2018年7月27日金曜日

2018年夏至ツー 7月2日~7月4日 その3

その昔、まだCB1100を購入して間もない頃。
函館までの日帰りツーリングの帰りに渋滞に巻き込まれた。
もうかなり記憶が曖昧になっているが、海岸線の自販機がある場所で休憩を取っていると眼の前の車列が途切れない事に気が付いた。
10分ほど見ていたが一度も途切れることがなかった。
暑かったのできっと夏で、時刻は夕刻。
国道5号線の森よりも先(八雲方面)、海岸線を走行した記憶が残っている。
この区間は見通しが悪くイエローラインで信号もないのでバイクだろうとどうにもならない。
追い越し可能となった時に猛然と加速して、自分と同じように加速するクラウンアスリート(白)と渋滞を引きちぎりにかかった。
先頭車両は運送会社のトラックだった。
40台以上の車を追い越した。渋滞はキロ単位だったろう。
以来、この運送会社のトラックを見かけた場合は必ず追い越すことにしている。
見るたびに渋滞を発生させるような走り方をしているので、何か会社でそういう決まりがあるのかもしれない。



行きの道を下道にしたのはシーニックポイントを見るという以外にも渋滞具合を確認するためでもあった。
鈍足車はいなくともやはりそれなりに混んでいて、ピリピリした走りをする車がいることがよくわかった。
だから帰りはその部分を高速道路でパスしてしまおうと考えていた。
道央自動車道の終わり、大沼公園ICから高速道路に乗った。

天気は雨…ではないけど曇っていて蒸し暑い。
しかしどこで雨が降ってくるかわからず停車できない高速道路では雨具を着て走るより他ない。
道内のほとんどの高速道路を走行したことが無かったので、高速に乗ってみたら一車線だったので閉口させられた。
センター部分はポール方式でさらに閉口した。
路面が良かったのとアップダウンが少なかっただけが救いだった。
道東自動車道ではずいぶん苦労させられたのを思い出したのだ。


高速道路の終盤、八雲が近くなったあたりで鈍足走行のトラックに巻き込まれる。
高速道路を50キロ~60キロで走るのは大変ご遠慮して頂きたい。
そう思うけどどうしようもない。何しろ高速道路なのでどこにも逃げ場がない。
追い越し車線はそれなりにあったけど、やはり基本一車線の規格は難しいものがあると感じた。


大沼公園から八雲まで乗って金額は現金払いで1140円。
下道の混雑具合を考えるとまた使ってもいいんじゃなかろうかといった感じ。
多分函館方面へまた行くのであれば使うだろうと思われる。
なかなかの収穫だ。



八雲町からの帰路はR5からR37へスイッチして豊浦町へ向かった。
R5を走り続けて最短距離で帰ろうと思ったのだが走りたりなさを感じたのだ。
遠回りして帰る。それが大変な事になってもだ。

途中から視界が白くなり静狩峠から先で何もかもが真っ白になる。
なんだか今回の夏至ツーは白くなってばかりの気がする。
センターラインを頼りに走行するが、ここは知らない道じゃないのでそこまで不安はない。
ライトを付けていない対向車に恐怖するが、無事に通り抜けて豊浦の道の駅まで辿り着いた。
夏至ツーに行っても最後はいつもと同じ道を走る。
それもどうかと思うけどいいんじゃないのかと思う。
いつも走る道を、いつも走らない道の最後に。


ここまでまだ雨に降られていない。
でも雨具は着けたまま。きっとどこかで雨に降られるから。
r97を北上して赤井川村に帰る。
r97、r478、R393を走って赤井川に。


赤井川は大雨だった…


この翌日、7月5日の北海道は各地で大雨の被害が出た。
その先の天気もくもりと雨が続いた。
自分が幸運だったのか不幸だったのかわからない。決して天気に恵まれたとは言えないが最悪ではなかった。
酷かったコンチクショーというわけではなく、この3日間を楽しむことはできた。
よかったんじゃないのか、そう締めくくる事は可能だ。
そんな今年の夏至ツー。
来年は…どうするかわからない。


3日間で907.8キロ走行。



3日間の実況用ツイッターのモーメント



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