2020年8月31日月曜日

TW225のグリップ交換を検討の続き

 ガレージに行ってグリップの詳細を調べてみた。


コンベ当てただけじゃないかってツッコミは無しで…
TW225の純正グリップは全長が12ミリ。
最大経(握る部分の外形)は約30ミリだった。

ちなみにCB1100('10)の純正グリップは全長が12.5ミリ。
リトルカブ(年式忘れた)は約11ミリだった。

バーエンドは非貫通タイプ。
とりあえずこのグリップを修理するためにも接着剤は必要なので来月の特売日にまとめ買いしようと思う。




ツーリングの準備のついでにキャリアベースの固定をさらに強化してみた。
現在のキャリアベースの固定はこちら…


黄色の矢印4箇所がボルトナットのハードポイント。
キャリアの裏側にステーを入れてナットで固定している。


ステーは柔いので歪んでいる。
あまり剛性の強いステーで挟むとキャリア本体がひん曲がるので柔らかいステーで問題ない。
いや、問題はあるんだけど後述する。

ナットは振動等で緩むのでダブルナットの使用を推奨。
スプリングワッシャが緩み防止に高い効果を発揮しないって事が調べればわかるはずなので
緩んだらマズイって部分はダブルナットにしてしまおう。

緑色の矢印6箇所はタイラップのソフトポイント。
手前の2箇所は今日増設したポイント。
ひん曲がるやわらかいステーの問題はいつか強度の都合から破断するって事。
ガレージに保管してる状態でポキっと折れるならイイんだけどそれはまず有り得ない。
殆どの場合強い衝撃か走行中の振動などで折れる。
その時にベースごとハコがサヨナラするのを防ぐために
あとはハードポイントの部分にあまり負荷がかからないようにソフトポイントを作っている。
タイラップが選ばれているのは安い・手軽・丈夫の全てを備えているから。
タイラップと同じサイズのタイダウンベルトでもあればそれでもいいけど
このタイラップの固定で道道70号の洗濯板みたいなクソ砂利ダートでシェイクされても大丈夫だったので問題はない。
赤井川村の外輪山の山の中でひっくり返った時も
林道コーナーの出口がダンプで塞がれてひっくり返った時もハコは付いたままだったので大丈夫。
心配なら年に1回交換すれば安心できる。
ダイソーのタイラップでも問題なく切れたり伸びたりしない。

ちなみに同じキャリアベースをCB1100にも取り付けているけど
こちらはハードポイントが2箇所しか無い。
理由はキャリア本体に固定できる穴が開いているから。
ステーをひん曲げながら固定させるのではなくキャリア本体にガッチリ固定できるのでハードポイントは少ない。
それでもタイラップのソフトポイントは4箇所設置している。
こちらも今のところハコがサヨナラした事はない。
何どか立ちゴケしているけどハコがぶっ飛んでいったことはない。
あの時もその時もハコはオートバイにピッタリとくっついていた。
衝撃で蓋が開いて中身をぶちまけた事はあったけど。


オートバイにハコを付けてる時点で見た目が!って人はいないと思うが
タイラップはハコを付けると見えなくなるので見た目の心配はあまり必要はない。

なお、キャリアベースとハコの間に若干の隙間が生じるような組み合わせの物しかタイラップの固定は出来ない。
安くて原始的な固定方法を採用してる激安リアボックスでは可能だけど
高くて高性能なGIVIみたいなヤツはタイラップで固定できるかどうかはわからない。

とりあえず固定で困ったらタイラップ・ガムテープ(ダクトテープ)・ストレッチフィルム。
付いてたらそれでイイって場合はこの3つはすごく有効だ。

2020年8月30日日曜日

TW225のグリップ交換を検討

 前回のツーリングの時にアクセル側のグリップを逆側に強く捻ったら
グリップがぐにゃっとなってしまった。

スロットルガイド(スロットルスリーブ)とグリップの間に充填されていた接着剤は
購入から12年経過しているのでお亡くなりになっている。

スロットルガイドは純正品がモノタロウで在庫していて即日出荷が可能。
お値段も(税込み)517円とお求めやすい価格。
対して純正グリップは結構高めの価格設定。
社外品だと左右入りのヤツが買えちゃうくらいの価格設定なので結構高い。
サイズは表記されていないけど
左は内径がΦ22.2、右がΦ24.5じゃないかと思われる。


プログリップの耐震グリップは右の内径がΦ25の設定になっていて
振動吸収素材は溶剤に弱いので専用接着剤を使えって記載されている。
もちろんセメダインスーパーXでも問題なく接着できる。
接着剤の類は使用頻度が高くない限り少量の物でかまわない。
ダイソーの接着剤は保管が無理なので使い捨てと割り切ったほうがイイ。
やや高額でも大量に入っている方がお得というのは接着剤には通用しない。
保管にしくじるとただのゴミと成り果てるので。


グリップが変わるとアクセル操作に影響が出るので変えるか変えないかは悩ましい。
ノーマルグリップで問題がなかったので。。。振動の問題は克服済みなので
変えるか変えないか悩ましい。

ボンドとスロットルガイドは結局買うしか無いので
今回は社外品を買おうかな?

