難しいことは何もない。
道路脇から四足歩行の動物が横断していて、そいつがアライグマだとしてもだ。
実物を見たのは初めてだった。
R229から川の方へ向かって降りる道を発見。
ちょっとだけ探索してみる。
道の先の方にスペースはある。
これならCBでも方向転換できるだろう。
この確認の意味は大きい。
確認しないで突っ込むと出られなくなる可能性があるからだ。
朱太川の河口付近。
朱太川 13時30分 |
川には幅は狭いが立派な橋がかかっている。
海岸線に向かう道に続く橋で、この先は未舗装路。
さらにその先には寿都浜中野営場がある、というのがグーグルマップでわかった。
TWで来ていたら問答無用で走っていたことだろう。
来た道を戻る形になっても、走っていただろう。
今日はCBなので遠慮しておいた。まだ暑かったので遠慮したかったのだ。
国道をさらに進み、寿都半島の入口へと差し掛かる。
寿都町を最後に訪れたのはいつ以来だろうか。
そんな自分の前に道道9号線の標識が飛び込んでくる。
嗚呼、寿都の町並みはまた今度だ。
一桁道道の探索のほうが優先順位が高い。
道道9号線
r9の起点は寿都町のr272との交差点になる。
そしてR229との重用区間が始まり黒松内を抜けてR5へと続いている。
また一つ頭の中にルートが描けそうになる。
今度実走して確かめてみよう。
重用区間になる手前のr9。
寿都町 r9 |
すごい寂れっぷりだが、もう少し進むとまったく別の印象を受けることになる。
そうだな、馬産地の静内町にちょっと近いものがある気がする。
大変失礼な話になるが、こんな場所がこんなに栄えているなんて!という印象だ。
漁港・漁業を中心にしている町でありながら、静かな印象の強い古平町とは対照的な感じがするのだ。
もちろんこれは個人的な感想だ。
そうした驚きを受けるあたりからして、寿都を訪れた回数は相当少ない。
もうちょっと町中を探索したいという気持ちはあったが、それはまた今度だ。
今度がいつになるかはわからないが、いつの日か来るだろう。
走り続けることの楽しさを最優先。
ただ乗って走るのが何よりも楽しいのなら、それを楽しめるだけ楽しむようにすればいい。
太陽、空いている道、流れる景色。
寿都半島 R229 13時47分 |
停まることを忘れ、道を走り続ける。
寿都半島を回り、r523、月越高原を抜けて蘭越まで。
眠気を感じるほど単調な走行だった。ただ、走り続けただけだった。
そういうこともある。
停まらずに走り続けることも、何度も停まって走り出すこともある。
良い時もあれば悪い時も。
今日は良い日だった。それは素晴らしいことだ。
蘭越のセコマで休憩を取ったのは15時21分。
頃合いだと思った。帰路につくことを決意する。
ざっと計算して余程のトラブルに見舞われない限り、ちょうどいい時間に帰宅できるだろう。
蘭越からのルートも簡単だ。今日は難しさを求めていない。
R5で倶知安を目指し、倶知安からはR393で赤井川へ。
最後はいつもと同じ、R393。
羊蹄山を見て赤井川へ。
R393を走行中、大粒の雨が突然降ってくる。
大急ぎ。
前と後は晴れている。
予定では赤井川の道の駅までだったのだけど、到着してメットを脱いだら小雨が…
うああああああああ#此先松倉 pic.twitter.com/An0JGeoVVi— 此先松倉 (@konosakikurai) 2017年9月7日
R393ではわりとこの手の降り方が多い。
なので雨雲を振り切るように加速する事もしばしばだ。
どうかご容赦願いたい。ちょっとその雨雲レーダーのオレンジ部分にいるわけにはいかないのだ。
赤井川のセコマに避難。
最後はちょっとやれやれという具合だが、今日を楽しんだ。良い一日だった。
赤井川 冷水峠 17時1分 |
— 此先松倉 (@konosakikurai) 2017年9月7日
走行距離:309キロ
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