2016年7月30日土曜日

メインルート・キャンプ場視察をかねて その4

洞爺湖を後にして壮瞥町に入りホクレンセルフにて給油。


出発時に満タンで走り出すとほぼここのセルフで給油することになります。
セルフでなければこの先にもいくつかGSはあるのですが、以前タンクから派手にこぼされてからなるべくセルフで給油するようにしています。

そのセルフのほぼ目の前にあるr519に入り、突き当りのT字路を左折してr922を走ります。
長流川対岸のR453がどれほど混もうともこの道道に車が流れてくることはありません。

久保内R453に入って蟠渓温泉の方に向かうのですが、以前は国道を迂回できる町道が存在しました。

R453の迂回路
山の中を駆けずり回れるルートだったのですが現在は通行止となっています。
この道は国道が工事で迂回路として使われた時に存在を知ったのですが、その後すぐに通行止めになって復旧の目処が立たなくなってしまいました。
グーグルマップを見ていると山側の方にも迂回路のようなものがあるのですが、そろそろTWで探索してみようと思いました。

今日はCBでしたので新しくなったR453を普通に走り、北湯沢を越えて大滝のセコマで休憩を取りました。

大滝のセコマより

ここまで来ると疲れから休憩の回数が増えます。
ひどい時は壮瞥のセコマ、蟠渓温泉の駐車公園、そして大滝のセコマと短い間隔で休憩を取ってしまいます。
写真は自分にしては随分と珍しい構図となりました。
疲れていて座ったままセコマの写真を撮ろうとしただけだったのですが、CBの写り方がおもしろいと思いました。

大滝からは国道を進みリターンポイント2を左折。
R276からr695へと入ったのですが…ここで一気に空模様が怪しくなってきました。
どうも道路の先にある尻別岳に雨雲が引っかかっているようで、走っている内にポツポツと、R276と合流するころには滅茶苦茶に降ってくる事態となりました。

降水確率は10%くらいで確かに一時雨とは言ってましたが、この降り方は何か違うだろうと…
しかし尻別岳の向こう側は晴れているのが視認できたので、濡れると不味い物だけパニアケースに放り込んで一気に駆け抜ける作戦にしました。
作戦は見事に成功を収め、振り返って尻別岳を撮影。

雨雲だらけの尻別岳?
と思ったらこれは羊蹄山?
短い時間でしたが強い雨に打たれたのですが、走行風でわりと乾くのは速かったです。

r478で京極町をパスして左手の羊蹄山を見ながら走りますが西進しているので西日がきつい。
右折して倶知安に入り来た時に走ったR393を再び走り赤井川村へと帰る途中。


R393より
呑気に浮いている雲を見つけたのでちょっと撮ってみた次第です。
この先はいつものように走り抜け、赤井川へと帰り着きました。



すっかり忘れてました。
もう一つのキャンプ場、京極町のスリーユーパークキャンプ場も視察してきました。


ここは近くにローソン、温泉があり羊蹄山を心ゆくまで眺めることが出来る期待の候補地でしたが、やはりここも人気のあるキャンプ場らしくテントが設営されておりました。
特にここは小さな子供がいる家族に人気なので、その点を覚悟して行く必要性があるかもしれません。

ネットの情報やガイド本も買って情報を仕入れてみましたが、やはり実際にキャンプをしてみないとわからないことだらけです。
残念ながら8月はシフトの都合上キャンプに行けそうな日はなく、9月を待たなければならないようですが、今日視察した2つのキャンプ場は今年中にテントを設営してみたいと思います。

2016年7月28日木曜日

メインルート・キャンプ場視察をかねて その3

7月20日

天気予報は晴れのち曇、ところにより雨が降るかもしれない…というものでした。
玄関を出る時に少しだけ涼しいと感じたのでメッシュジャケットではなくライディングジャケットを着て出発。

すっかりお馴染みとなったダンプとトラック、傷んだ道路をやりすごして赤井川へと通じる道道を走り冷水峠に到着。

赤井川・冷水峠より

時はすでに11時16分。
今月は休みの間隔が長く連勤の疲労、前日B勤により起床、出発ともに遅くなった。
夏は日が長いので助かる。
8月に入ると短くなるので少し走りたい時は早めに走りださないといけない。

進行方向の羊蹄山に雲が多く、南側は曇っているらしい。
だがここは素晴らしい青空が広がるばかり。
いつもは時間的にも距離的にも倶知安のセコマで昼休憩を取ることになるが、今日は出発が遅かったので赤井川のセコマで昼食を取った。


赤井川村内は何度も書いたが警察による狩場と化しているので通過する際は注意が必要だ。
道の駅の駐車場にて待機しているとの噂もあるので、目の前の信号が黄色ならば無理せず止まり、駐車場にそれらしき車両がいないか確認したほうが無難そうだ。

