2016年5月21日土曜日

道道28号を行く 完走

5月21日。
天気予報は晴れ。
ここ数日季節外れの高温が続いており、本日は道内各所で真夏日を記録するとの事。
出発は10時30分。
珍しく本日は連れが1名。
GSX-R750乗り。
まずは…

出発時刻に現れなかったため出るとだけ連絡して出発しました

いつもの事なので予定通りといった感じでした。

本日のルートは道道28号線(以下r28)を走り
国道451号線(以下R451)を滝川方面へ
その後国道38号線(以下R38)を走り芦別まで走り
国道452号線(以下R452)で南下して桂沢湖に到着
桂沢湖から時間があれば夕張を経由してr38(万字)を走って帰ってくる

といったルートを考えてみました。
結果として時間が足りずに夕張方面は回れず、桂沢湖からr917を走って帰ってきたのですが満足度は非常に高いものとなりました。

ともかく今日は走りたかった。
溜まり続けたストレスを速度と距離に変えてやりたかった。

ここまで強く走りたいと思うことは稀だったので、心の赴くままにr28から攻め立ててみました。

r28より当別ダム
土曜日で天気も良いとなれば普段交通量皆無のr28もやや混んでおりました。
と言っても国道の混雑具合とは比べるべくもありません。
新品のタイヤがよくショックを吸収し路面を掴む感覚が非常に良かったです。

しかし暑かった。

暑い方へと進んでいるし予報で暑くなると言っていたので当然ですが、まさか5月にメッシュジャケットじゃないと耐え切れないほどの暑さになるとは思いもしませんでした。
途中何度か休憩を取りましたが、水分の補給では間に合わずアイスを食べて本体は冷却。
バイクはもう諦めました。
空冷1100ccのバイクは外気温が30℃近くなると冷却が間に合わなくなります。
足、特に太ももと脛が軽い火傷状態になるほどです。
帰宅しても足が火照っていて参りました。

さらに気温は上がり続ける中、R451をGSX-R氏と攻め立てていたのですが、記憶にあるR451のえぐれコーナーがさらにパワーアップして連続えぐれコーナーになっていたり、もうそろそろ崩落してもおかしくないだろういうような状態の路面になっていたして、ややスタンディング気味で高速でコーナーを処理していたところごっそりと体力を削られました。

メット内に流れる汗、攣りそうになる太もも、クソ暑いエンジン

R451の終わりにはセコマがある!そこまで走ればアイスが食える!

その一心で荒れ果てた酷道を走り続けたのですが、右折する所を左折してしまいセコマが見当たりません。
そろそろ限界に達するという感じでしたので仕方なく道の駅雨竜へと入りました。

田園の里うりゅう
今日はイベントがあったらしく賑わっていました。
特にチェーンソーで丸太を削るやつがともかくうるさくて参りました…

さて、道を間違えてしまったのでルートをやや変更。
東進するのは変わらないため最寄りのr279から少しだけR12に入り、r564からR38に入り赤平方面へと向かいます。
このあたりは次の如何わしい走行をするための連絡道路なので走りはゆったりしたものになります。
途中満開の菜の花畑を華麗に素通り。
いつもなら写真の一枚でも撮るところですが今日はともかく走りたい。

芦別でも一度道を間違いましたが、気にしたら負けなのでUターンを華麗に決めます。
間違える度にUターンなので熟練度は上がる一方です。

渋滞もなくわりとハイペースで流れる車の列を抜けて、R452を一気に駆け抜けます。
途中三段滝という有名な滝があるのですが、当然一瞬で通過します。

止まることはすなわち敗北なり

とまでは言いませんが、時としてプッシュして走らなければ精神の均衡を保てない時もあるのです。
もう少しでダム! という部分で前方にマスツーな方々とタンクローリーが現れて燃え尽きるほどヒートな走行は終了しました。
トンネル内で2スト臭いと思ったら大当たりしました。

このマスツー集団はr28の途中で出くわした方々だったのですが、まさか1日に2度も遭遇するとは思いもしませんでした。

相変わらず寂れている桂沢湖で休憩。

桂沢湖
ここまですべての場所での感想が暑いしかなく、直射日光の当たる場所では手持ちの温度計が50℃を超えていました。
実測でも30℃を超えている箇所があったので、今日は途方も無く暑かったということになります。
ただ、湿度はまるで無いので非常にカラッとした暑さでした。

桂沢湖に到着した時点でもう夕方と呼べる時間だったため、夕張は断念して帰路につきました。
R452の本当の面白さはここ、桂沢湖から夕張にあるというのに…


帰路のR337
いつも札幌大橋の部分で大渋滞だったのが本日はまったくすいていました。
そう、忘れていたのですが新しい橋が完成して完全に片側2車線になったので渋滞が消滅していたのです。
これで夕方でも安心してR337で帰れるようになりました。
暑いのに渋滞するとCB1100では冗談抜きで熱中症で死んでしまいますので。


帰宅してガレージでバイクを磨き、チェーンメンテナンスをしていると驚くほど満足していることに気がついた。
たっぷりの疲労感が心地よい。
十分に走った。満足した。
これで少なくとも1周間は満ち足りた日々を送れるだろう。
だが、またすぐに走りたがるだろう。
次はどこを走ろうか。
頭のなかに次のルートを描き出す。

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