2018年4月25日水曜日

4月24日のツーリング

今日は交換したステップをへし折るところから開始。
まったく同じケースで同じようにへし折れたステップ。


下側の部分だけ折れた

幸い上側の固定部分は残っていたのでそのまま走り出した。
自分自身にこれほどまでに罵詈雑言を心の中で言い放ったことはない。
今日この日より自分は右足を地面につけたままバイクを発進させることはないだろう。
ステップと一緒にハンドガードもステーが曲がってしまったのでお亡くなりになった。
どちらもご注文ありがとうございます。
日本経済にわずかながら貢献したのかもしれないが、これにより我が家の家計は相当逼迫したことになる。
来月が心配だ。



天気は曇天で風が強く寒い。
正直もう帰って布団にもぐりこんで泣きべそかいてたほうがいいんじゃないかと思ったが、心の中の自分に石を投げられそうだったのでそのまま走り出した。
今日のルートはr28を北上する札幌圏では定番のツーリングルート。
当別町の道の駅は寄る予定だったけどこの有様なのでまた次回にしておいた。
そこで止まると帰りそうだったので。

当別のセコマで早い昼食を取ってへし折れたりへし曲がったりした部品をスマホで注文していた。
そんな残念な時に声をかけてくれた人が黙殺いたしました…
口を開いたら心の中の罵詈雑言が飛び出しそうだったので。
マックライオンみたいなことを言って心を落ち着けて再出発。


r28はそれはもう寒かった。
ダム湖はもう解けていて派手に放水していたけどすごく寒かった。
赤井川ですら解け始めている雪がまだもっさりと残っていてここの春はこんなに遅かっただろうかと思ったほど。

r28 望郷橋より 12時30分
道民の森案内所はまだ冬季閉鎖中で自販機すらない。
毎年そうだったろうか?

こんな天気でも走っている奇特なライダーは自分の以外にもいて、中にはマスツーをしている方々も。
早いGWだろうか。
合図を出してくる人はほとんどいないし、それでいいと思う。
走っている最中はただ走ることに集中したほうがいい。
一瞬の油断でステップ(約4100円送料別)は折れるのだから。

r28を北上してR451へのT字路に出る。
どうするべきか少し迷った。
R231かR275か。要は右折か左折だ。

珍しく、本当に珍しく海が見たかった。
理由は言わないで。
ステップ以外の物が折れそうだから。

R451はまた道路が荒れた気がする。
舗装ではなくギャップが。
motoGPではCOTAのギャップがひどいという話だったけど、R451のギャップはえぐれているってレベル。
段差っていう生易しい表現じゃ足りないレベル。

路肩に何かいると思ったらタヌキ。
こちらを向いてフリーズしている。
バッチリ目があった。
キツネもタヌキも珍しいわけじゃないが、止まったまま微動だにしないヤツは初めてだった。

雪でめちゃくちゃになっているソーラー発電設備の哀愁。

R451 ソーラー発電設備の残骸 

暑寒別は北西からやってくる雪雲を受け止める最初の場所なのでそりゃあたくさんの雪が降る。
そんな場所にソーラーパネルを設置するって考えがまずどうかと思ったが、一週間以内にステップを立ちゴケで2本折った自分には何も言う権利はない。
施設は半壊しているがソーラーパネルは光が当たれば勝手に発電するので撤去工事をするのも難しい。
事故ったプリウスから運転手を救助しようとして感電した話を思い出した。

実田あたりになると雪はほとんどなくなり暖かくなる。
浜益温泉の駐車公園でトイレ休憩…ここでスマホが電波を拾っていない状態になっている。
再起動すると直るのだがそれに伴う代償というものが発生するのは言うまでもない。
昔はこれでトラックログが消滅する阿鼻叫喚茫然自失の事態になったりしたけど、今はまあ何とかなるようになりました。
その他の通知は見ることなく消え去ってしまったけど。

不幸に目をつけられて踏み潰されてさらに何度も踏まれている気分。
死んでも踏まれ続けてペラッペラの状態になるまで踏まれ続ける。
そんな真っ暗な先を予想してしまう。

ちょっと素敵な農道を見つけてみたり


実田神社っぽいのは人家の奥にありそう

黄金山がはっきりみえたり

浜益 黄金山 13時27分

浜益のセコマまできたらよく晴れていた。
今日は、山はいいから、海が見たかった。

長いトンネルを抜けて、厚田で海を見ていた。

厚田 夕日の丘 14時57分

浜益から南下すると気温は下がり雲もまた多くなってきた。
それでも山の中ほどではない。
ここの道の駅はまだオープンしていない。
だからこうやって海を見ていられる。
オープンしていたらきっと停めることすらできなかっただろう。
そもそも普段は海を見ない。
だから海を見たいというのは珍しいことだ。


海を見たからといってどうなるわけじゃない。
だけどやってられない時があったのだ。

この夕日はおまけ。



自分は朝日が好きじゃない。
でもたまには朝日が見たい。
そういう時が来るかもしれない。



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