2018年5月17日木曜日

5月14日のツーリング その1

天気予報に翻弄され、気温にも翻弄されたそんな一日。

昼からは晴れるらしい。
外に出た自分が見たのは真っ白な風景。
信号の視認さえ困難な霧の中、走り出した。


気温も低かった。
上下に雨具、ジャケットには冬用のインナーを付けたまま。
懐にはハクキンカイロも忍ばせている。
ヘルメットのシールドに付いた水滴を払い、赤井川へ向かう。


冷水峠に向かう途中、r36の途中から霧は一気に姿を消した。
展望所でその理由を理解する。

赤井川 冷水峠 9時58分

外輪山が雲を阻んでいる。
霧だと思っていたのは雲だった。
カルデラは見渡す限り雲に囲まれている。
晴れているのは盆地の上だけらしい。

予定通り南下することにした。
どの方向も雲なら予定通りでいい。

やはり晴れている時に走るほうが自分は好きだということを再認識する。
ゆっくりと赤井川村を抜け、R393を走る。
今日は前回の走りのような良い感触がそこまで無い。
やや乗れているがちょっと何かが違う。そんな感じ。


R393のサミット、樺立トンネルを抜けるといきなり真っ白になる。

R393 樺立トンネル 倶知安側入口

こういうのはたまにある。
何でいきなり晴れている/曇っているんだっていう驚き。
わかっていても驚いてしまう。

濃霧で真っ白…というほどではなく、走行するのに支障はない。
乗れていない原因を探りながら走り続けるが、よくわからない。
倶知安のセコマで早めに昼食を取り、また走り出す。


r66のニセコパノラマラインは雪崩の恐れがあるので通行止。
その解除がまだなされていない。
いつも同じ道を走っても楽しめるが、ちょっとした違いがあっても良いと思っている。
今日は倶知安からR276で東進して、尻別川の渡河点を探索してみることにした。

R276からr478への渡河点=橋はR5の東側で4箇所ある。
一番使うのは直進するとそのままR393に入る一番西の渡河点。
今回探索するのは一番東の渡河点。養鶏場の付近から入る町道になる。

尻別川 渡河点 11時51分

胆振線北岡駅跡があるらしいが…そこまで探索はしない。
CB1100で探索すると小回りがきかないので見送ることにした。

R276からr478、京極でr97にスイッチしてそのまま南下する。
r97で南下するという記憶があまりない。ちょっと新鮮な気分と不思議な気分になる。

雲が急速にその姿を消して羊蹄山が姿を表した。

r97 羊蹄山 12時5分

やはり晴れている方が良い。
蒸発しそうなほど直射日光を浴びせられるのが良い。
お陰でジャケットは色あせてゴム部品は劣化するわけだが、そこは仕方ない。

このままr97を走る!
豊浦まで一気に走る。


r97の豊浦町付近、高速道路が見える辺りで中央分離帯があるコーナーが現れる。
最近は対向車がセンターラインを超えて平然と走る車が多くなったのでやらないが、中央分離帯があればその心配はない。
左コーナーで思い切りアウト側に寄せてコーナーに入る。
この段階でも前回のような感触はまだ見つけられていないが、今までよりはずっとマシなコーナーリングだ。

車体は腰というかケツをずらして、上体を伏せてコーナーの先に鼻を向けるとくるっと旋回する。
今までよりもずっと深くバンクするけど、スピードは出ていない。
そして安定している。曲がれないという不安がどこにもない。

路面に太い枝が落ちていて、踏んづけたらハイサイド…という展開にもならない。



豊浦の道の駅で暑くなりすぎて雨具を脱ぐ。
直射日光で蒸し殺されそう。20度を超えている。

ひたすら走ってきたので時間に余裕がある。
この先のルートを、いつもとはちょっと違うルートを考えよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