R393・夏のメープル街道をややゆっくりと駆け抜ける。
村内にいなかった場合こちらで取り締まっている可能性が大きいからというのもあるが、強い走りを求めていなかったというのが最大の理由。
シマウマの待機ポイントを確認しつつ速い後続車が来たら左によって早々に追い越していただいた。
今日はどの車も見事に追い抜いていく、誰もがハッピーだ。

倶知安から先、r604まではR5を走っていくことになる。
あまり知られてはいないが倶知安峠という、その先の稲穂峠の一部と扱われることが多い。
運が悪い時はこの倶知安峠で鈍速車により酷い目に遭わされることになるが、どうやら今日はそういう日らしい。

鈍速車! 工事による片側交互通行! その先頭車両は路線バス!

詰んだ

思わず口から出たセリフがコレでした。
r604の入口まで鈍速走行を強いられ、みるみる上昇する油温と体温とストレスゲージ。
それまでの穏やかな模範とも言える走りは、誰もがヤツは狂っていると叫ばずにはいられないような走りへと変更させて頂きました。

途中でさすがにこれは不味いと感じて一時停止。
深呼吸と共に写真を一枚撮ってもダメだったのでまた加速させて頂きました

r604より・岩内町方面

さらにおまけとしてr604の出口の駐車場でナンシーライダーに絡まれ、ろくに休憩も取れずにニセコパノラマラインへと突入する事になりました。


ニセコパノラマラインでは自分は強い走りをする事はありません。
最初に走った時からこの道を、いつもじっくりと楽しむような走り方をします。
きっと走り終えるのが惜しいのだと思います。
もちろん強い走りを否定するわけではありません。
が、基本的にパノラマラインは自転車と四輪が予測を超えた行動をしているので、ジェダイにでもならないと安全かつ強い走りは出来ないでしょう。
自分もフォースを使いたい…

途中の神仙沼のところで一息入れまして


神仙沼休養所

その先の駐車スペースから撮影

ニセコパノラマラインより

この日パノラマラインは珍しく暑く、走行していないと自分のボウズヘッドでは耐えられないほどでした。
ここで暑いと下の蘭越で途方も無い暑さに見舞われるのですが、想像通りとても暑かったです
ニセコは避暑地として有名ですが、蘭越の暑さはあまり有名になりませんね。


昆布からr32に入り少し走ると湧き水を発見しました。

r32・湧き水

場所はこのへん。


コップもあり恐らく飲用可能なんだろうと思われます。
自分は飲んでみましたがかなり冷えていてうまかったです
多分地下水だろうと思いますが、色々不安を覚える人は遠慮したほうが無難そうです。
それよりも、何年もこの道を走っているのに今まで気づかなかった事が驚きでした。
まだまだ気づかずに通りすぎている何かがありそうです。

r32からr914へと入り、今日は新富コーナーの入口をじっくりと走ってみました。


新富コーナー入口その1

同その2

雑な草刈りだなあと思っていたらやや先で草刈り車が今まさに刈っているところでした。

さて、新富コーナーを制限速度いっぱいで走ってみたのですがまったく普通のコーナーになってしまいました。
難しい事は何もなく、身構えていたのに拍子抜けしてしまうほどでした。
逆に考えると普段どれだけの勢いで走行しているのかが伺えてしまうのですが…
楽しむにはある程度のスピードも必要だと感じた次第です。

この後の上泉コーナー群とr702を存分に堪能して豊浦のセコマに到着したのは15時。

豊浦のセコマより

冷水峠で見た雲はほとんどが山に引っかかり太平洋側は晴れていました。
15時で豊浦というと夕日のイメージしかないのですが日が長いのはいいですね、まだまだ走れます。
r97からr285、そして農道を少し走り牧場のところからR230に入り洞爺湖へと降り立ちます。
あのR230の長い下り坂を走っている時の気分はここでしか味わうことが出来ません。

坂を降りきって周遊のためr578に入り、中島の西側の退避スペースから撮影。

洞爺湖西岸より

洞爺湖も羊蹄山と同じく見とれているといつの間にか時間が経過しているので、一息入れて出発します。

洞爺湖ではもう一枚撮影のため停車。

洞爺湖・浮見堂より

浮見堂は秋よりも夏のほうが映えると思いました。
もう一つお気に入りの撮影ポイントが発電所の先にあるのですが、そこは紅葉の時が一番かなと思います。

さて、今日はキャンプ場の視察も兼ねてのツーリングで一番の視察ポイントは仲洞爺キャンプ場


ここは温泉が併設されてますが物資調達の店が付近にないので、平日であれば貸切も可能ではないかと思っていたのですが、とんでもなかったです。

洞爺湖が好きなのは自分だけにあらず。

平日の遅い午後、すでにいくつものテントが設営され呑んだくれている方々がいらっしゃいました。
ここは洞爺湖のほぼ真東に位置しているので、グーグルマップの紹介写真のようなグレートな夕日を拝むことが可能です。
騒がしいのは好きではないのですが、その夕日を見るためであれば自分もテントを設営してみようと思った次第です。