2020年8月29日土曜日

TW225ステップ交換その後ほか

ツーリング中あまりにもリアブレーキがキーキー鳴くのでリアタイヤの脱着に着手した。
TWのリアブレーキはドラムブレーキなのでタイヤを外さなければブレーキにアクセスできない。
昨日までの気温ならリアタイヤの脱着など不可能だったけど、今日は雨が降って涼しくなった。
一時バケツを引っくり返したかのように降った。




これはチェーンメンテナンスで使用する物で
後輪を乗っけてタイヤを手で回しながらチェーンの清掃及び注油の作業を助けてくれる道具。
割とよく見かける商品で自分のガレージには何年も前からある。
しかし使用したのは1回しか無い。
1回の使用で後輪を乗せると重すぎてローラーがスムーズに回らないので使用を諦めた。
原付程度の重さならイイんじゃないですかねと思ったけど、原付(スクーター)にはそもそもチェーンが存在しない。
カブはサイドスタンドもセンタースタンドもあるので同じく使わない。

そういう理由でガレージの隅の方に積まれた荷物の下に置かれてたんだけど
ちょっと前に掃除した時に引っ張り出された。
そしてまた隅の方の目に付く場所に置かれていたんだけど閃いたのだ。
リアタイヤの交換の時にタイヤの下に木材を入れていたけどこれを入れればイイんじゃないかって。

入れてみた写真を撮ったと思ったら撮っていなかったけどすごく便利良かった。
ローラーだけじゃなく手前のスロープも便利だし
アクスルシャフトを引っこ抜いてカラーなども外してもスイングアーム内でタイヤを置いといても問題のないことに気が付いた。
ともかくこれは便利だ。
本来の使い方ではないけどタイヤを上に乗せるという部分は間違ってない。
そういった意味では正しい使い方だ。
きっと自分はこれ以外こいつの使い方を見いだせないだろう。



リアブレーキがキーキー鳴くのはブレーキダストが溜まりすぎというのが一番の理由。
他にはブレーキシューをセットする部分のグリス切れとかシューの残量の問題とか色々ある。
前回タイヤ交換した時にシューの残量が怪しいのはわかっていたので、以前買って使っていなかった予備のシューも用意しておいた。
付いていたシューと予備のシューを比べてみると違和感がする。


銀色がベスラのブレーキシューで純正準拠品。
青いのは今まで付けていた確かデイトナの強化ブレーキシューだったはずだ。
最大の違いはシューの面積の違いでデイトナの方がシューが長い作りになっている。
材質の問題もあるけどパッドをディスクに当てる面積が増えれば増えるほど制動力は大きくなる。
ダブルディスクはシングルディスクよりもパッドがディスクに当たる面積が倍になるので当然よく止まる。
シューは減っているけどブレーキが効かなくなるのは一目瞭然なのでグリスアップだけしてそっと閉じた。
前回見た時偏摩耗してたシューも今回は均等になっていたので大丈夫そう。
シューの残量は今シーズン使い切れないほど残っているので大丈夫。
毎日峠を攻め立てたり林道でガッタガタになる使い方をしなければ大丈夫だ。



リアタイヤを外すためにチェーンカバー一式も外しているのでついでにチェーン清掃と注油もする。
いつもはステップの根本にリジットラックを噛ませて車体をすんごい斜めにしてやっているけど今日はメンテスタンドを使っているので車体はまっすぐでやりやすい。
ケースもないので清掃も注油もさくさく進む。

ふと、左ステップが目に入る。



ステップラバーが一部無い。。。
バンクセンサーもなくなっている。
そういやこの作業の前に調整したトップケースのキャリアベースの位置がよろしくなくて再調整をかけたりもしてた。
固定のナットを全てダブルナットにして脱落防止措置を取った。
ベースごとハコを落下させた輩が出たので人のふり見て我がふり直したのだ。


