2016年9月29日木曜日

新しいツーリングルート(トーマル峠~赤井川)

9月24日 土曜日

よく晴れて、気温も平年よりも少し高い絶好のツーリング日和。
早起きは不可能だろうと思い、その予想通り起床は昼近く。
前日から考えていたショートツーリング用のルートを走ることにした。




塩谷駅からR5を走り、余市大橋を渡ってR229へと入る。
自分の記憶ではまだ新しいと思っているセイコーマート余市浜中店で昼食と休憩を取った。

セコマ余市浜中店 12時20分

朝食・昼食・休憩全てを兼ねている。
自分が入った時はそうでもなかったが、食べている最中に続々と車が入ってきた。
土曜日でこうであるなら日曜は大繁盛だろう。


R229を古平まで黙々と走り続ける。
この区間はトンネルが多く見所は少ない。
豊浜トンネルの崩落事故以前は狭隘なトンネル出入口でバスが見事な運転をしていたのを思い出す。


古平のセコマ…では休憩を取らず、左折してr998トーマル峠へと入る。



近く、距離も長く、走りごたえも高低差もありながら滅多に走りに行かないのは、縦溝グルービング工法が施されているからである。
CB1100はラジアルタイヤなのでそこまで影響は受けないが、バイアスタイヤだと死にそうになるのでTWで来ることはない。
※同様の理由でオロフレ峠も行かない


あまりスピードを出さずにライディングのアレコレをチェックするような走りをした。
特に最近リアブレーキの使い方に関してテストをしていて、フロントに掛かり過ぎている荷重をリアに分散させたいと思っているのだが…うまいこといかないものである。

薄手のボトムで出たのも問題で、ニーグリップを強くすると膝が痛い。
あとで見ると右膝の当たっていた部分が変色しているほどだった。


トーマル峠には展望所もあるが今回は寄道はせず。
しかし他の横道を見つけてしまったので入ってみた。






当丸峠 13時

どうやら展望所と思っていた所は見晴台というらしく、こちらが展望台となっている。
駐車場がありジムニーが一台停まっていた。
シェルターのお陰で展望はあまりよくない。ついでに携帯の電波も入らない。


展望台の先はコーナーが連続する区間だが、先述の通り縦溝が切ってあるので無理はしない。
景色を楽しむと共に秋を探してみるが、まだまだ紅葉は始まっていない。
リフレッシュプラザ998が土曜日でも空いているらしい事を確認し、神恵内村の手前でよい景色があったので撮影。



神恵内村r998 13時21分

撮影を終えて出発しようとすると、自転車が左方より走ってきて自分のバイクの目の前に停まった。
運転していたのは年配の男性であった。
そしていきなり「シャケいるだろシャケ!」と叫んだのである。

自分はツーリング先で他者とのコミュニケーションを最初から放棄しており、また、非礼・非常識な輩には相応な対応を取ると決めている。
今回も取り決め通りの対応をさせて頂いた。



気を取り直して走り出し、神恵内村を抜けて目当ての場所で停車する。
いつもここの橋の名前を記録するのを忘れてしまう。今回も見事に忘れてしまった。
理由がある。
感心して見とれているためだ。


R229 神恵内村より2キロ地点

最近高速道路の建設現場をよく目にするようになり、この橋が同じ工法で建てられたという事は理解できる。
が、それを洋上でやってのけたのは本当にすごいと思う。
まあ、旧国道はさらに凄まじいもので…

R229 旧国道

写真中央部分が道になっているわけだが、よくもそんな場所に道路を作ろうと思ったものだと感心してしまう。
この場所はいつか詳しく調べたいと思っている。神恵内村の役場に資料などがあれば一度拝見したい…と走る度に思うのだが、今は車があるのでシーズンオフにでも訪れたいと思う。

写真の下部に写っている入江はキャンプも可能で、休日には遊んでいる家族なども見ることが出来る。

R229より 入江

昔は小さな港でもあったらしいが今は使われていない。
積丹半島にはこのような場所が多い。一度降りてみたいしキャンプもしてみたいが、初心者キャンパーの自分には少し難易度が高そうだ。



橋を渡り、トンネルを抜けると原子力発電所とモニタリングポスト泊村に出る。
村の中心部に向かう際はレーダーパンダに注意が必要で、岩内署から発進していると思われる古い型のクラウンパンダが張っていることがある。
今日はいなかったのでうきうき撮影会はない。

海沿いで風が強いコンビニで採用されている、防風タイプの入口が特徴的な泊村のセコマで休憩を取る。

泊村のセコマ 13時48分

休憩中のことを何も覚えていない。
ということは満ち足りていたということだ。


思い出した。
昼に出発して土曜日だというのに、まったく悪くないと思っていたのだ。


続きます。

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