2020年7月11日土曜日

2020年7月10日のツーリング 洞爺湖から支笏湖へ

ガレージに置いてあると思っていたメッシュジャケットが無かったのでいつものレギュラージャケットで走り出した事を後悔した。
激しく後悔した。
最高気温は25度くらいだったはずだし今回は熱対策で厚手のライディングデニムを履いているので大丈夫だろうと考えた事を激しく後悔したのだ。

2020年7月10日 黒松内 14時の気温 29.4度

蘭越はこれより少し涼しかった。
涼しいと言っても暑いんだけど。
今日涼しかったのはニセコパノラマラインと支笏湖の南岸と朝里峠だけだった。

でも暑いのは好きなのでその事に後悔はない。
メッシュジャケットを着なかった事を後悔しただけ。






今日のツーリングも洞爺湖へ向かう。
それも前回とほぼ同じルートで。




赤井川村の冷水峠から今日も開始される。
R393で倶知安へ向かう途中、今日はいつもの農道じゃなくて一本北側の『北4線』から羊蹄山を撮ってみた。
iPhoneでもSO-02Hでも羊蹄山は夏霞み仕様になっていた。
後ろは可憐なジャガイモの花。
この時期は緑が濃く咲いている花は草も木も少ない。
今年は如何わしい香りの栗の花と、とても良い香りのシナノキが同時に咲いてしまい絶望的な状況になっている。
シナノキを接写したいと思って香りを頼りに探しても、漂ってくるのは栗の花のニオイばかりという次第。


弁当(レーション)を持参しているので倶知安のセコマには寄らずにパノラマラインへと上がっていく。
ライディングフォームの改善に努めているけどかなり難しい。
短距離・短時間なら問題はないけどツーリングで使うには向いていないらしい。

    ニセコパノラマライン 神仙沼覆道 11時46分

道が伸びていて止まると何の音もしない。
ちょっと目を閉じて、ただ時間が過ぎるのを楽しむという贅沢に浸る。
前も後ろもガラ空きだったので良かった。
じっくりと走り、オートバイに対する力の入力箇所を確認する事が出来たから。



r207→r32→r914の途中から、今日は新山梨方面の道を走る。

    新山梨神社 12時48分

その途中にある新山梨神社。
相当急な階段の先にある。
裏手の建物は何かわからない。
豊浦町の新山梨自体がまずよくわからないので、これ以上はやめておこう。

道は悪くないのにあまり走らないのは単純にr914を進んだ方がコーナーの数が多いから。
今日は暑さでやられていたのでこの道を走ってr914の一部とr702の一部をカットしたのだ。
このため帰ってきて走行距離が少ないと気が付いた。




豊浦のセコマで強制冷却してr97へ。
中央分離帯コーナーの手前でトレーラーがスーパー鈍行で悶絶。
今日は工事もなかったのでレークヒルファーム横から洞爺湖へと降りていく。

その途中、今日は月浦から湖畔の道へ降りる。
ただの思い付きで道は変更されるけど、そういうちょっとした違いが大事な発見に繋がる時もある。


    月浦森林自然公園


駐車場に入って看板を確認しなければきっと気付かなかった。
橋の先に散策路があるとは思わなかっただろう。
でも今日は歩いていない。
何しろ暑さでヤラれていたので。
メットのシールドを全開で走ってなければ熱中症で死にそうというほどで、やばくなったら飲む用の水を持ち歩かなきゃならないほどヤバかった。
洞爺湖に秋が訪れたらまた来ようと思う。


そしてまた来てしまったのが森林公園の上の方にある場所。


前回刈られていた草はロールにされていた。
来る度に景色が変わって面白い。

毎日来てもそこに同じ景色は無い。
今年見た景色は来年見る景色とは違うのだ。

それに、まだ見ていない景色もある。


    とうや水の駅裏手 波遊 大ポプラ


普段人でごった返しているので寄らない北岸のとうや水の駅。
今日も車は多かったけどそこまで人はいなかった。
日陰で日差しを楽しむ。
日向でやると日射病でお迎えがくるので日陰でやる。
ポプラの側は虫が飛び交っていたけど、この時期は発進前に虫除けスプレーを使っているので自分の側にはやってこない。
コロナウイルスが世界的大流行(←パンデミックの変換で出る)してナンシーの類も寄ってこなくなって一人を楽しみやすくなった。




洞爺湖を周遊し北湯沢を越えて大滝のきのこ王国へ。
今日はまだ体力を残している。
矢吹みたいになっていない。
同じ様な時間に到着し、違う道を走る。
今日はここから支笏湖へ。







    支笏湖 ポロピナイ 16時45分~52分


自分は『空気と時間が微速前進』している様を『緩い』と表しているらしい。
はっきりした基準があるわけじゃないが、今日のポロピナイはまさに緩かった。
支笏湖は青色染色光線全開。
湖畔にいる人間から動くという意思を根こそぎ奪い取るかのような風景だった。


やや波があった洞爺湖と違い支笏湖は凪いでいた。
南岸は涼しかったのに北岸は暑い。
空に広がりだした雲が形を変えないまま浮かんでいる。

周りの景色まで青色になるのは洞爺湖にはない魅力だと思う。



札幌までの支笏湖線は鈍行+若葉+車線逸脱という絶望的な車の後塵を拝する事となった。。。

375キロ走行で今日はおしまい。


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