このため早起きして出発というのは自分には難しい。
寝ないで出発する方が簡単というほど難易度が高い。
この日はそういう日ではなく
前日仕事が早上がり可能な日だった。
早寝して早起きして走り出せる一日。
遠くまで走りに行こうと考える。
パッと思いついたいくつかの案を退けて
今年はコロナ禍によって中止となった夏至ツーで走ろうと考えていた日高方面へ。
北海道で走るのが一番苦痛と言われるR235浦河国道ではなく
その北側の山の中の道道を走ろうと考えた。
久々に地図とにらめっこをしながらルートを構築していく。
ちょっと前は紙に書き出していたけど今はクラウド保存出来るメモ帳のチェックボックス機能を使っている。
それと交通取締り情報の収集も忘れない。
よおおおおおし寝るぜえええZzzzzz。。。。
早寝早起きに成功。
しかし街はすでに動き出している。
札幌の朝は早い。
天気予報は晴れのち曇り。
降水確率は10%。
最高気温は27度くらいで、十勝地方は30度を超える予報が出ていた。
しかし空は曇天だった。
まだ暑くもない。
それどころか霧雨になってきて輪厚PAで雨具をフル装着した。
すごく嫌な気分になる…
自分のラックの値がまた一段と低下したのかと呪いながらも
引き返すという選択は取らなかった。
道央道から日高自動車道にチェンジして燃料が足りなくなったので鵡川で一度降りる。
もう一度乗って予定通り日高富川ICで降りる。
R237を走り平取町へ。
そしてここから今日の道路探索が開始される。
道道80号平取門別線。
途中で雲は追い越した。
今日は…
r80→r71(r208との交点)→r1025と繋いで走る予定。
R236の天馬街道まで。
r1025には一部ダート区間がある。
ダートはやや浮き砂利気味なので注意が必要。
迂回路はあるみたいなのでオンロードバイクはそちらを走行しよう。
その他は走り応えの有る道だった。
総延長が約118キロ。
山の中を走り開けた部分は谷で、そこにはほぼ牧場が広がっている。
この辺りは牧場=馬なのでニオイもない。
直線と曲線の配置具合ヨシ
交通量の少なさからくる良好な路面状況
起伏に富んでいて景色も楽しめる。
交通量は車より野生動物の心配をしろってレベル。
体力が満タンで体調も良く、車体の調子も良かったので停車する事を拒絶して走り続けた。
お陰で写真はほとんど撮ってない。
あまりにも走るのが楽しすぎて前半は脳内快楽物質が完全にオーバーフローしていた。
途中からオートバイの操作は体に任せながら車体操作の確認作業に没頭する。
今回の走行でも走り残した道が多いのでまた訪れようと思っている。
絶望的に交通の流れが悪い国道を迂回するのに今回のルートはあまり向いてない部分があるので、そのへんの探索のためにもまた訪れようと思っている。
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