2017年3月16日木曜日

TW225の修理計画 その19

乗り出し前の点検作業は毎年これのお世話になっています。

はじめてのヤマハTW

サービスマニュアルも持っているのですが、この本は基本的なメンテを抜き出してまとめて書いてるので非常に便利です。
必要なトルクなんかはサービスマニュアルから調べて書き込んでいるので、この本だけである程度は対応できるようになってます。

休日にしては早く起きたものの、寒の戻りらしくさむい。
結局できたのはエアクリーナーエレメントの清掃だけという始末でしたが、やってよかったと思えるメンテでした。


TW225のエアクリーナーエレメントはいまどきめんどうな湿式です。
前回の交換は2013年10月19日となっておりました。
湿式タイプは洗って再利用が可能なのは周知の事実ですが、洗う手間、洗剤やケミカルの用意、作業後の処理を考えると新しいフィルターを買う方がよいと自分は考えます。

で、前回の交換の時にフィルター用オイル(激安2ストオイル)を付けすぎたらしく、しばらくの間エアクリボックスのドレンにオイルが溜まり続ける事態となりました。
そこから今日この日までエアクリボックスを開封しないままでいたのですが、本の開いたページのメンテ内容がエアクリエレメントの清掃、目の前にはすでにシートを外した状態の車体。
これは開けないわけにはいかないなー、というわけで開封。

TW225のエアクリーナーボックス

写真はある程度清掃してからのもので、下の部分にオイルが堆積していました。
ボックスの蓋のほうがよりオイルの付着が多かった感じでした。
そんなことより問題はフィルター。

フィルター上部の白い部分が問題

接写は避けました…その白い部分の黒い粒はカメムシの死体です。
うっすらと漂うカメムシ臭…まだ臭いがするってことは死んで間もないのでしょうか?
それとも臭いが染み込んでいるのでしょうか?とりあえずジーザス!と叫んでみました。
死体を処理するのはそう難しくないのですが、オイルが染み込んだ死体のパーツがフィルターとカバーのあちこちにあって…羽がそのままの形で出てきたりとか、耐えきれませんね。まったく。


フィルタースポンジは油まみれにされていただけあって加水分解の進行度はまあまあという感じでした。
個人的な好みとして持ってあと1年くらいかと。
フィルターの下の方に溜まっていたオイルを全体的に塗り広げるようにしてから元に戻しました。

次回はフォーククリップの清掃を予定。こいつも油まみれにした記憶が…

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