ステップラバーの欠損とバンクセンサーの欠損は転倒によるものではない。
バンクセンサーは携行用電磁加速装置で撃ち出す弾代わりに
ステップラバーはバレルを固定するためのバイポッド代わりに使ったら衝撃で吹き飛んだためだろう。
クマみたいな何か巨大なナマモノと遭遇したので盛大にぶっ放したのだ。
実際は車体をすごく斜めにしたので地面と擦れてどっかに行ったんだけど、取り回しでこの削れようはちょっと想像してなかった。
アルミステップの時だとそもそもバンクセンサーなんか無いので問題ないけど
ステップラバーのほうがステップよりも出っ張っているので走行中ものすごくバンクさせるとラバーが吹き飛ぶってのはよく理解できた。

吹き飛んでも支障がないってのも理解できた。。。
というのも今日まで気付かなかったので性能に問題がないことを証明している。
それどころかアルミステップに比べて全然滑らなくてヨカッタとまで書こうとしていた。
気付くまですごくイイよと書こうとしていた。

ステップ高もそんなに違いは無いようでライディングに大きな問題は出なかった。
膝が窮屈で痛いって症状は310キロ走行で出なかったので、自分の普段のツーリングでは問題ないでしょうと。



オートバイの作業は開始までが腰が重く
やり始めると時間の経過を忘れるほどのめり込む感覚。
リアタイヤ外したついでにあれもこれもと作業を盛ってしまい
気付けば2時間くらい経過していた。

今日は早く寝る予定は無理だった。

2020年8月28日金曜日

8月28日のツーリング

台風によって押し上げられた前線が宗谷岬よりも北に行ってしまい
北海道は本州同様の灼熱地帯と化した。



寒かったのは夏でもストーブが必要なえりも岬と宗谷岬。
あとはオホーツク海周辺の地域はかろうじて前線の影響を受けて灼熱にならなかった。
とはいえ2020年8月28日12時のアメダスで黄色以下の地点はぱっと見て存在しない。

最高に暑いってヤツだあ! という個人的には大歓迎の日に走り出した。
今日こそは増毛山道線を走るって事でr28で北上してR451を西へ。

グーグルマップとにらめっこして迂回路を探し回った結果
浜益付近の山の中に曲がりくねった道を発見する。
調べてみると開放されている林道で浜益実田線(群別線)





看板はすでに判別不可能になっているけど工事標柱には「浜益実田線」と記入されていた。

浜益実田線は全線が舗装されていた。
ただし路面状況はそこまでよろしくない。




路面が荒れているってよりも交通量が少なく清掃されていないってこと。
2箇所ほど道路まで木が伸びていて車なら通行不可能になっていただろう。
ノコは持っていたけどオートバイなら通れるので伐採はしていない。
ちょっと先を急いでいたってのもあったので切らなかった。

全線を走ると浜益の市街地をまるごと回避できるんだけど
回避すると次の市街地までものすごく遠いのでご利用は計画的にという感じ。
トップケースの中に入れておいた水がお湯になっているような日は特に。



雄冬の日陰で持参したレーションで昼休憩をとって
待ちに待った増毛山道線の岩尾側のゲートに到着。



。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

到着時刻は13時51分なのでゲートクローズの時間ではない。
念の為逆側の別苅側のゲートも見てみたけどゲートは閉まっていた。

どうも今月の強風の影響からかゲートクローズの状態が続いているらしい。
車両は通行止だけど歩いてゲートからちょっと進んでみた路面状況から理解できた。
道にきらめく無数の蜘蛛の糸は長期間車両の通行が無い証拠だ。



残念だけど引き返す。
願わくばいつの日かゲートが開放されるとありがたい。
そして行く前に増毛町に問い合わせをしてから行こうと思う。
閉まっていると他にアテがない場所なので。



増毛山道線は確かにがっかりだったけど
走っている最中ずっと暑かったのはすごくよかった。
R231を南下して右手に傾き出した太陽を見ながら走り続ける。
涼しいのは長い湿潤トンネルの中だけ。
立ち寄るセコマ全てでアイスを麦茶で流し込んでいた。



厚田の道の駅の手前で強烈な鈍行をするトラックを先頭に長い渋滞が出来ていて
自分はその最後尾に付けてしまう。
暑さと眠気でちょっとやばかった。
厚田の道の駅はあまり寄りたくなかったけど
この渋滞では如何ともし難いのでトイレだけ。

