2018年4月1日日曜日

CB1100の修理 リアブレーキ ブリーダーバルブ(ニップル) フルード漏れ

前回はこちら



ベアリング交換の時に確認していたフルード漏れ。
これがブリーダーバルブの交換でも適正締め付けトルクで締めても直らない事態になる。

フルード漏れの原因は調べてみると殆どの場合

  • 部品の劣化
  • ブリーダー内の詰まり
  • ブリーダーバルブの締めすぎ
によって引き起こされる。
これらは部品交換やトルクレンチでの締め込みによって解消されるものであり、自分もそのように対応したのだが効果はなかった。

もう少し調べてみるとキャリパー側のネジ山に問題があるかもしれないという恐ろしい内容の記事を目撃したが、その次にねじ山にシールテープを巻いて対応できるというのを発見して胸をなでおろした。

シールテープっていうのはこれのこと。

シールテープ

なぜかうちには3つ同じものがあった。
水道の水漏れで使った記憶しかないので、漏れを直すたびに買っていたらしい。
この先はもう買う必要がないほどだ。

こいつをねじ山に巻きつける。
巻き付け方にちょっとコツがあってネジを締める方向に巻いていかないとうまくくっつかない。
これを知らないといつまでもくっつかなくて発狂しそうになる。
このシールの存在を知ってしばらく経ってから知った事実で、それを知るまでこのシールテープが嫌いだった。
うまくくっつかないから。


ネジに巻き付けてフルードが溢れ続けているキャリパーの穴にねじ込む。
ブリーダーボルトを抜くとフルードって溢れ続けるものなのか?
ブレーキペダルを踏んでるわけでもないのに…
という疑問が生じたがともかく塞がないとまずいのは確かなのでぶっ刺して回した。
このためだけに買ってきた8ミリのディープソケットを使って。
規定トルクの5.4N·mで締めたのだけど、シールテープを巻いていたのでもうちょい緩めで締めても良かったかもしれない。

溢れまくっていたフルードはパークリで除去。
これで漏れなければ大成功だが、ここで時間切れ。
確認は明日。

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