道の駅つるぬま 20時48分 |
ここではトイレとホット飲料の購入のみ。
雪のない頃の様子は、今年は特にR275を走ることが多かったのでよく覚えている。
賑わっていた印象が強く、雪まみれでトイレ以外開いていないと何とも寂れた印象になる。
飲料はすぐに飲み干して出発する。
マニュアルシフトの軽トラと跳ねる足回りでは、走行中に飲む余裕がないためだ。
ドリンクホルダーに置いておくと、中身が盛大に飛び散る危険もある。
ペットボトル等のキャップ付きならいいのだが、キャップをひねる手間があるのを嫌うのだ。
よって、軽トラではストローを差して飲むタイプが一番よろしいと思うようになる。
新十津川のあたりでR275を右折してR451に入り石狩川を渡る。
左折してついにR12へ入る。
滝川市内に入っても道路事情も天候も変わらない。
いや、市内はまだ除雪が入っているらしく、道路事情はそこまでひどくはない。
寒さは一層増していて、たまらなくなり滝川の道の駅でまた休憩となった。
道の駅たきかわ 21時37分 |
ともかく車内が寒い。
送風を外気から内気運転に切り替えると若干マシになるが、そうすると今度は窓がくもり始める。
くもると凍りつき始末に負えなくなり、一旦停車して解凍…という次第だ。
この辺で脳内にサーモスタットという単語が浮かぶようになる。
確か開閉弁で、こいつが故障して冷却水が流れっぱなしになっているんじゃないか? と。
疑い出すとそれを裏付けるような出来事も思い浮かぶ。
夏場でも、エンジン始動直後からアイドリングが低下するまでの時間がかなり長いこと。
軽トラなのでこんなものかと考えていたが、サーモスタットの故障となれば説明がつく。
問題はこの状態を今すぐに解決できる方法はなく、ともかく走り続けて今夜の宿泊地に到着することだということだろう。
それほどまでに走っている最中は寒いのだ…とくに足元が。
しかし足元に風を出すようにすると、すぐに窓が凍りだすので出来ない。
昼間であればどこかの店に駆け込んで、足用カイロでも購入できたのだが、コンビニでは売っていない代物。
走るしかない。
R12は予想通り深川を過ぎて、神居古潭あたりから急激な温度低下、路面状況の悪化となる。
アイスバーンではなくガタガタ路面。
軽トラは車幅が狭いのでうまく轍に乗れず、揺れとハンドルを取られる危機状態となる。
本来二車線の道も雪でかなり狭くなっている。
そうだ、雪の量が多い。
札幌とは比べ物にならないほどの雪量だ。
救いなのは交通量が少なかったこと。
とても速度を上げることができる状態ではなく、避難できるスペースもないので助かった。
途中、何度か道路脇のP場で解凍作業を行い、旭川新道に入った頃にはもう窓の殆どが凍りついた状態になりながらも走行し、ようやくの事で今夜の宿泊地である、自遊区間旭川永山店に辿り着いたのは、23時12分の事だった。
自遊空間旭川永山店 23時12分 |
0 件のコメント:
コメントを投稿