2018年3月16日金曜日

TW225の修理計画 その29

失敗した。
疑問の余地が無いほど失敗した。
TW225のリアショック交換。
失敗したと言うより出来ませんでしたが正解。

理由は2つ。
一つはリア周りのリフト方法。
リアサスを外すには車体を吊ってスイングアームをフリー状態にする必要がある。
別に吊らなくてもいいが、ともかくスイングアームを自由に。
その方法が自分にはない。
自分のガレージ内にある物ではリフトアップ不能。

この時点でどうしようもない。
ちょっとどこまで出来るか作業を進めるべきではなかった。
ロアマウントのシャフトを抜いてしまったのがダメだった。
ああ、シャフトの代わりにぶっ刺したストレートのロング貫通ドライバーは見事にへし曲がった。
そりゃあ軽いと言っても100キロ以上あるバイクだ。
その重量をドライバー程度の金属棒で何とかなるほうがおかしい。
クロムバナジウムでも無理な相談だ。

スイングアームとリアショックに空いている穴にシャフトを元通り通さねばならない。
が、それをするには車体を持ち上げなければならない。
人力で。
自分ののみが発揮できるパワーで。
右肩にリアフレームを乗せて渾身の力で立ち上がりながら、左手でシャフトをどうにか貫通させる。
右肩に食い込む重量。バイク1台分の重量。
重い、というか痛い。
失敗1、失敗2…だんだん持ち上げていられる時間が短くなってきている。
持久力も耐久力も限界に近い。
左肩は回旋腱板が断裂しているので、できればこの先の人生を有意義にするためにも右肩は正常でありたい。

渾身のパワーを捻り出してトライ!

貫通うううううううううううう…と同時にへたりこんだ。
とりあえずへし曲がったドライバーを放り投げて、I hate you…Oh shit!と言ってみた。
これはバイク屋に頼むべき整備だった。
リフトは買えるけど置く場所がないよ。
月曜日にバイク屋に行った時に相談しよう。


もう一つはもっと単純な理由。

どいてくれ…

メインハーネスどうにかしないとアッパーマウントのシャフトが抜けんのです。
ちなみにマニュアルにはリアタイヤ外してシート外してボルト外してシャフトが抜けるって書いてるけど、もちろん現実はそうじゃない。
現実はそんな単純じゃないって話。

これで今日の3時間を見事に使い切った。
右肩はすごい内出血だ!
明日は筋肉痛であちこち痛いだろうなぁ…

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