その4に続きます。

2016年7月24日日曜日

メインルート・キャンプ場視察を兼ねて その2

自分のツーリングルートは、元はビモータのDB7というバイクを走らせるためのルートでした。

DB7用ルート

早朝、日の出とともに毛無峠から始まるこのルートを、夏の日が長い時期に一日中走り回れるルートへと改造し始めたのが多分4~5年前。
主な変更点は渋滞箇所の回避(毛無峠・中山峠の削除)、距離の増減(出発時間により長い・短いルートの作成)、未舗装路の追加(TW用)。
工事や通行止などによって変更を受けた箇所もあれば、新しく発見した道路によって変更した部分もありました。
また、今でも道路探索は続いており、まだまだ変更される部分は増えそうです。
一度だけルートを全て走り尽くしたことがあったのですが、総走行距離が400キロ以上(自宅から出発の場合)だったと思います。
殆どの場合途中に設定しているリターンポイントから帰宅する形になり、時には出口にしている朝里峠から出発する逆ルートというルートもあります。

このルートさえあれば他に何もいらない、一年中このルートを走ってもまったく飽きない

連日同じ道を走っても違いがあり、新しい発見があり、いつでも楽しい。
そんな事を考えながら走り、探索を続けていきたいと思っています。
今回はルートの詳細について、また漠然と考えていたルートとリターンポイントに名称…と言うにはあまりにもアレですが、を付けてみました。

メインルート・フル

赤井川~豊浦まで
豊浦~苫小牧まで
豊浦~朝里まで

メインルート・フルのポイントは2枚目の画像、r86を走り苫小牧に行くか行かないかです。
行ってしまうと帰ってくるのが大変で、今では余程走りたいと思わないかぎりr86を使うルートは走らなくなりました。
なので今ではメインルートは以下で紹介するショート2を走ることが多くなりました。
画像1の赤井川~豊浦までは基本どのルートも共用で、ニセコパノラマラインが通行止の場合は倶知安から南下する形になります。



メインルート・ショート

最大のリターンポイントは豊浦町で、時間がなかったり日が短い時などはr97を北上して羊蹄山を見ながら赤井川へと帰るルートになります。
豊浦町をリターンポイント1に設定…してみました。

豊浦~赤井川まで(ショート1)
このルートはメインルート・ショート1…と呼ぶことにたった今決定。

豊浦町着の時点で時間があったり洞爺湖を周りたくて仕方ない時などは今回のルートのようにR453とR276のT字路がリターンポイントになります。
このT字路をリターンポイント2に設定してみました。

リターンポイント2

R276を少し走るとr695との分岐になり、自分は前走車が鈍速であればほぼr695へと入ります。R276はたまにレーダーパンダが待機していることもあるので注意が必要になります。
今回はr695を走り喜茂別町の国道・農道・道道の分岐で農道を選びました。

左から道道・農道・国道

どの道でも京極町まで走れます。
羊蹄山を見る角度が微妙に違うのでどの道を選んでもよろしいかと思ってます。

京極町でも分岐を選ぶことになりますが、ここでは走ってきた道でほぼ決定されます。

京極町の分岐

国道を走ってくればそのまま国道を、農道と道道の場合はr478を走ることがほとんどでR276からr478へはほぼありません。
これが今回走ったルートでメインルート・ショート2と呼ぶことになりました。

メインルート・ショート2

ショート2はさらに色々な分岐があり、洞爺湖南岸のr2を走って温泉街を堪能するコースや、R230を走りルスツ方面を走るショート1の変形、蟠渓温泉のあたりからR453ではなく農道を走って大滝まで抜けるルートなどバイクや気分で違った道を走ることができます。
多分使い勝手が一番いいのがこのショート2なんでしょう。

相当に時間があり日没までに余裕で帰れる、また何が何でも走りたい時はリターンポイント2を支笏湖方面へと走るルートを選択します。

メインルート・ショート3
美笛峠と支笏湖、その先の道を堪能できるこのルートをメインルート・ショート3と呼ぶことにしました…逆ルートの場合はGが入口でSがリターンポイントになります。
このルートはほぼ工事か鈍速車によって渋滞を余儀なくされるので、覚悟があるか余裕が無い時は走らないほうが良いと思っています。


大まかなルートはこの4つで、あとは入口と出口の変更や、ルートに並走する道を変えてみる、冬期通行止の場合は迂回路を走ったりしますが上記のルートから大きく外れることはない…と思います。

