2017年10月4日水曜日

10月3日の軽トラ移動 島牧村 泊川渓谷 その1

10月3日は休日。
10月最初の休日。
前回のツーリング、9月22日から数えて3回目の休日になる。
その間の記事が何もない理由を書こう。

9月26日。
この日、絶好のツーリング日和だったこの日…起床に失敗。
目覚ましを掛けて起きたものの、目も開けられず布団から起き上がることが出来ない始末。
ツーリングから中三日で体力が回復しなかった、蓄積された疲労が限界に達したかと思ったが、後々考えてみると血圧が上がらなかったのが原因なんじゃないかと思われた。
この日は結局意識はあったが昼過ぎまで布団で過ごし、這い出して買い出し、そこからさらに寝て起きて、就寝時刻にまた寝るという、まさに寝て過ごした休日。
就寝時刻の少し前までくらくらする状態が続いていた。
自分は普段から血圧が低い。
上は100台、下は通常で80と70を行ったり来たりという感じ。
寝起き、午前中に計測すると上は100を切ることが多い。
そして、たまに上が80台という時がある。
この時はさすがに起き上がれない。
後々あれは 何だったのだろうと思い返すが、それは血圧が低すぎたんだろうと。
ちなみに血圧は年齢が上がるごとに平常値も上がるようになっているらしい。
高すぎるとよくないのは広く知られているが、低すぎて目も開けられないというのはちょっと珍しい。
低血圧で朝がつらいというレベルを超えてしまっている状態。
せめて目は開けれるくらいには上がって欲しい、自分の血圧。

9月29日。
この日は雨予報。
しかし起きてみて外を見ると地面は乾きかけている。
雨雲レーダーを見るとちょっと微妙。
でも路面が乾いているのなら出るべきだ。
前回の休日、秋晴れを無駄にしてしまったのだから、走れるのなら走るべきだ。
そう決意して身支度を整えてメットを被りガレージからバイクを出そうとしたら、外は雨だった。
容赦なく降っている。路面はすでにフルウェット。
準備したものを逆の手順で元に戻し、部屋に戻って羊蹄山が初冠雪というニュースなどを眺めて寝た…

そして10月3日。
週間予報では晴れの予報だった3日。
前日の予報で雨になり、当日は予報通り雨になった。
また雨だ。
9月26日の自分に「目を覚ませ!」と叫んでやりたい気分だ。
しかし今日は雨でも出かける予定を組んでいた。
紅葉探索と洒落込んでみたのだ。
場所は後志の秘境・島牧村。
泊川渓谷の紅葉を見るというのが第一目的。

第二目的はその道路、渓谷はr836沿いにある。
r836は悪名高き河鹿トンネルが有名だ。

第三目的はスマホのGPS機能のテスト。
自分の使用しているスマホはASUSのZenFone3(ZE520KL)で、ご存知のように最近公開しているツーリングルートは途切れている部分が多い。
これはスリープ状態で位置記録を行っている何らかのアプリが動作していないために発生している現象。
いまのところ取った対処方法は、アプリの最適化の解除・モバイルマネージャーの無効化・省電力設定の解除。
そして今回発見したのがアプリの設定→詳細設定→特別なアクセス→データ通信を制限しないアプリの項目だ。
ここでシステムを含む表示される全てのアプリのボタンをONに設定した。
どうやらこの項目、アプリの最適化設定とも結びついていて、最適化するとデータ通信も制限されるようになっている。
しかし最適化をOFFにしてもデータ通信の制限は解除されないままだ。

要約すると、一つの機能(アプリ)を複数の設定で制御していて、非常にめんどうだということ。

ともかくこれでダメだった場合有料アプリを購入してOS(Android)の基本機能そのものを制御するか無効化しないとダメそうなので、なんとかなっていただきたい。

第四目的は温泉。
道内の市町村で温泉施設が存在しないのは確か2市町村だけで、仁木町ともう一つは忘れてしまった。
島牧村にも温泉はもちろんあるが、多分今日はまっかり温泉に入るだろう。そういう気分で出発した。



出発は定刻よりも遅め。
車はバイクと違って天候も気温もあまり考えなくていい。
雨が降ったらワイパーを動かして、寒かったらヒーターを入れるだけ。
車の運転をまるで楽しめないので、島牧村までのルートもR5をひたすら走って黒松内でr523で入るという最短のルートを選択した。
雨は降ったり止んだり。
途中、羊蹄山を見ると山頂は雲で冠雪は見られない。

R5 羊蹄山 12時50分

同じ道をバイクで走ると楽しいのに、車で走るとまるで何も感じられない。
いや、苦痛は感じられる。
ともかく楽しいことからかけ離れているのは確かだ。
理由はわかっているので黙々と走る。

倶知安のホクレンセルフで給油と相当長い期間確認していなかったタイヤの空気圧をチェック。
燃料は満タンにしない。

トイレ休憩で蘭越の道の駅に着いてタイヤを確認したら異常を発見。
左前のタイヤがどう見てもへこんでいる。
手で押してみるとへこむ。柔らかい。
パンクしている。
他のタイヤは大丈夫そうだ。
しかし前タイヤがパンクとは…あまりないケースだ。
普通は前タイヤで拾い上げた物を後タイヤが踏んでパンクするのだが。

最寄りにGSがあることを確認したので、そこまで自走することにした。
なお、自転車用の空気入れは搭載しているのでスローパンクなら死ぬほどきついが入れながら走ることもできる。

GSに到着して空気を再度入れてみると、盛大にシューっという音がする。
とりあえずスペアタイヤに交換して対処という次第になったが、取り出したスペアタイヤには鳥の巣があった。
卵まである、割れているので孵化しているのだろう。
GSのおっちゃんが親切に裏の草むらに捨ててきてOKと言うので、ありがたくそうさせていただいた。

さて、パンクしているタイヤだが重症だった。
パンクというより、裂けている
タイヤの内側のサイド部分が大きく裂けて空気が漏れていたのだ。
このタイヤは車を買ったときから付いていたタイヤで、製造年月日は確認していないが、あちこちにクラックが入っていた。

別のタイヤの外側サイド クラック有り

どのタイヤも同じような程度で、そういえば買い替えを検討していたのだが忘れていた。
スペアタイヤも同程度の状態。

スペアタイヤ 写真から製造年月が2006年40週(10月くらい)と判明

早急に買い換える必要がありそうな数字なのは間違いない。
いや、間違いないと言う話ではなく、走行するのはやめたほうがいいというレベルだ。
バイクであれば自殺行為に等しい。
今回はどうにもならないので自走させて頂いた。
そう、目的を達するために。
ちなみに帰宅も考えました。あまり楽しいものじゃなかったので。


R5をひたすら走り、r523の月越高原では虹を発見。

r523 14時18分

あの虹の場所は猛烈に雨が降っているのがわかります。
快晴に見える写真も、そこらじゅうに雨雲がある状態。

トイレ休憩のほかは全て移動に費やし、もう運転もうんざりしてきた頃、ようやく島牧村に到着。

島牧村 r836入口 14時47分

長くなったのでその2へ

0 件のコメント:

コメントを投稿