よく晴れて、10月下旬とは思えないほどの陽気。
この次の休みは雨予報なので、今日が恐らく、多分(諦めが悪い)ラストランだ。
出発前にちょっとトラブル。
気が付けば最後に走らせたのは8月28日だったTW225。
チョークを引いてセルを回すと頼りない感じ。
しかもエンジンはかからない。
キュルル…キュルル…と何度か挑戦して、これはキック地獄突入か? と思っていた所で無事に始動。
インジェクション車に慣れてしまうと何とももどかしいエンジンの暖気。
張り付いたクラッチを引っぺがすためにレバーを何度か握り、定刻より30分ほど遅れて出発した。
目的地は洞爺ウィンザーホテル…の奥のポロモイ山頂。
ルートはR393。
そこからR276を少し走り、尻別川渡河点の探索をして、r97→農道→r257→R230というルートになった。
走り出すと、暖かい。
今日は発熱体を一つにして正解だった。
すこぶるエンジンの調子がいいTW。
オイル交換をしたのは記録にあるけど、その他にクラッチワイヤーの調整もした気がする。
ドンピシャだったのだろう。
冷水峠を駆け上がり、いつもの場所へ。
赤井川 冷水峠 10時28分 |
霞んでいるが湿度はない。
やや風があったので、あまり身体によろしくない物質が巻き上がっている可能性がある。
古いディーゼルエンジンのダンプの後を走り続けるのと、どちらが悪影響なのかはわからないけど、そこまで気にしてはいられない。
出発に手間取ったので先を急ぐ。
セコマも、道の駅も寄らずにR393へ。
かばたてトンネルの手前、橋の続く区間で横を見ると、山にはもう雪があった。
R393 10時49分 |
それどころか、もう少しトンネル付近まで行くと、路肩にも雪が残っていた。
さすがに路面凍結はしていなかったが、日当たりの悪いところは危ない。
行きはいいが、帰りに走る場合は注意が必要だろう。
久々に乗った空冷単気筒の軽量な車体。
上りは厳しいけど下りは楽しい。
R393の脇の農道、いつものポイントで羊蹄山を撮影。
R393脇の農道から 11時4分 |
目の前の畑は緑色で、秋まきの何かだろう。
いつもよりも少し遅い時間、そして進んだ季節で太陽の位置が低い。
羊蹄山が合成写真のようになってしまっている。
倶知安のセコマで昼食をとり、すぐに出発する。
R276を東に走り、交番の手前から右折して農道に入る。
風のV7:秋色風走。3を読んで、このあたりの道を見直して気が付いた道だ。
ここが探索箇所の渡河点。
農道はR276とr478を繋いでいる。
農道はR276とr478を繋いでいる。
橋は寒別橋。
寒別橋 尻別川 11時44分 |
もう一つ渡河点があるのだけど、そちらを探索するほどの時間的余裕がない。
この渡河点は京極町でr478を選んだ後にR276へ戻れる、便利な道になるだろう。
上で書いた通り、R97を走り、何となく農道が走りたくなり途中でスイッチする。
農道からr257へ入り留寿都村へ。
ここでアクシデント発生。
ATMに用事があったので止まってヘルメットを脱ごうとしたら右手親指の先に乾いた感触、そして羽音。
虫が入っている!!!
大慌てでメットを脱ぎ捨てると、虫が飛び出してきて地面に落ちた。
留寿都村 アクシデント 12時17分 |
まあ…よく刺されなかったものだ。
あご紐の根本の部分に入り込んでいたようなのだが、さすがに走行風で冷却されて動きは鈍くなっていたのだろう。助かった。
GPライダーのスーツ内にハチが入って刺されまくった話を思い出す。
小用のため道の駅・洞爺湖へ。
今まで何度か来たことがあったが、ここに展望所があることを初めて知った。
今年は洞爺湖の展望を求めて色々な場所に行ってみた…いや、今もその最中だ。
いまいち。
正直な感想はいまいち。
じゃあどこが一番なんだと訊かれたら、壮瞥公園と即答するだろう。
これは好みの問題。
同意もあれば否定もあるし、それで全然いいと思う。
この先壮瞥公園以上の景観を得られる場所があるかもしれないし、ないかもしれない。
その探す過程も楽しみたい。
嗚呼、こうして道路探索は終わらない。
ウィンザーホテルへはR230から派生している脇道を走る。
道の後半は結構なコーナーが続くので、じつは面白い。
ただ、ホテル行きのバスが走っているので無謀な運転は止めておいたほうがいいだろう。
今回もホテル手前の駐車場にバイクを停める。
そこからは歩きになる。
グーグルマップではホテルの裏手に道がある事になっているが、それはない。
よって、堂々とホテル前の道路を歩くより他ない。
いや、もう一つはホテルの玄関前を通るというのもあるのだが、それは自分にはできない。
やらかした猛者もいらっしゃるのだが、自分には無理だ。
駐車場からポロモイ山までは結構歩くことになる。
その距離およそ500メートル。つまり半キロほども歩くのだ。
