2020年8月4日火曜日

レザーグローブを水洗い

常用しているグローブはJRPのWTN
今使っているのは2代目で、先代のは他社から発売していた別注モデルだった。


先代と同じくグローブ内側の指先の部分が硬化してヤスリ状になり、レバー類を握ると皮膚が削り取られる感じになってきたので洗う事を決意。

クリーニングには出さない。

一度街のクリーニング店にレザーコースで出したのに、戻ってきたクシタニのグローブが死んでいたって事があって以来出さない事にしている。



JRPには専用のレザーソープとメンテナンスオイルが販売されていてどちらも所持している。
メンテナンスオイルは使ってみて評価が▲な感じでミンクオイルの方がオススメ。
伸びなくて塗りづらかった。



レザーソープの方は。。。とてもイイ。


ぬるま湯1リットルに対して20ミリリットルの割合で使用。

今まで一度も洗った事はなかったので上記の分量でヤッた。
汚れ具合に応じて使用量を加減しろと明記されていたので上限いっぱいでヤッた。
ツーリング後はグローブの表面をマイクロファイバーのウェスで清掃しているけど水洗いは過去一度も行なっていない。

汚いのは自他共認めている。

ライディング用レザーグローブは基本的に使用毎に水洗いは不可能なので、特に内側は途方もなく汚い。
どこかのハンドソープのCMみたいに見えないけど色々繁殖しているんだよ。




完成した洗浄液にグローブを10分~15分ほど浸けろって書いてあったので
とりあえずグローブを液に入れて。。。。








すごく茶色になった





思わずマイゴッド!って台詞が飛び出すほど洗浄液は変色した。

悩んだ結果写真撮影は止めておいた。
アップロードしたら汚物扱いにされて通報されかねないレベルだったので止めておいた。



15分浸け置いてから揉み洗いに移行したんだけど洗浄液はさらに変色した。
元は恥ずかしくなるほどキレイなブラウンの染料が溢れ出してるからなんだけど
その汁の色はヤバいって断言できるレベルに変色は進んだ。

グローブ本体の汚れがどれほど落ちているかは伺いしれない。
どれくらい揉み洗いするかの指示はなかったので適当なところで切り上げてすすぎに入る。


すすぎに関してはよくすすげと明確に記載されていたのでぬるま湯で盛大にすすいでいく。
すすぎ終わってビチャビチャになったグローブを引き上げて
たらいの上にプラスチックの網棚をセットしてその上に干す。

網棚は3段式にしてグローブから水が滴らなくなったら上下の網棚にUSBファンを設置して超風通しが良い状態で陰干し環境を構築する。
干物屋の前で回転してるアレが自宅にあるのならアレでもイイ。
干物と一緒に回すとニオイが移って大変な事になるので、回す時はグローブ単体で回すほうがイイだろう。




こうして24時間ほど、途中でひっくり返しながら乾燥させたグローブは
完全乾燥の手前でミンクオイルを塗布してよく揉んだ。
揉んでからはファンの風をグローブの内側に入るようにセットし直してさらに放置。


出来上がったグローブに手を入れてみると指先のヤスリ状態は解消されている。
内側の革は少し硬い感じ。。。使ってる間に手の油分を吸収して柔らかくなるだろう。。。多分。


グローブ表面の拭いただけでは取れない汚れも結構落ちていて良い仕事だったと思った。





まったくの余談なんだけど思いついたネタとして。

レザーグローブをはくと手の油分がみるみる吸収される。
自分はツーリングに爪切りを常備するほど油分を吸収される。

爪切りは。。。。油分を吸収されてカサカサになった指先の逆剥けを処理するため。
過去何度もグローブに油分を吸収されてでっかい逆剥けが発生し、それをめくって出血するハメになったのでいつの頃からか爪切りを常備するようになった。

指先から出血した状態でグローブをはめるのは気が引けるから。
グローブの指先部分に結晶化した血が残っているのを発見した時に残念な気分になったので、逆剥けはめんどくさがらずに爪切りで処理するようになったってお話。



グローブの乾燥は冬場の方が難しいので、年に1回しか洗わないって人は夏場のほうがオススメ。
ただし風通しの良い環境を構築できる場合のみのお話。
風通しが悪いと雑菌が大繁殖して生乾きの雑巾臭が発生し、皮革の類は熱とアルコールによる除菌が不可能なのでお陀仏になってしまうから。

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