今回はルートの案内に終始しました。
ツーリングの内容は次回からということで。

2016年7月20日水曜日

メインルート・キャンプ場視察を兼ねて その1

暑い日に。4を読んで走りたくなったのと、メインのツーリングルートでありながら5月以来走っていないらしい事が判明したので行って参りました。

7月20日・ツーリングルート
赤井川村発、倶知安から反時計回りのルートになります。
300キロ以上走行したのが久々で疲れました。
詳細は次回から。

2016年7月18日月曜日

サドルバッグで積載アップとタンクバッグが嫌いな理由

ばたつき防止部分の固定に悩みましたがとりあえずという感じで取り付けてみました。





これはミス、後で直しました
TWは車体右側にマフラーが装着されており、これをサドルバッグサポート代わりにして純正キャリアに簡単に取り付けることが出来ます。
取り付けたバッグはデグナーのNB-3になります。
これよりも横幅のあるバッグだと排気ガスの問題があったりマフラーガードの無い部分との接触で溶けたりする恐れがありそうです。
車体左側にも取り付けはできるのですが、その場合はバッグサポートをどうにかしなければならず結構めんどうな感じになります。
バタつき防止用のコードはやや硬いゴムひもをタンデムステップの荷掛け部分にかける形にしました。
伸縮しない紐の方がいいんじゃないかと思って試してみたのですが、結局車体をバンクさせた時にバッグが離れる距離が同じだったのでゴムひもにしました。
こいつの利点は切れても結んで繋げてしまえばよく、代わりはダイソーで調達可能だという点です。
タイラップをつなげるという案もあったのですが、主に見た目の点で却下しました。

容量は10リットルと少なめ。
開け閉めはジッパーとマジックテープの2段式で、外側の蓋のバックルは容易に開け閉め可能で物の出し入れがそんなに不便ではありません。
防水ではなくレインカバーも付属するのですが、背面まで覆っておらず結局浸水する仕様です。
なのでバッグ内に厚手のゴミ袋を内蔵して防水仕様にして使います。


次にタンクバッグ。



ヘンリービギンズのHBタンクバッグMIL【A5エグリ】というものです。
フラップの形状が他社のものと比べて特殊で、取り付けの自由度が高くオフ車のタンクも取付けできます。
これも元はCB用に買ったものでタンク底部にえぐりが入っていてタンクキャップの出っ張っている車両にも装着可能というものなのですが、フラップを調整すればそんなの問題がないという残念な商品になっています。
ちなみにえぐれ部分はTWのタンクキャップのサイズにぴったりで、ずっぽりはまって磁石がなくても固定できるんじゃないかってくらいです。

そんなタンクバッグですが自分は好きではありません。
今まで明確な理由が不明でしたが前回のキャンプツーで使って理由が判明しました。

荷物の出し入れが非常にめんどうくさいから

もうちょっと詳しく書きますと、ジッパーを開け閉めするのが非常にめんどうだと感じたのです。
ガバッと開けてガバッと閉めたい。
そして荷物は飛び出さないというのが理想。
サドルバッグのように2重式の蓋で完全に閉めるにはジッパーを、とりあえずの場合はマジックテープだけというのがいいのです。
というのも、時に荷物を頻繁に出し入れする必要があったりするのでそういう時にタンクバッグの構造はめんどうで、めんどうだと何かを失敗する可能性が上がりひどい目に遭うことになる、という感じになります。
気を取られて転倒、立ちごけ。この辺がよくあることでしょうか。

また、給油の際が一番面倒でマグネットだとタンクに傷がつかないように、吸盤だとしっかりくっついているのか確認しなくてはならずタンクバッグは存在自体がめんどうくさいと思ってしまってます。
この他ハンドルの自由を奪うとか

タックバッグと接触して邪魔
スマホホルダーと接触して邪魔だったりなど正直付けないに越したことはないという次第。
めんどうくさくない構造のタンクバッグを新たに探してみるのもいいかと思いましたが、果たしてそのような物はあるのかどうか…

明日晴れたらテスト走行してサドルバッグの取り付けに問題がないか確認したいと思います。

2016年7月17日日曜日

キャンプを快適に

今月は公休を3日つなげて連休を作ってしまいましたので休みの間隔が長いです。
休みが遠い…
有給休暇というものは社畜の自分には当然存在せず、疲れが溜まって昼過ぎまで布団から出られない始末となっております。

さて
それでもキャンプの事を考えながら改善点を模索し少しだけ形にしてみました。
まだテストをしていないのでよいのか悪いのかの判断はできませんが、とりあえずという感じです。

そもそも自分はキャンプを楽しむ気はなくただ寝ることができればよいと思っていましたが、ちゃんと準備をしないとその寝ることさえも難しいというのがわかりました。
そんなわけで改善に取り組んでみたのですが、問題点から書き出してみたいと思います。

