2017年12月6日水曜日

LEDヘッドライト

角型ヘッドライトから丸目ヘッドライト。
異形ヘッドライトからまた丸目ヘッドライトへ。

ヘッドライトのトレンドはまた丸目へと回帰している。
もちろん真っ向からトレンドに対抗している形の物もある。
KTMのDUKEシリーズなどはその筆頭だ。

だが、そのヘッドライトの中身。バルブに関しては概ねLEDが主流となっている。
異径でも丸目でもLED。
それもバルブとリフレクターの組み合わせというより、LEDユニットを組み込んでいると言った方がしっくりくる物となっている。

CB1300SFのヘッドライト

画像はCB1300SFの物。
これは多分ハイビームで全LEDが点灯している状態。
合計で8箇所ほど点灯する部分があるみたい。

車に対してバイクはヘッドライトの数が足りていないので、ヘッドライトが明るくなるのは悪い話ではない。
きっとバレンティーノ・ロッシもそう言うだろう。
消費電力の話はまた別の機会にするとして、ここでは他の問題に対してちょっと書いてみよう。


問題は重量と値段だと思うって話。

ヘッドライトはそもそも重量のあるパーツで、一般的な丸目H4マルチリフレクターのタイプでも結構ずっしり感がある。
今はレンズがガラスから樹脂になり、ハーレーみたいに鉄素材ではなく、それよりもやや計量な金属が使われていると思われるが、ともかく結構重たく作られている。

そんな割りと重たい部品なのに、さらに重量が増えそうなLEDユニットをぶち込んで大丈夫なのかい? と。
車検の光軸検査を問題なく通すためには、H4バルブをサクッとLEDバルブに変えてしまえばいいわけじゃないってのは理解できるけど。
実際はどれくらいの重さなのかはわからない。もってみなければわからない。
でもバイク屋で「ちょっとヘッドライトのボルト外してみていいですかね」とは訊けそうもないので、運良く所有者の方から話が聞けることを願いたい。


重量じゃない方は確実。
お値段はH4バルブ搭載のヘッドライトユニットよりも随分お値段高めの設定になるだろう。
ちょっと立ちゴケして運悪くヘッドライト部分に地面から出っ張った何かが直撃しないとは限らない。
リトルカブでちょっと立ちゴケしたら運悪くヘッドライト下のカウルが、壁の…何ていうのかともかく割れてしまい、ハンドル周りのパーツをほとんど外さないとカウルを交換できない非常に面倒な事態になったという思い出だ。

仮にLEDヘッドライトを直撃してアッセンブリ交換になった場合、そのお値段はおいくら万円になるのだろうか?
考えただけで恐ろしい。
スピードメーターアッセンブリ交換で5万円と言われるのと同じくらい恐ろしい気がする。
TW225のワイヤーが回転してちょっと特殊なメーターバルブが使われている物ですら割りといい値段がするのだ。
昨今のメーターはその中に電子制御部品を搭載しているので、ちょっと青ざめてしまうほどお値段が高い。

LEDヘッドライト。
そのお値段はいか程か?
これはバイク屋に訊けば教えてくれそう。
おもむろにパーツリストを取り出して教えてくれそう。

次回バイク屋に行った時、覚えていたら訊いてみよう。

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