2018年12月31日月曜日

スマートフォン初期化作業(ZenFone3・ZE520KL)


急速充電が不可能になり、アプリの自動更新をOFFに設定しているにも関わらず一部のアプリで更新してしまう。
設定や制御アプリで誤魔化しながら使っていたものの、とうとう位置情報を正確に受信できなくなったので初期化作業へと踏み切った。
オートバイシーズン中ではなくて本当に良かったと思いながら。


前回の初期化は2018年の5月18日。
AndroidのVerを8.0にしたのがきっかけ。
この時は準備不足が災いして、初期化してから実際の使用に用いれるようにするまでかなり苦労したけど、今回はそれを覚えていたので入念に準備をした。

バックアップは設定→システムから出来るAndroid標準搭載のバックアップ機能の他に、JS Backupというアプリを使用。
バックアップで出来る事は限界がある。
具体的には設定の細かい部分、UIの設定、アプリごとの設定など。
これらはスクリーンショットで記録を残す古典的な方法に頼るしか無い。
しかしこの方法でさえふっかつのじゅもんを手書きして記録するよりはずっとマシだ。


撮影されたスクリーンショット(以下SS)は全てグーグルフォトに保管される仕組みにした。
最初に書き忘れたが自分の初期化は目の前にPCがあることが前提だ。
特にアカウントの設定で2段階認証を用いている事や、保存したSSを参照しながら設定を行うため必須となる。


初期化の方法は設定→システム→リセットから行う。
SIMカードは挿入したままで問題がなかった。
SDカードは抜いた。
SDカードも初期化するつもりだったため。

初期化を開始すると本体の暗号化が始まるわけだが、ここから先に進まない。
数十分経過しても進まないので止む無く再起動したが、それでも進まなかった。
どうやら異常らしい。
仕方なかったのでさらに再起動してボリュームボタンの下を長押し。
なんという画面下は忘れたが、この画面からも初期化が出来るので再初期化を実行。
するとすぐに暗号化の画面は終わり、本体は初期化された。


初期化後の入力画面でグーグルのアカウントの登録、そしてそこから標準バックアップ機能を使ってシステムを復旧させるかどうかを設定できるので、復旧させてみた。
するとわりと多くの設定が初期化前まで戻ったものの、肝心の不具合の部分まで再現されてしまい、またしても初期化した

不具合の部分が設定のどこかであることは確認できたので、今度はバックアップアプリで復旧し、復旧させるのもインストールしていたアプリだけに留めた。


アプリをインストールして各種の設定をSSを見ながらやり直し、アプリを一つずつ起動してアプリの権限を設定し直し、バックアップ保存していたデータを読み込ませる。
自分はスマホでゲームもやらないしSNSもほとんどやらない。
しかしそれでも元通りに使えるようにするまで8時間ほど必要とした。
使うだけならすぐなのだが、設定と確認に要する時間はかなりかかる。
しかし少し昔と違ってわりと重要な情報はクラウドに保存されていて、それらはアカウントと紐づけされていて簡単に失わないようになっている。
便利な半面困ったことにもなりそうだけど。


ひとまずスマホは不具合が直り、いくつか動作が怪しかったアプリも動きが良くなった。
あまりやりたい作業ではないけど、やるとすっきり出来る作業でもある。
もちろん成功すれば…というお話。
事前のバックアップにしくじると、すごく困ったことになるので、初期化する際は入念な準備をしましょう。

というので今年の更新は最後になります。

2018年12月24日月曜日

2018年シーズンまとめ その9

交換してみた部品の中で特に印象に残った物がTWのタイヤとCB/TWのエンジンオイル。

タイヤはそれまで履いていたブロックタイヤのトレイルウイング31/34の組み合わせから、初期装着以来となるトレイルウイング203/204の組み合わせへ変更。
理由は色々あるけど要はオンロードが主体になったって事が大きい。
なんてったってオンロードトレイルタイヤなんだから。

トレイルウイング203/204(/←の斜め棒、スラッシュ、斜線、ななめの変換で出る)は誰もが想像するTWというバイクに対する印象を裏切るような性能を備えている。

柔らかく優れたショック吸収性能
ドライ路面でのグリップとレイン路面でのグリップを両立
ブロックタイヤに対して遥かに短い制動距離
ロードノイズが静か

ちなみに自分のTW225は初期装着タイヤがトレイルウイング203/204で、そこから…
ダンロップ K180(前後)
ブリヂストン トレイルウイング31/34
同上
トレイルウイング203/204となっている。
全て前後同時交換でこれで5組目のタイヤ。

特筆している制動距離は、よくTWのブレーキが効かないって話の反論として。
整備の問題もあったけど、止まらないTWの原因はブロックタイヤにあったんじゃないかと。
ブロックタイヤで下り坂でハードブレーキするとぐんにゃり曲がる感触で確かに止まらないという経験があったので。



オイルは今年からカストロールのPOWER1 4T 15W-50へ。
その前はUTCの10W-40だった。
たまに違うのも入れてたけど。
数万キロUTCで走りましたっていうのは間違いない。
エンジンのどこも故障してない。CBはヘッドから、TWはシリンダーベースからオイルが漏れたけど、これはオイルのせいじゃない。

