2020年7月4日土曜日

7月3日のツーリング タイヤテスト ライディングフォーム修正 その1

梅雨明けの北海道。
過去最低か観測史上最低の日照時間を記録してしまった6月と
前日の夜まで続いた雨に終止符が打たれ
夏が訪れた。


今日はいつもより少し早い時間に出発できた。

久しぶりに前後同時交換したタイヤのテストと、前回の走行の時に掴んだライディングのコツをテストするために走り出す。
ルートはいつも通り洞爺湖へ…
テストなら走り慣れた道が一番イイ。
今日は日も長いので支笏湖まで足を伸ばそうと考えていた。



タイヤは前後ロースマ3の組み合わせからフロントをミシュランのパイロットロード3に、リアはロードスマート3の組み合わせへ。
リアタイヤはどれを履いてもあまり違いを感じられない鈍感な尻の持ち主だけど、フロントタイヤはさすがに違いを感じられる。
パイロットロード3はロースマ3に比べて明らかに柔らかい。
ゴツゴツしていた感触が少なくなる。
フロントブレーキをかけて荷重を掛けると変形が大きくなりブレーキが効くようになったと錯覚する。
フロントの接地感も増えるので旋回時の安心感が増加して良く曲がれると錯覚する。

正確なデータが無く自分の感覚だけの話なので錯覚すると書いているけど、タイヤを手組した時にロースマ3はギブアップしパイロットロード3はイケたのであながち間違いではないと思っている。

パイロットロード3✕ロースマの組み合わせはこれで3回目で、約2万キロほど走行してみてレイン性能は非の打ち所はなく、異なる銘柄のタイヤを装着するデメリットは今の所見当たらない。

ライダーの乗り方や体重、荷重の掛け方や操作方法で異なった印象になるので人に勧めたりはしないけど、体重が軽くフロントブレーキをコーナーリングの最中に使わない自分には向いている。
理由は上記の錯覚できるから。




知っている道の知らない時間帯を走る。
赤井川からR393で倶知安へ。
左右のハンドルグリップの握りとステップの足の位置を何通りも試しながら走ってみる。
倶知安からr604を走りニセコパノラマラインへ。




上の3枚の写真はツーリングに持っていく前に引退となったSO-02H・XperiaZ5Compactで撮ったものなんだけど予想よりも良く撮れていて驚きを禁じえない。
iNSPiC RECでは撮影時に位置情報を残せないので使い勝手がイマイチで、ならSO-02Hを初期化してカメラ特化状態にして持ち出してみようじゃないかと思ってやってみたのがうまくいった感じ。
iPhoneで撮ればイイじゃないかとならないのは、SO-02HもiNSPiC RECも起動からシャッターまで物理ボタンだけで可能という点。
他にもコンパクトスマホなので携行するのに便利とか、5千円の中古なので仮に落としても泣かないとかっていう理由もある。
買った当初はレンズが濁っていて使い物にならなかったけど、プラ用の研磨剤で磨いたら問題なく使用できるようになった。

さすがソニー製の部品を使ってるだけの事はある…

重ねて書くが驚きを禁じえない。
ちなみにiPhoneで撮ったのはこれ。


Googleフォトに入れちゃえばどれも同じだって?
そうかもしれない。
ただ、鮮明に写らなくてもイイっていうのがちょっとわかった気がした。
記録用にしか撮らないのでツッコんで書かないけれど。





ニセコパノラマラインを蘭越町側に入ると急激に暑くなる。
蘭越町は暑いことで有名。
隣のニセコ町は涼しくて有名だというのに。

気温が高くなると冷却の間に合わなくなったCB1100のエンジンはとても熱くなる。
真夏の走行後にガレージに放り込むと我慢大会が開催できるほどに熱くなる。
空冷と言いながら冷却システム的には油冷に近く、最近オイルストーブってあだ名を付けられるほどに熱い。

熱い走行風が足に当たり、足の間に発熱するエンジンがあるので下半身で血液が温められてメッシュジャケットを着ていても熱中症になる。
ただでさえ太ももの筋力を全開にしてステップに荷重を掛けているので、Z-6よりも冷却効果の高いZ-7をかぶっていても頭がボーッとしてくる。
スピードを上げると走行風は増すけどエンジンの発熱量も増えるので結局は変わらない。
茹でられているのか炙られているのかわからないが、r32から914、702と道道を繋いで豊浦まで出たら暑くてやってられなくなっていた。


どこでライディングのコツを掴んだか忘れてしまったが、昼を回ったところでメモが残されていたのでその時にはコツを掴んでいたらしい。
ハンドルグリップはカニさんグリップ。
右足のステップは外側を踏みくるぶしをガードに当てない。

かわいそうに熱でおかしくなっていたんだとかは無用の心配で、これで自分には理解できるので大丈夫だ。

写真を…と思ったのだけど自分用に撮影したものなのでアップはちょっと問題がある。
SSバイクのハンドルはセパハンで、握ると腕が漢字の『八』のようになるのはわかるだろうか。
グリップを握らずに手を開いて指をレバーにかけるように広げ、ハンドルを保持している様が蟹のようだった、、、というだけ。
ハンドルバーエンドが手のひらの真ん中あたりにくるぐらいに持ち、肘をたたみ、肘を上げる。
コーナーの時は外側の肘が開くのでハンドルに対して力の入力が行われているけど、その力の入力が旋回力を阻害していない原因がまだわからない。
ヒールホールドやかかとホールドをしない方の理由は上半身の動きを阻害してしまうから。
今の自分は上半身の動きを何らかの方法で下半身に伝えて車体を旋回させている状態で、感覚的には以前と違っていない。
ただ、以前よりも理解できる力の入力が増えて、どんな作用でこういう結果になっているのか理解出来ていない。
乗れてるけどその理由が、荷重の移動は行われて車体に伝わっているけどどうやって伝達されているのかわからないという状態。

運転の仕方は教えてくれるけど車がなぜ動くのかは教えてくれない教習場と一緒にしてもいいものか。
音は聞こえるけどなぜ聞こえるのかほとんどの人が正確には理解していないのと同じとするべきか。

長くなってきたのでその2へ続く。
まだタイヤ交換のことも書いてないのに。。。

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