2020年7月9日木曜日

TW225のブレーキタッチ改善

二輪噺で何度も紹介されていて読む度にやろうと思いそして先送りされ続けていたヤツ。


セローの従姉妹車にあたるTW225もセローと同じ構造のブレーキになっている。
元はフロントもドラムブレーキだったTWだけど、ブレーキの遊び調整が出来ない人々が大量に乗るようになり排気量もアップしたのでディスクブレーキにしてしまおうと画策。
ドラムと違ってディスクならパッドが減ってもフルードが自動的に何とかしてくれるのでブレーキレバーを握れば止まると思っている人には都合が良かった。
原付きと違ってドラムのシューが恐るべき勢いで減るので、TWのドラムブレーキは割りと頻繁に遊び調整をしなければブレーキの効きが悪かった。
ディスクにしたら問題は解決すると思った人達も、今度はブレーキピストンの固着でブレーキが効かないって言われるとは思わなかったんだろう。
ノーメンテで1年で固着するピストン。
車検のないバイクでレバーを握れば止まると思ってる人々を安全に停止させる事はなかなか難しい。
ドラムのTWもディスクのTWも乗ったけど、どっちもまともに整備していれば簡単にロックさせれるほどの制動力を有していた。
でもドラムでニケツした時は確かに止まるのはしんどかったと思う。




何て事はない。
ご覧の通りボルトの上下を入れ替えただけ。
自分のTWはブッシュガードがレバーボルトと共締めなので作業は少しだけ面倒。
ナットを回す時にボルトも回ってしまう件はネジザウルスで挟んで解決した。


それよりも問題はブレーキレバーのボルトを通す穴が偏芯してたって事。
円が楕円になっていた。
クラッチと違って力一杯握ることはまず無いのでそこまで問題にはならないけど、もうちょい酷くなったら交換しようと思う。

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