2020年9月24日木曜日

9月24日のツーリング 草刈り

最近オートバイに乗れていない状態が続いていた。
しかし今日は走り出したその時からオートバイと『合体』しているかのような一体感があった。

理由はわからない………では済まないので、当てにならないセルフチェックを始めると理由は判明した。
ヒールグリップをしていないのが乗れている原因だった。
最近ステップをカワサキ汎用のラバーステップに変更した事により、左右共にヒールガードにビタッとくっつくようになったけど、自分のライディングフォームではヒールグリップをするとステップに荷重がかからなくなってしまう。

かからなくなると言うのか、かけれないと言うのか、荷重が逃げると言うのか…



頭と胸(上半身)と骨盤をコーナーのイン側に入れるリーンインのフォームだと
膝は入れた体とは逆の方向に力が入り、自然とニーグリップが行われ
片足の裏側に荷重が集中する。
右コーナーだと『く』の字のようになるはずだ。
オートバイに乗っていなくても、地面の上でやっても同じようになる。

ニーグリップをしてしまうと、ステップにかかるはずだった荷重が
下方向にかかるはずだった荷重が、かかとをくっつけるための横方向の力の入力に奪われてしまい
結果としてコーナーリング中の荷重不足を招き、曲がれないという事態を引き起こしている。

という事をようやく言葉にして伝えられるようになった。。。
正確に伝わるかどうかはまた別として。
ちなみにかかとを使わずに車体をぎゅっとホールドする謎は、膝と太ももの内側+ケツ+ステップにかけた荷重でホールドしてる。
太ももというか、膝の上辺りの筋肉を盛大に酷使して発生させたパワーをフル活用して色々ホールドしている。

自分自身への忘備録として…
ステップに足を乗せる場所はラバー部分。
あまり内側に足を乗せると荷重をかけれなくなる。





こうして今日は久々に最初からオートバイに乗れている状態で始まった。
行き先はすでに決定済みで、北湯沢の山神神社。
タイトルにあるように草刈りをする予定だった。

あまりにも乗れているのでパノラマラインへ予定変更したくなったけど、この時期に草刈りをしていないと紅葉シーズンが厳しいので予定通り向かうことに。


赤井川村 冷水峠 10時9分

秋の真ん中(2)では、知っているけど知らない光景を見ることが出来た。
すごくイイです(語彙力が足りず申し訳ない)。


冷水峠から羊蹄山は見えなかったけど、R393の途中からその姿を見ることが出来るようになった。








どの写真もフォーカスが残念でならないorz
もうちょっと頑張って撮ってもよかったと後悔してみたものの、今日は久しぶりにオートバイに乗れていたので写真撮影は超適当だった。
写っていればもうイイヨってレベルなほどの適当さで、指が写り込んで使い物にならない写真もあったほど。

ルートは山神神社まで最短のルート。
R393→R276→r695→R453で、r695は道は混んでいなかったけど走りたかったので。

レギュラージャケットに防風インナーの組み合わせでちょうどよかったので、帰りはもう一枚着ないと寒いだろうと予想した。
自分は秋の始まりと言い、樹生さんは秋の真ん中と言う。
こういう違いが面白く興味深いなどと考えながら、気持ちよく回るエンジンの音に聞き入りながら目的地を目指す。

意外にオートバイが多かった。
それも荷物満載のオートバイ。
連休を延長して今週いっぱい休みにしてしまったライダーたち。
道内のナンバーもいれば道外のナンバーもいた。
それとは別にちょっと走り出した感じライダーも。
連休がまるで関係なく、今日が休みだったという自分と同じライダーもいたかもしれない。


コンビニで昼食を食べている時がもっともナンシーに遭遇していると判明し
今年はコロナの影響もあって弁当を用意して適当な場所で食べるようになった。
ゴミ箱がなくなったコンビニが多くなったという理由もあるけど。
弁当と言っても所謂カロリーメイト的なものなんだけど、ともかく食べて休んで頭の中で色々まとめている最中に煩わされないのはイイ。

今日の昼食ロケーション

屋根(橋)があって、もう虫もいなくて、ザーッと流れる川の音がする。
川はちょっと増量していて、対岸で温泉で湧いているので硫化水素臭いのがちょっと問題だった。

煙が吹き上がっているところから温泉が出ているらしい

立入禁止になっている橋を渡って、やばそうな足場を越えると行けるんだけど、踏み外すと川に落ちて浮かんでこない可能性が大なので絶対に行かない。
川のヤバさを十分に知っているので行かない。
救命胴衣を装着してて無事にドザえもんになった話も知っているので。


昼食を済ませてまずは入口からおっぱじめる。

山神神社 13時6分

枝切り用のでかいハサミはどうやっても持ってこれそうもなかったので、今回も折りたたみノコと小さい枝切りハサミでやることに。


草刈り鎌はノコで代用できるのであまり意味がない。
広範囲の草をいっきに払える装備は、さすがにオートバイに積載するには無理がある。
職質された時に正直に答えても信じてもらえるか怪しいって問題も出てくる。

今日は草刈りがメインの予定なので、そこそこ時間がかかっても大丈夫。
正面の草を刈って参道の階段に踏み入れて、階段の下から伸びている主に笹を刈っていく。
天敵は蔓植物。


放置すると全てがこいつに飲み込まれる恐ろしいヤツ。
幸い今回は長大化した物は存在せず、前回切り落としたヤツは全滅していて一安心した。
特にカエデに巻き付いていたヤツは綺麗サッパリ無くなっていたのでヨカッタ。
根本からバッサリ切ってやったのが効いたらしい。

しかし、直近で自分以外踏み入った形跡はなかった。
毎年自分以外の誰かが自分と同じとはではいかないまでも、ちょっとお詣りついでに草刈りした形跡がない。


お社到着は約1時間後の13時58分

境内は若い松が伸びて鬱蒼としてきた。
階段で刈った笹を束ねて煤払いを作り、祭壇を掃いて作業終了。

で、神社の方はこれでイイとして庵の方は大問題だ。


もう奥にある建物が視認できないレベルで生い茂っている。
人力でどうにかできるレベルを超えている。
しかし河原に生えている大楓の下に行くにはここから行くしかないので、何か方法を考えなくちゃならなそう。
ブルで何もかも踏み潰して整地してしまうのが一番早いんだけど、それは出来ないので何か他の手を考えようと思う。



帰りは洞爺湖を左回り。

洞爺湖 月浦 15時34分

月浦のいつもの場所へ。
外輪山の向こうから雲が越えてきている。
毎日一日のどこかで雨が降る日が続いていて、晴れていても急に雨が降ることがある。
でも今年自分はツーリングで雨に降られた事がない。
ちょっと前に気付いたのだ、雨が降って雨具を着込んだ記憶がないことに。
ピンポイント雨予報を何度も食らうような人間にとって、天変地異にも等しい事実。
そんな事はこの10年無かったので、本当に珍しいことなのだ。


洞爺湖からはかつて崩落した伏見橋を渡りr97へ。
真狩村で気温の低下から上だけ雨具を着込む。
この時の気温が16度だった。

帰りも羊蹄山。


273キロの短いツーリングだったけど、久々にとても充実した一日だった。

今日のツーリングルート


0 件のコメント:

コメントを投稿