疲れと前日の下痢による体力の消耗から目覚ましでまったく起きることが出来ず、10時半ころ出発しました。
本日調査予定の道道(以下r表記)115号線は、起点が芦別市、終点が砂川市。
国道(以下R表記)275号線を走り終点側の砂川から調査を開始しました。
r115終点 |
砂川は例の暴走車追突一家5人死傷の件で取り締まりが凄まじいことになっているので注意が必要です。
しばらく市街地を走りますが道央自動車道を越えてから郊外型の道になり上砂川町までその状態が続きます。
町の東部で一度r114と重複して分離して交差する…というやや複雑な部分があります。
分岐2箇所 |
そのお陰で閉鎖している無重力科学館の外見を見ることが出来たので良しとします。
本町の南・北5丁目を過ぎると郊外型の道路になり山深くなっていきます。
上砂川岳温泉の表記が目に入りました。
そんな温泉あったか? と思いましたがパンケの湯の事でした。
さて、今回のr115の調査の目玉はパンケの湯の先のタイトコーナーが連発する部分です。
r115タイトコーナー群 |
期待に胸が膨らみましたが一気にしぼむ状態となりました。
!? |
通 行 止
事前調査の重要性を痛感した次第であります。
せめて温泉セットを持ってきていればパンケの湯でひとっ風呂浴びて帰るという選択もあったのでしょうが、そのような準備の良さも持ちあわせておりませんでした。
じつは途中に電光掲示板があって通行止の文字が浮かんでいたのですが、故障か何かの間違いだと思って進んだ結果が上記のような有様。
道路情報には
落石の恐れあり 解除予定未定
となっております。
ゲートはご覧の通り林道用の簡易ゲートではなく主要道封鎖用のゲートで謎の呪文で開けることも不可能。
徒歩でなら問題はありませんが車両の通行は不可能な状態となっております。
ゲートの前に車が停まっていたので誰かが入っているのは間違いなかったので、自分も失礼させていただきました。
なお、封鎖中の道路に入るという事はどういう事か理解したうえでの行動であります。
道道調査に落石調査も追加して封鎖区間に入ってみたわけなのですが、いきなり舗装路ではなくなりました。
良ダート |
先にも書きましたが事前情報がありません。
まさかr32やr70のような未舗装路道道だとは思ってもみなかったのです。
なお、今回は封鎖してあるためか事前に砂利道予告はありませんでした。
調査項目に林道調査も加わって空も道も雲行きが怪しくなってきました。
入ってすぐに山菜採りの方々と遭遇(恐らくゲート前の車の持ち主)したほかは動物との遭遇はなし。
ただし、熊の糞はあったので要注意。
余談ですが温泉の手前にキャンプ場があるのですが絶対に利用しないと心に誓いました。
さて…
まずは路面状況ですが、複合路面でした。
写真のような良ダート、やや大きい砂利のダート、アスファルト舗装、落ち葉などで汚れたアスファルト舗装、マッド、ガレはありませんでしたが流水溝が結構深く多めでTWの足回りではやや苦戦する箇所がありました。
タイトコーナー部分の距離はおよそ8キロ程度、封鎖区間は19キロとの事なので4割強はハードな林道走行を楽しめる事になります。
コーナーは地図上だときつそうに感じますが実走行ではそこまでではないという感じ。
多分ガレていないためでしょう。
またタイトな部分が終わって舗装路の片側1車線になったと思ったら急に未舗装路になったりと、始点の芦別側まで油断できない道となっています。
気になった点がいくつかあります。
まず、人工物の類が劣化しておらず道路脇の草も定期的に刈られているということ。
新しいと感じた砂防ダム |
途中に設けられたカントリーサイン |
すでに砂利道なので手遅れな案内 |
自分以外に走行した新しい痕跡はありませんでしたが、間違いなく4輪車が通ったあとはありました。
このためゲートが閉じていても車が走行している可能性がある。
新しい走行跡を見つけた場合注意が必要。
落石に関しては一箇所だけ落ちている箇所があったが大きめの青い土嚢のようなもので道路に入り込まないようになっていたという感じでした。
大きな落石や通行に支障のある落石はありませんでした。
倒木は2箇所あって道路を塞ぐものではないが、1箇所は倒れて塞ぐ可能性があるかもしれないというものでした。
比較的走りやすい部分とテクニカルな部分が混在する素晴らしい道路。
これが自分が感じたr115の感想になります。
封鎖しているのがあまりにも惜しい。
上砂川町は開通させたい方向で要望を提出しているとの事で、早期開通を願いたいと思います。
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