そのまま道なりに走ってもよかったけど
気が向いて嶺泊へ。


selenさんの木の上にちょうど太陽がきていた。
夕日の時間はギャラリーでいっぱいになるけど
今日は暑いしまだ早いので自分の他に一人だけ。

今日はそのまま海沿いを走ってみる。
ゆっくりと無煙浜の方へ。



石狩川の河口の方までゆっくりと走った。
まだ誰も来る時間じゃなかったのか
自分一人だけでゆっくりと進む。



そのあと…
新川通の手前でもゆっくりと進む。
こちらはそこら中が車でいっぱい。
大渋滞していた。

長い停車時間でTW225のエンジンもさすがに熱いと感じる。
ケツの下が、シートそのものが熱いってくらいなので到底耐えれる限界を超えている。
フルフェイスだし。
今日は半袖で走ってるライダーをすごく多く見かけたが
自分はメッシュジャケットだがフルプロテクター。
走っていても暑いのに止まったらもうダメだ。



帰宅して冷却材を首の後に当てる。
太ももに挟んでもイイけど
太い血管を冷却できるならどっちでもイイ。

暑い一日を堪能。
これで明日は雨が降るっていうので蒸し暑くて大変だ。

2020年8月26日水曜日

TW225のステップ交換

 以前に購入していたカワサキ汎用(激安)ステップを引っ張り出して装着。



新品で購入したステップのローレット加工が最早死んだわけではなく
手持ちのブーツの靴底との相性が悪いらしく、特に左コーナーで荷重を掛けると足が横滑りするので交換してみることにした。
ホンダさんのステップは似たような構造のラバーステップで
それだと滑らないのでこれで問題は解決するだろうと思われる。

ちゃんと取り付けてからゴムを保護していたワックスはパークリで洗い流したので
ステップにチェーンルブが付いてしまいズルズルに滑るような事は起こらない。
まだチェーンルブが固まっていない状態で走り出したらステップに飛び散ってズルズルに滑る状態になって焦りながら帰ってきたことがあったのだ。


問題はそれとは別で
ステップの高さが変わってしまったので色々と違いが出てくるというもの。
ノーマルのステップとアルミステップだと30ミリほど違いが出て
ブレーキとシフトペダルの調整までやらないとダメだけど
アルミステップとラバーステップだとそこまでの違いはないので調整はしなかった。

一応踏んでみて感触に違和感が無かったので。
これで走り出したらダメだったら現地で調整するつもり。
ステップの高さは重心が激しく変わるので慎重にやらないと僅かな違いで激しく乗りづらくなるので注意が必要だ。

だからツーリング前にテスト走行したいけど
今回は時間がなさそうなのでツーリングでテストの予定。

安物なので折れるという心配があるので外したステップは持っていこうと思う…

2020年8月24日月曜日

夕焼けダッシュ 十一回目

 ガバガバになったトップケースを交換して鍵を差し込んでみると何かがおかしい。
鍵の回りに微妙な隙間が空いている。

ハコを2つ並べて見比べてみると判明した。


矢印先端の黒い部分。
シリンダーの回りに防水用のゴムパッキンが入っていた。
予備のハコにはこのパッキンが無かったのだ。

このため今まで使っていたハコからパッキンを移植する事になった。
普通のOリングではなかったので取り外して移植する事に。
Oリングだけ移植するなら手間が変わらないのでシリンダーも移植する事に。

写真は移植が無事に終わったハコのもの。
水は多分入らないと思うけど
入ってきたら…新しいやつを買うかホットボンドで隙間を埋めてしまおうかと思う。




朝起きた時寒かった。
これは今日もダメなのかと思ったけど日中は予報通り気温が上がる。
朝と昼の気温差が10度を超えているので寒暖の差はとても激しい。
そして激しく短くなった日没を追いかけて走り出す。



ここはr753とr36の交点。
コーナーを曲がり切ってみると太陽はすでに沈みそう。

引き返して夕日を見るコースにするか
それとも…



それともの方にして冷水峠を駆け上がる。


    赤井川村 冷水峠展望所 18時9分

2枚目の写真は右上に小さく月が写っている部分にフォーカスを当てたんだけど
まさか撮れているとは思わなかった。

日中の暑さは急速に失われてメッシュジャケットに防風インナーでちょうどイイ気温。
道中今までにないほどホンダさんと一体化したような気がしたけど
冷水峠の下りで太ももがパンク寸前になったので一体感は失われてしまった。


