2017年3月12日日曜日

TW225の修理計画 その16

今回はブレーキパッドの交換とピストンの揉み出し作業です。

交換するパッドはその11で書いたNTBのブレーキパッド。
取り外したパッドと厚さの比較をしてみたのですが…

左NTB 右外したパッド

まったくと言っていいほど減ってませんでした。
ブレーキパッドの交換記録は残っていなかったのですが、純正パッドは2011年の乗り出しに際してエボリューションブレーキパッドに交換していたはず。
そこからこのオレンジのハイグレードに交換。
購入記録を調べれば走行距離も推定できそうなのですが、そこまでするのが面倒だったのでやめておきます
調べてみたところ、2012年9月4日にEV-263Dを注文、ハイグレードのEV-263HDは2013年12月7日の注文でした。
そのため、HDの使用開始は2014年のシーズン開始からと推測され、13847キロ走行したはずなのですが…それだけ走ってこれしか減っておりません。



パッド表面の比較もしました。

材質が結構違うようです

実際の所は走り出してみないとわかりませんね。
溝の本数が少なくなっていますが、本数が多くても水がかかったら効かないんじゃ意味がありません。

取付はまったく問題がありませんでした。

ちゃんと付きます

ちゃんと付くのが当然かと思われますが、そうではない事もあったりするのです。
パッドは向きがありますが、同じ向きのパッドが入っていたり、ラベルに記載されている物とは別物が入っていたりという物もあります。
恐ろしい話ですが事実です…開封してからだと手遅れなんていう事になり高いパッドだと発狂してしまいそうです。

しかし、このパッドの塗装の色は何とかならなかったのだろうか…
地味な上にダサい!
まあキャリパーを付けてしまえばほとんど見えないのでいいのですが。


ピストンの方はやや問題がありました。
TWのフロントディスクブレーキのピストンは異径2ポッド。
大の方のピストンはレバーを握ると出てきましたが、小さい方は出てきません。
これはいつもの事なのですが、この状態を放置すると割りと簡単にピストンが固着します。
メタルラバーを吹いてマイクロファイバーのウェスで磨き、ピストンツールでぐるぐる回して清掃が完了したらピストンを手で押し込む。
手で押し込めるというのが一種の基準である、、、と自分は思っています。
CB1100のリアブレーキのピストンはまた別の話ですが。


揉み出し作業は手が油まみれになるので写真はありません。
次回はブレーキフルードの交換を予定。

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