・積載性能
・防寒
・虫除け
・照明
・荷物の展開
・寝る時間以外の過ごし方

改善策を用意出来たものは虫除け・照明・積載性能になります。

ダイソー蚊取り線香セット

同上

USBライト
虫除けは体に直接吹き付けるスプレータイプのものを併用するのが前提です。
前回はテントに引きこもっていましたが、次回は野外にて何かしようと思っているので快速旅団さんお勧めの形状の物を用意しました。
本当はキンチョーの物を用意する予定でしたが、たまたまダイソーで同じ形状の物を発見したので購入してみたのですが効果は同じどうかはまだわかりません。
USBライトは快速旅団さんで購入したもの。
ランタンがあれば一番いいのですが荷物はできるだけ小さく少なくが理想。
どちらの向きで差しても点灯して調光機能もあるのはありがたいです。
下から上に照らすのも上から下に照らすのも可能なような感じにしたいので、接続するモバイルバッテリーをどんな感じでテントにくっつけるかを検討中。
下から上は地面に置くだけでいいのですが…

積載に関しては容量を相当増加させてみました。
これは寝袋と風呂道具を搭載するべくタンデムシートにコンテナボックスを積んだことにより可能となったのですが、そうなるとキャリアに付けているトップケースの蓋があけることができなくなるのです。
この問題はトップケースの蓋を開けないという事で解決しました。
つまり、テントを設営するまで使う必要のないものをトップケースとコンテナボックスに積み込み、常時使うものは他の場所に移してしまおうと考えたのです。
具体的にはタンクバッグと新たに付けたサドルバッグになります。
サドルバッグは元はCBで使っていたものなのですがTWにも取り付けが可能でした。

この辺は写真がないので次回に回したいと思います。

2016年7月15日金曜日

2016年夏至ツー(実施)

さて、今年の夏至ツーは初日は疲労と天候不順で寝て過ごし、翌日から動き出すという締まらないものになってしまいました。
内容の方も初のテント泊というものだったのですが、大失敗に終わる散々なものとなりました。

キャンプ予定地は上砂川町の上砂川奥沢キャンプ場です。



選んだ理由は横のパンケの湯に入るというものと、付近の道道を探索するという程度でキャンプ場自体に何か特別なものがあったわけではありません。
この日はまあまあの天気と気温で走るにはよろしい日でした。
そのためここに行くのにr28、そしてえぐれコーナーで有名なR451を走って砂川経由でキャンプ場まで向かいました。

r28
R451えぐれコーナー
R451より
上砂川町のセコマで昼休憩を取りキャンプ場へ。
奥沢キャンプ場はオートキャンプ場ではなく入口からサイトまで結構歩く必要がありました。
なぜか日本庭園がありその奥にキャンプサイトがあるという謎の仕様。





荷物運搬用のリアカーがあるのですが蜘蛛の巣だらけで使用は不可能。
管理人はいましたが自分の他に客はなし。
すぐそこのパンケの湯が素泊まりで3500円くらいなのでみんなそちらを利用するでしょう。

テントサイトはトイレあり、水道あり、焚き火のできる場所もありだったのですが利用客の少なさからかどれも蜘蛛の巣がひどい。
あと、サイトがカラスの縄張りになっているらしく自分が行くと鳴いてうるさかったです。

テントサイト

ともかくまずはテントの設営というわけで、初めてペグを地面にぶっ刺すことになりました。
出発の直前にペグを打ち込むためのハンマーを持っていかなければならないのを思い出し、工具箱から引っ張りだしたショックレスハンマーが役に立ちました。

アストロ製ショックレスハンマー
帰ってきてから気付きましたが別に足で踏んでもペグは打ち込めたんじゃないかと…
荷物は少ないほうが良いですし、最悪の場合バイクの車載工具でも何とかなるので次回は持たないと思いました。

事前に設営の練習はしていたものの、ペグを打っての設営は初だったのでちょっとわからない部分が出たものの、特に問題はなくテントを設営することに成功しました。

モンベル・ムーンライト1型
この時点でアレやコレがあれば便利という物がいくつかありました。
とりあえず荷物をテント内に入れて付近の道道の探索とセコマで食料の調達に出かけます。

歌志内の方や上砂川町の調査をしてましたが写真はあまりありません。
産炭地の町並みというのはどこも似たようなもので、基本的に谷であり、団地があって端の方は寂れているというもの。
上砂川町もその例に漏れず、特に東町は廃墟化された団地がじつに寂しげな雰囲気を醸しだしておりました。




東町
上砂川町のセコマで食料を調達して戻ってきてもまだ日は高く、テント内でゴロゴロしていましたが暗くなってくるとキャンプ本番といったところでしょうか。
そして様々な問題が発生してきました。

まずは暗い。
一応照明はいくつか持って行ったのですが、なぜランタンが照明として適しているのか理解できました。
適当なライトだと手元を照らすのにはいいのですがテント内を照らすのにまったく向いていないんですね。
暗いと動きが制限されて動く気になれない。