空の様子からすでに日没に間に合わないのはわかっていたけど
海岸線まで降りてみた。

    余市町 フゴッペ 18時27分


もう赤井川村まで辿り着くことは出来ない。
冷水峠展望所に辿り着けるのも今日が最後かもしれない。


夏よもう少しだけ
それとも夏はもうさようなら

2020年8月23日日曜日

トップケースとパームプロテクター

 書き忘れてたネタ。


今日トップケースのロックがかからなくなって蓋がガバガバになった。
物は販売元がすでに取り扱いを中止していたものの
他社で同じ物が販売されていたので一安心


ハコの上に貼ってるシール以外まったく作りは同じ。
ああ、さすがにロック用の鍵は形状の違う物が使われている。
同じ商品を買って違うハコの鍵では開かないことを知っているので間違いない。
ただし…鍵のパターンは多分限られているはずなので中には開いちゃいましたって話があるかもしれない。
ロックの仕組みも超簡単で、ぶっちゃけ力一杯押せば鍵なんてなくても開くので鍵を紛失しても、インキー(ハコの中に鍵を入れて閉めても)あんまり問題はない。

ただ、そんな安っぽいハコでも地形が変わるほどの豪雨でも中身は濡れないので大変重宝している。
水に濡れたらやばい物は雨が降ってきたらこの中に放り込んでしまえば安心。
あとは急いでカッパを着るだけ。


オートバイが2台あるので同じキャリアベースを取り付けて1つのハコを共有すると便利。
2台共ハコを付けてハコの中身を入れ替えるよりもハコごと付け替えてしまう方が便利イイ。
キャリアベースだけ買おうとしたら送料がかかり、送料がかかるとハコを買い増すのと金額が変わらなかったのでハコは2つある。

なので今日ガバガバになったハコにサヨナラして
見た目はまったく同じハコに付け替えればイイ。
鍵も紛失してなかったので何の問題もない。
シリンダーに愛着があるならシリンダーを移植する事もできるので
今までと同じ鍵で今までと同じシリンダーを回すことも可能だ。

水で丸洗いしたらシリンダーが錆びるので
ダメになったハコからシリンダーだけ外しておくってのも悪くはない。
またパーツ保管庫の肥やしが増えるんだけど。。。




こないだから使い始めたパームプロテクターをヤマハさん(TW225)でハジメテ運用してみた。
ホンダさん(CB1100)と違ってヤマハさんはハンドルバーが大きく震える。
見ただけでは震えてるかわからない微振動と違って見ただけでわかるほど震えてる。

そんな大きな震えにパームプロテクターの効果は絶大だった

300キロ程度の走行で振動による手の痛みは皆無。
自分はグリップに指を回さず手のひらを当てるような感じなので特に効果が大きいのかもしれない。
ぼんやりしていたツーリング中でも何度かイイなコレと感じていた。
多分専用品があると思うけどチェーンソーを振り回す時や草刈り機の使用時にもいいんじゃないかと思われる。

欠点は前も書いた通りタイトなグローブには向いていないってのと
手汗が多い人には向いていないってこと。
使用により初期状態よりもやや薄くなるけどやはりグローブの中身に余裕のない人にはオススメできない。
材質がネオプレンなので手汗が多い人にもオススメできない。

自分はアクセル操作に影響が出ないけど
繊細な手のひらの持ち主にもやはりオススメできない。。。かもしれない。


そうじゃなければハンドルの振動対策としてパームプロテクターは安上がりで効果が大きい商品と言える。
あと、使ってみた感想としてアチェルビスの5本指タイプの方がクシタニの物よりもよさそう。
これは自分が親指の付け根部分を操作で多用するからという理由なんだけど。

面積が少なければグローブの中に入る可能性が増えるので、このへんは色々考えながら商品を選べばイイんじゃないかと思われる。

2020年8月22日土曜日

8月22日のツーリング

 今日はオートバイに乗れていたけど良くない一日だった。

他者を非難し、警告し、拒絶した一日だった。
帰路では二輪の事故現場にも遭遇した。

自分の休日はほとんどが平日で
土曜日にツーリングに出たのは多分久々だったと思うけど
外国人観光客がいっぱいだった頃に勝るとも劣らない酷い光景を目にすることが出来た。

土曜日に対するある程度の覚悟はキメていたけど
キメた量の100倍くらいの覚悟が必要だった。


いくら前日うNこが出なかったとしても
いくら前日の睡眠時間が足りなかったとしても
気力と体力が万全でも同じ結果になっていただろう。



忘れ去りたい一日。
予報では最高気温28度をマークする夏日と言っていたのに
蓋を開けてみれば23度くらい。
出発前からひんやりしていたのでメッシュジャケットに防風インナーを装着。
結局終始インナーを脱ぐことはなく、途中で何度も雨具の上を着ようかと思うほどの涼しい一日となった。

