が感じられるらしく、強風にさらされる台所の窓では効果が体感でき、居室の窓ではそこまで感じることはできない。

発泡スチロールじゃだめなのか?
もちろん大丈夫だ。
見た目を気にしない、ちょっとの手間を惜しまない人なら、青い断熱ボードを買ってきてカッター工作に励んでみるのもいいだろう。
窓際の断熱ボードを自作してみるのもいいんじゃないかと。

めんどうだったので見た目を気にせず設置してもそれなりの効果がある。
意外な効果を見せる断熱ボード。
お値段もちょっと意外に高めだが、懐に余裕があれば意外にお勧めの一品だ。

2017年12月6日水曜日

LEDヘッドライト

角型ヘッドライトから丸目ヘッドライト。
異形ヘッドライトからまた丸目ヘッドライトへ。

ヘッドライトのトレンドはまた丸目へと回帰している。
もちろん真っ向からトレンドに対抗している形の物もある。
KTMのDUKEシリーズなどはその筆頭だ。

だが、そのヘッドライトの中身。バルブに関しては概ねLEDが主流となっている。
異径でも丸目でもLED。
それもバルブとリフレクターの組み合わせというより、LEDユニットを組み込んでいると言った方がしっくりくる物となっている。

CB1300SFのヘッドライト

画像はCB1300SFの物。
これは多分ハイビームで全LEDが点灯している状態。
合計で8箇所ほど点灯する部分があるみたい。

車に対してバイクはヘッドライトの数が足りていないので、ヘッドライトが明るくなるのは悪い話ではない。
きっとバレンティーノ・ロッシもそう言うだろう。
消費電力の話はまた別の機会にするとして、ここでは他の問題に対してちょっと書いてみよう。


問題は重量と値段だと思うって話。

ヘッドライトはそもそも重量のあるパーツで、一般的な丸目H4マルチリフレクターのタイプでも結構ずっしり感がある。
今はレンズがガラスから樹脂になり、ハーレーみたいに鉄素材ではなく、それよりもやや計量な金属が使われていると思われるが、ともかく結構重たく作られている。

そんな割りと重たい部品なのに、さらに重量が増えそうなLEDユニットをぶち込んで大丈夫なのかい? と。
車検の光軸検査を問題なく通すためには、H4バルブをサクッとLEDバルブに変えてしまえばいいわけじゃないってのは理解できるけど。
実際はどれくらいの重さなのかはわからない。もってみなければわからない。
でもバイク屋で「ちょっとヘッドライトのボルト外してみていいですかね」とは訊けそうもないので、運良く所有者の方から話が聞けることを願いたい。


重量じゃない方は確実。
お値段はH4バルブ搭載のヘッドライトユニットよりも随分お値段高めの設定になるだろう。
ちょっと立ちゴケして運悪くヘッドライト部分に地面から出っ張った何かが直撃しないとは限らない。
リトルカブでちょっと立ちゴケしたら運悪くヘッドライト下のカウルが、壁の…何ていうのかともかく割れてしまい、ハンドル周りのパーツをほとんど外さないとカウルを交換できない非常に面倒な事態になったという思い出だ。

仮にLEDヘッドライトを直撃してアッセンブリ交換になった場合、そのお値段はおいくら万円になるのだろうか?
考えただけで恐ろしい。
スピードメーターアッセンブリ交換で5万円と言われるのと同じくらい恐ろしい気がする。
TW225のワイヤーが回転してちょっと特殊なメーターバルブが使われている物ですら割りといい値段がするのだ。
昨今のメーターはその中に電子制御部品を搭載しているので、ちょっと青ざめてしまうほどお値段が高い。

LEDヘッドライト。
そのお値段はいか程か?
これはバイク屋に訊けば教えてくれそう。
おもむろにパーツリストを取り出して教えてくれそう。

次回バイク屋に行った時、覚えていたら訊いてみよう。

2017年12月4日月曜日

自分だけのライディングフォームがわかる本

STUDIO TAC CREATIVEの自分だけのライディングフォームがわかる本を予約注文しました。
TW225、CB1100ともにこちらの出版物のお世話になっており、実際に行った出来事を元に内容が書かれている秀逸なものが多いです。

自分は一度ライディングフォームが完全に崩れ去り、適正なライディングポジションを見つけるという所からやり直したほどの下手くそです。
見聞きした知識は実際の走行には役に立たないと言う方もいらっしゃいますが、自分はその意見には否定的です。
何の指標もなくただ走り出して何がダメなのか確かめるより、ある程度知識からダメな箇所を見つけ出し、修正したほうが自分には向いていると思っております。

その知識を得るための書籍といったものを実は買ったことがありませんでした。
読んだことはあるのですが、購入に至ったものとなると2017年のガルル10月号くらいです。

来年の走り始めの指針になればいいかなと、淡い期待を抱いてみたいと思われます。
ちなみにライディングフォームやライディングポジションの修正には、実録動画や写真が手っ取り早く効果的です。
何がダメのかまさに一目瞭然。
これに関しては過去、快速旅団さんに撮って頂いた写真がいまだに効いています。

下手の横好きではありますが、日々精進したいと思います。

2017年12月2日土曜日

2017年シーズンまとめ その6

去年の年末にガンじゃないかと疑われる症状が出たのですが、今年もまた出てしまいました。
12月1日に症状を確認。
元々完治した気がせず、症状は確認されなくなったし、先生もそれほどでもないとの発言だったので安心かと思ってましたが、火曜日に病院へ、そしてやや強い投薬治療の再開となりそうです。

健康な身体が欲しい! と切望した2017年。
来年もシーズンを乗り切れるだけの体力があるかどうか、今から心配です。