2018年10月25日木曜日

10月25日のツーリング シーズンラストラン

今日で10月の休みは最後。
全6回中出走したのは5回という事になる。
雨で走り出せなかった日が一日も無いなんて10月としては相当異例。



結局21日のツーリングの疲労が消えたのは今日、25日だった。
24日まで太ももの筋肉痛は続き日々の仕事に難儀してみた。
さすがにこれはまずい。
問題はシート高、もう少し詳しく書くと膝の曲がり角が狭いのが問題。
CB1100のノーマルシートで足つきの問題は解決したけど、今度はこちらが問題となる。
取り外したK&Hのハイシートを再び装着。
いくつか考えがあったのでラストランにその答えを求めてみたのだ。


赤井川村 冷水峠 10時40分

起床に成功して体調も問題なしだったけど、済ませる用事があり少し時間を食ってしまう。
とても喉が渇いていたので赤井川村の道の駅に寄る。

赤井川村 道の駅 10時58分

日中暖かい日が続いて紅葉は遅れ気味。
早い物はもう枯れていて、遅いものが一斉に色付いている感じがする。
とても賑やかだ。

時間的にいつもの昼食の時間だったので喉の渇きのついでに腹も満たす事にした。

パンが好きだ

チョコチップのパンは焼き立てでまだ暖かかった。
建物の中で食べればいいのにわざわざ外で食べているのはいつもの習慣で、気付いたら外にいたからだ。


シートのテストと言っても特別な事をするわけでもない。
いつも通り走る。
いつもの場所から羊蹄山を見て

羊蹄山 11時41分

京極のセコマで休憩してR276を留産まで走る。
そこからは10月4日のツーリングルートを少し変えてみたルート。
以前は農道を使ってパスしたルスツリゾート前を今回はr257でパスしてみる。
r257は走った事のある道だけどあまり使用頻度は高くない。
すっかり忘れていた。この道の良さを。
今年たくさんのアプローチで洞爺湖を目指したのだけど、まだ走っていない組み合わせがある。
そう、今日も洞爺湖へ走っている。


シートの感触は悪くない。
ハイシートだとTWと同じような感じを受ける。
車体が荷重入力をやわらかく受け止めるような錯覚を覚える。
しかしこれだと停車の手前や低速走行時の安定に欠ける。
そのため走行時でない時はシートの前方、タンク寸前のところに座って足付きを確保してみた。
これはなかなか上手くいって足付に関しては何とかなりそう。
でもノーマルシートよりも腰の位置が高くなる問題は解決しない。
骨盤の重心が低くなるノーマルシートのほうが旋回時の安定性が高い。
けど、300キロちょっとの走行で3日もまともに動けなくなるよりはいいだろう。
一長一短なのは最初から覚悟していたし、違いが明確になったのでやってよかった。



国道をのんびりと走り続けて洞爺湖温泉街へ。
そしてとうとうチケットを購入する。

洞爺湖遊覧船 チケット購入 13時44分

桟橋に到着した時にちょうど出航だったので、湖畔を少し歩いて待ってみる。
平日の温泉街となれば日本人観光客を探すほうが難しい。
周囲は中国語とハングルと英語ではない欧州の言語で満ちていた。

駅前桟橋1 もちろん2もある 13時47分

湖上の異邦人になる…
もちろん脳内でフル再生されたのは言うまでもない。
スマホで最大音量で再生させるのは遠慮させて頂いた。

乗った船は行きが「エスポアール」、帰りは「羊蹄」。
ほぼ揺れない湖の遊覧船で船酔いを起こすレベルなのだけど、折角乗ったので展望スペースから湖上の眺めを楽しんでみた。
帰りは船内のベンチでぐったりだったので楽しんだのは行きだけ。

洞爺湖 エスポアールより羊蹄山 14時6分

見ろ、虹だ…羊蹄山の東側に綺麗な…虹…?
慌てて雨雲レーダーを確認すると羊蹄山麓は雨。
西から東にかけてやや強い風が吹いていて雲はその風に沿って流れている。
帯状に。
羊蹄山はそれを受け止めている。
帰りは覚悟しなければならないが、今は忘れて楽しむことにした。
天気予報、コンチクショー。

観音島と弁天島 14時17分
饅頭島 14時17分

大島桟橋 14時21分

船は予想よりも遥かに速い。
どんくさそうな見かけによらず結構速い。
でも排気には気を配っていないので排ガス臭くてたまらない。
GPSでログを取っているので遊覧船の航路もばっちり記録している。
水上のログを取ったのは今回が初めてだったので妙な気分になった。

洞爺湖畔→中島への航路

遊覧船は中島で降りなければそのまま乗って帰れるがもちろん自分は降りる。
目的の洞爺湖八景の看板は船上からでも確認できていたのでまずは撮影した。

洞爺湖八景 中島

森林博物館には入らず桟橋周辺の散策を楽しんだ。





洞爺湖 中島 14時48分

ここの木々は植林されたものではなく自生しているものだと聞いてちょっと驚いた。
というのも桟橋周辺は折れたり倒れたりした木々が多数あったからだ。

中島の倒木の一部

ここは国定公園の一部なので勝手に切ったり植えたり出来ない。
基本的に大きな木が多く、きっと古いのだろう。
シカが増えすぎてその食害も酷いと聞いていたけど、島の中の方はどうなのだろうかと思ってしまう。
遊歩道が整備されているはずなのである程度の場所までは踏み込めるようになっているけど、今の自分にはその時間はない。

散策しているとすぐに船の時間になってしまう。


帰路 14時50分

湖畔に戻ってきて羊蹄山を確認する。

洞爺湖より羊蹄山 15時22分

なんだあの帯状のとんでもない雲は…
向こう側が見えない。
あの雲の下どころか下の下まで雲で埋まってる。
羊蹄山の右も左も雲なので雨を避けて帰ることは出来ない。
どこまで晴れたまま走れるだろうか。

帰路は国道を淡々と、オートバイの感触と体の調子を感じながら走る。
ルスツを少し過ぎたところで路面が濡れ始め雨具を着込む。
本格的な雨は京極から始まって赤井川へ向かう途中に大粒の雨が降ってきた。
雲の中に稲妻が光る。
傷と虫の痕がひどかったヘルメットのシールドをヘッドライト磨きで処理したら大変きれいになったけど雨をまったく弾かない事に気が付いた。
シールド表面に水が留まって粒になり光を乱反射させてすごく見づらい。
乱視矯正のメガネを掛けてない時の雨の日の運転と同じだ。


秋は突然の雨に降られることがよくある。
だから雨具を常に持ち歩く。
今年は例外。
今日みたいな日が本当は多いのだ。
だからこの雨に嘆いたりはしなかった。
むしろ自分らしい天気と言えるだろう。
また、洗車を頑張らなくてはならない。



自分のシーズンは、これでおしまい。


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