2015年6月1日月曜日

CB1100で1日に走行できる距離とは

5月27日に自分のメインツーリングルートを洞爺湖を周遊しない形で完走した。
この時の総走行距離はトリップで400キロ、GPSで383キロだった。
GPSは中華製の激安スマホをマイトラックスで記録しているのであまりあてにならない。
なので400キロでまず間違いないとしておく。
洞爺湖を周遊するルートを追加した場合、距離をグーグルマップで調べてみるとおよそ27キロとなった。
壮瞥から蟠渓に抜けるルートで国道を完全に介さない弁慶のルートが通行止になっているため、完全ではないが距離はほぼ同じとして総延長427キロのツーリングルートということになる。

自分は主に午前中のあまり早くない時間から日没まで走るタイプのツーリストで、出発の時間によって多少増減するが1日に走る距離は200キロ以上300キロ未満といったところだ。
TWで林道走行をすると距離はさらに短くなる。
むかし、と言ってもここ5年以内の話になるがCB1100を購入した時などは1日に300キロ以上走ることが多かった気がする。
これは日没後も走っていたためで、さらにそうできるだけの体調と体力があった。
しかし今はとてもじゃないがそれができない。
27日のツーリングは自分の現状の限界というものをはっきりと認識できたツーリングだった。

CB1100というビックネイキッドバイクを自分が1日に運転できる限界、様々な要因があるだろうがとりあえず27日のツーリング内容では350キロが限界だった。
この距離数あたりから両肩から背中が痛くなり運転することが苦痛になってきた。
その状態からさらに運転を続けると左膝に鋭い痛みが走るようになった。
この時は底の薄い靴だったせいもあり足の裏にも痛みが出始めた。
結局相当疲れた状態で帰宅することになり、あまりの疲労で吐きそうになるというところまでいってしまった。
さらにまだある。
ここまで疲労すれば翌日は当然ニーグリップ後遺症でまともに歩ける状態ではなく全身に広がる倦怠感でまともに仕事もできない・・・となるはずがニーグリップ後遺症は日頃の鍛錬であまりひどい状態にはならず、代わりにものすごい疲労感に襲われる始末となる。
さらにその翌日から左足の指が猛烈に痛くなりまともに歩くのが困難な状況になる。
この状態が2日ほど続きようやく今日まともな身体に戻ったところだ。

無理をしすぎたということなのだろう。
(余談だがここまでの状態になってもケツが痛くならないK&Hのハイシートはすごい)
特に痛感したのは靴だ。
このツーリングはタフテック軽半、つまり薄い長靴を履いていったのだが底の薄い靴はステップ上で踏ん張る時に足裏にかかる圧力がもろに疲労として蓄積されていく。
短い距離や挙動をダイレクトに感じたい走行をする時ならいいが、ロングツーリングにはまったく向かないというがよくわかった。
どうしてもゴム長を使用する場合はクッション性のあるインソールを使用しないとダメだろう。

衰えている。
はっきりと自覚できるほどの衰えとは恐ろしいと思った。
それはつまり今までより楽しくバイクに乗れないということだからだ。
同じバイクに乗ってもできることが少なくなっていく。
何より以前より短い時間しか乗り続けることができなくなっているというのは、ツーリストである自分には何よりも耐え難い事実だ。
身体を鍛えることによってこの衰えを何とかすることが可能かもしれない。
しかし自分は左肩の回旋腱板が見事にぶった切れているので、運動自体がそもそもすることが難しい。
何とも困ったと思った。
TWのような軽いバイクであればまだ大丈夫なのだが、CB1100のような重たいバイクに乗れるのはいったいあと何年くらいだろうかと思ってしまった今日この頃でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