2018年3月25日日曜日

3月25日 試走ツーリング その1

目覚ましが鳴り響く前に起き上がることに成功。
それでも起き上がるまで20分近く必要とした。

いつもより時間がかかるのは覚悟していたが、新しい装備に手間取ってしまう。
それでも定刻に出発。
シーズンは開始された…とは言い難い。
それはもう少しあとに言うことにしている。
beginning! そう叫ぶのはもうちょいあとで。



ルートの選択が難しかった。
支笏湖は無理だ。
まだ凍っているという話だったのでやめておいた。
南区のアストロで買い物をして支笏湖へ、というルートにしたかったがそれは無理。
基本的に峠はまだどこもかしこも凍っているので、交通量が多くて日当たりが良くて雪の降らない方へ走るのがいい。
胆振地方とか。

しかし洞爺湖へ行くには峠を越える必要がある。
札幌からR36をひたすらに走り続けるという選択もあるが、それはご遠慮願いたい。

問題は倶知安までどうやって行くか。
R5かR393か。
どちらも同程度のヤバさを感じる。
ならば通った回数の多い方を走ろう。
今日はR393で逝こう。


その前に予定が一つ。
この春から開通したR5の忍路トンネルの調査。
桃内から忍路まで、とうとう開通した新しいトンネル。
3月17日より開通とのこと。

忍路トンネル 桃内側入口

全長は約1.7キロで結構な距離がある。
今流行りの作りで中身は新送毛トンネルなどと一緒。
投光はLEDだと思われるが、種類の違うものが出入口に、中程は同一のものが配されている。
基本的にカーブで構成されていて忍路側は勾配が結構きつい。
このため小樽から余市に向かう際は勾配部分で減速する車両による渋滞が予想される。
入り組んだ構造と勾配のためトンネル内に換気扇が2基配されていた。
箇所は忍路側、今日は2基とも動いていなかった。
交通量は多いので基本的に動くことはなさそうだが、トンネル内で渋滞が発生した場合などは動くだろう。

海岸線を走行して落ちる夕日を眺めることはもう二度と無い。


旧R5

旧国道は封鎖されるとの話だったので、他の海岸線の旧国道同様廃道化されるだろう。
忍路地区へのアクセスも変更されているので訪れる諸兄は注意されたし。



余市からr753からr36へ。
道路脇にはもちろん雪。
赤井川に近づくほど雪は増えていく。

冷水峠への道は除雪が入っていた。
展望台までいけるか?
行けるところまで行ってみて、ダメだったら即座に引き返す、そのつもりで走ってみると…

冷水峠 絶賛路面凍結 10時10分

途中から路面が全部凍っていた。
日当たりの悪い部分はまだまだとけるまで時間がかかりそうだ。

そろそろと戻って赤井川へ。
道路と屋根の上しか雪が解けていない赤井川。
毎年おなじみの光景だ。
セコマか道の駅か。
トイレが主な用事だったので道の駅へ。

赤井川道の駅 10時30分

日曜日だが車通りは少なく道の駅もそれほど混んではいない。
オートバイは自分しかいなかった。
この時期に走ると声掛け事案が多いのでうんざりしてしまう。
なので人は少ないほどいい。

電光掲示板に踊る国道393号線 路面凍結の文字は一応気にして走り出す。
走り出して路面凍結よりも路面にあいている穴のほうがやっかいな事に気づく。
そこらじゅう穴だらけでとんでもないことになっている。
冬なのに暖かい日があった、それが原因。
しかしこれは多すぎる。今年は多いと聞いていたがびっくりだ。
油断すると穴にハマってパンクすることもあるし、穴を避けるために車線逸脱で走る対向車も恐ろしい。

低い気温(約8度)、乾いた空気、春なのに霞まない澄んだ空。
エンジンがよく回る。
道路に穴さえあいて無ければ最高だった。

倶知安町 羊蹄山 11時3分

R230 羊蹄山 14時10分

倶知安までの走行で車体に異常がない事は理解できた。
タイヤ交換は失敗しておらず、変更したブレーキパッドはよく効いて鳴かない。
新しいタイヤは素晴らしい乗り心地。


TRAILWING 203/204

TWのロード向けタイヤ。
225化されて採用されたブリヂストンのバイアスタイヤで、購入時にはこれが装着されていた。
ライフはおよそ1万キロ。
偏摩耗せずドライ、ウェットのグリップも申し分なくロードノイズも少なくて乗り心地もいい。
ガレている林道とか川を渡ったりしないならこのタイヤで十分だ。
ちょっとした林道の探索で、あとはほとんど舗装路しか走らない人間はこれで十分。
サイド部分もそれほど硬くないので手組で交換も可能。
舗装路向けトレイルタイヤとか意味がわからないが、良いタイヤなのは間違いない。
事実、雪解け水が流れ込みまくっている今日のツーリングで困ったことは一度もなかった。
凍結していたらさすがに無理だと思ったが、凍って無ければ何の問題もない。

ブレーキパッドもそうだ。
水がかかると効かなくなることもないし、面取りもやってパッドグリスも塗ったのに鳴きまくったりしない。
デイトナのハイパーパッドはTW225には問題ないようだ。

車体には問題がなかったが人間には問題が出た。
ジャケットを新調したがこれがダメだった。
丈の長いポケットがいっぱい付いているジャケットを買ったのだけど、いまいち使いにくい。
インナーとオーバーパンツとプロテクターが付いていてお買い得な品だったのだけど使いにくい。
最大の問題は袖。
袖から冷気が入ってくる。
袖の作りがイマイチ。
あとは防水仕様なのに完全防風じゃなくて前面全体から冷気が侵入してくるってこと。
途中あまりにも寒くなったので雨具を羽織ろうとしたら無理だった…
ジャケット自体の作りも今までの物より大きくなっているから。
これじゃ雨が降ったら大変だ。
防水仕様のジャケットはゴアテックス以外信用できないので、このジャケットは残念ながら普段着になりそう。
ジャケットは元の色がガンメタだって言うことがわからないほど変色した、元のジャケットに戻りそう。
だってそのジャケットに雨具のほうが暖かいから。
完全防風で暖かいから。


冷える!ひたひたと冷えるよ!って思いながら倶知安から羊蹄山の東山麓を南下して洞爺湖へ向かった話は次回へ。
ルートロガーのアプリを起動し忘れてやっちまったと思ったのも次回へ。

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