定番の大型ロードスポーツモデル「CB1100」「CB1100 EX」の熟成を図るとともにスポーティーな走りの「CB1100 RS」を新たに追加し発売
コチラのサイトでよくまとめられております。
派生車種だったEX=エクストラがとうとうメイン車種になり、ノーマルのCB1100は残っている部品を集めて作った感がいっぱいとなってしまいました。
EXがフルモデルチェンジしたのに対し、ノーマルはマイナーチェンジ。
細かい部分の変更は実車を見ないと何とも言えませんが、発表されている情報からピックアップしてみたいと思います。
・マフラーが左右二本出しに変更
直列4気筒らしい吹け上がり感と重厚なサウンドを際立たせた新設計のシンメトリーな左右二本出し小型軽量マフラー※公式サイトより抜粋
単純にこの方が好評だったので広く採用したと思われます。
もちろんコストの削減も兼ねているわけですが、小型軽量の意味はちょっと理解できません。もしかしたらマフラーは新設計されたのかもしれませんね。
・クラッチはアシストスリッパーを採用
クラッチレバーの操作荷重を従来比約16%低減し、扱いやすさと快適でスムーズな乗り味を提供するアシストスリッパークラッチ※公式サイトより抜粋
握力増強でもさせたいのかと思われるほど重かったクラッチとも、これでおさらばできるみたいです。
自分はレバーの変更で大幅に操作荷重を軽減させることができましたが、これでノーマルのレバーでも大丈夫になるんじゃないでしょうか?
実車を見る時には是非ともクラッチレバーを握ってみたいと思います。
・ABSが標準装備
将来的にはABSの装着が義務化されるのでこれは当然の仕様でしょう。
自分で整備する場合かなりめんどうなので、できれば無い方が自分は良いと思ってますが…
・サイドスタンドの変更
駐車状態からの引き起こし荷重を軽減するための傾斜角を採用したサイドスタンド※公式サイトより抜粋
これ、チェンジの度にサイドスタンドを変更していると思ったのは自分だけでしょうか?
前回のマイナーチェンジの時にサイドスタンドも旧EXと同様の物が装着されました。
この時はアナウンスがなかったです。
今回わざわざ発表したということは、かなりの形状変更を施したと思われるのですが、写真を見る限りそんな風には見えません。
初代のサイドスタンドは出しづらく、先端が小さかったのでよくアスファルトにめり込みました。
そのため(恐らく)変更されたのだと思っていますが、今回はどうでしょうかね。気になります。
・色がホワイト一色の指定、タンク形状はは旧来のまま
これが余っている部品を集めて作ったと言った最大の理由になります。
EXやRSとは共通ではない部品が多くなり、数年の後にカタログ落ち。現有している部品は供給用として保管するも、保管料を上乗せでの販売。
ホンダお得意の販売方法ですね。現行車種のサービスマニュアルが2年でコピーしか出なくなるとか、ちょっとは他社を見習ってほしいと思います。
カワサキはわかりませんが、スズキやヤマハは古いバイクでも純正部品が結構出ます。
ホンダはほぼ確実に出ない。消耗品の類すら出ないという始末。
なので長く乗るバイクを購入する予定の場合は、ホンダのバイクはあまりお勧めできません。
・この他
サイドカバーが黒いまま残ったのと、シリンダーヘッドがシリンダーと同色の初代エンジンと同じ塗装なのが救いかと思われます。
EXのシリンダーヘッド、どうしてそうなった?
そこをツートンカラーにする意味がまったく理解できません。
チェンジ前のオールシルバーのほうが安っぽいけどまだ救いようがあると思うのですが…
TWの修理がうまいこと進んだら、札幌まで実車を確認しに行きたいと思います。
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