さらに狭い。
元々広くないムーンライト1型。
寝るだけの予定だったのでそこは問題がないのですが、荷物をテント内に入れてしまうと寝るのさえも一苦労。
帰宅してから考えて気付いたのですが、使わない荷物はテントの前室に置いてしまえばいいというわけなんですが、この時の自分はそのことがわからず前室をうまいこと利用できる装備の準備がありませんでした。
前室をうまく使うにはシート、そして防水仕様の入れ物がないとダメだと思います。
キツネが物を持っていくのであまり前室に細かい物を置いておくのもNG。
具体的には靴。
キツネは靴を出しておくと持って行ってしまうんです。
車ならなんとかなりますがバイクだと走行できないという事態になりますので注意が必要です。

あとはサンダル。
テントから出入りするのにいちいち靴を脱ぎ履きするのは非常に面倒だと理解できました。
荷物が増えてもいいのでサンダルは持って行ったほうが無難ですね。

そして最大の問題は寒さ。
結局寒くて日が出るまで寝ることが出来ないという事態になりました。
念のためフリースを持って行ってもこの始末。
ライジャケを羽織ってしまえばその部分は一応暖かいのですが、そうなると足元が寒くて寝られません。
快速旅団さんい訊いたところ、20℃を超えないかぎり寝袋は必要とのこと。
確かに部屋で寝ていても20℃以下だと寒くて起きることがあるなあと思いました。
この日は手持ちの温度計で16度くらいまで低下したのを確認していたので、快適になるのは相当難しかったでしょう。

そして朝早くから隣のパークゴルフ場で玉を打つ音や、縄張りのカラスがガーガー鳴く声などで起こされ、ヘロヘロになりながらR275で真っ直ぐ帰ってきました。
夜中も寒さの他のシカの集団が日本庭園で甲高い声で鳴いており、このキャンプ場はダメだと思った次第です。

こうして初キャンプは見事に失敗に終わりましたが、キャンプそのものを嫌いになったりはしなかったですね。
逆にまたキャンプに行きたいと思うほどで、失敗したものを克服してうまいことやってみたいと思うほどでした。

すでに幾つかの問題に対して解決策を用意しており、7月はもうキャンプに行けませんが8月は機会があれば改善策を持ってキャンプへ向かいたいと思います。

2016年7月13日水曜日

万字を攻め立てる

本日は公休。
メンテの終ったCB1100で道道38号線、通称万字を攻め立てようと企てておりました。



ロースマⅢの性能を見たかったのとタイヤ交換に伴うサスの再調整、そして夕張の快速旅団さんに用事があったというのもあります。

行きはR337からr274で南幌方面からr38へと入る定番のコース。
上志文町のセイコーマート萩の山スキー場店で12日から販売開始となったサンマ蒲焼重を食べたのですが、胃にもたれて一日中サンマ臭い息を吐くことになりました。
ツーリングの時は食べないほうが無難なようです。

さんま蒲焼重

セコマ萩の山スキー場店


ついでに、ここのセコマは改装したらしくホットシェフ、イートイン完備。
大型車も楽々駐車の巨大駐車スペースを確保しており、大量のダンプとトラック、自衛隊車両もやってくる状況となっておりました。
以前は普通の田舎のセコマだったのですが今は最新の郊外型のセコマになっております。


サンマ臭い息を吐きつつバイクを走らせ万字の青看を確認。

万字を確認
この先は走ることに集中したため写真はありません。
雲行きが怪しくなっているのが写真からわかると思いますが、振り返ると夏の青空が広がっていてどうやら自分が進む方向だけ曇っている様子
今日は気温が高くこの時点でアイスを2本ほど消費しているくらいで、メッシュジャケットで来なかったことを後悔していたほどです。
そこに湿度も追加。

大変よろしゅうございます!!!

自分、暑いのが大好きなので大歓迎ですよ。
気温と一緒にテンションも上げて万字を走りました。
以前、コーナー途中に落ちている枝を踏んでハイサイドを食らったのでそこは注意しつつ、動物の飛び出しにも気をつけていたのですがやっぱり鹿が飛び出してきました。
背中に模様があったのでまだ幼体だと思います。
クラクションで追っ払いましたがこいつらはいきなり道路脇から飛び出してくるか停止している状態でいきなりこっちに突っ込んでくるかわかりません。
硬直してからどういった行動をとるのかいまいちつかめないので対処に困ります。
帰りはキツネに出会いましたがキツネは逃げようともしないのが困りますね。

快速旅団さんでは目当てのキャンプ場ガイドとUSBの照明を購入。
この他キャンプに関していくつか質問をさせて頂きお勧めのキャンプ場を紹介してもらいました。
前回の初キャンプでは相当痛い目にあったので準備を整えてリベンジしたい所存。