このさらに奥に展望所がある。
ちょうどホテルをご利用していると思われるマダムの集団が去った所で助かった。
しばし、景色を堪能した。
東側に洞爺湖、西側は海が見える。
不思議な気分になった。
函館山から北東の市街地の光景、あれがこんな感じなのだろうかと思う。
ホテルの裏側に回り、もう少し歩いて洞爺湖を見た。
裏手には道がないというのを思い知り、来た道を戻ってホテル前に帰ってくる。
サミットの開催にぶっ建てられた記念碑的なアレを一応撮影。
さて、ここからどうしたものか…ということになる。
とりあえず来た道を戻りながらr285まで出てr97で帰るか、R230に出るかと悩んでいたが、道の途中に分岐があり、前回来訪時に走らなかったので入ってしまう。
その道はR230に出る道で、洞爺湖畔へ降りるいつもの道へと繋がっていた。
これがダメだった。
ここまで来たら湖畔を走らずにいられない。
胆振は後志よりも春が早く秋が遅い。
今年は特に秋が遅かったみたいで、10月後半でようやくこの光景を見ることが出来た。
いつもはもう少し早く見れたと思う。
走行風で落葉が舞い上がり、舞い散る葉っぱにバシっと当たる。
ありがとう。
何も思い残すことはなさそうだ。
堪能した。
今日を、秋を十分に堪能した。
前回はCB1100で寒い秋を、今日はTW225で暖かい秋を。
まだ行きたい場所はあり、走りたい道もあるけど、それはまた来年。
長い冬が終わったら。
約285キロ
今まで何度か来たことがあったが、ここに展望所があることを初めて知った。
今年は洞爺湖の展望を求めて色々な場所に行ってみた…いや、今もその最中だ。
道の駅・洞爺 展望所 12時42分 |
いまいち。
正直な感想はいまいち。
じゃあどこが一番なんだと訊かれたら、壮瞥公園と即答するだろう。
これは好みの問題。
同意もあれば否定もあるし、それで全然いいと思う。
この先壮瞥公園以上の景観を得られる場所があるかもしれないし、ないかもしれない。
その探す過程も楽しみたい。
嗚呼、こうして道路探索は終わらない。
ウィンザーホテルへはR230から派生している脇道を走る。
道の後半は結構なコーナーが続くので、じつは面白い。
ただ、ホテル行きのバスが走っているので無謀な運転は止めておいたほうがいいだろう。
今回もホテル手前の駐車場にバイクを停める。
そこからは歩きになる。
ウィンザーホテル前 13時17分 |
グーグルマップではホテルの裏手に道がある事になっているが、それはない。
よって、堂々とホテル前の道路を歩くより他ない。
いや、もう一つはホテルの玄関前を通るというのもあるのだが、それは自分にはできない。
やらかした猛者もいらっしゃるのだが、自分には無理だ。
駐車場からポロモイ山までは結構歩くことになる。
その距離およそ500メートル。つまり半キロほども歩くのだ。
ポロモイ山頂 一等三角点 13時22分 |
このさらに奥に展望所がある。
ちょうどホテルをご利用していると思われるマダムの集団が去った所で助かった。
しばし、景色を堪能した。
ポロモイ山 展望所 13時25分 |
東側に洞爺湖、西側は海が見える。
同場所 噴火湾 |
不思議な気分になった。
函館山から北東の市街地の光景、あれがこんな感じなのだろうかと思う。
ホテルの裏側に回り、もう少し歩いて洞爺湖を見た。
ウィンザーホテル裏手 13時31分 |
裏手には道がないというのを思い知り、来た道を戻ってホテル前に帰ってくる。
サミットの開催にぶっ建てられた記念碑的なアレを一応撮影。
アレ |
さて、ここからどうしたものか…ということになる。
とりあえず来た道を戻りながらr285まで出てr97で帰るか、R230に出るかと悩んでいたが、道の途中に分岐があり、前回来訪時に走らなかったので入ってしまう。
その道はR230に出る道で、洞爺湖畔へ降りるいつもの道へと繋がっていた。
これがダメだった。
ここまで来たら湖畔を走らずにいられない。
r578 14時4分 |
胆振は後志よりも春が早く秋が遅い。
今年は特に秋が遅かったみたいで、10月後半でようやくこの光景を見ることが出来た。
いつもはもう少し早く見れたと思う。
走行風で落葉が舞い上がり、舞い散る葉っぱにバシっと当たる。
r132 14時36分 |
ありがとう。
何も思い残すことはなさそうだ。
堪能した。
今日を、秋を十分に堪能した。
前回はCB1100で寒い秋を、今日はTW225で暖かい秋を。
まだ行きたい場所はあり、走りたい道もあるけど、それはまた来年。
長い冬が終わったら。
約285キロ
— 此先松倉 (@konosakikurai) 2017年10月25日
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