2017年9月26日火曜日

9月22日のツーリング 有珠山ロープウェイ その2

有珠山ロープウェイに乗ろう。
きっかけはシーニックバイウェイ北海道(支笏洞爺ニセコルート)に載っていた1枚の写真から始まった。
その写真の洞爺湖は素晴らしく、ぜひとも同じ場所から眺めてみたいということになったのだ。
場所がわからずシーニックバイウェイ支援センターに直接メールで伺ってみたところ

支援センター 伊藤様 ありがとうございます

丁寧な返答を頂きました。
この事実が判明したのが6月初旬。
写真はいつ頃撮影されたのか、というのも訊いておけばよかったと後悔したのが今。
ただ、空がずいぶん澄んでいるので6月か9月頃ではないかと思っていた。
真夏の空はもうちょっと霞んでいるからだ。

そういうことで6月からロープウェイに乗る機会を伺っていたわけだが、6月は記録的な雨でバイクに乗るどころではなく、7月は夏至ツーにより一日ツーリングの日が少なく、8月は夏を楽しんでしまった。
9月も天気の調子がよく、走ることに喜びを見出している自分には止まって景色を眺めることが難しかった
しかし、今日この後はもうチャンスがなさそうなことも理解していたので、とうとう実行へと移したわけである。




昭和新山駐車場は、大変混み合っていた。
100円だと思っていた駐車料金が200円でちょっと残念。
100円は支笏湖駐車場だっただろうか?

バイク用駐車スペースは入口からそう遠くない場所にあるが、前傾しているので駐車する時はバックからのほうがいいだろう。
重量車でバックギアが付いていない場合はひどいことになりかねない。
ロープウェイの乗口は駐車場の奥まった場所にあり、歩くとちょっと遠い。

ロープウェイ乗り場 14時21分

料金は往復1500円。



片道…というのは多分ないと思う。
遊歩道があって一応歩いて戻ってこれることになっているが、何時間かかるかわからにほどの時間を消費することになる。

機体は黄色。

有珠山ロープウェイ

平日だというのに大変混み合っている昭和新山駐車場。
ロープウェイも混んでいる。
観光客の会話を拾ってみると大陸語ばかりかと思ったら英語もかなり多い。
そういえば香港とか上海では日常的に英語が使われているような気がしたが、どうだったろう?シンガポールなんかも英語が使われているが、こちらは方言化して問題になっているとかっていう話もあったきがする。
とりあえず日本人観光客は圧倒的に少ない。
地元観光客と言っても過言ではない自分のような人間は、多分珍しいだろう。

ゴンドラの料金については言及しない!
この料金設定になっている理由を全て上げて説明することが可能だからだ…


行きのゴンドラはあまり混んでおらず座って景色を見ることが出来た。
かなり楽しい。

有珠山ロープウェイより

高いところが苦手な人にはお勧めできないかもしれない。
自分は相当楽しめた。



期待に胸を膨らませて、ロープウェイを降り、目の前の景色を見る。

有珠山頂駅より洞爺湖、昭和新山 14時57分

カメラ性能の限界、というよりもレンズの差が問題だった。
自分のスマホカメラではシーニックバイウェイのように昭和新山と洞爺湖を入れて撮影することができなかった。

草木の色が違うことから、シーニックバイウェイの写真は初夏から晩夏の季節だろうと思われた。
騒がしい展望デッキは修繕作業も行っていて、どうもあまりよろしい日時ではなかったらしいが、風で湖面が揺れている洞爺湖は素晴らしいものがあった。
火口展望台も行ってみたが、日差しが強くバイクで走っているなら最高だが歩くと暑くてやってられなくなった。
夏至ツーで訪れた摩周湖を思い出す。
あの光景も素晴らしいものだったが、洞爺湖もまた素晴らしい。

ロープウェイ乗り場に戻ると次の発車は15分後とのことで、時間が来るまで見続けていた。



ロープウェイのあとはr703を戻りR453へ。
走ったことのなかった壮瞥町内のR453を走りすぎて、帰路へつく。
ちょっと時間がない。
今日はもう一つ訪れる場所が残っている。
R276の羊蹄山ビューポイント。
正確な場所を忘れてしまい、R276の途上のどこかということだけがわかっていたが、景観のため電線を移設したという情報を得ていた。
それの探索をするため、日没前に場所を探し出してしまいたかったのだ。

結局R276最後のスポット。倶知安町八幡のシーニックデッキということが判明したのは日も傾きだした頃。

倶知安町 八幡 シーニックデッキ 17時12分

椅子とテーブルも新設したはずだ。
自分以外は誰もいなかったので、妙な体勢での撮影もOKだ。
地面にへばりつくような妙な体勢でも、指を差されてヒソヒソされる心配はない。

羊蹄山を堪能する。


行きは山頂に雲があった羊蹄山。帰りは見事なまでに雲はない。
山と湖。
どちらも十分に堪能した。
だが、何よりも堪能したのは走ることだ。
暑くも寒くもない気温の中、バイクを走らせることの楽しさは最高だ。
止まって風景を眺めている最中にその事に気が付いた。
走っているときこそ最高だ。そのときに流れている風景がいい。脇見運転は危ないが…

カメラ内蔵ヘルメット、指先一つでシャッターという代物ができない限り止まるしかない。
ただ走り続ける日は、もうちょっと先の未来になりそうだ。


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