2017年9月15日金曜日

9月7日のツーリング 神恵内を訪ねて その4

寿都、歌棄のセコマで涼を取り国道229号線をまた走り出す。
難しいことは何もない。
道路脇から四足歩行の動物が横断していて、そいつがアライグマだとしてもだ。
実物を見たのは初めてだった。



R229から川の方へ向かって降りる道を発見。
ちょっとだけ探索してみる。

道の先の方にスペースはある。
これならCBでも方向転換できるだろう。
この確認の意味は大きい。
確認しないで突っ込むと出られなくなる可能性があるからだ。

朱太川の河口付近。


朱太川 13時30分

川には幅は狭いが立派な橋がかかっている。
海岸線に向かう道に続く橋で、この先は未舗装路。
さらにその先には寿都浜中野営場がある、というのがグーグルマップでわかった。
TWで来ていたら問答無用で走っていたことだろう。
来た道を戻る形になっても、走っていただろう。
今日はCBなので遠慮しておいた。まだ暑かったので遠慮したかったのだ。



国道をさらに進み、寿都半島の入口へと差し掛かる。
寿都町を最後に訪れたのはいつ以来だろうか。

そんな自分の前に道道9号線の標識が飛び込んでくる。
嗚呼、寿都の町並みはまた今度だ。
一桁道道の探索のほうが優先順位が高い。

道道9号線

r9の起点は寿都町のr272との交差点になる。
そしてR229との重用区間が始まり黒松内を抜けてR5へと続いている。
また一つ頭の中にルートが描けそうになる。
今度実走して確かめてみよう。

重用区間になる手前のr9。

寿都町 r9

すごい寂れっぷりだが、もう少し進むとまったく別の印象を受けることになる。
そうだな、馬産地の静内町にちょっと近いものがある気がする。
大変失礼な話になるが、こんな場所がこんなに栄えているなんて!という印象だ。
漁港・漁業を中心にしている町でありながら、静かな印象の強い古平町とは対照的な感じがするのだ。
もちろんこれは個人的な感想だ。
そうした驚きを受けるあたりからして、寿都を訪れた回数は相当少ない。
もうちょっと町中を探索したいという気持ちはあったが、それはまた今度だ。
今度がいつになるかはわからないが、いつの日か来るだろう。


走り続けることの楽しさを最優先。
ただ乗って走るのが何よりも楽しいのなら、それを楽しめるだけ楽しむようにすればいい。
太陽、空いている道、流れる景色。

寿都半島 R229 13時47分

停まることを忘れ、道を走り続ける。
寿都半島を回り、r523、月越高原を抜けて蘭越まで。
眠気を感じるほど単調な走行だった。ただ、走り続けただけだった。
そういうこともある。
停まらずに走り続けることも、何度も停まって走り出すこともある。
良い時もあれば悪い時も。
今日は良い日だった。それは素晴らしいことだ。


蘭越のセコマで休憩を取ったのは15時21分。
頃合いだと思った。帰路につくことを決意する。
ざっと計算して余程のトラブルに見舞われない限り、ちょうどいい時間に帰宅できるだろう。
蘭越からのルートも簡単だ。今日は難しさを求めていない。
R5で倶知安を目指し、倶知安からはR393で赤井川へ。
最後はいつもと同じ、R393。
羊蹄山を見て赤井川へ。


R393を走行中、大粒の雨が突然降ってくる。
大急ぎ。
前と後は晴れている。
予定では赤井川の道の駅までだったのだけど、到着してメットを脱いだら小雨が…



R393ではわりとこの手の降り方が多い。
なので雨雲を振り切るように加速する事もしばしばだ。
どうかご容赦願いたい。ちょっとその雨雲レーダーのオレンジ部分にいるわけにはいかないのだ。

赤井川のセコマに避難。
最後はちょっとやれやれという具合だが、今日を楽しんだ。良い一日だった。

赤井川 冷水峠 17時1分



走行距離:309キロ

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