    朝里ダム ループ橋

強烈に混んでいたポロピナイでトイレを済ませ
予定に入れてなかった休暇村へ寄ってみた。



    千歳川と支笏湖休暇村・展望台

駐車場は混んでいたけど多数は温泉が目的のようで公園内は空いていた。
展望台は自分一人だけ。


涼やかな秋晴の下でぼくは深く絶望した。
悔しさのあまり秋晴の空を撮ってやったのだ。

まだ天高くなくてイイ
遠くまで霞んでいてイイ
40度とは言わない
せめて30度にはしてほしい。



案の定大型車両の鈍行で大渋滞と化した美笛峠を越え
猛烈に混んでいたきのこ王国でトイレを済ませ
山神神社は釣人の車があったのでスルーする。


確か大滝総合運動公園で
建物はどうでもよくて、雲の広がり方が興味深かったので止まって撮影したはず。
夏空じゃないので悔しくて撮ってやったコンチクショーという気分でいっぱいだった。
あまりにも悔しい。


美笛峠を越えてからはR276とR453のT字路の工事も今日は休工で渋滞もなく車はイイ感じで流れていた。
蟠渓温泉でちょっと気が向いて架替工事中の国道453号の様子を見てみる。


なんだかあまり進んでる感じはしない。
今日は多分休工だろうし工事も見えない部分の道路作りに移っているはずだ。

工事に伴って通行止になっている町道が気になったので探索することにした。
いつもは工事をやっていてとても入り込める様子ではないので
この機会に探索することにした。
通行止とか迂回しろとか通り抜けできないって看板をやたらめったら立てている箇所。


通行止ならこのような設備一式は不要なので通れるんじゃないかって事で
20秒しか青にならない信号を待って進む。

このブログを読んでいる特定少数の読者の方ならすでにおわかりかと思うが
場所はこちら


通行止になっているのは地図上で西に向かう町道。




もう絶対に復旧させる気がございませんってくらいの荒れ果てっぷり。
徒歩なら奥までイケるんだけど、、、監視カメラが設置されているので侵入はオススメできない。
自分は一度しか通っておらずまだその時はログ取りをしてなかったので復旧するのを心待ちにしていたんだけど。
航空写真で確認するとT字路付近以外はまともそうなので逆側から可能な部分までアクセスしてみるのもイイかもしれない。

町道の入口には両方に迂回しろって看板があるけど


国道以外の迂回路もあるので大型車両じゃなきゃまあ大丈夫ってことで。
そうじゃなきゃこの先の農家の人は空を飛ばない限り家に辿り着けなくなるので。




壮瞥町のホクレンセルフでいつものように給油を済ませる。

途中、昭和新山と有珠山。


道道922号の途上から。
雲がたなびいてんじゃねぇぞコンチクショーと言った気がする。

目的もなく走り出したわけではなく
今回も増毛山道線を走る予定をキャンセルして洞爺湖まで来たのは
TVで洞爺湖畔でひまわりがいっぱい咲いてるよ という放送を見たから。
多分STVだったと思う。

正確な場所までは記憶してなかったけど
壮瞥町で洞爺湖畔でひまわりとなると場所は限られている。
ましてや観光向けとなると南岸以外ありえない。

予想は的中して場所は道道703号沿いのレストラン・バイエルン洞爺湖横の畑。




何枚か撮ったけど見返すと構図が酷い写真しか見当たらない。。。
AFであとは頼んだぞiPhoneというお祈り撮影なので致し方なしなんだけど
次回はもう少し背景を考えて撮影しましょうって感じがする。
写真がひまわりと山で真っ二つに分割される構図はよろしくないってのは素人にもわかる。

灼熱の照りつける太陽の下で炙られながらひまわりを見るという予定ではなくなり
TVの影響もあってかなかなかの人だったのですぐに退散した。

時間が余ったので帰路で月浦の洞爺湖ビューポイントへ。


自分の他に二人。
さすが休日だと思う。
いつもはじっと佇んでも誰も来たりはしない。


これは4日前の写真。
また来よう。



月浦からポロモイ山周辺の道を経由してr97へ。
r914のダート部分を走って帰ろうと考えていたけど
体調と気分の問題からそのままr97で帰ることにした。

まっかり村の道の駅で羊蹄山とユリの花を見る。



不完全燃焼で煮え切らない
オートバイを思うがままに走らせる事は出来ても
今日は暑さという重要な要素が抜けていたので
どうにもなんともならない一日になってしまった。

