快晴。
赤井川村まで。
冷水峠展望所と村内からみた羊蹄山、18時ころ。
前回のツーリングの時にCB1100にまるで乗れてなく、今日はその問題の解決を図る。
車体に対する力の入力箇所は6箇所。
両手と両膝と両足。
グリップとタンクとステップ。
力の入力に問題は無い。
上半身がうまく入らない。
力の入力方法はどうか?
あった…右手のグリップだ。
グリップの外側ではなく内側を握っている。
内側を握ると肘を外側に出せず上半身が車体に入らない。
どこか一箇所でも崩れると全ての事がうまくいかなくなる。
わずか数センチグリップを握る箇所が違うだけで変わってしまう。
取り戻した感覚。
縦横無尽。
疲れ切ったツーリングの途上では難しくても、こうして走り出した時なら見つけられる。
雲一つ無い空に期待していたので、赤井川村を大急ぎで離れる。
シリパ岬に今にも沈んでいきそうな夕日。
今日はイケそうと思っていた。
5月31日 忍路湾 19時2分。
沖の方に雲があって太陽は水平線ではなく雲の中に沈んでいったけど、自分を炙り焼きにするには十分だった。
今日は日曜日だったので三脚にカメラを載せた諸兄数名が陣取っていた。
最近は三脚に電波照射器のセットしか見てなかったので一般人にはカメラのほうが馴染み深いだろうと思い至ってみたのだ。
湾内の水面の色が何色と表すればいいのかわからない不思議な色になり、わずかに満ち引きする波で見事なグラデーションを描く。
写真も動画もいいけどレンズ越しではなく直接見るのもイイ。
太陽は思うよりも急速に沈んでいくので、その沈む様をじっくりと見るのはとてもイイのだ。
帰り際、振り返って一枚。
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