2016年8月21日日曜日

自分のライディングについて その1 『ケツポジ』

ライディングスキル、ライディングポジション、その他ライディング中にやっている事などをアレコレと書いていこうと思います。
なお、参考にはならないと思いますのでどうかご容赦を。



数年前にバイクを思うように運転することが出来なくなったのがきっかけで、それまで意識することも考えることもなかったバイクの運転を見直すようになりました。

思うように運転することが出来ない。
これは普通に直線道路を走っていても乗りづらく、まったく何でもないコーナーでも曲がれないというものでした。

教習所ではニーグリップをしっかりして、前を見ていればバイクは真っ直ぐ走るし勝手に曲がってくれる、、、と教えられました。
※かなり端折っています

しかしこれらを意識して実行してもまるで改善することはなく、そのうちバイクに乗るのがちょっと苦痛になることがありました。
今まで思うがままに道路を走れた素晴らしい乗り物が、そうではなくなってしまったのです。
あまり執着しない事であればそのままやめてしまえばいいかもしれませんが、バイクに関することであればそういうわけにはいきません。

何がダメなのか、原因は何なのか、車体に問題があるのか、乗り手がダメなのか、いつからこうなったのか、変えたり追加したり減らしたりしたものはないか…
そのうちに決定的な物証が出ました。

團長日誌2014年5月29日より

今見てもひどいので見なかったことにして闇に葬りたい次第…。

不調の原因はケツポジでした。
ライディングフォームやライディングポジションと言うとちょっと違ってくるので、ここではケツの位置、ケツポジとさせて頂きます。

記事中の写真をよく見ると、シートの前の方に座ってしまい首は前に突き出て背骨は一直線になってしまっています
こうなると膝の位置もニーグリップに使う部分に当たらず、結果として教本に出る悪い例そのものになってしまったというわけです。

影響は運転だけにとどまらず、シート前方の座面が少ない部分に座っているので少ない走行距離でもケツが痛くなり、背骨が真っ直ぐなのでショックを吸収できず持病を抱えている肩と首に容赦ない痛みが出ることになります。


これらはケツの位置をただ後方に移動するだけで全て解決しました。


それまでの乗りづらさは何だったのかと思うほどの劇的な変化。
バイクは軽く(感じられ)、こちらの入力に対してリニアに反応し、ケツも肩も首も痛くならない。

今日はずいぶん乗れてる(ノれてる)と思う日がライダーならばあるかと思いますが、この事に気が付いてからは毎日が乗れてるという次第となりました。


しかしこのシート前方に座ってしまうというのは癖になってしまい、現在でも改善されないままとなっています。
ですので自分はライディング中、頻繁にケツをシート後方に移動させるようにしました。

癖になって、しかも直らないのであれば違う癖で上書きだ! という作戦です。
この作戦は今のところ非常にうまくいっており、別の癖に対しても非常に有効でした。



ケツの位置の重要性も然ることながら、時には自分の走行を客観的に確認する事が大事な事だと思った次第です。
なお、ライディングフォームの確認だけなら、センタースタンド等で車体を水平にし、カメラ(スマホ)でタイマー撮影や動画撮影で確認可能です。


次回は…ケツポジがおかしくなった原因について、になると思います。

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