オススメキャンプ場の一つ、北村のキャンプ場は帰りに確認できるので万字を走行後にr30→r816→と繋いで行ってみました。

ふれあい公園がキャンプ場
温泉の真裏で道路向かいにセコマがあるという便利さは素晴らしい。
距離的にもさほど遠くないのでテストで泊まるには大変いいのではと思いました。

今までキャンプについてあれこれ調べたことはなかったのですが、北海道はそこら中にキャンプ場が存在しています。
そういえば大好きなr695にもキャンプ場があってしかも最近誰かがそこに行ったという話も…

7月はもうキャンプが出来る休日はなく、8月は繁忙期ということでこれまた難しいのですが、ツーリングだけではなくキャンプについても色々とやっていきたいと思います。

2016年7月12日火曜日

CB1100 夏の定期メンテナンスとリアタイヤ交換

夏至ツーは実施したのですがメンテ記事のほうが先に書き終えてしまったので公開したいと思われます。

夏の定期メンテの主な作業はブレーキの揉み出しとフルードの交換、そしてオイルとフィルターの交換になります。
この他に不具合があれば一緒にメンテをするという感じで、今回はスリップサインが出る寸前となっていたCB1100のリアタイヤの交換が追加されました。

今まで履いていたのはダンロップのロードスマートⅡ

ロードスマートⅡ
リンク先にて確認しましたがもうサイズラインナップがほぼありません。
近く廃盤になるでしょう。
自分の中での基準となるタイヤで傑作と言っても過言ではない性能を発揮してくれました。
特に摩耗が進んでもそれを感じさせない旋回性能と衝撃吸収性能は素晴らしいと思います。

そして今回選んだタイヤはダンロップのロードスマートⅢ

ロードスマートⅢ
パターンが大幅に変更され衝撃吸収性能と耐摩耗性能、そして疲労軽減度が大幅に向上したとのことでした。
他にどこかで読んだのか忘れましたが、ロースマⅢは販売地ごとにコンパウンドを変更してその地域に最適化されているとかなんとか…
北米には北米用、日本には日本用のロースマⅢが供給されているらしいです。

実際の所は乗ってみればわかるということで、届いてすぐに交換作業を開始しました。
普段はタイヤの間に雑誌をいれてビードを上がりやすくする作業をするのですが今回は無しです。


作業の成功は事前準備が7割、確認が3割。
これが全て!
というわけで必要な工具の類と新聞を敷き詰めて作業開始です。



アクスルナットを緩めてシャフトを引っこ抜くとやや渋い。
シャフトには錆が発生しています。

アクスルシャフトの錆
毎回引き抜く度にグリスを塗っているのですが今回はやや油切れの傾向。
これは少しまずいと感じましたのでホイールベアリングも見ようじゃないかとなりました。

購入しておいた新工具、シールプーラーを使ってダストシールを簡単に剥がします。

シールプーラー
今までマイナスドライバーを使っていたのですが、シールプーラーのあまりの簡単さに驚きました。

ディスク側のベアリングを確認すると外周に錆が大発生。

ディスク側ベアリング
ベアリングのグリスは結構減っていました。

ボール間のグリスがない
スプロケ側はさらにグリスがなくなっていました。

スプロケ側はほぼない
どちらもグリスを追加しておいたので今年は大丈夫でしょう。
ベアリング外周の錆はホイール内の錆が移ってきているようで対処の方法がない状態です。
ホイール内にボンスターを突っ込んで棒を入れてゴシゴシするくらいしかないですかね。

ホイールの内側にもうひとつベアリングが入っているのですが、こちらはグリスが残っていたのですが色が微妙。

ホイール内のベアリング
特殊グリスなのか乳化したのかわかりませんでしたがそのままにしておきました。

と、あとは交換予定のハブダンパー。

ハブダンパー
すかすかでした。
ハブダンパーを新品にすると驚くほど加減速、変速時のショックが減るので1~2万キロくらいで交換することをお勧めします。
自分は4万7千キロほど交換しませんでした…

タイヤを外していきます。

ビードブレーカーでビード落とし

リムプロテクターセット

片面外し完了
デイトナのオフセットタイヤレバー、力がかかりやすく先端が薄いので使いやすかったです。

ホイールからタイヤを外すことに成功 

バルブを除去
バルブはタイヤ交換の度に替えましょう。
バルブがダメになるとタイヤを外さなければ交換できず非常にめんどうです。
バイク屋に頼むとタイヤ交換と同じ工賃を支払うことになるので痛い出費となります。

