2016年10月4日火曜日

9月30日のツーリング その2

支笏湖から先のルートが問題だった。
来た道を戻るという選択肢は、ない。
ツーリングであるならば回るべきと決めつけている。
何度痛い目に遭ってもそれは変わらない。


予定ではr141を走り、R36かr781で苫小牧を抜けてr86を走るつもりだった。
しかしすでに時刻は14時。
日没は17時30分ころなので、どう計算しても日没までに自宅に帰れそうもない。
だが、走ることにした。


r141はR453側から入ると、樽前山の登山道まで狭隘な区間となっている。
その部分は丁寧に走る。
この道を知らないで入り込んだヘロヘロ運転の車や、知っていて入り込んだ大型ダンプが突っ込んでくるためだ。

直角コーナーの先、苫小牧西インターまでは下りの快速路が続く。
それほどタイトなコーナーはない。
アクセルをジワリと開ける。


予測と現実にはギャップが出る。
加減速、コーナーリング。
もしそれらが予測通り、想像通りであればとても楽しい事だろう。

それが今日起こった。
自分のイメージと寸分違わず下りのコーナーを走り抜けていく。
直線では常に安定し、減速は絶妙で、加速は次のコーナーまで必要な分だけ行う。
コーナーで車体は思い描いた通りの弧を描く。

ガバッと加速してガツンと減速してスパッと曲がるのではなく、サーッと流れ続けるような走り方だった。

これで完全に燃え尽きてしまった。
今日はもう満足という気分で一杯になり、r86を走るどころか、今すぐにツーリングを終えてもいいような気分だった。

しかし現在地は苫小牧。
R36を走りr45を経由してR337で帰るという選択をするが…r45を見逃してそのままR36を走り続けることとなる。
途中千歳のエプソン工場前でうきうき待機中のレーダーパンダを捕捉。




レーダーパンダうきうき待機場所

しっかり押さえていきましょう。
時間帯的に渋滞しており、成果は今ひとつだった模様。


車は多かったが流れはそう悪くなかったものの、札幌が近くなると信号の多さから詰まり始める。
美しが丘でR36を走り続けることを断念し、r1138から札幌南インターへ、高速道路を使用した。


ジャンクションを過ぎると西に向かって走ることになるが、見事な夕焼けを見ることが出来た。
車なら撮影も可能だったろうが、バイクであれば網膜に焼き付けるより他なし。

毎度おなじみの新川出口の大渋滞。
本日は50台以上はいただろうか。

嗚呼、渋滞を尻目に駆け抜けることの何と素晴らしいことか!

高速機動隊所属の覆面パンダが待機していることを期待して、金山PAに滑り込んでみたが見事空振り。

金山PA 17時52分

今はどこのPAでも二輪用スペースが充実していてありがたい。
撮り忘れたが、金山PAには今でも食品の自販機が設置されていた。
自分は滅多に高速道路を使わないので、撤去されるまでに使用できるかは微妙なところだ。


出発時刻は失敗だったが、その中身は非常に充実していたツーリングだった。

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