2016年12月1日木曜日

冬の青い池へ向かう 立ちふさがるめんどう達

11月29日の火曜日。
この日、仕事が終わった後に軽トラで旭川に向かい、一泊して翌日に青い池に訪れる予定を立てていた。

この予定は11月の割りと最初の頃から考えており、月末近くには予定を確定。
数日前に行きと帰りの道順。そして計画が頓挫した場合の代替案も用意してみた。


しかし


自分にはこういう感じで予定を立てた場合、高確率で邪魔が入るようになっている。
運が悪いというか間が悪いというか…

まずは出発2日前。
10月の初旬に発覚したオイルドレンのネジ山の件。
あまりにも連絡がなくて10月の末に一度、11月にもう一度という感じでそれとなく訊いていたのですが、結局長々と待って出発日の前日に修理入りという連絡が入る。
このタイミングで連絡が来るかという思いと、このタイミングだからこそ連絡が来たのだろうという思いが同時に起こりました。
自分は自分の間の悪さを自覚しているので、この件に対して多少驚きましたが納得することが出来ました。
そして堂々と臆することなくNo!と力強く強い意志で叫んで差し上げました。
実はこの予定を丸潰しにした場合でも、ことさらに困ることも暇になるわけでもなかったのですが、強行することに意義があり、そして意味もあると考えたのです。


そして確信したのです。
絶対にまだ何か起こるだろうと…


確信は的中しました。
出発の前日に翌日のシフト変更は可能かどうか打診されたのです。
変更打診の理由はシフト作成者のミスによるもので、そうであるからこそ打診で済んだというわけです。
違う理由であれば変更を申し渡されていて然るべきだというわけです。
打診された理由は他にもあり、自分のシフトを変更するのが一番手っ取り早かったからというものもあります。
自分以外の変更であれば、数人のシフトを変更せざるを得ず、めんどうが増すことになるというわけです。

シフトのミスは以前から気付いており、変更の打診についても予想しておりました。
打診が前日になるまで行われなかったのは少し予想外でしたが、どのみち答えはNo!以外なかったので問題になりませんでした。


これが出発日前までのめんどうです。
このような場合、当日の出発直前までめんどうが起こると思わなければならず、その予想は概ね当たることになります。

仕事中に何気なくTVを見ていると、高速道路(道央道)が吹雪のため通行止になっているという情報が出ました。
行きは下道(R275)を走る予定でした。しかし高速道路が通行止めになるほどの降雪となると、旭川までのR275はホワイトアウトする可能性が高く、時間はかかるが安全性の高いR12を走るか、と考えました。
結局は出発時間になってみないとわからないという判断にしたのですが、後にこの判断を悔やみます。

もう一つTVから。
旭川で根雪の最速記録を樹立したという話。
これまでの観測史上最速の根雪は、倶知安の10月30日だったらしいのですが、それが10月28日か29日になったという話でした。
詳しいことは省きますが、つまり旭川はすでに雪まみれであるということです。

さらに
天気予報を確認すると、旭川の最低気温は二桁表記となっているのです。

そして現在の気温も…

ふと思いました。
何か見えない力が自分の予定を全力で潰そうとしているに違いないと。
だからこそ強行することに意義があり、意味があると。


11月29日17時52分。
この時自分はこの先の絶望と後悔を予想しながらも出発したのでした。

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