オイルに関しては話したり書いたりすると泥沼に引きずり込まれるので、オススメのオイルのお話はご遠慮願いたい。
ベストな交換サイクルは走行毎だってことは理解しているけど、そんな事したら激安オイルでも毎月オイル代が万単位になるので無理な相談だ。

とりあえず粘度の変化による静粛性は認められた。
エンジン音が静かになったのは間違いない。
それと引き換えにもっさり感が増しましたかと言われるとそうでもない。
始動性能は明らかに悪くなったけど、走り出して暖まるとそんなに違いはないと思う。
CB1100では特にタペット音が明らかに減ったので油膜は厚くなってるんじゃないかと。
究極性能を求めてるわけでもハイコストパフォーマンスを追求してるわけでもない。
妥協を重ねた結果としての物なのでまあいいんじゃなかと。
前よりちょっとマシになった。
お値段も性能も。

お値段はちょっと前にさらに安くなって現在2050円。
消費税が上る前に買いだめしようと思っている。

2018年シーズンまとめ その8

今シーズン見知らぬ人に声をかけられた回数は4回。
その数字は多いのか少ないのかと言われると、平均的な数字と言えるだろう。
多くもなければ少なくもない。

話の内容も特に変わったものもない。
オートバイの排気量、車両購入価格、出発地/目的地、気温の快適さ。
この道はどこだかに繋がってる道ですか? という今時珍しいのもあったのだけど、道路のど真ん中に停車して助手席の窓を開けて叫ぶのはどうかと思った。
その、手にしているケータイ電話か車に搭載しているナビゲーションに訊いてくれと思ったりもした。


オートバイに乗ってる人に声を掛ける前に、もうちょっと考えた方がいいんじゃないか。
一体何の権限でそのような質問に及んだのか、貴様は何者だ? と逆に問い詰めたくなった時期もあったのだけど、今はそんな事は無い。
世の中には話すのが好きで、放っておけばこの世の終わりまで喋り続けることが可能な人が存在する事を理解出来たし、衝動の赴くままに声を掛けなければならない人達がいるというのもわかった。

自分に話しかけた人は残念だけどハズレだったと思っていただきたい。
ちょっとした挨拶どころか言葉を発することすら嫌がるような存在に、間違って遭遇してしまったと思っていただければ。


ところで札幌市の人口は約195.2万人で、この数字は北海道の総人口の3分の1以上を占めている。
なので札幌ナンバーの車両であればほぼ間違いなく札幌から来たという認識で間違いない。
島牧村から来ている可能性は限りなく低い。
赤井川村はそれより少し確率は高いが、そう変わらない。
何より誰に言っても札幌は通じる。
神恵内村と言ってピンとくる人はそこまで多くないはずだが、札幌でピンとこない人は道内にはまずいない。

ありがとう札幌市。
おかげで一つめんどうが減りました。

2018年12月15日土曜日

2018年シーズンまとめ その7

ツーリングルートから抹消された道がいくつかある。


詰んだあああああああ!

というお馴染みのセリフを叫ばなければならない道。


一つ目は国道393号線、毛無峠



今でこそメインルートの始点は赤井川村冷水峠となっているけど、元は小樽市の毛無峠が始点だった。
元のルートの作成者がそう定めているので、これに疑問の余地はない。

その昔は走り屋が跋扈した毛無峠も、現在は交通量の増大と観光・工事車両の大幅な増加で一部の時間帯を除きいつでも渋滞している。
少なくともツーリングを楽しむ時間帯はもう無理だ。
世界一素敵なデザインのビモータ/DB7を思うがままに走らせるには早朝以外不可能なほどに混んでいる。

あまり正確ではないけど、毛無峠を経由して赤井川村に行くより国道を走り余市を経由し方が早く到着したことがあった。
何度もコーナーを徐行する途方もない鈍速車の後塵を拝したあとに試したことがあったのだ。
きっとそんな事はないのだろう。
渋滞に巻き込まれると長く感じるから。



二つ目は国道230号線、中山峠。



喜茂別から定山渓に向かう際の、登坂車線が存在する部分以外は渋滞している中山峠。
登坂車線部分でさえ渋滞している時がある。
おまけにこの区間は取締対象区間でオービスが設置され、速度取締のうきうきサイン会場も設置される。



三つ目は今年追加された国道5号線、稲穂峠。



ここは特に頂上付近のトンネル周辺で渋滞が発生しがち。



ツーリングルートは基本的に多いほどよい。
選択肢が多いほど迂回路が増えることになり、そこからさらに新しいルートを構築できる可能性があるから。
上の3つの道はその可能性がなく、ツーリングルートを作る基本の「信号がない・渋滞がない・変化がない」の原則から弾かれてしまった道になる。

そんな原則が自分の中にあったという事に考えていて気が付いてしまう。
ちょっと忙しくてこの記事も何度も止まって書き直したけど、それでもこういう事に気がつけるのでもう少し続けたいと思ってみる。