2020年7月6日月曜日

CB1100タイヤ交換五発目 リアタイヤ組付け

ショップから引き上げたタイヤはまずは空気圧をちょい高めにして放置する。
リムとビードのひっつきの問題もあるけど、どこかから空気が漏れてないか確認するためだ。

今回はどこも漏れていない。



指定空気圧まで落として付いていたバランスウェイトをチョンパして
リアタイヤはスプロケも付けてバランスを取る。
前回より手慣れているのでそこそこの時間でバランスは取れた。
どうやらフロントよりも元の状態がイイらしい。


元は5グラムで取られていたバランスは10グラムに増加。

バランス調整なんて必要なのか?
100キロ以上出さないなら意味なんてないらしいぞという意見は多いけど、ハンドルの左右の微妙な振動が減った気がする。
これは原因がタイヤ変更に由来するものなのかもしれないので断言はしないけど。
リアタイヤはわからん!


リアタイヤの組付けは結構シビアで、左右にカラーを入れてスイングア-ム→カラー→ホイールベアリング→カラー→スイングアームと抜けてナットを締められる。
タイヤの下に何か引いて嵩上げしたりタイダウンで吊ったり、バランス感覚と下半身の筋力と腰が丈夫ならタイヤの下につま先を入れて足首の動きでタイヤの高さを調整などが出来る。
確か専用工具もあった気がするけど、ともかくアクスルシャフトを一気に貫通させるのは毎度なかなか苦労するって事。
苦労程度ならまだよくて、一度左右のカラーを逆につけてアクスルシャフトを入れて無理矢理叩き込むという所業をやってシャフトをひん曲げた事がある。
書いていて思い出した。
シャフトとカラーとベアリング一式を交換したら直ったものの、できれば思い出したくない思い出だ。

今回はそこまで苦労する事なくシャフトは貫通する。
左右のカラーは絶対に間違えないように『L』と『R』の文字が大量にマッキーで書かれている。

苦労したのはチェーン調整で、左右の引っ張りの長さがアクスルナットを締めたら微妙に異なってしまった。
チェーンアジャスターの目盛りなんて最初から一ミリも信じていないので、アジャスターとスイングアームにノギスを当てて計測していく。

チェーンが真っ直ぐかどうかを物理的に見れる工具は持っているので、そいつとにらめっこをしながらナットを締めてOK。
2回目で成功して取り付け完了。


各部を規定トルクで締めて完成。
事後になるけどツーリングで使って問題はなかったので今回は無事に交換完了となった。

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