2017年8月2日水曜日

2017年 夏至ツー 7月5日

ネットカフェでの睡眠はもう諦めたほうがいいだろう。
今回のネカフェ泊で思い知らされた。

いつものことだが店内全てに響き渡るいびき
神経質な自分は騒音下での眠りはほぼ不可能。
普段常飲している病院から処方されている睡眠薬を飲んでさえ眠れませんでしたという始末。

翌日も走るのならやはりしっかりとした宿泊施設を確保するべきだと痛感しました。





たとえ眠れなくても目を閉じて横になっていれば疲労は回復する。
肉体的疲労と言うやつだ。
精神的疲労はむしろ増加した。

泊ツーお泊りセットには当然のように耳栓が入っているわけだが、使用した所で効果は焼け石に水。
一度気になってしまうとその音に集中してしまい、どうにもならない。


ということもあり、ネカフェのパック料金の限度を超えて従量課金の状態にもあったため、8時前に店を出て出発の準備を開始した。

ジョイカフェ帯広柏林台店 7時51分

隣に丸亀製麺があると思っていたら大間違い。
そこにあったのは伊予製麺
身近になかったのでその存在を知らなかったが、恐ろしいほどのパクリ具合
これでよく訴訟沙汰にならないものだと感心した。

もちろん営業時間前であり、ツーリング中であるので食べたりはしない。
虫と汚染物質まみれの服を着て、プロテクター装着の人間が立ち入ることのできる飲食店は個人的に皆無だ。
少なくとも自分が経営者であれば、そのような人間の入店はお断りしたい。
どのような服装であっても入店に制限のない店であった場合でも、心の中ではカエレと言うのは間違いないだろう。

よってこの日の朝食もセコマで調達した。
写真はない。
セイコーマート帯広白樺通店なのは確かだが、多分パンでも食べたのだろう。


今日のルートは初日よりも簡単だ。
何しろいくつか用意してあったルートの中で一番簡単なヤツを選んだから。

疲労度が高かった場合、帯広から高速道路に乗り一路帰宅。
まさかの直帰。

えりも岬経由日高方面道道探索はいつの日かまたという次第となった。


それではあまりにもネタがないので、CB1100(初期型2010年モデル・タイプⅠ)で高速道路を長距離運転するとどうなるかも書いていこう。


帯広JCTから道東自動車道入り。
流れは悪い。
特に占冠の手前から鈍速車による渋滞が発生。
高速道路を60キロ以下で走行する理由がわからないという状態。
道東自動車道はほぼ片側一車線なので、制限速度以下で走られるとその迷惑度は2車線の比ではない。

そしてCB1100は高速道路の走行に向いていない。
その事を久々に思い知った。

CB1100での高速道路の長距離走行は一年に一度あるかないかという程度。
たまにしか走らないので忘れ去られるのが、ハンドルの微振動。
90キロ以上で発生するこの振動が、長時間続くとハンドルを握っているのが嫌になってくる。

解決方法は、多分ない。
ハンドルには純正の驚くほど重くでかいバランサーウェイトが入っており、最初から振動対策が施されているからだ。
グリップを交換すれば多少マシになるかもしれないが、効果は少ないだろう。
左手はグリップから手を離せばいいが、右手はアクセルを捻るためどうにもならない。
これ



の存在が頭の中を占めたわけだが、ここは高速道路の上であり、アマゾンプライムの会員であっても今すぐに届けてくれはしない。
次回の走行までには買っておくつもりだ。


安いからという理由で二輪の運転手を真っ二つにするべく設置されているワイヤーガードに恐怖を覚えたり
舗装のやり直しを実際に行ったけど、それでもダメな路面を味わいながら
西に向かってひたすら走る。

悪いことばかりではない。
トマムから先はトンネルも多いが景色もいい。
見惚れていると死にかねないし、二輪では写真を撮るのも難しい。

ちょっと燃料の残量が怪しいか、というところで由仁PAに到着して給油を済ませる。

由仁PA 10時30分

空は青い。
まるで秋空のように高い。
気温も上がらず涼しい。

最高気温は25度の予報。
この翌日から北海道は途方もない暑さに見舞われる事となったわけだが、この時がそうであれば随分楽しかっただろう。


それにしても早い。
停車による時間ロスがないので鈍速車がいても考えていたよりもずっと速く移動している。
帯広JCTに入ったのが8時39分と記録されているので、約2時間で由仁まで来たことになる。

そしてここまできてしまえば札幌、そして後志はすぐそこだ。

輪厚PA

輪厚PA 11時15分

金山PAに着いたのは11時53分だった。

基本的にSA・PA共に二輪用の駐車スペースが確保されており、日曜日はわからないが平日であればがら空きで快適に駐車することが可能だ。
傾斜がなく前から駐車しても出るのに苦労するといったこともない。
ゴールドウイングとかハーレーのツーリングファミリーなどはまた別の話になるが。



自宅に着いたのは13時にもならないほどで、走行距離は240キロほど。
つまり、8時前に出発すると帯広まで午前中に到着することが可能というわけだ。
ただし料金が馬鹿にならない。
二輪の場合軽自動車と同じ区分になり、ETC未装着の場合4520円というネットカフェの利用料金以上の金額を請求される。
距離と時間を考えるとこれは妥当かと思えるのだが、昨今は二輪車用の区分を設けるべく署名活動が行われており、結果として料金が半額になるかもしれないとなれば、署名活動はぜひとも頑張っていただきたい。

それと
道東自動車道は現在復旧工事中のR274の代替道路としても活用されているわけだが(占冠ICから音更帯広IC間)、その区間分の代金が引かれるわけではないので注意が必要だ。

料金が無料になるのは無料区間で乗り降りした場合のみで、その区間を越えて走るときっちり料金は支払うこととなる、というわけだ。
通行止は10月14日に解除される見通しとのことなので、存分に無料走行を楽しみたい諸兄はこの夏にぜひチャレンジして頂きたい。



こうして最終日は早々と帰宅し、旅の疲れ(おもにネカフェでの)を癒やし、またうんざりな日常へと還っていくのでした。

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