休日前のある日。
いつものように情報の収集をしていると、弁財澗という単語が飛び込んできた。
弁財澗(べんざいま)と読む。
澗は(かん)とも読む。
ここでの澗は袋澗(ふくろま)を指す。
袋澗というのは簡単に言ってしまうといけすのこと。
弁財澗は神恵内村から泊村に向かうR229の途上にある袋澗のことだ。
このあたりは入江を改造した袋澗が残っており、現在の国道229号線はその入江の上に橋をぶっ建てて通過するようになっている。
どうしてここに橋をぶっ建てることを決意したのか?
実物の橋梁群を見るといつも計画を発案した人間を問い詰めたくなる、そんな場所だ。
旧国道、そして旧旧国道が今でも崖側に確認でき、詳しいことを資料、そして現地で調べつくしたいと常々思っていた場所だ。
そして先送りし続けられていた場所でもある。
今シーズン。
すでに日が短く、北方方面ツーリングルートの開拓も失敗に終わり、雲があれば有珠山ロープウェイに乗れない状態だったので、これ幸いということでr998、トーマル峠を走行して訪れることにしたのだ。
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