ホイールの内側を清掃 

新しいバルブを装着
ホイールの上の工具はバルブインサーターです。
これがあれば簡単にバルブを入れることが出来ます。

ここからタイヤを装着していきます。

ロースマⅢ

製造は2016年の14週
4桁の数字の最初の2つが製造週で下二桁が製造年になります。
14週だと4月くらいの製造ということになるでしょう

片面のはめ込みに成功
気温が高かったのでタイヤも柔らかくビードもそれほど硬くなかったので簡単にはまりました。
この片面のはめ込みは、タイヤを置いてホイールをはめ込んでいくか、ホイールを置いてタイヤをはめ込んでいくかのどちらかを選ぶのですが、今回はホイールを置く方でやりました。
フロントタイヤはタイヤを置く方だった気がしますね。

そしてここからが問題でした。
もう片面をタイヤレバーを使ってはめ込んでいくのですが、最後の部分がどうやってもはまらない。
工具を使ってタイヤを押さえてもレバーが滑って固定できず諦めました。
前回もこの部分で諦めて工具を買ったのですが…18インチのラジアルリアタイヤを手組するのは自分には無理なようです。
この日は暑くガレージ内で超絶に踏ん張るタイヤ交換なんぞをしたので熱中症になりかけました。
仕事前にやったのでかなりやばかったです。


翌日、軽トラにタイヤを積んでバイク屋に持って行ってはめ込んでもらいました。
タイヤの廃棄もあったのでそれも頼みました。
うちのガレージにもタイヤチェンジャーが欲しいですね…。

組み上がったリアタイヤ

軽点OK
タイヤの一番軽い部分とホイールの一番重いバルブ部分を合わせます。
というかバイク屋がやってくれてました。
ビードも上げてもらったのですが、上げる時はバルブコアを抜いた状態で空気を入れると上がりやすいです。
これはコアがないほうが一気に空気が入るからというわけです。

タイヤは装着するだけの状態になったのでリアブレーキの整備に入ります。


リアブレーキのピストンを揉み出し。
あまり固着もなくパッドも段減りなどはありませんでした。
動作は良好のようなのであまり手を加えずに組み直します。

で、ここからがまた問題でして、アクスルシャフトが入らないという事態が発生しました。
左から入れて右に抜けるアクスルシャフトがプラハンで叩きまくっても入らない。
それどころか今度は抜けなくなってしまい逆側からT字レンチ突っ込んで叩きまくってようやく引きぬくことが出来ました。
2回ほどアタックしてダメで原因を考えてみました。
行った作業は
・ダストシール脱着
・ベアリングのカバー脱着、グリス注入
・ハブダンパー交換
・リアブレーキの清掃
・タイヤ脱着
どれもアクスルシャフトが入らないことに関係してなさそう…
パーツリストを見ても何がダメなのかわからなかったのでサービスマニュアルを見て気が付きました。

サービスマニュアル
左右のカラーが逆だ

パーツリストだとカラーの長さが逆に表示されていたり、カラーに残っていたダストシールの痕が微妙だったりでてっきり「こうだろう」と思っていたのが逆だったというだけの理由。
それだけの理由なんですが猛烈に苦労したしある意味納得もできました。
間違っていれば組みあがらないという構造に納得したのです。
組み上がってしまえば大変な事故が発生してしまったかもしれません。
そうならないためにもこのように「間違っていれば組みあがらない」という事は重要だと思ったのです。
まあ確認を怠ったためにこういう事態になったので反省はしましたが。
次回からは外したら即座に写真撮影を行って記録を残すことにしました。

そしてタイヤを無事に取り付けて

ホイールを磨いたのですごく綺麗
リアブレーキのフルードを交換し

リアブレーキリザーバータンク

今回もお馴染みのスタイル
クラッチのフルードも交換しました。
前回の交換からシフトアップ時の動作不良の症状が出なくなってます。

クラッチスリーブシリンダー
画像はありませんがフロントブレーキのピストンも揉み出ししてフルードも交換しました。
両手での作業なので写真が取れなかったという理由です。

作業を完成させて赤井川まで試走。

赤井川、冷水峠展望所より

同上
新しいタイヤは馴染むまでやや時間がかかり、その間空気が抜けやすくなっています。
このため交換後は乗るまでに空気圧を高くしておき乗る際に調整するという作業があります。
自分は今回指定空気圧290のところ350まで上げておき乗る前に290まで落としました。

ロードスマートⅢの乗り心地ですが、新品タイヤ特有のショック吸収性能を堪能できたほかはあまり違いを感じられませんでした。
これはすごい事だと思ったのです。
摩耗したロードスマートⅡはつまり性能の低下が現れないということ。
ロースマⅢも多分そういうタイヤであるだろうと思われます。
違いが感じられる、体感できるほどの違いを味わえるというのもタイヤ交換の醍醐味ではあるのですが、こういう風に変わらないのもいいんじゃないかと自分は思いました。

最後に
交換したロードスマートⅡは11170キロの走行で交換となりました。
まだスリップサインは出ていませんでしたが、あと数百キロの走行で出るだろうと言う状態でした。