赤井川村の道の駅に帰ってきて今日のログを確認すると
出発してすぐにGPSの信号を記録していなかった事が発覚。


iPhoneでこの現象が発生したのは今回がハジメテ。
重要なログではないけど、ロングに出て初走行の道とかでこの症状が発生すると目も当てられない。
解決策はなくて、まめにスマホを確認するか徒歩ならGPSの信号記録を定期的に音声で知らせるって機能があるけどオートバイでは何の役にもたたない。


赤井川村ではクマにスイカを大量に食われるって事件が発生して
そんな物騒な場所の山の中の細い道を走ったりしてみたけど
出会ったのは見事なタヌキだけ。
クマのうNこは落ちていたけど。



ギャラリーが出来上がっていたフゴッペの夕日。



天気予報を見ると明日から暑い日が続くらしい。
明日から。。。明日から。。。orz

2020年8月19日水曜日

夕焼けダッシュ 十回目

 札幌市は14時11分に最高気温34.3度を記録して8月下旬としては観測史上タイの記録だったとの事。
ただ外に立っているだけで汗が止まらないほど暑かった。


そんな暑い日に仕事は早上がりだったので走り出した。
ホンダさんことCB1100で。。。




正気じゃない!!!貴様正気じゃないぞ!!!!




どこかからそんな叫びが聞こえるような気がしたがきっと気のせいだ。

帰路の時点でまだ気温は30度を越えていた。
笑いが止まらない。
気が触れてるわけじゃなくて暑いのが好きなのだ。

短距離走行用にまだ使ってるSHOEIのZ-6を、Z-7より涼しくないフルフェイスをかぶり猛然と加速した。
止まったら主に熱が原因で死ぬのでそりゃ加速するしかない。
クランクケースに熱が回りきるまでに市街地を抜けないと信号待ちで倒れる未来しかないのだから。




昨日のツーリングの疲労が翌日に現れないのでこりゃヨカッタと思っていたら
問題がなかったのは午前中だけで午後からひどい筋肉痛に苛まれる。
太ももが痛すぎてしゃがむのは不可能。

それでも走り出すとやはり今日も乗れていないので乗れてる時のイメージを思い出してセルフチェックを開始した。

TW225に乗れている時レイダウンするとスマホホルダーにメットが接触する事がある

これだ。
原因は頭の位置が高い事。
オートバイにへばりつくかの如く頭の位置を下げるとオートバイとの一体感がやってくる。
特にCB1100と一体化するとゴリゴリする塊みたいな印象になる。
こういう印象は意外と大事にしていて、乗れなくなった時に乗れてる時の思い出せる鍵みたいな感じになっている。


とりあえずさらに加速した。
両手をまったく使わないでリアブレーキの減速Gを下半身だけで受け止めれるってくらいオートバイと一体化するのはイイんだけど、びったりくっついている足があまりにも熱かった。


夕日が見たい!
という欲求を満たすため冷水峠には行かずに余市方向曲がった。
感覚は取り戻したので峠をギュインギュインする必要はない。
夕日を見ながらコーヒーをがぶ飲みする。
今はその事しか考えられないのに、余市のセコマでコーヒーを買って走り出したら50キロ制限の道を路線バスが30キロで走り続けて死にそうになる。

あつうううぅぅぅいいいいいぃぃぃっl


幸い3つくらい先のバス停で乗車する人がいたのでバスは道路上から退場した。
前の車がイイ感じで加速してくれたので助かった。


フゴッペにギャラリーが出来るほどの夕焼けだったけど夕日は雲の中に沈んでいる。
こりゃダメっぽいしバス停に停車してるおかしいのがいっぱいいたので忍路漁港へと回ってみる。



この坂道の時点で勝敗はすでに決している。


    忍路湾 忍路漁港 18時28分

日の入りは18時33分という情報だったけど水平線に雲がある場合はずっと早く沈む。
それよりもすでに忍路湾の真ん中に夕日が沈む光景は見れないという事実に気が付いた。
前回見たのは5月31日で去年見たのは6月24日19時16分となっている。

日が短いと湾の左側に沈み、日が長いと右側に沈むと思われる。
夏至近くで湾の真ん中付近に沈むので、多分7月の中旬くらいまでが見頃なんじゃないかと。
正確な情報は地元のクルーズ船のお店にでも問い合わせれば教えてもらえるかもしれない。
情報にはカネが必要だって話になるかもしれないけど。



