2018年11月24日土曜日

2018年シーズンまとめ その3

コーナーから立ち上がった先には短い直線と先の見えない次のコーナーがある。
右コーナーだ。

画像加工練習

軽くアクセルを開けて短く加速し、オートバイを道のアウト側へと振る。
この加速はコーナーに突入するための調子を合わせるためで、スピードを出すのが目的じゃない。

意識してリアブレーキを踏み、フロントブレーキはレバーをわずかに引く感じ。
パッドがディスクに当たる程度の状態にする。
意識してブレーキ操作を行うのはここまで。
ここから先はコーナーの入口に意識を集中する。

ブレーキングフォームを取って必要なだけ減速する。
減速の衝撃を下半身の踏ん張りと、肩と背中を使って受け流し5速から3速へとシフトダウン。
この間にカウンターアクションを取ってコーナーの突入に備える。

自分のカウンターアクションは腰をアウト側にずらすというもの。
腰だけじゃなくアウト側のステップにも荷重を掛けている。
どうも体重が足りないらしく、大幅な動きをしないと重心が動かないらしい。


ブレーキをリリースしてアウト側に振っている重心をステップからイン側へと移していく。
ステップから腰へ、腰から上半身、そして頭へ。
上半身は伏せ気味にして、旋回している車体の内側に入れて、仕上げに首をひねって鼻を曲がる方向へ向ける。

概ねこのような感じ(画像は参考)


この時重心はイン側のステップに完全に乗っかっていて、アウト側の足はステップから浮いている事もある。

一次旋回中はイン側の足にギューっと力が入り、膝から上が悲鳴を上げる。
ステップを踏み抜く位に力を入れて踏ん張っているためだ。



今日は良く乗れている。
5月の初めに感じた事を形に出来たのは8月の初め。
ステップに荷重を掛けて、太ももに力を入れて踏ん張る。

重要なのはたったこれだけの事で、他の全てはこの延長線上で行われている。
逆を言うと、これが出来なければ何一つうまくいかない。
そしてこれをするためにはとても体力を使うという事。
オートバイに乗れない冬の間は、筋トレに励まなければならない。




今シーズンの残り、来シーズンへの宿題は…次回にしようと思う。

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