雲は広がりながらも暑い一日だった。
今日はどうだろうか?
オートバイに乗らない日常がライディングの問題を解決してくれる
時間経過で自然解凍みたいな展開を期待したけど
走り出してすぐにわかった
前回から変わっていないと。
さてどうしたものか、、、
やや途方に暮れていた。
オートバイの方から何か解決策が提示されるわけでもなく
前回までに思い付くセルフチェックは行われている。
r753とr36が交わるT字路を過ぎてから
静かにオートバイとの対話モードに入っていく。
色々他の事も試してみたけど自分はやはり内足荷重のリーンイン。
これは間違いない。
すでに乗れている状態は知っているので現状と比較すれば違いがわかるはずだ。
そしてわからないので迷走しているという次第。
どこからどうやって手を付ければいいかもわからなかったので
最初からやり直してみる事にした。
ステップに荷重を掛けて
ケツを後ろに引いて
上半身を伏せる
グリップは外側を握らずに手を開き
肘は腕が八の字になるような感じ
曲がる方向に鼻を向ける
ケツを後ろに引いて
上半身を伏せる
グリップは外側を握らずに手を開き
肘は腕が八の字になるような感じ
曲がる方向に鼻を向ける
ん
鼻を向けるでイケると思ってたけど
そうじゃなかった。
教官殿の怒声が脳内にド派手に再生される。
曲がる方を見ろ!!!!!!!!!
漢字にすると『見る』よりも『視る』の方が近い。
動作として行なってるのが道路上にこれから走る線を描いているというもの。
ただ前を見てるだけじゃなくて明確なイメージで路面に線を引いていく。
それだけ
ただそれだけを追加してあとは身体にまかせた。
身体の動かし方に違いはないはずなのに
驚くほどオートバイを思うがままに操る事が出来る。
これだ
この人車一体感
道路上を滑らかに走っていく
冷水峠を登る手前で気付いてヨカッタ。
コーナーリングだけじゃない
加減速からアクセルワークまで、バラバラに使われていた技術の全てが
正しいカタチに使われていく。
まさかおっさんと呼ばれる年齢に達して峠を何度も往復するとは思わなかった。
誰も来なかったので多分6往復くらいはしたと思う。
峠を速く走るのではなく 発進・加速・減速・旋回・再加速・停止 のどれが出来てどれが出来ないかをひたすらに確認するだけ。
短い区間で上記の動作を繰り返せるので峠は都合がヨカッタので往復したってだけの事。
※追記※
鼻を向ければ強制的に曲がる方を見る事になるけど、自分の場合はさらに視線を定めて走行ラインのイメージを道路上に投射しないと思うがままに走れないと判明。
上記で身体の動かし方に違いは無いと書いたけど、顎の角度が若干違う気がする。
グリップの握り位置が数ミリから数十ミリ変わるだけで縦横無尽感覚は簡単に失われるので、顎の角度が数度違うだけで受ける影響もきっとあるだろう。
理解出来たのは自分のライディングはバラバラな物を微妙なバランスで組み上げてる代物で、どこかがちょっと欠けると全てがうまく行かなくなる便利悪い物だって言うこと。
もちろん楽しい。
オートバイが思うがままに動くのですごく楽しい。
脳内で快楽物質がドパドパに放出されているので溶けそう。
夏の緩い気温だったので超溶けそうだった。
CB1100のエンジンに熱が回りきって冷却が間に合わなくなる
エンジン熱で足が炙られてホットになった血液が全身を駆け巡り冷却が間に合わなくなる。
迷走ロールから冷水ロール。
アイスを求めてセコマにダッシュする途中
海の向こうに落ちていく太陽を見る。
これは間に合いそう!
アイスではなくアイスコーヒーを買って忍路漁港へ。
今日の夕日ショータイムでもと思っていたけど、、、、
忍路漁港 18時57分
水平線に雲がorz
あとは連休という事で人も多かったのでオートバイの側を離れず後にした。
夕日は見れなかったけど今日が満ち足りていたので十分だった。
好事魔多し
自分のラックの値は極めてよろしくない事を知っているので帰りは気を付けた。
反対車線を走るホワイトとシルバーのヤツとか
IC付近ではいつも期待しているのにお目にかからないヤツとか。
無事に帰ってきてコレを書いている。
明日も晴れろ 明日も晴れろ 明日も晴れろ。。。。。
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