どのみち8月に入ると日は急速に短くなって仕事終わりに林道にも入れないレベルなのでわかっていた。
赤井川村へ辿り着くのすら難しくなるのだ。


暑いのももうおしまいかと思ったら
天気予報では最高気温が28度を連発している。

忍路湾に響き渡るミンミンゼミの合唱を聞いて
今日はおしまい。

2020年8月18日火曜日

8月18日のツーリング

 暑さを堪能したくてCB1100で走り出した。
このクソ暑い最中CB1100で走り出した。

最高気温が40度に達したとかいう場所に比べたら涼しいだろうけど。


札幌近郊で暑さを堪能したいのなら北竜町か蘭越町。
蘭越町で特に暑いのは内陸の部分で、自分が訪れるのは昆布町か字黄金のあたり。
天気予報に表示されている気温は観測地点の気温になり、自分の手持ちの温度計では34度を指し示していた。
メシュジャケットを着て走っても暑いという状況。
足元には1100ccのエンジン、たまらない。



蘭越に到着するまでそれほど暑くなかったので心配したのだ。
赤井川村からニセコパノラマラインを越えてくるまで涼しかったから。



増毛山道線を探索するという予定だったけど
少し前の強風の被害調査と暑さを堪能したくてメインルートに変更した。

秋はまだ来ない。
赤トンボが乱舞して道路脇にはススキが垂れているけど夏はまだもう少し続く。



豊浦町に到着する頃にはすっかり茹で上がっていてセコマでアイスを頬張った。

ミーンミンミンミンミン……ミーンミンミンミンミン……

頭上の木からミンミンゼミの大合唱。

セコマから礼文華の方を見ていると良い感じ。



気が向いたのでちょっと海まで降りてみた。






    豊浦海浜公園キャンプ場 13時40分 (遊泳及びキャンプ禁止)

対岸の駒ケ岳が長閑に霞んで見える。
お盆も終わり、平日の昼下がりで遊泳もキャンプも出来ないので人は大変少ない。
そうじゃなきゃフルフェイスをかぶった怪しい人間が存在する事は出来ない。


道道285号から脇道を走り洞爺湖へ。

    洞爺湖 月浦 14時15分

今年定番となった場所から。
今日の洞爺湖はすごくしっとりした印象。
多分風がまったく吹いていなかったからだろう。

湖畔の道は緑が一番濃い時期。




予想していたよりも強風の被害は少なかったけど
洞爺湖畔の道の脇では根本からひっくり返った木があった。
今まさに倒木処理の最中で、チェーンソーが小気味よい2ストサウンドを奏でていた。

大規模な損害はなかったようで一安心する。
このあたりはまだ復旧の見込みはあるけれど、この先のとある場所は復旧の見込みはなさそうだけど…



橋の上から見ただけで降りてはいない。
ゲートにピンクテープが見えたので一応誰かが見に来たらしい事はわかった。
鳥居の右側にあった木製電柱がへし折れているのは以前からだっただろうか?
その電柱周辺の木も切られたか倒れている気がしてならない。
川岸の木はどれも無事だったけど参道周辺と奥側がどうなっているかはわからない。
9月に一度伐採作業を予定してみようと思う。



最初は乗れていたのに途中から乗れなくなり
暑さのあまりスタンディング走行にするとうまく乗れるようになる。
疲労の問題もあったけどCB1100を長い距離を走らせるのが難しくなってきている。
特に膝にかかる負担が大きい。


テストしたパームプロテクターは自分には合っていた。
ただ、誰もが使える物ではななさそう。
一番の理由は手の大きさで、着用しているグローブに余裕がないと窮屈になるだろう。
あと、自分のグローブは手のひらに空気穴が開いているんだけどそれがふさがってしまう。
このためただでさえ暑かったのにさらに暑いという状況になった。
逆に冬場は…冬場はウィンターグローブなので使わないな。
ちょっと寒いときはいいかもしれない。

振動対策は明らかに効果があったのでお困りの諸兄はグローブのサイズと検討してみるのもイイかもしれない。
グローブの脱着はパームプロテクターを装着しても特に問題を感じなかった。
パームプロテクターを装着したまま各種の作業をいつもどおり行えた。
自分は手が乾燥しているので物を持っても滑って落とす事があるけど、パームプロテクターが一種の滑り止めになって落とさなくなったのは意外な効果。
指先はまったく覆わないのでレバー操作に影響はなし。

グローブとの摩擦でどれくらい持つのかってのが気になる点かと。
耐久性能はこの先のお伝えすることになるかと。




雨の予報はなかったけど倶知安でポツポツと降り出した。
八幡の羊蹄山ビューポインで最後の休憩をキャンセルし
追いかけてくる雨雲を振り切りにかかる。




振り切り成功、350キロ走行で今日はおしまい。