2018年11月21日水曜日

油圧フロアージャッキの修理

TWのワックスがけを始めたら3時間も経過しておりました。
真冬は爪先が冷たくなって作業どころではないので今のうちにやっておきました。
やるまでは腰が重いのですが始めると今度は終りが見えないです。
気の済むまでやったら夜が明けていた…そんな日もありました。


ジャッキの修理の話です。
ジャッキ本体はそこらのホムセンかアストロで購入した安物ジャッキで、以前というか10年以上前くらいにも同じような感じで使おうとしたらいきなりダメになっていたことがありました。
その時はよく確かめもしなかったし、今のようにネットでなんでも調べればわかるわけではなかった時代です。

しかし、今は調べれば出てきます。
油圧ジャッキ 修理とかで出てくるわけです。

油圧フロアージャッキ オイル注入口

画像中央のオレンジの丸の部分のポッチがオイル注入口です。
赤く塗装されてシリンダーの一部みたいな存在ですがこの部分は単なるゴムキャップでした
これには驚きましたね…身近にある物でもまだ知らない事が山盛りなんだと思いました。

キャップを外すとなみなみとオイルが入ってました。
入ってるじゃん…と呟いてしまうほど入ってます。
ということはオイル漏れで使えなくなったわけじゃない。
レバーを操作してみるも反応はスッカスカ。
そもそも油圧で動いてる事は理解していたけどジャッキの構造まで深く考えたり見たりしたことはなかった。
スッカスカのレバーを動かしながらマスターシリンダー部分を見てみると…



画像はもう直してしまったあとの物なんですが、オレンジ丸部分のピストンに溝が切ってあって、赤い金具がハマるような構造になっています。
どういうわけかこの溝から金具が脱落していて、レバーを引き上げてもピストンが戻ってこなくなっていました。
丸の右にうっすら見えてるベータピンを引っこ抜いて逆側の棒を抜いて金具にアクセス。
溝に金具を差し込むと普通に使えるようになりました。
勝手に溝から抜けるような構造をしていないのにどうして抜けてしまったのか非常に謎ですが、使用中に抜けるのだけは止めてほしいと思いました。

ランクルみたいなでかい車を油圧ジャッキで上げて車の下に入り込んで見事に圧死した件を知っているし、スーパーカブを油圧ジャッキで上げていたらだんだん下がってきたこともあるので必ずウマ・パンタで支えるようにしています。
油圧は超強力倍力機構ですが固定機構じゃありません。
ストーブを付けてる部屋でパークリ使うのと同じくらい危ないので、ご注意下さいますようご案内申し上げます。

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