2016年10月14日金曜日

10月13日のツーリング 道道608号を探索

こちらで紹介された道道608号(北海道道608号大岸礼文停車場線・以下r608)が、非常に魅力的に思えましたので、TWで探索に赴いた次第です。




早起きに成功したならばr66経由のルート。
失敗したならばR5で一気に南下するルートを考えておき、結果、早起きに成功したのでr66・ニセコパノラマラインを経由するルートを走りました。


気温は、出発時は多少暖かいと感じたのですが、それも赤井川まで。

赤井川村冷水峠 10時23分

R393を走っていると相当に寒かったです。
また、上の写真のように羊蹄山周辺は雲が多く、倶知安のセコマに到着して昼食を食べていると、ポツポツと小雨が降り出す始末でした。

倶知安のセコマより 11時23分

羊蹄山はすでに冠雪しており、雪が雨になって落ちてきているのだと思いました。
雨具は用意していましたが、帰路で降られるならばともかく、行きで降られるのは勘弁していただきたかったので、早々に昼食を食べて出発しました。


r604をまずまずのペースで走り、コーナーの一箇所で工事車両が出入していて、砂と砂利を撒き散らしていて危ないことを確認。


ニセコパノラマラインはすでにスリップ注意の標識が出ておりました。

ニセコパノラマライン入口 11時54分


ニセコ連峰がまだ冠雪していなかったのは確認ずみでしたので、安心して突入します。
気温も10℃は超えていました。



素晴らしい紅葉を期待しながらr66を駆け上っていたのですが、少し残念な結果となりました。
写真の入口付近でわかるように、麓はまだ紅葉には早く、中腹は見頃でしたが駐車する場所がなく、神仙沼のあたりではすでに終了しているという状況でした。


寒さに震えながらニセコを後にして、やや暖かくなった蘭越で安堵し、r32の途中からまた寒くなり、とうとう雨具の上だけ着ることになりました。
動きづらく物の出し入れが困難になるので着たくなかったのですが、寒さで動きが鈍くなる方がよほど問題があります。
完全防風と化したのでまったく寒さを感じず、懐に入れたカイロの熱もあって調子がよくなりました。




目的のr608は、r32をひたすら南下(砂利道区間を走る)すると、その入口があるのですが、給油と休憩の場所があるのかどうかがわからなかったので、いつものようにr914→r702と繋いで豊浦に入り、セコマとホクレンセルフを利用して、R37を西進して目的の入口に到着。

r608 14時10分

後ろの通行止の看板が気になりました…
これは、通行止になる事が多いので常時置いているのか、それとも最近通行止になり、片付けがまだだったのか、と。

石などない! といった感じの入口を過ぎ、大岸の市街地(と言っていいのか微妙)を走る。

大岸の第一キャンプ場を確認できたのはよかった。
すでにシーズンは終わっていて、無料で使いたい放題だが、止めておいたほうが無難そうな状況だというのが理解できた。

そして市街地を抜けて進んだ先に、この看板が出現。

r608 14時19分

あと数日来るのが遅かった場合涙を飲んでいた事になっていたようだ。
自信の幸運を喜ぶことなど稀だったので、これは素直に良かったと思った。


すでに壮絶な工事が始まっている箇所を通り、目的の地点で何とか駐車して撮影を敢行。

r608狭隘部分入口 14時21分

1.4トン以上の車両は通行を禁止、という看板が出ているにも関わらず、目の前からタンクローリーとトラックが走ってくるではないか。
どうみても貴様らの運転する車両は2トン以上と思われたが、脇に寄って道を譲るのが最善だ。

対向車が小さなバイクだからよかったものの、自動車であった場合どうなっていたのかわからない。

工事のためか意外に交通量が多く、狭隘部分の途中での撮影は諦めた。



礼文華の駅前でr608はr609となり、その先はR37へと合流する。
礼文華はいかにも漁港といった感じ、大岸のくたびれた集落との差はいったい何だろうと思った。
そして自分がやはり海が好きではないという事を、山の写真を撮りながら感じた。

r609 14時26分

予想外に良かったのが黒松内方面だった。
R37からr266に入り、そこからさらにr344に入ったのだが、山はなかなかの紅葉の見頃。
このあたりは林業も盛んなので、いきなり松が大量に植えられていて気分を削がれるが、それでも割りと楽しむことは可能だ。

道路も良かった。
黒松内新道のお陰でまったく不要になった感があるr344、まだ未探索のr266。
どちらも機会があれば走破したいところだが、今年の予定はすでに埋まっており来年へと持ち越しになる。



黒松内からはひたすらR5を走って帰ってきた。
車の流れが適当で走るのがまったく苦痛に感じられなかった。
開けた場所では取締に注意したが、全て杞憂に終わった。



豊浦まで出て快晴続きだった天気も、羊蹄山によって集められた雲により終わろうとする。

R5より羊蹄山 15時42分

麓近くになると、キノコの傘状の雲が山頂部分を覆っていると気付いた。
山の上に雲の山があるようだった。
写真がないのは、その雲が雨を降らせそうなためだ。

倶知安町内のコンビニで休憩を、と考えていたが、上記のために取りやめて急ぎ赤井川を目指す。
道路の路肩が濡れているのも気になった。
乾燥しているのに乾いていないのは直近で雨だったからだろう。


R393でも所々路肩が濡れていたが、降られずに赤井川の道の駅に到着。

赤井川道の駅 16時38分

そして休憩を取っている最中にポツポツと降り出すのだからたまらない。

飲んでいたホットコーヒーを急ぎ飲み干し、道の駅の裏手から町道・富田線を走り帰り着いたのでした。

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