2016年9月18日日曜日

自分のライディングについて その6 『持っていく荷物』

積載と荷物。

試行錯誤を繰り返し、ひとまず形になったのは、ほんの少し前の事でした。
最終的にリアキャリ+トップケースの組み合わせが、自分にとって最も理想的な積載方法となり、その積載に合わせて入れる荷物を絞り込んでいくようになりました。


積載能力に余裕があると、あれもこれも使うかもしれないと思って余計な物を積んでしまいます。
そして困難に遭遇し、そのことから必要な物だけを積み、積むのであればより携行性に優れたものを選ぶという習慣が身につきました。

その習慣を認識し、よく考えて、ツーリングの大半を占める9時半出発~日暮れまでに帰還の一日ツーリングで使うものを選び抜いたのが現在の荷物になります。

荷物の紹介は雑誌、サイト等で非常によく見られます。
自分はそれらを見て非常に参考になった人間です。
使う物だけではなく使わない物も。まったく考えていなかったシチュエーション。なるほど合点的なものなどなど…

参考情報は多いほど良いと考え、自分も荷物を晒しあげたいと思います。
※以下、使用頻度の高い順で紹介



椅子
DCM製

キュービックチェアと呼ばれるモデルで、畳む広げるがワンアクションで出来るのが良い所。
携行性は折りたたみタイプの方が優れますが、組み立てるのが面倒で使わない事が多々あり、本末転倒な結果になったのでキュービックタイプへと移行しました。

休憩中に座って休むとかなり疲れが取れます
段差に座ろうとするのは無意識にその事を理解しているからです。
一度使うと止められなくなります。
積載に余裕のない車体であっても、ゴムロープなどで括りつけて持っていくべきだと思うほどです。


シート
椅子の下にひいているものです

材質は問いません。サイズは展開するとバンダナ程度の広さが確保できれば十分と思います。
自分は軍用の厚手のバンダナを使っています。
用途は敷物・物を展開するために使用するためです。

例えば昼食を食べる時、工具を使う時、ヘルメットホルダーが使えない時…
地面に物を置くのはそれ以上落ちないというメリットが有りますが、どこまでも同じ色なので見失ったり注意が逸れて踏んだり蹴ったりしてしまう事があります。
それらを防止したり、地面の汚れ、熱などの対処にも使えます。
一枚持っていると非常に重宝します。


地図
ツーリングマップル

スマホがあっても自分には必要です。
長距離のプランニングの場合スマホよりも便利で早く、未舗装路であることが事前にわかるのも重要です。
携行性に劣りますが長距離ツーリングの場合は、多少濡れても問題なく使えるツーリングマップルRの方がよいです(経験談)。


ウェス
写真の物はマイクロファイバー

とりあえず拭けるものであれば何でもいいと思います。
自分はマイクロファイバーの小さな物を1枚、大きな物を1枚用意しており、ちょっとした汚れは上の物を、やや本格的に汚れを落とす場合は大きな物を使っています。
マイクロファイバーの物は保水力が大きく、汚れもよく落ちるのですが、一度濡らすとなかなか乾かないという欠点もあります。


洗濯バサミ
どちらもダイソーで購入

下は通常の洗濯バサミで、もっぱらグローブホルダーとして使っています。
グローブの内側を挟んでミラーの支柱やハンドルグリップにかけておくと置き場所に困りませんし、風が吹いてもほぼ飛んで行くことはありません。
上の物はハンドルバーにチケットを挟んだり、ウェスをキャリアに挟んで乾燥させたりするのに使います。
大きく開き挟む力も強いので使い勝手がよいです。
洗濯バサミは1~2個持っているとツーリング中、色々便利に使えます(アイデア募集中)。


モバイルバッテリー
確か5000mAhくらいの容量

急速充電対応で、バッテリーが無くなったら充電するのではなくスマホを使わない時に充電するスタイルを取っています。
というのもケーブルでスマホと繋いでしまうと使う際に邪魔だからです。
急速充電機能があると10分ほどでもかなり充電できるので助かります。
写真はAnker製。


手拭い
快速旅団謹製(絶版品)

手拭いはタオルと違い保水力はあまりないですが、その分速く乾きます。
暑い時は濡らして首に巻いたり顔を覆って涼んだり、唐突に温泉に入るなどの事態などで活躍。


予備収納袋
ダイソー製

背負えるものが良いかと思いますが、ショルダータイプでも可。
急な荷物の増加、トップケースが破損した場合の対応に使います。
宿泊などではトップケース内の物をこれに全部入れて運んだりします。
あまりお世話になりたくない物なのですが、忘れていった時に限って出番が来る嫌なやつだったりします。


小物ポーチとその中身
格納・ポーチはダイソー製

展開

大判ウェス
軍手
メモ紙+ボールペン
耳栓
ビクトリノックスツールナイフ
リストバンド
リップクリーム
ポケットティッシュ
爪切り


  • ウェスは上記で説明した大判のもの。
  • 軍手はサスのセッティングや工具を使う時、林道で石を撤去したり枝を切ったりする時に使用。
  • メモ紙とボールペンは事故の時にあると非常に便利です。スマホは通話しながらメモアプリを使えませんから。
  • 耳栓はお泊りセットから紛れ込んだようです。ネカフェで寝る時の必需品。
  • ツールナイフで一番使うのはノコギリです。枝も笹も草も問答無用で切ることが出来ます。ブランド品を使っているのは曲がらないからです。安いのはすぐ曲がります。あとはハサミの代わりにナイフを使うことがあります。
  • リストバンドは寒い時に使用。袖からの風の侵入を防ぎます。
  • ポケットティッシュは必携品。駆け込んだトイレに冗談抜きでトイレットペーパーが無かった時に本当に持っていてよかったと思いました。水に流せるタイプがお勧め。
  • リップクリームは二通りの使い方があって、一つは普通に唇が乾いている時に、もう一つは傷薬として使います。
  • 爪切りは逆剥けを処理するためです。グローブの内側はスエード状の物が多く、手の油分を強烈に吸い取り乾燥させてしまい、逆剥けが大発生します。引きちぎると痛い上に血が出まくる事があるので持つようになりました。



書いていると何だか微妙な物ばかり持ち歩いている気がしてきました…
タイラップやガムテープは車体の方に常備しているのでこちらでの紹介は割愛。
この他にライト(緊急時の光源として)とライターは必ず持っていくようにしています。
※自分はタバコは吸いませんがライターは日常でも携行しています



自分がそうだったように、どこかの誰かの何かの参考にでもなればということで。

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