2020年6月19日金曜日

CB1100タイヤ交換一発目 フロントタイヤ組付け

履いていたタイヤ ダンロップ ロードスマート3
組み付けるタイヤ ミシュラン パイロットロード3


自分の場合は8割がた事前準備で成功するかどうかというのがタイヤ交換なので、TWの時を思い出しながら準備をする。
前回のCBのタイヤ交換の記憶はもうないので…



まずは場所。
タイヤ交換にはタイヤの回りを動き回るだけのスペースが必要。
交換台とかあれば話は別だけど、少なくとも自分には必要だ。

そして獲物。



KTCのタイヤレバーは最高かもしれないが自分にはこのデイトナのクランプタイヤレバーが使いやすいので追加しておいた。
クランプタイヤレバーをメイン、アストロの2本セットのタイヤレバーをサブに。
あとはビードダウンキーパーを5個。
これらをタイヤの側に置く。
手の届く範囲にこれらがなければいざという時に困るので。



アクスルボルトを緩めておきジャッキアップしてフロントを上げてシャフトを引っこ抜く。


アクスルシャフトはグリスが丁寧に塗られていて何の抵抗もなく抜けた。
タイヤは片側のキャリパーを外すとホイールが引っかかることなく外せる。

ベアリングを確認して問題なし。
片側のビートは楽々だったのにもう片側が全然落ちないという事態になるものの、最終的に落とすことに成功。
ビートブレイカーの下にクッションを引いていたのだけどそれがギロチンの高さに影響していたのが落ちない原因だった。
もうちょい深くギロチンしたいなら下に何も引いてはいけない。


井桁にセットしてビードワックスを塗りたくりスタンボイ完了。




からのあっさりと外す所までいく。
ここで難しいのはホイールからタイヤを引き剥がす部分だけど、タイヤによっては簡単に剥がせる物もある。
トレイルウイングはなかなか剥がれずロースマ3は楽々だった。
ちょっとレバーで煽ってあとは手で行けるってぐらい。


ニッパーでバルブをチョンパして



完全に分離していたブルーマジックでホイールの内側を磨いた。
チューブレスタイヤはリムの内側に問題があるとタイヤが密着せずにエア漏れの原因になるので必ず磨いておく。
磨いたら新しいバルブにビードワックスを塗りたくってインサートツールを使ってぶち込めばいいんだけどツールの使い方を毎回忘れている。


これで少なくともリアタイヤの時は正しい使い方が出来るだろう。

タイヤにビードワックスを塗りたくりタイヤとホイールの回転方向を入念に確認してはめ込む。
パイロットロード3は片面にしか回転方向の矢印がないので不親切。
もっといっぱい間違いようがないくらい刻み込めばいいのに。

タイヤにホイールを乗せてギュッと押し込むと簡単に片面が入った。
これは大体いつもこんな感じだったと思う。
ここでCB1100は苦戦しない。

もう片面をタイヤレバーではめ込んでいくわけだけど、前回のパイロットロードの組付けは簡単だったので今回も楽勝だと思っていたらとても苦戦した。
半分から先がまるではまらないやつ。
ロースマ3と一緒じゃないかってやつだ。
そうなるとバイク屋に持ち込むしかないわけだけど、今回は前回成功しているから可能だろうということで頑張ってみた。


ビードが上がらないように付けているはずのビードダウンキーパーが弾け飛ぶ。
タイヤレバーでビードを持ち上げたら対面のホイールが浮き上がる。
じゃあ踏むしか無いよね…というわけでビードダウンキーパーを2個セットして踏む。
踏んだ反対側のホイールも浮き上がらないように足で抑え込む。
タイヤレバーで持ち上げたビードがホイールにはまらないので手で押し込む。
するとちょっとずつはまりだしたので狭い間隔で半分から先に進んでいくものの、絶望的な壁という部分に直面する。
それは人間がひねり出せるパワーの限界を超えた部分。
持ち上げようとするとビードがメリメリ言ってしまうような部分。
多分ロースマ3なら無理な部分で諦めてしまうけどパイロットロードならイケる。
いや、イケるのか?
前回こんなに苦戦しなかったのにどうなってると疑問に思うも、時すでにお寿司。
すごい体勢でタイヤの上にまたがってるのだ。
降りたら色々弾け飛ぶので追加したタイヤレバーを2本ぶち込んでビードを持ち上げると最後の壁がホイールに入り込んでいく。
いやー、タイヤレバー買っておいてよかった。

開始から3時間くらいではまり込んだのが上の画像。
タイヤは入ったけど問題がないかどうかはお楽しみ。

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