2017年1月13日金曜日

新年明けまして…

あけましておめでとうございます

この言葉が大変好みではありません。
可能な限り口にしたくないと思っておりまして、今年は会社に人間にすら言わずに済ませました。
慣用句であり挨拶であるというのは承知しているのですが、どうしても使いたくありません。
よってこの場では次のように言わせていただきます。

今年が自分と皆様にとって良い年でありますように



さて、昨シーズンを振り返ることもせずブログを放置しておりました理由。
今回はその話をしていきたいと思います。
自分の新年とは今日、1月13日金曜日にようやく始まったのであります。


昨年の12月の末。
定期購読している雑誌のとある漫画の内容から、自分の身体の異常を確認しました。
前々からやや疑わしいという程度の異常はあったのですが、その他にも症状が出た、とでも申しますか。
具体的に申しますと、ガンの疑いが出たのであります。
膝から崩れ落ちるとか、胃が鷲掴みにされるとか、手が震えるとか実際にあるものなんだなと思い知らされました。

ある部分で人生を諦めていた自分ですら、取り乱したりはしなかったものの、このような有様。
将来があり、洋々たる人生を送っている人であればどうなっているかと考えさせられました。

ともかくガンと疑われる症状がいくつか出ているので、早急に病院へ、それも大きな総合病院へ行って検査を受けなければと思いましたが、仕事は年末の繁忙期であり、病院もまた年末の休みへと入るため都合がつかず、行けるのは年明けの13日という次第となりました。

その間の日常は、停止したまま数字だけが経過するという日々でした。
基本的に私たちの思考は生きていることを前提にしていて、直近にという概念があると思考そのものが成り立たなくなるということを理解させられました。

結局死ぬのであれば、という感じで思考停止してしまうのです。

このため様々な事を先送りし、身の回りの必要最低限の事だけをしていました。
最終的には考えることすらも放棄する形となり、仕事以外は寝ているだけということも。


そんな中、職場から新年早々に健康診断があると言われ、指定された日が前日の12日であり、不安だらけだった自分は医師に色々と相談したのですが…

先生にあんたのとこの経営者嫌いなんだわとカミングアウトされる始末。
いや、冗談でも何でもなく、本当にそう言われてしまいました。
そういやここの先生は変人で名の通った人だったかと思い直し、なんとも言えない表情で健康診断は終わったのですが…
とりあえず健康診断では、懸念していた症状は出ていなかったとだけ。


そして、とうとう当日。
前日夜勤でしたのでやや起床に苦労するものの、外来検診は午前中のみなので行ってきました。
ツーリングと同じで前日に必要な物は用意。
病院の設備等もウェブでチェックしており、初めて訪れる病院でしたが特に問題なく進みました。
大繁盛の整形外科と内科、自分は泌尿器科だったのですが、こちらは閑散としておりました。
事前問診票にかなり詳しく書き、資料(健康診断の紙とお薬手帳)と共に提出して待ちましたが、待ち時間は相当短かったです。

先生は普通…の方という印象で、黙々と進めるタイプ。
問診のあとに男としてかなり屈辱的な検診をされましたが、こればかりは致し方ありません。

結果、ガンではないという診断結果となりました。

安堵の息を吐いたのは言うまでもありません。これを書けるのもこの結果のお陰であります。
しかし異常自体は認められたため、投薬による治療を行うこととなりました。
この治療で改善されなければ、さらに別の箇所の診断を行うというのが今後の方針ということになっております。


大変長くなりました。
今年もバイクシーズンを迎えられそうです。
滞っていた作業も、購入を考えていた物も、やろうとしていた事もできそうです。

今年がどうか、自分にとっても皆様にとっても良い年となりますように。
異常があったら人間は病院へ、バイクはショップへ行きましょう。

2 件のコメント:

  1. 大変でしたね。
    治療は続くわけですね、どうぞ、お大事にしてください。
    私も昨年は、いろいろ変調をきたして、病院通いの多い一年でした。
    今年はさらに健康に留意しようと思います。
    今年がよい年でありますように。

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    1. ありがとうございます。
      樹生さんもどうかお大事に。
      仕事が大変に忙しいとは思いますが、やはり健康あってのものです。
      自分も今後は十分に留意したいと思います。

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